JPH01187068A - 液卵を蒸し茹で卵にする方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 この発明は、給食弁当のおかず等に用いる茹卵に関する
。

（ロ）従来の技術 殻付きの生卵を加熱して茹卵にし、卵殻を除去して給食
弁当のおかず等に用いていた。

ｅ）　発明の解決しようとする問題点 茹卵の卵殻除去では、卵殻の破片が少しでも卵白に付着
して残っていることは許されず、また卵殻と卵白が固着
して卵殻の除去しにくい茹卵があるなど、面倒な作業が
要求された。

更に加熱中の割卵や、中には割卵のうえ液卵の一部が加
熱水中に飛び出すことも多かった。

この発明は上記欠点を除去することを目的とする。

に）　問題点を解決する為の手段 この発明を図面に基づいて説明すると、内面途油のプラ
スチック等の薄板容器１に液卵２を入れ、沸騰水中に漬
けて上方を水蒸気で下方を沸騰水で、または水蒸気のみ
で一定時間加熱する。

に）　作用 上記によって得られた蒸し茹で卵３は、水の沸騰点を最
高加熱温度としているから外周に焦げ目の入らない均質
な出来上がりとなり、第３図のように薄板容器１に軽く
力を加えたり小さな震動等を与えて隙間４を作り空気を
入れてやると、油により固着はしていないが油と水によ
り吸着している薄板容器１と蒸し茹で卵３は完全に分離
する。

薄板容器１の肉厚は薄いほど熱伝導率が高く隙間４も出
来易い。また薄板容器１をプラスチック製とした場合、
沸騰水に加熱されて材質が柔かくなるため隙間４はより
出来易く、蒸し茹で卵３は薄板容器１から容易に分離し
取り出せる。

（へ）発明の効果 この発明は以上説明したように、液卵を直接薄板容器に
入れて加熱するから卵殻の除去や加熱中の割卵等の欠点
が除去され、薄板容器から取り出し易い蒸し茹で卵を作
ることが出来る。

更に隙間４を作れるほどの肉厚の薄板容器であれば色々
な大きさ、形状の薄板容器でも、上記同様に蒸し茹で卵
を作ることが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は液卵を入れた薄板容器の斜視図、第２図はその
正面断面図。第３図は蒸し茹で卵と薄板容器の平面図。 １・・・薄板容器。２・・・液卵。３・・・蒸し茹で卵
。４・・・隙間。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １　内面塗油の薄板容器に液卵を入れ、この薄板容器を
   沸騰水または水蒸気で加熱し、薄板容器から取り出し易
   い蒸し茹で卵を作る方法。