JPH01193512A - 角形煙突材の製造方法 - Google Patents

角形煙突材の製造方法

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JPH01193512A
JPH01193512A JP1866788A JP1866788A JPH01193512A JP H01193512 A JPH01193512 A JP H01193512A JP 1866788 A JP1866788 A JP 1866788A JP 1866788 A JP1866788 A JP 1866788A JP H01193512 A JPH01193512 A JP H01193512A
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JP
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resistant
layer
heat insulating
square
inorganic heat
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JP1866788A
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Toshio Okawa
大川 敏男
Katsuhiro Mochizuki
望月 克洋
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、産業上の利用分野 本発明はビルディングやマンション等内に煙突を構築す
るために供する角形煙突材の製造方法に関し、詳しくは
、発ガン物質を含まないロックウール、グラスウール、
気泡コンクリート等を主成分とした無機質断熱板の表裏
に耐火耐酸層、保護被覆層が各配された三層構造の成形
パネルに、コーナー形成用の複数個の切欠部を形成し、
構築現場で箱形成形筒に組立てることができるようにし
た角形煙突材の製造方法に関するものである。
口、従来の技術 ビルディングやマンション等の建物では、主に重油、灯
油の燃焼で発生する炭酸ガスや亜流酸ガス等の廃ガスを
有効に排出するために、共同排気用の煙突の設置が不可
欠である。
従来、この種の煙突は、断面四角形の空間に円筒形の煙
突を構築し、その煙突の煙道となる内周面に主に断熱材
および耐火耐酸処理材として石綿製品を貼着していた。
ハ0発明が解決しようとする問題点 前記の通り従来の煙突は、その煙道に石綿を主成分とし
たものが使われていることが多いが、内周面の風化現象
および劣化ならびに破損等により発ガン物質とされてい
る石綿が有害粉じんとして大気中に飛散し、大気汚染の
心配があった。
また、その煙突の形状が円筒形なので、煙道との接続部
分および灰出口のクリヌキ切断作業が困難であり、さら
に、必要容積に対して煙突を大きくする必要があり、か
つ、設置場所も限定され、しかも梱包、運送、保管時に
かさばり作業が面倒で極めて不経済であった。
さらにまた、コンクリート打設時には、大量のコンクリ
ートが必要で、煙突材の破損、亀裂が生じやすく、煙突
材が破裂する危険性もあった。
二1本発明の目的および前記の問題点を解決するための
手段 本発明は、前記のような問題点に鑑み、発ガン物質の石
綿を使用せずに安全な煙突材が製造でき、かつ、現場作
業および梱包、運送、保管が簡単便利で経済性に富み、
しかも、打設コンクリート量が少なくてすむ角形煙突材
の製造方法を提供せんとするものである。
前記の目的を達成するための手段は、ロックウール、グ
ラスウール、気泡コンクリート等の無機質断熱板1の片
面に耐火耐酸層2をその反対側に無機質断熱板lの保護
被覆層3を各形成した三層の成形パネルPを設け、該成
形パネルPをその耐火耐酸層2を内側にして折曲げ、三
角形、四角形等所定形状の箱形成形筒5を組立てるため
のコーナー形成用の切欠部4を複数箇設けたことにある
ホ1作用 ■溝4a、4b、方形溝4d等の切欠部4が施された成
形パネルPは、平板状のまま積重ねて梱包、運送、保管
が行われる。
現場に搬入された成形パネルPは、耐火耐酸層2を内面
として各切欠部4で折曲げて箱筒状となし、保護被覆層
3の継代3bを折曲げて他の面に貼着するか、金具(バ
ックル、バンド等)あるいは溶着することにより三角形
、四角形等の箱形成形筒5が形成される。
この箱形成形筒5を積重ね、その継目をバンド6により
固定し、その周囲に鉄筋篭7を編組してからリブ3aと
連結して仮枠8を組み、内部にコンクリート9を打設す
る。
へ、実施例 以下、図面に基づき本発明の角形煙突材の製造方法の実
施例を詳細に説明する。
図中の1は無機質断熱板で、例えば、鉄スラグ、ニッケ
ルスラグ、マンガンスラグ等に成分調整のために砕石、
石灰石等を加えたロックウールを主成分として、必要に
応じ若干の無機材料(発ガン物質の石綿を除く。)をセ
メントで固めたものである。
尚、この無機質断熱板1は、前記のロックウールに限ら
ず、健康上安全な無機質材、例えばグラスウールを主成
分としてセメント、砕砂、貝ガラ等を混合成型したもの
でも良い、また、この無機質断熱板としては気泡コンク
リートを使っても良い。
このような無機質断熱板1の煙道内面となる片面に耐火
耐酸モルタルを塗布した耐火耐酸層2が形成されると共
に、他面(外−面)に後述する仮枠8との接続用のリブ
3aが付設された鋼板製の保護被覆層3が継代3bを一
端に張出した状態に貼着され、三層からなる平板状の成
形パネルPが作られる。
この成形パネルPの耐火耐酸層2は、上記の耐火耐酸モ
ルタルの塗布ではなく、他の種類の耐火耐酸材の塗布若
しくは貼着でも良く、例えば、無石綿珪酸カルシウム板
、弗素樹脂シート2aやセラミックスシート等を貼着(
例えば袋貼り)したものでも良い。
また、その反対側の保護被覆層3は、鉄板に限らず、無
機質断熱板1をコンクリート打設時の側圧から保護する
ものであればアルミ板等でも良い。さらに、小型の煙突
では寒冷抄、ガラスクロス、防水紙等を無機質断熱板l
に貼着しても良い。
次いで、この成形パンルPをその耐火耐酸層2を内側に
して折曲げ所定形状の箱形成形筒5を組立てるためのコ
ーナー形成用の切欠部4を複数箇設ける。
このコーナー形成用の切欠部4は、第1.2図に示すよ
うに成形パネルPの耐火耐酸層?側から保護被覆層3だ
けを残しつ\所定の間隔を置いて■溝4aを複数筒切欠
き加工したもの、あるいは第5図に示すように耐火耐酸
層2として弗素樹脂シー)2aを使用した場合は無機質
断熱板1に前記同様の配置形状のV溝4bを切欠き加工
しその後この切欠面側に弗素樹脂シー)2aを貼着した
ものでも良い。
このとき弗素樹脂シー)2aは第5図に示すように無機
質断熱板lのV溝4bに沿って貼着しても良いが、第6
図に示すようにV溝4b部分に空所を残して平面状に貼
着しても差支えない。
尚、耐火耐酸層2として肉厚のある弗素樹脂シート2a
を使う場合は第7図に示すようにV溝4bの両側に弗素
樹脂シー)2aの逃げ溝4cを各設けるのが良い。
ところで、以上の成形パネルPはその両端が全てV溝4
a、4bと同角度に斜めカットされており、第10図お
よび第11図に示す状態に組立てられるが、第8図に示
すように両端が垂直にカットされると共に直角に折曲げ
られた琳代3b全体に至るまで弗素樹脂シート2a(あ
るいはセラミックスシート)を貼着し、第12図に示す
ように組立てることもできる。実施化に当っては後者の
手段の方がペターであるが、前者でも勿論良く、更には
■溝以外、例えば、第9図に示すように無気質断熱板l
に方形溝4dを複数箇設け、この中に耐火接着剤4eを
各充填したものを使用することもできる。
この方形溝4dは耐火耐酸R2と保護被覆層3を両面に
貼着した一枚の無気質断熱板1を側方からくり抜いて形
成しても良いが、角形煙突の各辺に相応する長さの無気
質断熱板lを複数枚用意しこれらを耐火耐酸層2と保護
被覆層3間に所定の間隔を置いて接着剤で挟着固定させ
ることにより形成しても良い。
尚、前記切欠部4の数と切欠き角度(■溝の堝合)は構
築する角形煙突の形態、例えば第9図に示すような三角
形、第10図に示すような四角形あるいは図示しないが
六角形等々に応じて異なるそして、このようにコーナー
形成用のV溝4a、4bおよび方形溝4d等の切欠部4
を設けた成形パネルPを、第10図ないし第13図に示
すように現場において内側へ折曲げて継代3bを他端外
面に溶接または接着し若しくは金具を使って固定し、三
角形、四角形等の箱形成形筒5を形成する。
本発明に係る角形煙突材は以上のような素材および工程
を経て製造される。
しかして、現場での施工は、第3.4図で示すように上
記の箱形成形筒5を適数上下に積重ねてから各接合部を
図示しないガムテープおよびバンド6で結束固定すると
共に、周囲に鉄筋篭7を編組してリブ3aと結束し、そ
の周囲に仮枠8を組んだ後にコンクリート9を打設する
ことによって完了する。
この際、第14図で示すように各箱形成形筒5の上下両
端に係合用の突部5aと凹部5bを形成すれば、上下積
重ね時の固定が一層堅固なものとなる。
尚、前記成形パネルPの保護被覆層3を鋼板製とし、そ
の鋼板製保護被覆層3を外側に配して箱形成形筒5を形
成し、第10.11図で示すように四隅にL型鋼10で
溶接固定させることにより鋼製煙突ユニットとし、これ
を現場に搬入して建込んでも良い。
ト0発明の効果 以上のように本発明に係る角形煙突材の製造方法は、発
ガン物質が含まれていないロックウール、グラスウール
または気泡コンクリート等を主成分とする無機質断熱板
lを主体として使用するので、製造中および使用中に有
害粉じんが飛散せず大気汚染の心配が全くない。
また、構築する角形煙突のサイズ、形状に合せて、予め
工場でカッティングおよびV溝4a、4b、方形溝40
等の切欠き加工ができるので、種々のサイズ、形状の角
形煙突構築用のものが安価に提供できると共に、平板状
で保管および現場への搬送ができ取扱いが極めて容易で
ある。
更に、構築する煙突の形状が角形なので、建物内での面
積、容積の効率が良く、コンクリートの打設量が少なく
てすみ経済的である。
更にまた、外側に保護被覆層3として鋼板、アルミニウ
ム板等が施されているので、材料全体の強度が保たれ、
加えてユニット化することにより鋼製煙突材としても使
用することができる等数々の実用的、経済的効果がある
尚、耐火性に優れているのでパイプシャフト等の内壁材
としても使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る角形煙突材の製造工程図、第2図
は成形パネルPの平面図、第3図は箱形成形筒5の積重
ねた状態の部分正面図、第4図は現場での施工状態を示
す平面図、第5図ないし第9図は他の実施例の成形パネ
ルPの平面図、第10図は三角形の箱形成形筒5の平面
図、第11図は四隅をL型鋼10で溶着した四角形の箱
形成形筒5の平面図、第12図は第8図に示す成形パネ
ルPを使った箱形成形筒5の平面図、第13図は第9図
に示す成形パネルPを使った箱形成形筒5の平面図、第
14図は箱形成形筒5の他側の断面図である。 図中主要符号 P・・・成形パネル 1・・φ無機質断熱板2・・令耐
火耐酸層 3・・・保護被覆層4番・・切欠部   5
争・・箱形成形筒J」 C)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ロックウール、グラスウール、気泡コンクリート
    等の無機質断熱板1の片面に耐火耐酸層2をその反対側
    に無機質断熱板1の保護被覆層3を各形成した三層の成
    形パネルPを設け、該成形パネルPをその耐火耐酸層2
    を内側にして折曲げ、三角形、四角形等所定形状の箱形
    成形筒5を組立てるためのコーナー形成用の切欠部4を
    複数箇設けたことを特徴とする角形煙突材の製造方法。
  2. (2)無機質断熱板1の片面に、耐火耐酸モルタルを塗
    布して耐火耐酸層2を形成したことを特徴とする特許請
    求の範囲第(1)項記載の角形煙突材の製造方法。
  3. (3)無機質断熱板1の片面に、耐火耐酸性の無石綿硅
    酸カルシウム板を貼着して耐火耐酸層2を形成したこと
    を特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の角形煙突
    材の製造方法。
  4. (4)無機質断熱板1の片面に、弗素樹脂シート2a若
    しくはセラミックスシートを貼着して耐火耐酸層2を形
    成したことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載
    の角形煙突材の製造方法。
  5. (5)無機質断熱板1の他面に、寒冷抄、防水紙、アル
    ミニウム板、鋼板の何れかを貼着して保護被覆層3を形
    成し、その保護被覆層3の外面適所にリブ3aを付設す
    ること特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の角形
    煙突材の製造方法。
  6. (6)保護被覆層3の一部を無機質断熱板1より張出さ
    せて継代3bを形成したことを特徴とする特許請求の範
    囲第(1)項記載の角形煙突材の製造方法。
  7. (7)コーナー形成用の切欠部4をV溝4a、4bとし
    たことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の角
    形煙突材の製造方法。
  8. (8)コーナー形成用の切欠部4を方形溝4dとしたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の角形煙
    突材の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0732465A1 (en) * 1995-03-17 1996-09-18 Grünzweig + Hartmann AG A chimney insulating element
KR100618672B1 (ko) * 2000-11-24 2006-09-06 비오이 하이디스 테크놀로지 주식회사 액정표시모듈의 베젤구조
CN105753500A (zh) * 2016-03-09 2016-07-13 苏州莱特复合材料有限公司 一种电解锰渣多孔陶瓷材料的制备方法

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