JPH0119121Y2 - - Google Patents

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JPH0119121Y2
JPH0119121Y2 JP1983163156U JP16315683U JPH0119121Y2 JP H0119121 Y2 JPH0119121 Y2 JP H0119121Y2 JP 1983163156 U JP1983163156 U JP 1983163156U JP 16315683 U JP16315683 U JP 16315683U JP H0119121 Y2 JPH0119121 Y2 JP H0119121Y2
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groove
optical fibers
optical fiber
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JP1983163156U
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  • Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)
  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は光フアイバの整列保持具の改良に関
し、特に生産性の向上が図れる光フアイバの整列
保持具を提案するものである。
光ビームにより焼付を行う写真原盤製作用の焼
付装置にあつては、該光ビームの伝送手段として
光フアイバケーブルが用いられる。光フアイバケ
ーブルは複数本の光フアイバを俵積状にして全体
の断面形状が円形になるようになしたものである
が、焼付のスキヤナー部分においては、主走査方
向に直角な方向に全光フアイバの先端部を一列に
整列せしめる必要がある。
このように複数本の光フアイバの先端部を整列
せしめるために用いる整列保持具としては、第
1,2図に示す如きものが知られている。第1図
は従来の整列保持具(以下従来品という)の正面
図、第2図はその縦断面図である。
保持具本体1は長手方向の一側端部の上部が適
長、適厚に亘つて切欠かれた段部1aを有する直
方体状のものであつて、ステンレス鋼よりなる。
保持具本体1の長手方向の他側端面(以下他側端
面側を後端側といい、段部1a形成位置側を前端
側という)から前端側に向けて段部1aに至る複
数本の光フアイバ3a,3a…挿通のための穴2
が、その軸心を保持具本体1の長手方向軸心と一
致せしめて形成されている。
穴2は本体1の後端部に形成された適長の光フ
アイバケーブル3の先端部保持用の等径部2a
と、これから前端側に向けて縮径してなるテーパ
部2bとからなつている。
段部1aの幅方向中央には長さ方向を段部1a
と同一にして適深の凹溝1bが形成されており、
その幅寸法は複数本の光フアイバ3a,3a…を
整列させるに要する幅寸法としている。該凹溝1
bはその後端側においてテーパ部2bに連なる
が、この部分は後端側に向けて下傾してあり、テ
ーパ部2bの周面に連なつている。本体1の後端
部上面の幅方向中央には等径部2aに達するメネ
ジ1cが刻設してあり、該メネジ刻設位置から前
端側に適長離隔した位置にはテーパ部2bに達す
る接着剤4注入孔1dが形成されている。
等径部2aには光フアイバケーブル3の先端部
が嵌挿してある。該先端部は前記メネジ1cに螺
入した止メネジ6により保持具本体1に対して固
定される。3a,3a…は光フアイバケーブル3
から剥出された複数本の光フアイバであつて、テ
ーパ部2b内にて幅方向に拡げて所定の順序で整
列され、その先端部は段部1aの凹溝1b内に相
互に密接させて幅方向に並列的に整列せしめて載
置されている。
押え部材5は段部1aと同幅、同長の直方本状
をなし、その下面の幅方向中央には前記凹溝1b
と嵌合すべき凸部5aが形成されている。該凸部
5aの長さ及び幅寸法は凹溝1bのそれと同一で
あり、その高さ寸法は凹溝1bの溝深さ寸法より
も僅かに小さく定められている。また、凸部5a
の後端部は凹溝1bの下側部と対称的に上方に向
けて傾斜せしめられている。押え部材5aの後端
部上面の幅方向中央には下方に貫通してなる脱気
孔5bが形成されている。押え部材5は凸部5a
を凹溝1b内に嵌合して段部1aと接合され、凹
溝1b底面と凸部5aの下面とで形成される僅か
な空間内に複数本の光フアイバ3a,3a…の先
端部を整列状態で保持する。
4はエポキシ樹脂系の接着剤であつて、注入孔
1dからテーパ部2b内に充填され複数本の光フ
アイバ3a,3a…をテーパ部2b内に固定す
る。
このような従来の整列保持具にあつては、接着
剤4の凝固のために複数本の光フアイバ3a,3
a…の各断面に発生する応力の不均一による該光
フアイバ3a,3a…のマイクロベンド損失(微
少な曲がりに起因する光伝送損失)が問題とな
る。そして、該マイクロベンド損失を低減するた
めには接着剤4の充填量を減少せしめるのが有効
である。このため従来品にあつては接着剤充填用
の穴の形状をテーパ穴としているのである。
さて、従来品にあつては保持具本体1は(押え
部材5も)耐蝕性を考慮してステンレス鋼製であ
つたため、加工製が悪くテーパ穴開け加工が難し
く、また、これに費やす時間が長く、即ち、生産
性が悪くコスト高になるという難点があつた。
本考案は斯かる事情に鑑みてなされたものであ
り、真鍮等の加工性に富む材料からなり、テーパ
穴を有するスリーブをスリーブの外径に合わせた
丸穴を有する保持具本体に内嵌する構成とするこ
とにより、マイクロベンド損失を増大させること
なく生産性の向上を図り得て、コストダウンが図
れる光フアイバの整列保持具を提供することを目
的とする。
以下本考案に係る光フアイバの整列保持具(以
下本案品という)をその実施例を示す図面に基づ
いて詳述する。第3図は本案品の正面図、第4図
はその縦断面図である。
保持具本体11は長手方向の一側端部の上部が
適長、適厚に亘つて切欠かれた段部11aを有す
る直方体状のものであつて、ステンレス鋼よりな
る。保持具本体11の長手方向の他側端面(以下
他側端面側を後端側といい段部11a形成側を前
端側という)から前端側に向けて段部11aに至
る複数本の光フアイバ13a,13a…挿通のた
めの穴12がその軸心を保持具本体11の長手方
向軸心と一致せしめて形成されている。そして、
穴12の延長上の段部上面には、穴12と同径の
半円溝12aが段部11aの1/4程度の長さに亘
つて形成されている。なお、穴12の直径は全長
に亘つて等しくなつている。
段部11aの幅方向中央には長さ方向を段部1
1aと同一にして適深の凹溝11bが形成されて
おり、その幅寸法は複数本の光フアイバ13a,
13a…を整列させるに要する幅寸法としてい
る。該凹溝11bの半円溝12aに連なる部分
は、後述する複数本の光フアイバ13a,13a
…のこの部分における折損又は応力集中を防止す
べく後端側に向けて下傾してある。本体11の後
端部上面の幅方向中央には穴12に達するメネジ
11cが刻設してあり、該メネジ刻設位置から前
端側に適長離隔した位置には穴12に達する接着
剤14注入孔11dが形成されている。
穴12にはこれと密嵌合される外径を有し、ま
た、これよりも短い長さ寸法を有し、真鍮等の加
工性に富む材料からなる複数本の光フアイバ13
a,13a…挿入用のスリーブ17が、その前端
を前記半円溝12aの前端に当接せしめて内嵌さ
れている。スリーブ17には全長に亘つて前端側
に向けて縮径してなるテーパ穴17aが外周面と
同心に形成されている。また、スリーブ17の前
記接着剤14注入孔11dと対応する位置には同
径の接着剤14注入孔17bが連設されており、
両者を通して接着剤14が注入される。また、ス
リーブ17の穴12から段部11a上に露出して
いる部分の上面中央には脱気孔17cが形成して
ある。
保持具本体11の穴12の後端部には光フアイ
バケーブル13の先端部がその先端をスリーブ1
7の後端面に当接せしめて嵌挿してある。該先端
部は前記メネジ11cに螺入した止メネジ16に
より本体11に対して固定される。
13a,13a…は光フアイバケーブル13か
ら剥出された複数本の光フアイバであつて、テー
パ穴17a内にて幅方向に拡げて所定の順序で整
列され、その先端部は段部11aの凹溝11b内
に相互に密接させて幅方向に整列せしめて載置さ
れている。
押え部材15は段部11aと同幅、同長の直方
体状をなし、下面の幅方向中央には前端側から前
記凹溝11bと嵌合すべき凸部15aが形成され
ており、その後端部は凹溝11bの下側部と対称
的に上方に向けて傾斜せしめられている。この傾
斜部に続く押え部材15の後端部には前記半円溝
12aと対称の半円溝15cが形成してあり、ま
た、スリーブ17の前記脱気孔17cと対応する
位置には同径の脱気孔15bを連設してある。凸
部15aの高さ寸法は凹溝11bの溝深さ寸法よ
りも僅かに小さく定められており、押え部材15
と段部11aとを接合させた場合に凸部15aの
下面と凹溝11bの底面との間に複数本の光フア
イバ13a,13a…の先端部を保持する。ま
た、接合された前端部の高さ寸法は保持具本体1
1の後端部の高さ寸法と同一となるようにしてあ
る。
14はエポキシ樹脂系の接着剤であつて、注入
孔11d,17bからテーパ穴17aに充填され
複数本の光フアイバ13a,13a…をテーパ穴
17a内に固定する。
而して、斯く構成された本案品にあつては、複
数本の光フアイバ13a,13a…を次の如くに
整列保持せしめる。即ち、予め光フアイバケーブ
ル13の外被及び複数本の光フアイバ13a,1
3a…自体のシースを所要長切取つて、複数本の
光フアイバ13a,13a…を適長剥出してお
く。そして、スリーブ17を本体11に内嵌した
後、複数本の光フアイバ13a,13a…の先端
部を段部11a側に突出させた状態で光フアイバ
ケーブル13の先端部を本体11の穴12に嵌め
合せ、止メネジ16を本体11に対して締付ける
ことによりケーブル13を本体11に固定する。
次に、複数本の光フアイバ13a,13a…の先
端部を凹溝11b内に所定の順序で横一列に並
べ、次いで、押え部材15の凸部15aを凹溝1
1bに嵌着させることにより、複数本の光フアイ
バ13a,13a…の先端部を整列保持すると共
に押え部材15を本体11に対して一体的に固定
する。次に、接着剤注入孔11d,17bからテ
ーパ穴17a内に接着剤14を充填し、複数本の
光フアイバ13a,13a…をスリーブ17内に
固定する。
叙上の如き本案品にあつては、テーパ穴17a
を形成された加工性に富む材料からなるスリーブ
17を保持具本体11に内嵌する構成としたもの
であるので、従来品に比して穴開け加工が容易と
なり生産性の向上が図れる。
なお、保持具本体11及び押え部材15の外径
形状については特に限定するものではなく、例え
ば第5図に示す様に全体として組み合わせた状態
で円柱状をなす様構成し、その他多角形状をなす
ように構成してもよい。
以上詳述した如く本考案に係る光フアイバの整
列保持具は、加工性に富む材料からなり、光フア
イバケーブルから剥出された複数本の光フアイバ
を挿入すべく、該光フアイバの先端側に向けて縮
径してなるテーパ穴を有し、また、該テーパ穴内
に接着剤を充填するスリーブと、前記光フアイバ
ケーブルの端部及びスリーブを収納すべき穴並び
に前記光フアイバの先端部を並列的に整列保持す
る凹溝を有する保持具本体と、前記凹溝に嵌合し
てあり、該凹溝内に整列せしめた複数本の光フア
イバの先端部を保持する凸部を有する押え部材と
を具備するものであるので、マイクロベンド損失
を増大させることなく従来品に比して大幅に加工
性の向上、即ち生産性の向上が図れてコストダウ
ンが可能となり、また、加工性の向上に伴ない従
来品より一層小径のテーパ穴の加工が可能となる
等本考案は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来品の正面図、第2図はその縦断面
図、第3図は本案品の正面図、第4図はその縦断
面図、第5図は本考案の他の実施例を示す斜視図
である。 11……保持具本体、13……光フアイバケー
ブル、13a……光フアイバ、14……接着剤、
15……押え部材、17……スリーブ、17a…
…テーパ穴。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 加工性に富む材料からなり、光フアイバケーブ
    ルから剥出された複数本の光フアイバを挿入すべ
    く、該光フアイバの先端側に向けて縮径してなる
    テーパ穴を有し、また、該テーパ穴内に接着剤を
    充填するスリーブと、 前記光フアイバケーブルの端部及びスリーブを
    収納すべき穴並びに前記複数本の光フアイバの先
    端部を並列的に整列保持する凹溝を有する保持具
    本体と、 前記凹溝に嵌合してあり、該凹溝内に整列せし
    めた複数本の光フアイバの先端部を保持する凸部
    を有する押え部材とを具備することを特徴とする
    光フアイバの整列保持具。
JP16315683U 1983-10-20 1983-10-20 光フアイバの整列保持具 Granted JPS6070803U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16315683U JPS6070803U (ja) 1983-10-20 1983-10-20 光フアイバの整列保持具

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JPS6070803U JPS6070803U (ja) 1985-05-18
JPH0119121Y2 true JPH0119121Y2 (ja) 1989-06-02

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JP16315683U Granted JPS6070803U (ja) 1983-10-20 1983-10-20 光フアイバの整列保持具

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5567714A (en) * 1978-11-15 1980-05-22 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Optical fiber connector and production thereof

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5567714A (en) * 1978-11-15 1980-05-22 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Optical fiber connector and production thereof

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JPS6070803U (ja) 1985-05-18

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