JPH011934A - 油漏れ検知センサ - Google Patents
油漏れ検知センサInfo
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- JPH011934A JPH011934A JP62-156937A JP15693787A JPH011934A JP H011934 A JPH011934 A JP H011934A JP 15693787 A JP15693787 A JP 15693787A JP H011934 A JPH011934 A JP H011934A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
この発明は、例えば石油コンビナート、石油パイプライ
ン、石油貯蔵タンクなどの可燃性物質を取り扱う場所な
どに配設され、このような場所における油漏洩事故を正
確にかつ迅速に検知できる油漏れ検知センサに関する。
ン、石油貯蔵タンクなどの可燃性物質を取り扱う場所な
どに配設され、このような場所における油漏洩事故を正
確にかつ迅速に検知できる油漏れ検知センサに関する。
「従来の技術とその問題点」
従来、この種の油漏れ検知センサとしては、油漏れを電
気的に検知する電気方式の検知センサが多く用いられて
いる。しかし、このような電気方式による油漏れ検知セ
ンサは、電線を可燃性物質の漏洩する可能性のある場所
に配線しなければならないために、防爆等の安全性に対
して十分注意して取り扱わなければならず、安全・保守
の面における技術的困難が常に伴う欠点があった。
気的に検知する電気方式の検知センサが多く用いられて
いる。しかし、このような電気方式による油漏れ検知セ
ンサは、電線を可燃性物質の漏洩する可能性のある場所
に配線しなければならないために、防爆等の安全性に対
して十分注意して取り扱わなければならず、安全・保守
の面における技術的困難が常に伴う欠点があった。
一方、光ファイバを用い、その伝送損失から油漏れを検
知するものとして、例えば特公昭61−56453号公
報記載のものもある。しかし、この光ファイバを用いた
従来の油漏れ検知センサは、予め光ファイバにマイクロ
ベンディングを付与しているために、初期状態における
光ファイバの伝送損失が非常に大きく、遠距離に亙って
油類の検知を行なうことは困難であった。また、マイク
ロベンディングを発生させるように光ファイバに外力を
常に与えているため、光フアイバ自身にはその外力に対
応する応力が加わっており、これによって光ファイバが
非常に破断しゃずいという問題かあった。
知するものとして、例えば特公昭61−56453号公
報記載のものもある。しかし、この光ファイバを用いた
従来の油漏れ検知センサは、予め光ファイバにマイクロ
ベンディングを付与しているために、初期状態における
光ファイバの伝送損失が非常に大きく、遠距離に亙って
油類の検知を行なうことは困難であった。また、マイク
ロベンディングを発生させるように光ファイバに外力を
常に与えているため、光フアイバ自身にはその外力に対
応する応力が加わっており、これによって光ファイバが
非常に破断しゃずいという問題かあった。
この発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、防
爆性等に対する安全性が高く、油類の漏洩箇所を正確に
かつ迅速に検知することかできる浦漏れ検知センサの提
供を目的としている。
爆性等に対する安全性が高く、油類の漏洩箇所を正確に
かつ迅速に検知することかできる浦漏れ検知センサの提
供を目的としている。
「問題点を解決するだめの手段 ]
この発明は、光ファイバと、この光ファイバに添設され
たテンションメンバと、これら光ファイバおよびテンノ
ヨンメンバの全周に被覆され、石油なとの油類を吸収し
て体積膨張する油吸収膨張材と、この油吸収膨張材の外
側に設けられ、油吸収膨張材の体積膨張を抑制するとと
もに、外部にある油類を油吸収膨張材に導く膨張抑制材
とを備えてなり、上記光ファイバを上記油吸収膨張材の
中心から偏心さけて配置して、油漏れ検知センサを構成
したことを問題解決の手段とした。
たテンションメンバと、これら光ファイバおよびテンノ
ヨンメンバの全周に被覆され、石油なとの油類を吸収し
て体積膨張する油吸収膨張材と、この油吸収膨張材の外
側に設けられ、油吸収膨張材の体積膨張を抑制するとと
もに、外部にある油類を油吸収膨張材に導く膨張抑制材
とを備えてなり、上記光ファイバを上記油吸収膨張材の
中心から偏心さけて配置して、油漏れ検知センサを構成
したことを問題解決の手段とした。
「作用」
この発明の浦漏れ検知センサにあっては、上記のような
構成としたことにより、次のような作用を奏ケる。
構成としたことにより、次のような作用を奏ケる。
tなわち、油漏れ8JX故に際し、油吸収膨張材の油類
浸透部分近傍が油類を吸収して体積膨張を起こすが、膨
張抑制材か当接した部分ではこの体積膨張が押さえ込ま
れる。この押さえ込みにより光ファイバに側圧が加わり
、光ファイバにマイクロヘンディングなどの曲がりか′
発生情る。よって、この光ファイバに生じたマイクロヘ
ンディングによる伝送先の損失増加を、光ファイバの入
力端から入射した光の後方散乱光などの反射光を測定す
ることによって検知し、浦漏れ事故の発生およびその発
生位置を正確にかつ迅速に検知できる。
浸透部分近傍が油類を吸収して体積膨張を起こすが、膨
張抑制材か当接した部分ではこの体積膨張が押さえ込ま
れる。この押さえ込みにより光ファイバに側圧が加わり
、光ファイバにマイクロヘンディングなどの曲がりか′
発生情る。よって、この光ファイバに生じたマイクロヘ
ンディングによる伝送先の損失増加を、光ファイバの入
力端から入射した光の後方散乱光などの反射光を測定す
ることによって検知し、浦漏れ事故の発生およびその発
生位置を正確にかつ迅速に検知できる。
「実施例J
以下、図面を参照してこの発明の詳細な説明する。
第1図はこの発明の第1実施例を示す図であって、図中
符号Iは、浦漏れ検知センサ(以下、センサと略記する
)である。ごのセンサlは、光ファイバ2と、この光フ
ァイバ2に添設されたテンノヨンメンバ3と、これら光
ファイバ2およびテンションメンバ3の全周に被覆され
た油吸収膨張材(以下、膨張材と略記する)4と、この
膨張材4の外側に設けられた膨張抑制材5とを備えてな
る乙のである。膨張材4の中心にはテンションメンバ3
が配置されており、光ファイバ2は膨張材4の中心から
テンションメンバ3の分だけ偏心した状態で配置されて
いる。
符号Iは、浦漏れ検知センサ(以下、センサと略記する
)である。ごのセンサlは、光ファイバ2と、この光フ
ァイバ2に添設されたテンノヨンメンバ3と、これら光
ファイバ2およびテンションメンバ3の全周に被覆され
た油吸収膨張材(以下、膨張材と略記する)4と、この
膨張材4の外側に設けられた膨張抑制材5とを備えてな
る乙のである。膨張材4の中心にはテンションメンバ3
が配置されており、光ファイバ2は膨張材4の中心から
テンションメンバ3の分だけ偏心した状態で配置されて
いる。
上記光ファイバ2には、石英系ガラスファイバ、多成分
系ガラスファイバあるいはプラスチックファイバが使用
され、この光ファイバ裸線に、熱硬化性ンリコン、ウレ
タン、紫外線硬化型ポリマ等を+、1F4とする一層あ
るいは二層以上の被覆を施し/こ光フアイバ素線が好適
に使用される。また、この光ファイバ2としては、通常
の通信用に用いられる低損失光ファイバを使用すること
が特に好ましい。なお、第1図に示すセンサIでは1本
の光ファイバ2を備えて構成されているか、互いに接触
しないようにして2本以上の光ファイバ2を配置しても
良い。
系ガラスファイバあるいはプラスチックファイバが使用
され、この光ファイバ裸線に、熱硬化性ンリコン、ウレ
タン、紫外線硬化型ポリマ等を+、1F4とする一層あ
るいは二層以上の被覆を施し/こ光フアイバ素線が好適
に使用される。また、この光ファイバ2としては、通常
の通信用に用いられる低損失光ファイバを使用すること
が特に好ましい。なお、第1図に示すセンサIでは1本
の光ファイバ2を備えて構成されているか、互いに接触
しないようにして2本以上の光ファイバ2を配置しても
良い。
上記テンションメンバ3は、鋼線、ガラス繊維あるいは
芳香族ポリアミド繊維などの高張力細線を束ねたものな
どが使用される。このテンションメンバ3の外径寸法は
、光ファイバ2の外径寸法と同じかあるいはそれよりも
細いものが特に好適に使用される。
芳香族ポリアミド繊維などの高張力細線を束ねたものな
どが使用される。このテンションメンバ3の外径寸法は
、光ファイバ2の外径寸法と同じかあるいはそれよりも
細いものが特に好適に使用される。
上記膨張材4は、石油類などの油類を効率よく吸収し、
体積膨張を起こす性質を存するゴム、プラスチック、エ
ラストマーなどが使用される。この膨張材4として好適
に使用される(材料を例示すると、エチレンプロピレン
ゴム(EPゴム)等のエチレン−オレフィン系化合物、
スチレン−エチレン−ブチレン−スチレン(SEBS)
化合物、エチレン−エチルアクリレート、エチレン−ビ
ニルアセテートなどの化合物である。また、上記EPゴ
ムなどでは、架橋度を調整し、カーボンブラック等を混
入して、更に油類による膨張度の大きいしのとすること
により、ガに良好な材料とすることかできる。
体積膨張を起こす性質を存するゴム、プラスチック、エ
ラストマーなどが使用される。この膨張材4として好適
に使用される(材料を例示すると、エチレンプロピレン
ゴム(EPゴム)等のエチレン−オレフィン系化合物、
スチレン−エチレン−ブチレン−スチレン(SEBS)
化合物、エチレン−エチルアクリレート、エチレン−ビ
ニルアセテートなどの化合物である。また、上記EPゴ
ムなどでは、架橋度を調整し、カーボンブラック等を混
入して、更に油類による膨張度の大きいしのとすること
により、ガに良好な材料とすることかできる。
上記の膨張抑制材5は、油類の浸透時に膨張性がなく、
かつ膨張材4の体積膨張により切断されない程度の張力
を存した糸状のものが使用され、例えば硬質プラスチッ
クを材料としたものか好適に使用される。また、この膨
張抑制材5は、第2図に示すように膨張材4の表面に一
定のピッチで巻回しても良く、第3図に示すように織組
状にして設けて良く、また第4図に示すように網目状に
して配設しても良い。
かつ膨張材4の体積膨張により切断されない程度の張力
を存した糸状のものが使用され、例えば硬質プラスチッ
クを材料としたものか好適に使用される。また、この膨
張抑制材5は、第2図に示すように膨張材4の表面に一
定のピッチで巻回しても良く、第3図に示すように織組
状にして設けて良く、また第4図に示すように網目状に
して配設しても良い。
次に、このような構成によるセンサlの製造方法の一例
を説明する。まず、所定の内外径およびモードをaする
長尺の光フアイバ素線あるいは光ファイバ裸線など光フ
ァイバ2と、テンションメンバ3を接触させた状態で平
行に並べて保持し、これら光ファイバ2およびテンショ
ンメンバ3の上に、所定の膜厚の膨張材4を被覆する。
を説明する。まず、所定の内外径およびモードをaする
長尺の光フアイバ素線あるいは光ファイバ裸線など光フ
ァイバ2と、テンションメンバ3を接触させた状態で平
行に並べて保持し、これら光ファイバ2およびテンショ
ンメンバ3の上に、所定の膜厚の膨張材4を被覆する。
光ファイバ2およびテンションメンバ3上に膨張材4を
被覆する方法としては、溶融押出被覆法などが好適に用
いられる。また、このとき膨張It4の中心にテンショ
ンメンバ3が位置するように光ファイバ2およびテンシ
ョンメンバ3の位置を調整しておく。次いで、この膨張
材4上に、糸状の膨張抑制材5を一定のピッチで巻回す
る。この巻回操作は、電線や光ファイバ等に被覆用の糸
を任意のピッチで巻き付けろ巻回装置などを使用して行
なうことができる。以上の操作により目的とするセンサ
1を得る。
被覆する方法としては、溶融押出被覆法などが好適に用
いられる。また、このとき膨張It4の中心にテンショ
ンメンバ3が位置するように光ファイバ2およびテンシ
ョンメンバ3の位置を調整しておく。次いで、この膨張
材4上に、糸状の膨張抑制材5を一定のピッチで巻回す
る。この巻回操作は、電線や光ファイバ等に被覆用の糸
を任意のピッチで巻き付けろ巻回装置などを使用して行
なうことができる。以上の操作により目的とするセンサ
1を得る。
このように構成されたセンサ1は、次のようにして油漏
れ事故の発生を検知する。まず、センサ1の設置場所に
油類の漏洩事故が起こり、油類が膨張抑制材5を通過し
て膨張材4に吸収される。
れ事故の発生を検知する。まず、センサ1の設置場所に
油類の漏洩事故が起こり、油類が膨張抑制材5を通過し
て膨張材4に吸収される。
油類を吸収した膨張材4は体積膨張を起こすが、膨張抑
制材5が巻回されているために、この膨張抑制材5に当
接した部分の体積膨張は押さえ込まれる。これによりセ
ンサ1の中心から偏心して配置された光ファイバ2は、
膨張抑制材5の押さえ込みに応じて押し曲げられ、油漏
れ事故の発生部分にマイクロベンディングか発生する。
制材5が巻回されているために、この膨張抑制材5に当
接した部分の体積膨張は押さえ込まれる。これによりセ
ンサ1の中心から偏心して配置された光ファイバ2は、
膨張抑制材5の押さえ込みに応じて押し曲げられ、油漏
れ事故の発生部分にマイクロベンディングか発生する。
このマイクロベンディングが発生した部分では、光フア
イバ2中を伝送される伝送光の伝送損失が太きくなるの
で、この損失増加を検知することにより油類の漏洩事故
の発生を検知することができる。
イバ2中を伝送される伝送光の伝送損失が太きくなるの
で、この損失増加を検知することにより油類の漏洩事故
の発生を検知することができる。
光フアイバ2中を伝送される伝送光の伝送損失を測定す
る方法としては、第5図に示すようにセンサ■中の光フ
ァイバ2の一端に光源を接続するとともに、他端に受光
器を接続し、この受光器に入射される光の強度をモニタ
ーする方法や、第6図に示すように、センサ1中の光フ
ァイバ2の一端に伝送損失検知装置6を接続して、光フ
ァイバ2のマイクロベンディング発生箇所を検出する方
法などが使用される。
る方法としては、第5図に示すようにセンサ■中の光フ
ァイバ2の一端に光源を接続するとともに、他端に受光
器を接続し、この受光器に入射される光の強度をモニタ
ーする方法や、第6図に示すように、センサ1中の光フ
ァイバ2の一端に伝送損失検知装置6を接続して、光フ
ァイバ2のマイクロベンディング発生箇所を検出する方
法などが使用される。
第7図はこのような伝送損失検知装置6の一例を示す図
であって、この伝送損失検知装置゛6は、センサ!中の
光ファイバ2の入力端から光パルスを入射するパルス発
生器7とLD(レーザーダイオード)やLED(発光ダ
イオード)等の発光素子8とからなる発光611J9と
、光ファイバ2から後方散乱光などの反射光パルスを受
光するAPD(アバランンエフすトダイオード)等の受
光素子を有する光検出部10と、発光部9からの光パル
スとセンサ!中の光ファイバ2からの反射光パルスとの
流れを制御する光方向性結合器11と、上記の光検出部
tOで受光された反射光パルスの時間的な遅れを演算処
理する演算部12と、この処理結果を表示する表示部I
3とからなるものである。
であって、この伝送損失検知装置゛6は、センサ!中の
光ファイバ2の入力端から光パルスを入射するパルス発
生器7とLD(レーザーダイオード)やLED(発光ダ
イオード)等の発光素子8とからなる発光611J9と
、光ファイバ2から後方散乱光などの反射光パルスを受
光するAPD(アバランンエフすトダイオード)等の受
光素子を有する光検出部10と、発光部9からの光パル
スとセンサ!中の光ファイバ2からの反射光パルスとの
流れを制御する光方向性結合器11と、上記の光検出部
tOで受光された反射光パルスの時間的な遅れを演算処
理する演算部12と、この処理結果を表示する表示部I
3とからなるものである。
次に、このような構成からなる油漏れ検知システムの稼
動方法を説明する。例えば第7図の図中Xで示す区域に
油類の漏洩事故が発生した場合、このX区域内に配設さ
れたセンサ1の膨張材4に油類が浸透し、X区域内にあ
る膨張材4は、油類を吸収して体積膨張を起こ4t I
/<、この膨張材4の表面には糸状の膨張抑制材5が巻
回されているために、この膨張抑制け5が当接した部分
の体積膨張は押さえ込まれる。これによりセンサ1の中
心から偏心して配置された光ファイバ2は、膨張抑制材
5の押さえ込みに応じて押し曲げられ、X区域内にある
光ファイバ2にはマイクロベンディングが発生する。そ
して、この光ファイバ2の曲がりによる伝送光の損失増
加を伝送損失検知装置6により、光ファイバ2の入力端
に戻る後方散乱光などの反射光パルスの時間的な遅れや
受光レベルの変化に基づいて検知する。そして、伝送損
失検知装置6の演算部12で反射光パルスの測定データ
を解析して光ファイバ2の入力端からの浦漏れ発生位置
間での距離を割り出す。ついてこのデータを表示部13
に表示することによってX区域の油類の漏洩事故を検知
することかできる。
動方法を説明する。例えば第7図の図中Xで示す区域に
油類の漏洩事故が発生した場合、このX区域内に配設さ
れたセンサ1の膨張材4に油類が浸透し、X区域内にあ
る膨張材4は、油類を吸収して体積膨張を起こ4t I
/<、この膨張材4の表面には糸状の膨張抑制材5が巻
回されているために、この膨張抑制け5が当接した部分
の体積膨張は押さえ込まれる。これによりセンサ1の中
心から偏心して配置された光ファイバ2は、膨張抑制材
5の押さえ込みに応じて押し曲げられ、X区域内にある
光ファイバ2にはマイクロベンディングが発生する。そ
して、この光ファイバ2の曲がりによる伝送光の損失増
加を伝送損失検知装置6により、光ファイバ2の入力端
に戻る後方散乱光などの反射光パルスの時間的な遅れや
受光レベルの変化に基づいて検知する。そして、伝送損
失検知装置6の演算部12で反射光パルスの測定データ
を解析して光ファイバ2の入力端からの浦漏れ発生位置
間での距離を割り出す。ついてこのデータを表示部13
に表示することによってX区域の油類の漏洩事故を検知
することかできる。
次に、この油類の漏洩事故発生に伴い、直ちにX区域の
漏洩事故に対する対応措置を施す。
漏洩事故に対する対応措置を施す。
この上うな浦漏れ検知システムにあっては、伝送損失検
知装置6の表示部13の位置において、X区域などセン
サ1を予め配設しておいたパイプラインや貯蔵タンクな
どでの浦漏れ事故を正確にかつ迅速に検知することが可
能である。
知装置6の表示部13の位置において、X区域などセン
サ1を予め配設しておいたパイプラインや貯蔵タンクな
どでの浦漏れ事故を正確にかつ迅速に検知することが可
能である。
また、このセンサ1は、光ファイバ2にテンノヨンメン
バ3を添設し、光ファイバ2およびテンションメンバ3
の全周に、石油類などの油類を吸収して体積膨張する膨
張材4を被覆し、この膨張材4上に膨張抑制材5を設け
て構成され、油類の浸透により膨張材4が膨張し、膨張
抑制材5かこの体積膨張を部分的に抑制して光ファイバ
2に側圧を与えて光ファイバ2にマイクロベンゾインク
などの曲がりを発生さけ、光ファイバ2の伝送損失を増
加させることをMj類の漏洩検知手段としたので、光フ
ァイバ2の全線に亙っての油類の漏洩検知が可能となり
、また伝送光の損失増加を測定することにより検知を行
なうので、極めて高感度で油類の漏洩を検知することが
できる。また、光ファイバ2として通常の通信用として
用いられているようなグレーデッドインデックス、ステ
ップインデックス、シングルモードのような低損失な光
ファイバを用いることにより、長距離の布設が可能とな
り、長距離パイプラインなどにおける油類の漏洩検知に
も適用させることができる。
バ3を添設し、光ファイバ2およびテンションメンバ3
の全周に、石油類などの油類を吸収して体積膨張する膨
張材4を被覆し、この膨張材4上に膨張抑制材5を設け
て構成され、油類の浸透により膨張材4が膨張し、膨張
抑制材5かこの体積膨張を部分的に抑制して光ファイバ
2に側圧を与えて光ファイバ2にマイクロベンゾインク
などの曲がりを発生さけ、光ファイバ2の伝送損失を増
加させることをMj類の漏洩検知手段としたので、光フ
ァイバ2の全線に亙っての油類の漏洩検知が可能となり
、また伝送光の損失増加を測定することにより検知を行
なうので、極めて高感度で油類の漏洩を検知することが
できる。また、光ファイバ2として通常の通信用として
用いられているようなグレーデッドインデックス、ステ
ップインデックス、シングルモードのような低損失な光
ファイバを用いることにより、長距離の布設が可能とな
り、長距離パイプラインなどにおける油類の漏洩検知に
も適用させることができる。
また、光ファイバ2にテンションメンバ3を添設したの
で、膨張材4を被覆した後の光ファイバ2の損失増加(
初期損失)を小さくすることかでさ、また、温度変化等
により膨張け4か伸縮した場合の影響を減少させること
ができるため、温度変化等の環境変化に対する耐性を向
上させることができる。更に、センサlに張力を受けた
場合にも、テンションメンバ3がある程度の張力を分担
するために、光ファイバ2の抗張力を高め、光ファイバ
2の破断を生じ難くすることができる。
で、膨張材4を被覆した後の光ファイバ2の損失増加(
初期損失)を小さくすることかでさ、また、温度変化等
により膨張け4か伸縮した場合の影響を減少させること
ができるため、温度変化等の環境変化に対する耐性を向
上させることができる。更に、センサlに張力を受けた
場合にも、テンションメンバ3がある程度の張力を分担
するために、光ファイバ2の抗張力を高め、光ファイバ
2の破断を生じ難くすることができる。
また、光ファイバ2を膨張材4の中心から偏心させて配
置したので、膨張材4の体積膨張時に光ファイバ2の曲
がりが大きくなり、油類検知の感度を高めることができ
る。
置したので、膨張材4の体積膨張時に光ファイバ2の曲
がりが大きくなり、油類検知の感度を高めることができ
る。
第8図はこの発明の第2実施例を示す図である。
先の例によるセンサ1は、膨張材4の中心にテンション
メンバ3を配置シ、光ファイバ2を膨張材4の中心から
偏心させて配置した構成であったが、この例のセンサ1
4は、光ファイバ2とテンションメンバ3の両方を膨張
材4の中心から偏心させて配置した構成になっている。
メンバ3を配置シ、光ファイバ2を膨張材4の中心から
偏心させて配置した構成であったが、この例のセンサ1
4は、光ファイバ2とテンションメンバ3の両方を膨張
材4の中心から偏心させて配置した構成になっている。
この例によるセンサ14は、先の例のセンサ1と同様の
効果か得られる他、膨張材4の中心から光ファイバ2を
更に偏心させて配置したので、油類検知の感度を更に向
上さU′ることかできる。
効果か得られる他、膨張材4の中心から光ファイバ2を
更に偏心させて配置したので、油類検知の感度を更に向
上さU′ることかできる。
第9図ないし第11図はこの発明の第3実施例を示す図
である。先の第1実施例によるセンサlでは、光ファイ
バ2とテンションメンバ3とを平行に並べた状態で配置
したが、この例によるセンサ15は、第10図に示すよ
うに、テンションメンバ3を中心として、このテンショ
ンメンバ3に6本の光ファイバ2を撚り合わせて6芯の
光フアイバユニットとし、このユニットの外側に膨張材
4を被覆し、この膨張材4の表面に糸状の膨張抑制材5
を巻回して構成されている。テンノヨンメンバ3は膨張
材4の中心に位置しており、光ファイバ2は膨張材4の
中心から偏心して配置されている。また、テンションメ
ンバ3に撚り合わされる6芯の光ファイバ2は、6本全
部が光ファイバ2であっても良く、光ファイバ2とダミ
ー線を組み合わせて使用してら良い。したがって、光フ
ァイバ2の本数は1〜6本の間で選択することかできる
。そして光ファイバ2を多芯にて用いる場合、例えば6
芯で用いればI芯のものに比較して6倍の確実性をもっ
て油類の検知を行なうことかできる。
である。先の第1実施例によるセンサlでは、光ファイ
バ2とテンションメンバ3とを平行に並べた状態で配置
したが、この例によるセンサ15は、第10図に示すよ
うに、テンションメンバ3を中心として、このテンショ
ンメンバ3に6本の光ファイバ2を撚り合わせて6芯の
光フアイバユニットとし、このユニットの外側に膨張材
4を被覆し、この膨張材4の表面に糸状の膨張抑制材5
を巻回して構成されている。テンノヨンメンバ3は膨張
材4の中心に位置しており、光ファイバ2は膨張材4の
中心から偏心して配置されている。また、テンションメ
ンバ3に撚り合わされる6芯の光ファイバ2は、6本全
部が光ファイバ2であっても良く、光ファイバ2とダミ
ー線を組み合わせて使用してら良い。したがって、光フ
ァイバ2の本数は1〜6本の間で選択することかできる
。そして光ファイバ2を多芯にて用いる場合、例えば6
芯で用いればI芯のものに比較して6倍の確実性をもっ
て油類の検知を行なうことかできる。
なお、上記6芯の光フアイバユニットの表面には、直接
膨張材4を被覆しても良いが、例えば軟質のシリコーン
ゴム、コンパウンド等の材料で」二記ユニットを被覆し
、6芯の光フアイバユニットを予め固定しておくと、こ
のユニットの外側に膨張材4を被覆した後にも損失値(
即ち、初期損失)の上昇を小さくすることができる効果
がある。また、このセンサ15では、第11図に示すよ
うに、膨張材4表面に、糸状の膨張抑制材5を一定のピ
ッチで巻回した構成としたが、膨張抑制材5の配設方法
としては、膨張抑制材5を一定のピッチで巻回する他に
、前述の第3図および第4図に示すように、織組状とし
たり、或いは網目状として配設しても良い。
膨張材4を被覆しても良いが、例えば軟質のシリコーン
ゴム、コンパウンド等の材料で」二記ユニットを被覆し
、6芯の光フアイバユニットを予め固定しておくと、こ
のユニットの外側に膨張材4を被覆した後にも損失値(
即ち、初期損失)の上昇を小さくすることができる効果
がある。また、このセンサ15では、第11図に示すよ
うに、膨張材4表面に、糸状の膨張抑制材5を一定のピ
ッチで巻回した構成としたが、膨張抑制材5の配設方法
としては、膨張抑制材5を一定のピッチで巻回する他に
、前述の第3図および第4図に示すように、織組状とし
たり、或いは網目状として配設しても良い。
この例によるセンサ15は、先の第1実施例によるセン
サlと同様の効果が得られる他、テンションメンバ3を
中心として少なくとも1本の光ファイバ2を備えた6芯
を撚り合わせ、6芯の光フアイバユニットとしたので、
先の第1実施例のものよりも光ファイバ2の破損を生じ
難くすることができる。また、温度変化などにより膨張
材4が伸縮した場合でも、光ファイバ2の伝送損失に与
える影響を更に減少さ仕ることができ、温度変化などの
環境変化に対する耐性を一層向上させることができる。
サlと同様の効果が得られる他、テンションメンバ3を
中心として少なくとも1本の光ファイバ2を備えた6芯
を撚り合わせ、6芯の光フアイバユニットとしたので、
先の第1実施例のものよりも光ファイバ2の破損を生じ
難くすることができる。また、温度変化などにより膨張
材4が伸縮した場合でも、光ファイバ2の伝送損失に与
える影響を更に減少さ仕ることができ、温度変化などの
環境変化に対する耐性を一層向上させることができる。
「実験例 !」
光ファイバとして、コア径50μm1 クラツド径12
5μ11比屈折率差1.0%の石英系のグレーデッドイ
ンデックス形マルチモード光ファイバに、ウレタンアク
リレート被覆を施した外径0.3mmの光フアイバ素線
を用い、この素線に外径0.3mmの鋼線(テンション
メンバ)を添設し、これら素線および鋼線の全周に亙っ
て、エチレン−プロピレンゴム100重量部に対し、5
0重量部のカーボンブラックを混合してなる膨張材を、
外径が2mmとなるように被覆した。このとき、膨張材
の中心に鋼線を配置した。次に、この膨張材の表面に、
太さ0.3mi+の硬質プラスチック製の膨張抑制材を
織組状に巻回した。このときの膨張抑制材のピッチ間隔
は2,5■とした。以上の操作により、前述の第■実施
例と同様に構成されたセンサを作成した。
5μ11比屈折率差1.0%の石英系のグレーデッドイ
ンデックス形マルチモード光ファイバに、ウレタンアク
リレート被覆を施した外径0.3mmの光フアイバ素線
を用い、この素線に外径0.3mmの鋼線(テンション
メンバ)を添設し、これら素線および鋼線の全周に亙っ
て、エチレン−プロピレンゴム100重量部に対し、5
0重量部のカーボンブラックを混合してなる膨張材を、
外径が2mmとなるように被覆した。このとき、膨張材
の中心に鋼線を配置した。次に、この膨張材の表面に、
太さ0.3mi+の硬質プラスチック製の膨張抑制材を
織組状に巻回した。このときの膨張抑制材のピッチ間隔
は2,5■とした。以上の操作により、前述の第■実施
例と同様に構成されたセンサを作成した。
このようにして作成された全長2000mのセンサを用
い、第12図に示すようにその一部をガソリン中に浸漬
し、この伝送損失の増加を伝送損失検知装置で測定した
。伝送損失検知装置としては後方散乱損失測定装置(O
T D Rと略記する)を(重用した。
い、第12図に示すようにその一部をガソリン中に浸漬
し、この伝送損失の増加を伝送損失検知装置で測定した
。伝送損失検知装置としては後方散乱損失測定装置(O
T D Rと略記する)を(重用した。
伝送損失の測定は、センサの一端Aの光ファイバを0T
DRに接続し、このAから1500111離間した位置
Bに30cmのガソリン浸漬部分りを設け、センサの他
端Cをパワーメータに接続して、ガソリン浸漬開始から
の損失増加を0TDRで測定して行なった。0TDRは
、1.3μm帯の光波長を用いた。また、このセンサの
初期伝送損失は、0.73 dB/Kn+であった。
DRに接続し、このAから1500111離間した位置
Bに30cmのガソリン浸漬部分りを設け、センサの他
端Cをパワーメータに接続して、ガソリン浸漬開始から
の損失増加を0TDRで測定して行なった。0TDRは
、1.3μm帯の光波長を用いた。また、このセンサの
初期伝送損失は、0.73 dB/Kn+であった。
この結果、第13図に示すように、センサの一部をガソ
リン中に浸漬させた後、10分程度までは損失増加が起
こらないが、それ以後は時間の経過とともに損失が増加
してゆき、浸漬開始から100分程度でほぼ飽和状態に
達した。このように、上記センサは、非常に感度よくか
つ迅速にガソリン等の油類の検知を行なうことができた
。また0TDRによるモニターにおいて、A点から15
00mに設けたガソリン浸漬箇所を正確に確認すること
ができた。
リン中に浸漬させた後、10分程度までは損失増加が起
こらないが、それ以後は時間の経過とともに損失が増加
してゆき、浸漬開始から100分程度でほぼ飽和状態に
達した。このように、上記センサは、非常に感度よくか
つ迅速にガソリン等の油類の検知を行なうことができた
。また0TDRによるモニターにおいて、A点から15
00mに設けたガソリン浸漬箇所を正確に確認すること
ができた。
「実験例 2」
先の実験例!で用いたものと同じ光フアイバ素線を6本
用い、外径OJmsのガラス繊維製のテンションメンバ
を中心として、6本の素線を撚り合わせて6芯のユニッ
トとした。次に、このユニットの表面をシリコーンゴム
(硬度 ショアA36)で被覆した。この被覆体の外径
は1.5ma+とじた。
用い、外径OJmsのガラス繊維製のテンションメンバ
を中心として、6本の素線を撚り合わせて6芯のユニッ
トとした。次に、このユニットの表面をシリコーンゴム
(硬度 ショアA36)で被覆した。この被覆体の外径
は1.5ma+とじた。
次にこの’WI TEi 体の表面に、エチレン−プロ
ピレンゴム100重量部にカーボンブラック100重量
部を混合してなる膨張材を、外径4ml11となるよう
に被覆した。次に、この膨張材の表面に太さ0.3mm
の硬質プラスチック製の膨張抑制材を、ピッチ間隔3m
mの一定ピッチで巻回した。以上の操作により、前述の
第3実施例と同様に構成されたセンサを作成した。
ピレンゴム100重量部にカーボンブラック100重量
部を混合してなる膨張材を、外径4ml11となるよう
に被覆した。次に、この膨張材の表面に太さ0.3mm
の硬質プラスチック製の膨張抑制材を、ピッチ間隔3m
mの一定ピッチで巻回した。以上の操作により、前述の
第3実施例と同様に構成されたセンサを作成した。
このようにして作成された全長1000mのセンサを用
い、第14図に示すように、先の実験例1とほぼ同様の
方法によって伝送損失の増加を測定した。すなわち、セ
ンサ中にある6本の光フアイバ素線の内の1本の素線を
選び、その一端Eを0TDRに接続し、このEから70
cm離間した位置Fに、30cmのガソリン浸漬部分り
を設け、センサの他端Gをパワーメータに接続して、ガ
ソリン浸漬開始からの損失増加をOT D Rで測定し
た。0TDRは1.3μm帯の光波長を用いた。また、
このセンサの初期伝送損失は、0.63 dB/Kmで
あった。
い、第14図に示すように、先の実験例1とほぼ同様の
方法によって伝送損失の増加を測定した。すなわち、セ
ンサ中にある6本の光フアイバ素線の内の1本の素線を
選び、その一端Eを0TDRに接続し、このEから70
cm離間した位置Fに、30cmのガソリン浸漬部分り
を設け、センサの他端Gをパワーメータに接続して、ガ
ソリン浸漬開始からの損失増加をOT D Rで測定し
た。0TDRは1.3μm帯の光波長を用いた。また、
このセンサの初期伝送損失は、0.63 dB/Kmで
あった。
この結果、第15図に示すように、ガソリン浸漬°開姶
から10分程度までは損失増加が起こらないが、浸漬開
始からI5分程度経過した後、時間の経過とともに光フ
ァイバの伝送損失が増加してゆき、浸漬開始から100
分程度でほぼ飽和状聾に達し、0.9 dB程度の損失
増加となった。
から10分程度までは損失増加が起こらないが、浸漬開
始からI5分程度経過した後、時間の経過とともに光フ
ァイバの伝送損失が増加してゆき、浸漬開始から100
分程度でほぼ飽和状聾に達し、0.9 dB程度の損失
増加となった。
このように、上記センサは非常に感度よくかつ迅速に油
類の検知を行なうことができた。また、0TDRによる
モニターにおいて、E点から70cm離間したガソリン
浸漬箇所を正確に確認することができた。
類の検知を行なうことができた。また、0TDRによる
モニターにおいて、E点から70cm離間したガソリン
浸漬箇所を正確に確認することができた。
「発明の効果」
以上説明したように、この発明によるセンサは、光ファ
イバと、この光ファイバに添設されたテンションメンバ
と、これら光ファイバおよびテンションメンバの全周に
被覆され、石油類などの油類を吸収して体積膨張する膨
張材と、この膨張[オの外側に設けられ、膨張材の体積
膨張を抑制するととらに、外部から浸透する油類を膨張
材に導く膨張抑制材とを備えてなり、上記光ファイバを
上記膨張材の中心から偏心させて配置して構成し、′A
I+類の浸透により膨張材が膨張し、膨張抑制材がこの
体積膨張を部分的に抑制して光ファイバにマイクロベン
ディングなどの曲がりを発生させ、光ファイバの伝送損
失を増加させることを油類の検知手段としたので、光フ
ァイバの全線に亙っての浦漏れ検知が可能となり、また
伝送光の損失増加を測定することにより油漏れ検知を行
なうので、極めて高感度で油漏れを検知することができ
る。また、光ファイバとして通常の通信用として用いら
れているような低損失な光ファイバを用いることにより
、長距離の布設が可能となり、長距離パイプラインなど
における油漏れ検知にも適用させることができる。
イバと、この光ファイバに添設されたテンションメンバ
と、これら光ファイバおよびテンションメンバの全周に
被覆され、石油類などの油類を吸収して体積膨張する膨
張材と、この膨張[オの外側に設けられ、膨張材の体積
膨張を抑制するととらに、外部から浸透する油類を膨張
材に導く膨張抑制材とを備えてなり、上記光ファイバを
上記膨張材の中心から偏心させて配置して構成し、′A
I+類の浸透により膨張材が膨張し、膨張抑制材がこの
体積膨張を部分的に抑制して光ファイバにマイクロベン
ディングなどの曲がりを発生させ、光ファイバの伝送損
失を増加させることを油類の検知手段としたので、光フ
ァイバの全線に亙っての浦漏れ検知が可能となり、また
伝送光の損失増加を測定することにより油漏れ検知を行
なうので、極めて高感度で油漏れを検知することができ
る。また、光ファイバとして通常の通信用として用いら
れているような低損失な光ファイバを用いることにより
、長距離の布設が可能となり、長距離パイプラインなど
における油漏れ検知にも適用させることができる。
また、光ファイバの損失増加を測定する手段として、0
TDRなどの伝送損失検知装置を使用することにより、
油漏れ箇所を正確に検知することができる。
TDRなどの伝送損失検知装置を使用することにより、
油漏れ箇所を正確に検知することができる。
また、光ファイバにテンソヨンメンバを添設したので、
膨張材を被覆した後の光ファイバの損失増加(初期損失
)を小さくすることができ、また、温度変化等により膨
張材が伸縮した場合の影響を減少させることができるた
め、温度変化等の環境変化に対する耐性を向上させるこ
とができる。更に、センサに張力を受けた場合にも、テ
ンションメンバがある程度の張力を分担するために、光
ファイバの抗張力を高め、光ファイバの破断を生じ錐く
することができる。
膨張材を被覆した後の光ファイバの損失増加(初期損失
)を小さくすることができ、また、温度変化等により膨
張材が伸縮した場合の影響を減少させることができるた
め、温度変化等の環境変化に対する耐性を向上させるこ
とができる。更に、センサに張力を受けた場合にも、テ
ンションメンバがある程度の張力を分担するために、光
ファイバの抗張力を高め、光ファイバの破断を生じ錐く
することができる。
また、光ファイバを膨張材の中心から偏心させて配置し
たので、膨張材の体積膨張時に光ファイバの曲がりが大
きくなり、油漏れ検知の感度を高めることができる。
たので、膨張材の体積膨張時に光ファイバの曲がりが大
きくなり、油漏れ検知の感度を高めることができる。
第1図はこの発明の第1実施例を示す図であって、セン
サの横断面図、第2図ないし第4図は第1図に示すセン
サにおける膨張抑制材の配設方法の例を説明する図であ
って、第2図は膨張抑制材の配設方法の第1例を示す側
面図、第3図は同第2例を示す側面図、第4図は同第3
例を示す側面図、第5図および第6図は第1図に示すセ
ンサを用いた油漏れ検知手段の例を示す概略構成図、第
7図は、第6図に示す浦漏れ検知手段に使用される伝送
損失測定装置を示す構成図である。 第8図はこの発明の第2実施例を示す図であって、セン
サの横断面図である。 第9図ないし第11図はこの発明の第3実施例を示す図
であって、第9図はセンサの横断面図、第1O図は第9
図に示すセンサの要部の拡大斜視図、第11図は第9図
に示すセンサの斜視図である。 第12図は第1図に示すセンサを用いて曲順の検知を実
施した実験例を説明するための図であって、実験装置の
略構成図、第13図は第12図に示す実験例の結果を説
明するための図であって、センサの浸漬時間と損失増加
の関係を示すグラフ、第14図は第9図に示すセンサを
用いて油類の検知を実施した実験例を説明するための図
であって、実験装置の概略構成図、第15図は第14図
に示す実験例の結果を説明するための図であって、セン
サの浸漬時間と損失増加の関係を示すグラフである。 !、14.15・・・センサ、2・・・光ファイバ、3
・・・テンションメンバ、4・・・膨張R,5・・・膨
張抑制材。
サの横断面図、第2図ないし第4図は第1図に示すセン
サにおける膨張抑制材の配設方法の例を説明する図であ
って、第2図は膨張抑制材の配設方法の第1例を示す側
面図、第3図は同第2例を示す側面図、第4図は同第3
例を示す側面図、第5図および第6図は第1図に示すセ
ンサを用いた油漏れ検知手段の例を示す概略構成図、第
7図は、第6図に示す浦漏れ検知手段に使用される伝送
損失測定装置を示す構成図である。 第8図はこの発明の第2実施例を示す図であって、セン
サの横断面図である。 第9図ないし第11図はこの発明の第3実施例を示す図
であって、第9図はセンサの横断面図、第1O図は第9
図に示すセンサの要部の拡大斜視図、第11図は第9図
に示すセンサの斜視図である。 第12図は第1図に示すセンサを用いて曲順の検知を実
施した実験例を説明するための図であって、実験装置の
略構成図、第13図は第12図に示す実験例の結果を説
明するための図であって、センサの浸漬時間と損失増加
の関係を示すグラフ、第14図は第9図に示すセンサを
用いて油類の検知を実施した実験例を説明するための図
であって、実験装置の概略構成図、第15図は第14図
に示す実験例の結果を説明するための図であって、セン
サの浸漬時間と損失増加の関係を示すグラフである。 !、14.15・・・センサ、2・・・光ファイバ、3
・・・テンションメンバ、4・・・膨張R,5・・・膨
張抑制材。
Claims (1)
- 光ファイバと、この光ファイバに添設されたテンショ
ンメンバと、これら光ファイバおよびテンションメンバ
の全周に被覆され、石油類などの油類を吸収して体積膨
張する油類吸収膨張材と、この油類吸収膨張材の外側に
設けられ、油類吸収膨張材の体積膨張を抑制するととも
に、外部から浸透する油類を油類吸収膨張材に、導く膨
張抑制材とを備えてなり、上記光ファイバは上記油類吸
収膨張材の中心から偏心して配置されたことを特徴とす
る油漏れ検知センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15693787A JPS641934A (en) | 1987-06-24 | 1987-06-24 | Oil leak detection sensor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15693787A JPS641934A (en) | 1987-06-24 | 1987-06-24 | Oil leak detection sensor |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH011934A true JPH011934A (ja) | 1989-01-06 |
JPS641934A JPS641934A (en) | 1989-01-06 |
Family
ID=15638607
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15693787A Pending JPS641934A (en) | 1987-06-24 | 1987-06-24 | Oil leak detection sensor |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS641934A (ja) |
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- 1987-06-24 JP JP15693787A patent/JPS641934A/ja active Pending
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