JPH01191123A - 液晶光シャッター - Google Patents

液晶光シャッター

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JPH01191123A
JPH01191123A JP1622488A JP1622488A JPH01191123A JP H01191123 A JPH01191123 A JP H01191123A JP 1622488 A JP1622488 A JP 1622488A JP 1622488 A JP1622488 A JP 1622488A JP H01191123 A JPH01191123 A JP H01191123A
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JP
Japan
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liquid crystal
shutter
optical shutter
signal
mechanical
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Pending
Application number
JP1622488A
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English (en)
Inventor
Yuzuru Sato
譲 佐藤
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔作業上の利用分野〕 本発明はカメラ用の液晶光シャッターに関する。
〔従来の技術〕
従来のラメラ用シャッターとして機械的なシャツターの
他に、より精度が高くコストの低い液晶シャッターが提
案されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
液晶シャッターの場合、TN型液晶が用いられているめ
たシャッター速度の高速化に限界がある。
なぜなら、シャッターを開く時は十分高い電圧を印加す
ることによっである程度高速化することができるが、閉
じる時は電圧を除去して液晶分子の配列を自然に初期状
態へ戻しており、この速度を高くすることは非常に困難
なためである。従って、シャッター速度は1/120ま
でしか実現できない。
そこで本発明はさらに高速のシャッター速度が得られる
液晶光シャッターを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
液晶層と前記液晶層に電圧を印加する手段と2枚の偏光
板から構成される液晶光シャッターにおいて、互いにね
じれの向きが逆のTN液晶層を2層設け、更に必要に応
じて機械式光シャッターを前記液晶層と感光体との間に
設け、前記2枚の偏光板は前記2つの液晶層に電圧が印
加されていない時(初期状態)、前記液晶光シャッター
がOFF状態となるように設置する。また、前記機械式
光シャッターを設けた場合、初期状態は液晶光シャッタ
ー、機械式光シャッターともOFF状態にあり、信号T
1をトリガーとして前記液晶光シャッターがONになり
、次に信号T2によって前記液晶光シャッターがOFF
になり、次に信号T3によって前記機械式光シャッター
がONになり、次に信号T4によって前記液晶光シャッ
ターがONになり、次に信号T5によって前記液晶光シ
ャッターがOFFになり、次に信号T6によって前記機
械式光シャッターがOFFになり、最後に信号T7によ
って前記液晶光シャッターが初期状態に戻るように前記
液晶光シャッターと前記機械式光シャッターのON、O
FFを制御する。
〔作用〕
本発明による液晶光シャッターを1眼レフカメラに応用
した場合の概略図を第1図に示す。11は液晶光シャッ
ター、12はミラー兼機械式光シャッター、I3は感光
体、14はミラー、15はレンズ系(簡略化して描いで
ある)、16は光線の進む方向である。この例では液晶
光シャッターと感光体との間に機械式シャッターが設け
られており、それはミラーとしての役割を持っている。
第2図に各シャッターのON、OFF切り換えのタイミ
ングチャートを示す。Tはトリガー信号、■1は第1の
液晶層に印加される電圧、v2は第2の液晶層に印加さ
れる電圧、Lは液晶シャッターの透過率、Mは機械式シ
ャッターの透過率、Fは感光体に届く光量である。また
、第3図(a)(b)(C)それぞれに各区間PI、P
2、P3における液晶分子配向を示す。31は第1の液
晶層、32は第2の液晶層である。
第3図(a)に示されているように、初期状態P。
では第1の液晶層の出射側の液晶分子配向方向と、第2
の液晶層の入射側の液晶分子配向方向は互いに直交して
おり、かつお互いのねじれの向きが逆の90°ツイスト
配向となっている。そのため直線偏光が第1の液晶層を
通過した時には図に示したようにだ円偏光となるが、さ
らに第2の液晶層を通過すると元の直線偏光に戻る。従
って、偏光板33と検光板34を図のように直交させて
おくと液晶シャッターの透過率は最少(■1゜)となり
、OFF状態になる。次に第2の液晶層に電圧(±■2
)を印加すると第2の液晶層の分子配向が第3図(b)
に示したように変化し、すべての分子がほぼ光の進行方
向35と平行になる。この場合、第2の液晶層に入射し
た光はその偏光状態(だ円偏光)を保ったまま通過する
ため、液晶シャッターの透過率は最大(ILI)となり
、ON状態になる。
さらに第1の液晶層にも電圧(±Vl )を印加すると
第3図(C)に示したように第1の液晶層の配向も光路
とほぼ平行になり、第1の液晶層に入射した光はその偏
光状態を保ったまま第2の液晶層から出てくるため、O
FF状態になる。
次に、液晶光シャッターと機械式光シャッターのON、
OFFスイッチのタイミングについて説明する。初期状
態は両者ともOFFであり、たとえばカメラの操作者が
シャッターボタンを少し押し下げると信号T、が発生し
て液晶光シャッターがONになる。しかし、その状態で
は第1図のように機械式シャッターによって光は光路を
曲げられて感光体には届かず、ファインダーから像を見
ることができる。そしてピントやシャッター速度を調節
した後、さらにシャッターボタンを押し下げると信号T
2が発生し、液晶光シャッターは一旦OFFになる。し
かし、この時は第2の液晶層の配向状態が第3図(b)
に示した状態から第3図(a)に示した状態へ自然に変
化するため、このスイッチング速度は数十m5ecとい
う値である。このスイッチングが完全に終わった後、信
号T3が発生して機械的シャッターをONにする。この
時はまだ感光体に光は届いていない。その後信号T4が
発生して液晶光シャッターがONになり感光体が露光さ
れ、信号T、によって液晶光シャッターがOFFになる
。この時は、第1の液晶層の配向状態が第3図(b)の
状態から第3図(C)の状態へ電圧によって強制的に変
化させられるため、このスイッチ速度は高速である。次
に信号T6によって機械式シャッターがOFFになり、
最後に信号T?によって2つの液晶層の配向状態が初期
状態に戻る。この時、配向状態が乱れて液晶光シャッタ
ーの透過率が少し変化するが、機械式シャッターが閉じ
ているため問題にならない。
信号T + 、T zは操作者によって手動で任意の時
刻に発生させられ、信号T 4 、T sはシャッター
速度に応じて信号T3とTi、の間に発生させられる。
また信号T2とT3の間隔と、信号T6とT、の間隔は
それぞれ液晶シャッターのONからOFFのスイッチ速
度と、機械式シャッターのスイッチ速度よりも大きい値
に設定される。
このように本発明によれば、液晶シャッターのON→O
FFのスイッチ速度もOFF→ONのスイッチ速度と同
様に高速化することができる。
〔実施例〕
本実施例で用いた液晶光シャッターの略図を第4図に示
す、31.32はそれぞれ第1、第2の液晶層、33は
偏光板、34は検光板、36はガラス基板、37はスペ
ーサー、38は透明電極、39は配向制御膜である。第
1の液晶層としてチッソ社製5S−4008とメルク社
製S−811の混合液晶を用い、第2の液晶層として5
S−4008とCB15の混合液晶を用いて、互いにね
じれの方向が逆の90°ツイスト液晶セルを作成した。
液晶分子の配向方向と、偏光板・検光板の設置方向は既
に述べた通りであり、液晶層の厚さはいずれも6μmで
ある。この液晶シャッターを1眼レフカメラに組み込ん
で第1図に示したような構成とした。このような液晶セ
ルを用いて第1の液晶層にのみ電圧を印加した場合の透
過率−電圧特性を第5図に示す。■1=±5〔■〕でほ
ぼ飽和しているが、±5〔V〕では応答速度が遅いタメ
、実+i=ノ駆動電圧はv1=■2=±15〔v〕とし
た。±15(V)における応答速度はOFF→ON、O
N→OFFとも約200μsecであり、1/2000
のシャッター速度を得ることができた。
〔実施例2〕 前記5S−408の代わりにメルク社製ZLI−184
0を用い、液晶層厚さをいずれも6.3μmとして液晶
シャッターを作製した。配向方向などは実施例1と同様
である。V、=V2=±15(V)としたところ、応答
速度はOFF→ON、0N−OFFとも約230μse
cであり、1/2000のシャッター速度を得ることが
できた。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、ON→OFFの応答
速度もOFF→ONと同様に高速化することができるた
め、従来の液晶シャッターでは不可能だったL/250
〜1/2000のシャッター速度を得ることができるよ
うになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による液晶光シャッターを1眼レフカメ
ラに応用した場合の概略図、第2図は各シャッターのO
N・OFF切り換えのタイミングチャートを示す図、第
3図は区間P t −P 3における液晶分子配向を示
す図、第4図は液晶光シャツターの略図、第5図は液晶
光シャッターの透過率−電圧vl特性を示す図である。 11・・・液晶光シャッター、  12・・・ミラー兼
機械式光シャッター、 13・・・感光体、  14・
・・ミラー、  15・・・レンズ系、  16・・・
光路、 31・・・第1の液晶層、 32・・・第2の
液晶層、 33・・・偏光板、 34・・・検光板、 
35・・・光の進行方向、 36・・・ガラス基板、 
37・・・スペーサー、38・・・透明電極、 39・
・・配向制御膜。 以上 出願人 セイコーエプソン株式会社 第1図 掴 第2図 第3図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)液晶層と、前記液晶層に電圧を印加する手段と、
    2枚の偏光板から構成される液晶光シャッターにおいて
    、液晶層を2層設け、更に必要に応じて機械式光シャッ
    ターを前記液晶層と感光体との間に設けたことを特徴と
    する液晶光シャッター。
  2. (2)前記2枚の偏光板は前記2つの液晶層に電圧が印
    加されていない時、前記液晶光シャッターがOFF状態
    となるように設置されていることを特徴とする第1項記
    載の液晶光シャッター。
  3. (3)前記2つの液晶層のうち一方は右ねじれのツイス
    トネマチック液晶(TN液晶)であり、他方は左ねじれ
    のTN液晶であることを特徴とする第1項記載の液晶光
    シャッター。
  4. (4)前記機械式光シャッターを設けた場合、初期状態
    は前記液晶光シャッター、前記機械式光シャッターとも
    OFF状態にあり、信号T_1をトリガーとして前記液
    晶光シャッターがONになり、次に信号T_2によって
    前記液晶光シャッターがOFFになり、次に信号T_3
    によって前記機械式光シャッターがONになり、次に信
    号T_4によって前記液晶光シャッターがONになり、
    次に信号T_5によって前記液晶光シャッターがOFF
    になり、次に信号T_6によって前記機械式光シャッタ
    ーがOFFになり、最後に信号T_7によって前記液晶
    光シャッターが初期状態に戻るように前記液晶光シャッ
    ターと前記機械式光シャッターのON、OFFが制御さ
    れることを特徴とする第1項記載の液晶光シャッター。
JP1622488A 1988-01-27 1988-01-27 液晶光シャッター Pending JPH01191123A (ja)

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