JPH01186879A - ベンゾジオキソール誘導体および該誘導体を有効成分とする肝障害改善剤 - Google Patents

ベンゾジオキソール誘導体および該誘導体を有効成分とする肝障害改善剤

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JPH01186879A
JPH01186879A JP693688A JP693688A JPH01186879A JP H01186879 A JPH01186879 A JP H01186879A JP 693688 A JP693688 A JP 693688A JP 693688 A JP693688 A JP 693688A JP H01186879 A JPH01186879 A JP H01186879A
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JP
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benzodioxole
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methoxy
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propyl
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JP693688A
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English (en)
Inventor
Masayuki Kimura
正幸 木村
Shigefumi Takeda
竹田 茂文
Kunio Hosaka
穂坂 邦男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsumura and Co
Original Assignee
Tsumura and Co
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  • Heterocyclic Compounds That Contain Two Or More Ring Oxygen Atoms (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は新規ベンゾジオキソール誘導体を有効成分とす
る急性・慢性肝炎等の治療に有効な肝障害改善剤に関す
るものである。
[従来の技術および課題] 肝臓は生体内代謝をつかさどる重要な臓器であることは
よく知られており、肝疾患は我が国の死亡原因の順位の
第5位を占め、年間約4万人が死亡している。肝障害と
しては、中毒性肝障害、薬物性肝障害、ウィルス性肝障
害が挙げられ、これらの肝障害に対して、種々の治療薬
の開発が続けられている。
[課題を解決するための手段] 本発明者等は、上述の肝疾患の治療に効果のある物質を
見い出すべく、鋭意研究を重ねた結果、本発明のベンゾ
ジオキソール誘導体に肝障害改善作用のあることを見い
出すに至った。
すなわち本発明は 下記式I (式中、RIは水素原子、プロピル基またはl−プロペ
ニル基を示し、R3は水素原子またはプロピル基を示す
。)で表されるベンゾジオキソール誘導体、および該誘
導体を有効成分とする肝障害改善剤である。
以下に本発明の詳細な説明する。
式Iの化合物は例えば、次のようにして製造することが
できる。
あらかじめ、目的物質に従ってホルミル基、低酸アルコ
キシ基で置換したベンゾジオキソール類(以下、単にベ
ンゾジオキソール類と称する。)を、ウイテイヒ反応に
よるアルケンの生成を行うか、更に還元することにより
得ることができる。
ベンゾジオキソール類は、市販品の3−メトキシカテコ
ールを原料として、メチレンジオキシ化し、ホルミル化
することにより得られる5−ホルミル−4−メトキシ1
.3−ベンゾジオキソールおよび7−ホルミル−4−メ
トキシ−1,3−ベンゾジオキソールを用いることがで
きる。
以上の合成経路に従って、ベンゾジオキソール類の製造
例を以下に示す。
製造例I 3−メトキシカテコール0.79、無水炭酸カリウム1
.38f、ブロモクロロメタン0.34d、ジメチルス
ルホキシド5dの混合物を窒素気流下40℃に加温し、
16時間撹拌した。この反応混合物を室温下ζごて水に
注ぎ、エーテルで3回抽出した。得られたエーテル抽出
液を5%水酸化ナトリウム水溶液で洗浄し、水洗し、飽
和食塩水と振盪、乾燥、濾過、溶媒留去して残渣を得た
。該残渣を減圧蒸留(67〜80℃、0.5龍Hg) 
L、4−メドキシー1.3−ベンゾジオキソール588
Jlvを得た。
製造例2 オキシ塩化リン5111djにクロロベンゼン105−
を加え、−10℃前後に冷却、次いでN−メチルホルム
アニリド86111を加え、−1θ℃〜−5℃で1時間
撹拌した。この混合物にさらに4−メトキシ−1,3−
ベンゾジオキソールのクロロベンゼン溶液(4−メトキ
シ−1,3−ベンゾジオキソール809、クロロベンゼ
ン122dl)を加え、室温で8時間撹拌した。さらに
反応温度を70℃にし、24時間撹拌した。この反応混
合物を氷水に注ぎ、−夜装置し、析出した結晶を濾取し
、エタノールから再結晶し、5−ホルミル−4−メトキ
シ−1,3−ペンゾジオキソール19.99を得た。
製造例3 製造例2において、2回再結晶したクロロベンゼン溶液
の濾液を濃縮し、得られた残渣に水を加え、エーテルで
抽出、水洗、溶媒留去し、得られた残渣をエタノール−
水の混合溶媒から再結晶し、7−ホルミル−4−メトキ
シ−1,3−ベンゾジオキソール28.6gを得た。
以上のようにして得られたベンゾジオキソール類をウイ
テイヒ反応によるアルケンの生成を行うか、更に還元す
ることにより式Iの化合物を得る。
還元に際しては接触還元を用いることができる。
接触還元の場合使用する溶媒としては水、またはメタノ
ール、エタノール、プロパツール、酢酸エチル、ジエチ
ルエーテルまたはジオキサン等の有機溶媒が挙げられ、
触媒としては酸化白金、白金、ニッケル、ロジウム、ル
テニウム、パラジウム、パラジウム炭素等が挙げられる
。反応温度は一10〜60℃程度が適当であり、常圧で
十分反応を達成し得るか、場合に応じて加圧下で行って
も良い。反応後は通常用いられる一般的な精製方法を用
いることができる。
ウイテイヒ反応によるアルケンの生成はエチルトリフェ
ニルホスホニウムヨーシトを用い、エーテル、テトラヒ
ドロフラン等を溶媒として、室温から使用する溶媒の沸
点までの温度範囲内で行われる。
特に、エチルトリフェニルホスホニウムヨーシトはトリ
フェニルホスフィンとヨウ化エチルより導くことができ
、その製造例を示すと以下の如くである。
製造例4 トリフェニルホスフィン30.89およびヨウ化エチル
21−をベンゼン100dに溶解し、−夜還流した。析
出した沈澱物を濾取し、ベンゼンで洗浄した後、60℃
で減圧乾燥し、エチルトリフェニルホスホニウムヨーシ
ト4Slを得た。(文献AJ、I[yubiner a
nd E、P、01ibeto、J、Org、Chem
、、31゜24[1966]) 次に、式Iの化合物が肝障害改善作用を有することにつ
いて実験例を挙げて説明する。
実験例 ■活性化マクロファージ培養上清の調製体重401fm
後のハートレイ(Hart Iey)系雄性モルモット
に滅菌した。マコール52(Marcol 52、エッ
ソ株式会社製)5dを腹腔内注射し、4日後、ハンクス
液200dで腹腔を潅流して腹腔滲出細胞を含む潅流液
を採取した。該潅流液より油層を除去後、8002.1
0分間遠心分離した。この細胞を洗浄後、lO%FC3
を含むウィリアムズE(Williaas E)培養液
にて5 X l O”cells/dに調製し、リポポ
リサッカライド (Lipopolysaccharide) 50 膚
/dを添加して48時間培養した。培養後、上清を分離
し、活性化マクロファージ培養上清とした。
■体重1209前後のウィスター(llistar)系
雄性ラットの肝臓を摘出後、ベルマン(Bellman
n)らの方法に準じて肝細胞を分離し、lO%FC3を
含むウィリアムズE(Williams E)培養液に
て5×10 ’cells/11I!に調製した。コノ
細胞を18時間培養し、後記実施例1〜3で得た化合物
を終濃度2X1(I’〜2 X 10−@9/ldとな
るように添加し、6時間培養した。それに、■で得た活
性化マクロファージ培養上清を添加して24時間培養し
、3H−L−ロイシン1.0μCiを添加してさらに2
4時間培養した。肝細胞障害性はコントロール群と実験
群における酸不溶性画分への”H−L−ロイシンの取り
込み量をもって肝細胞の機能の指標とした。
その結果、後記実施例1〜3で得た化合物の活性化マク
ロファージによる肝細胞機能低下抑制率はそれぞれ12
.5%、31.5%、48.5%であった。
これらの結果から、式Iの化合物に肝障害改善作用が認
められた。
次に、式Iの化合物をddY系マウスに経口投与したと
ころ(各用量1群10匹)、2v/kvまで投与しても
死亡例は認められなかった。
式Iの化合物はそのまま、あるいは慣用の製剤担体と共
に動物および人に投与することができる。
投与形態としては、特に限定がなく、必要に応じ適宜選
択して使用され、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、細粒剤、
散剤等の経口剤、注射剤、坐剤等の非経口剤が挙げられ
る。
経口剤として所期の効果を発揮するためには、患者の年
令、体重、疾患の程度により異なるが、通常成人で式I
の化合物の重量として30〜400 ff9を、1日数
回に分けての服用が適当と思われる。
本発明において錠剤、カプセル剤、顆粒剤等の経口剤は
、例えばデンプン、乳糖、白糖、マンニット、カルボキ
シメチルセルロース、コーンスターチ、無機塩類等を用
いて常法に従って製造される。
この種の製剤には、適宜前記賦形剤の他に、結合剤、崩
壊剤、界面活性剤、滑沢剤、流動性促進剤、矯味剤、着
色剤、香料等を使用することができる。それぞれの具体
例は以下に示す如くである。
[結合剤] デンプン、デキストリン、アラビアゴム末、ゼラチン、
ヒドロキシプロピルスターチ、メチルセルロース、カル
ボキシメチルセルロースナトリウム、ヒドロキシプロピ
ルセルロース、結晶セルロース、エチルセルロース、ポ
リビニルピロリドン、マクロゴール。
[崩壊剤] デンプン、ヒドロキシプロピルスターチ、カルボキシメ
チルセルロースナトリウム、カルボキシメチルセルロー
スカルシウム、カルボキシメチルセルロース、低置換ヒ
ドロキシプロピルセルロース。
[界面活性剤] ラウリル硫酸ナトリウム、大豆レシチン、ショ糖脂肪酸
エステル、ポリソルベート 80゜[滑沢剤] タルク、ロウ類、水素添加植物油、ショ糖脂肪酸エステ
ル、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウ
ム、ステアリン酸アルミニウム、ポリエチレングリコー
ル。
[流動性促進剤コ 軽質無水ケイ酸、乾燥水酸化アルミニウムゲル、合成ケ
イ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム。
また、本発明の薬剤は、懸濁液、エマルジョン剤、シロ
ップ剤、エリキシル剤としても投与することができ、こ
れらの各種網形には、矯味矯臭剤、着色剤を含有しても
よい。
非経口剤として所期の効果を発揮するためには、患者の
年令、体重、疾患の程度により異なるが、通常成人で式
■の化合物の重量として1日5〜45Qまでの静注、点
滴静注、皮下注射、筋肉注射が適当と思われる。
この非経口剤は常法に従って製造され、希釈剤として一
般に注射用蒸留水、生理食塩水、ブドウ糖水溶液、注射
用植物油、ゴマ油、ラッカセイ油、ダイズ油、トウモロ
コシ油、プロピレングリコール、ポリエチレングリコー
ル等を用いることができる。さらに必要に応じて、殺菌
剤、防腐剤、安定剤を加えてもよい。また、この非経口
剤は安定性の点から、バイアル等に充填後冷凍し、通常
の凍結乾燥技術により水分を除去し、使用直前に凍結乾
燥物から液剤を再調製することもできる。さらに、必要
に応じて適宜、等張化剤、安定剤、防腐剤、無痛化剤等
を加えても良い。
その他の非経口剤としては、外用液剤、軟膏等の塗布剤
、直腸内投与のための坐剤等が挙げられ、常法に従って
製造される。
次に実施例を示して本発明を更に詳しく説明するが、本
発明はこれにより何隻制限されるものではない。
実施例1 エチルトリフェニルホスホニウムヨーシト5.3459
をエーテル64111に懸濁後、室温でn−ブチルリチ
ウムを少しずつ滴下する。懸濁液は徐々に黄色を呈し始
め、n−ブチルリチウムを滴下終了後しばらく還流する
と黄色の澄明な溶液となった。本溶液にエーテル321
1f!に懸濁させた7−ホルミル−4−メトキシ−1,
3−ベンゾジオキソール2.39を加えると反応溶液は
新たな無色の沈澱物を析出し始め、徐々に黄色が薄まり
、最終的に無色の懸濁溶液となった。反応溶液を一夜室
温で撹拌後、沈澱物を除去し、濾液を水で洗浄し、無水
硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒留去後得られた淡黄
色油状物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸
エチル:n−ヘキサン=5:1)に付し、4−メトキシ
−7−(l−プロペニル)−1,3−ベンゾジオキソー
ル1.299(収率53%)を得た。
マススペクトル a/z(%): 192(100,M”)、  191(6)。
177(10)、  162(6)。
161(11)、  149(23)。
147(23)、  135(10)。
133(20)、  132(9)。
131(23)、  121(39)。
120(7)、  119(34)、  118(8)
107(IT)、  106(10)。
105(17)、  104(9)。
103(2a)、  102(7)、  93(48)
92(14)、  91(95)、  90(14)。
89(25)、  79(23)、  7g(25)。
赤外線吸収スペクトA/ lj g2’x””、−1゜
3004. 2936. 2884゜ 2840、 1644. 1596゜ 1502、 1438. 1378゜ 1352、 1284. 1−190゜1172、 1
100. 1086゜ 1048、 964. 930. 734プロトン核磁
気共鳴スペクトル (δppm in CDC13): 1.59〜1.88 (3H,m)。
3.89(3H,s)、  5.98(2H,s)。
5.75〜6.82(4H,m) 次いで、4−メトキシ−7−(1−プロペニル)−1゜
3−ベンゾジオキソール600 j19をエタノール1
07に溶解させ、触媒として5%パラジウム−炭素60
R9を用いて接触還元に付した。パラジウム−炭素を除
去後、エタノールを留去して得られた粗油状物を減圧蒸
留し、4−メトキシ−7−ブロピルー1.3−ベンゾジ
オキソール0.509mgを得た。
沸点:148℃(17朋ng) マススペクトル o+/z(%): 194 (29、Mつ、  166(11)。
165(100)、  15G(8)、  135(3
)。
120(9)、  92(6)、  91(4)。
79(4,)、  78(4)、  77(10)赤外
線吸収スペクトルν::x’ (’iJ−’:2956
、 2932. 2868゜ 1(i48. 1606. 1506゜1442、 1
378. 1348゜ 128B、  1264. 1188゜1166、 1
114. 1076゜ 1048、 964. 924. 780゜754、 
 664 プロトン核磁気共鳴スペクトル (δ Ppm  in  CDClり:0.93 (3
H,t 、J = 7.3 Hz)。
1.61 (2H,tq、J = 7.3.8.0 Hz )。
2.50(2H,t、J=8.0Hz)。
3.87(3H,s)。
5.93(2H,s)。
6.44 (I H,d 、J = 8.6 Hz)。
6.60(IH,d、J=8.6Hz)実施例2 エチルトリフェニルホスホニウムヨーシト4.16yを
エーテル50dに懸濁後、室温でn−ブチルリチウムを
少しずつ滴下する。懸濁液は徐々に黄色を呈し始め、n
−ブチルリチウムを滴下終了後しばらく還流すると黄色
の澄明な溶液となった。
本溶液にエーテル25−に懸濁させた5−ホルミル−4
−メトキシ−1,3−ベンゾジオキソール1.79vを
加えると反応溶液は新たな無色の沈澱物を析出し始め、
徐々に黄色が薄まり、最終的に無色の懸濁溶液となった
。反応溶液を一夜室温で撹拌後、沈澱物を除去し、濾液
を水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒
留去後得られた淡黄色油状物をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(酢酸エチル:n−ヘキサン=5:I)に
付し、4−メトキシ−5−(1−プロペニル)−1,3
−ベンゾジオキソール1.169を得た。
マススペクトル i/z(%): 192(100,M”)、  191(8)。
177(5)、  165(9)、  163(7)。
162(6)、  161(13)、  149(6)
14 B(4)、  147(29)、  l 35(
4)。
134(8)、  133(32)、  132(4)
131(12)、  120(5)、  119(37
)。
118(4)、  116(4)、  l 07(4)
105(8)、  104(5)、  103(12)
102(10)、  92(6)、  91(4B)。
90(6)、  89(12)、  79(12)。
78(lj)、  77(20) 赤、外線吸収スペクトルu :::’ till −”
3004、 2938. 2884゜ 夏 622.   1606.   1500゜146
8、 1434. 1402゜ 1366、 1348. 1292゜ 1262、 1216. 1128゜ 106g、  1044. 972゜ 934、  906.  812.  782゜724
.  616 プロトン核磁気共鳴スペクトル (δppm+ in CDCl5): 1.77〜1.87 (3H,m)。
3.98(3H,s)、  5.88(2H,s)。
5.70〜6.90(4H,m) 実施例3 実施例2で得た4−メトキシ−5−(l−プロペニル)
−1,3−ベンゾジオキソール600qをエタノール1
oI11に溶解させ、触媒として5%パラジウム−炭素
60R9−を用いて接触還元に付した。パラジウム−炭
素を除去後、エタノールを留去して得られた粗油状物を
減圧蒸留し、4−メトキシ−5−ブロビル−1,3−ベ
ンゾジオキソール0.526R9(収率87%)を得た
沸点=140℃(17uHg) マススペクトル 層/z(%): 194(27,M”)、  166(10)。
165(100)、  150(9)。
135(11)、   120(5)、   107(
11)。
1 05(5)、   92(12)、   9 1(
8)。
80(4)、  79(42)、  78(8)。
赤外線吸収スペクトルν:::tc11−’:2956
、 2932. 2872゜ 2776、 1630. 1608゜ 1498、 1484. 148&。
1436、 1398. 1378゜ 1358、 1256. 1224゜ 1212、 1128. 1068゜ 1044、 978. 930. 788プロトン核磁
気共鳴スペクトル (δppm in CDCl5): 0.92(3H,t、J=7.3Hz)。
1.53 (20,tq、J = 7.3.7.8 Hz)。
2.50(2H,t、J=7.8Hz)。
3.96(3H,s)、  5.89(2H,s)。
6.45 (I H,d 、J = 7.8 Hz)。
6.58(IH,d、J=7.8Hz)実施例4 ■コーンスターチ     23.590結晶セルロー
ス      159 ■カルボキシメチル セルロースカルシウム   5g ■軽質無水ケイ酸      0.59■ステアリン酸
マグネシウム  19 ■実施例1で得た化合物    5 計       50y 上記の処方に従って■〜■を均一に一混合し、打鍵機に
て圧縮成型して一部20019の錠剤を得た。
この錠剤−錠には、実施例1で得た化合物20句が含有
されており、成人1日2〜20錠を数回にわけて服用す
る。
実施例5 ■結晶セルロース     39.5g■ステアリン酸
マグネシウム o559■カルボキシメチル セルロースカルシウム   59 ■実施例3で′憂た化合物    59計      
 509 上記の処方に従って■、■および■の一部を均一1ど混
合し、圧縮成型した後、粉砕し、■および■の残量を加
えて混合し、打鍵機にて圧縮成型して一部20019の
錠剤を得た。
この錠剤−錠には、実施例3で得た化合物20即が含有
されており、成人1日2〜20錠を数回にわけて服用す
る。
実施例6 ■コーンスターチ     37.39■ステアリン酸
マグネシウム 0.59■カルボキシメチル セルロースカルシウム   29 ■軽質無水ケイ酸      0.29■実施例2で得
た化合物   10g 計      509 上記の処方に従って■〜■を均一に混合し、圧縮成型機
にて圧縮成型後、破砕機により粉砕し、篩別して顆粒剤
を得た。
この顆粒剤Ifには、実施例2で得た化合物2001!
9が含有されており、成人1日0.2〜2gを数回にわ
けて服用する。
実施例7 ■結晶セルロース      209 ■10%ヒドロキシプロピル セルロースエタノール溶液 20g 施 1で′たヒム    10 計      50゜を 前記の処方に従って■〜■を均一に混合し、ねつ和した
。押し出し造粒機に上り造粒後、乾燥し、篩別して顆粒
剤を得た。
この顆粒剤1gには、実施例1で得た化合物200 m
yが含有されており、成人1日0.2〜2gを数回にわ
けて服用する。
実施例8 ■コーンスターチ     44.59■軽質無水ケイ
酸      0.59■実施例3で得た化合物   
 59 計       50g 上記の処方に従って■〜■を均一に混合し、200 m
yを2号カプセルに充填した。
このカプセル剤lカプセルには、実施例3で得た化合物
203!9が含有されており、成人1日2〜20カプセ
ルを数回にわけて服用する。
実施例9 ■注射用蒸留水        適量 ■ブドウ糖         20019■実施例1で
得た化合物   2011+9全量         
5111 注射用蒸留水に■および■を溶解させた後、5I11の
アンプルに注入し、121’Cで15分間加圧滅菌を行
って注射剤を得た。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記式 I ▲数式、化学式、表等があります▼ I (式中、R_1は水素原子、プロピル基または1−プロ
    ペニル基を示し、R_2は水素原子またはプロピル基を
    示す。)で表されるベンゾジオキソール誘導体。
  2. (2)下記式 I ▲数式、化学式、表等があります▼ I (式中、R_1は水素原子、プロピル基または1−プロ
    ペニル基を示し、R_2は水素原子またはプロピル基を
    示す。)で表されるベンゾジオキソール誘導体を有効成
    分とする肝障害改善剤。
JP693688A 1988-01-18 1988-01-18 ベンゾジオキソール誘導体および該誘導体を有効成分とする肝障害改善剤 Pending JPH01186879A (ja)

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JP693688A JPH01186879A (ja) 1988-01-18 1988-01-18 ベンゾジオキソール誘導体および該誘導体を有効成分とする肝障害改善剤

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JP693688A JPH01186879A (ja) 1988-01-18 1988-01-18 ベンゾジオキソール誘導体および該誘導体を有効成分とする肝障害改善剤

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107999135A (zh) * 2017-12-10 2018-05-08 江苏师范大学 一种烯烃氢甲酰化反应催化剂的制备方法

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CN107999135A (zh) * 2017-12-10 2018-05-08 江苏师范大学 一种烯烃氢甲酰化反应催化剂的制备方法

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