JPH011866A - 音響再生室 - Google Patents

音響再生室

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JPH011866A
JPH011866A JP62-156828A JP15682887A JPH011866A JP H011866 A JPH011866 A JP H011866A JP 15682887 A JP15682887 A JP 15682887A JP H011866 A JPH011866 A JP H011866A
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JP
Japan
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sound reproduction
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acoustic
tube
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JP62-156828A
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JPH0660532B2 (ja
JPS641866A (en
Inventor
賢一 寺井
保利 中間
小川 理子
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は重低音再生の受聴に適した音響再生室に関する
ものである。
従来の技術 近年、ディジタル技術の進歩に伴って音楽信号の品質が
大幅に向上してきている。
特に、重低音再生に対する品質向上に伴う音響再生系の
性能向上に対する要望が強くなっている。
以下、図面を参照しながら、上述したような従来の音響
再生について説明を行なう。第6図は従来の音響再生室
の構成を示すものである。第6図において14は従来の
音響再生室、15.16は各々右、左のスピーカシステ
ム、4は受聴者である。音響再生を行う音響再生室14
は直方体を基本とする有限個の平面の壁面で構成されて
おり、かつ再生スピーカシステム15.16は密閉ボッ
クス型やバスレフ型キャビネット、あるいはスピーカシ
ステム自体に内蔵されたホーン型を有するスピーカシス
テムを用いて音響再生を行っていた。
第7図は直方体の再生室(4,8X7.7X28m)の
ある2点間の伝送特性を示したものであり、低域におい
て明瞭な共撮が生じていることがわかる(建築音響、P
31.前用純−1共立出版)。
発明が解決しようとする問題点 しかしながらこのような従来例においては、まず第一に
再生室の固有振動によっである特定の周波数が強調され
たり、減衰したりして受聴者に周波数と受聴位置につい
て均一な伝送ができない問題点があった。
第二に、前記従来のスピーカシステムでは再生室の大き
さに較べてスピーカシステムの、特にウーハの振動板面
積が小さいため、低域の音響変換効率が悪く、大出力の
電力増幅器で駆動しても受聴者に体感させるような低域
の音圧を得ることは困難であった。また、前記ホーン型
スピーカシステムを用いた場合でもホーンと再生室との
音響的な接がりが悪いために上記のような低音を得るこ
とは困難であった。
本発明は上記問題点に鑑み、低域において受聴者に周波
数と受聴位置について均一な伝送を高音響変換効率で行
うことができる音響再生室を提供するものである。
問題点を解決するだめの手段 この目的を達成するために、本発明の音響再生室は、形
状が球形である壁面と、壁面に開口を有し、かつ壁面形
状に連続的に結合された音響管と、音響管の入口にドラ
イバーユニットを備えた構成となっている。
作  用 この構成の球形の壁面形状によって、音響再生室の低域
の固有振動による特定周波数の共振が起こり難くなり、
従って、受聴者に均一な音の伝送が可能となる。また壁
面に連続的に結合された音響管によって音響再生室に滑
らかに音波が広がっていくために、音響変換効率を高め
ることができ、さらに音響再生室の大きさに従って音響
管の開口面積を大きくとることによって受聴者に体感さ
せる低音の音圧を得ることができる。
実施例 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。第1図は本発明の一実施例における音響再生室
の構造の略側断面図を示している。
第1図において、1は形状が球形である壁面を有する音
響再生室、2は壁面に開口を有し、壁面形状に連続的に
結合された音響管、3は音響管2の入口に設けられたド
ライバーユニット、4は受聴者、5は音響管開口部であ
る。
以上のように構成された音響再生室においてその動作を
説明する。
まず、音響再生室1の壁面の内部直径をL [m〕とす
ると、このLが半波長となるfb(H,)(fb=C/
2L、C:音速)以下の周波数においては固有振動によ
る定在波及び共振現象は生じない。
従って、受聴者4はfb以下の周波数においては均一な
音圧を受けることになる。例えばL=1.5ff+とす
るとf b==113.3 [Hz’Jとなり約1oo
(:i〕以下の帯域においては均一な音圧分布とするこ
とができる。
次に、音響管2は音響再生室1の壁面に連続的にあるい
は滑らかに接っており、ドライバーユニット3より放射
された音波の波面は音響再生室1に徐々に広がっていく
ので、ドライバーユニット3の音響出力を効率良く受聴
者4に伝送するととができる。
さらに、音響管開口部6の面積を大きくとることによっ
て、音響再生室1をヘッドホン受聴時と同様にスチフネ
フ制御することになり、このドライバーユニット3の音
響出力の伝送特性を直流領域にまで広げることができ、
受聴者4に体感させることのできる低域再生能力を得る
ことができる。
このようにして得られた第1の実施例の音響伝送特性を
第2図に示す。この図に示すように、20から1QoC
Hz〕  に渡って均一で平坦な優れた伝送特性を得る
ことができる。
次に、第2の実施例について説明する。第3図は第2の
実施例の構造を示す略断面図である。第3図において、
6,7は各々右、左チャンネルの音響管、8,9は各々
右、左チャンネルのドライバーユニット、10.11は
各々右、左の音響管開口部である。
この第2の実施例は第1の実施例を2チヤンネルに拡張
したもので、近年のディジタル録音は低域においても音
像を左右に振ることが容易となり、従来のいわゆる3D
システムの低域で分離度を劣化する欠点を補うことがで
きる効果がある。その他の効果は第1の実施例に準する
次に、第3の実施例について説明する。第4図は第3の
実施例の構造を示す略側断面図である。
第4図において12は断面積が一定の音響管である。音
響管12の長さ方向に共振を起こす周波数以下の帯域に
おいては第1の実施例と同様の効果を得られ、音響管1
2の形状を簡素化できる効果がある。
次に、第4の実施例について説明する。第5図は第4の
実施例の構造を示す略側断面図である。
第5図において、13は断面積が一定の音響管であり、
音響管13の構造体の一部は音響再生室1の壁面の構造
体と兼用できるため、全体の構造を簡素化できる効果が
ある。尚、以上の各音響再生室の壁は厚さを省略して図
示している。
発明の効果 以上のように本発明によれば、形状が球形である壁面を
設けることにより、音響再生室の低域の同右撮動による
特定周波数の共振が起こり難くなり従って、受聴者に均
一な音の伝送が可能となり、また前記壁面に連続的に結
合された音響管によって音響再生室に滑らかに音波が広
がっていくために、音響変換効率を高めることができ、
さらに前記音響管の開口面積を大きくとることによって
受聴者に体感させる低音の音圧を得ることができるとい
う、数々の効果を得ることができる優れた音響再生室を
実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一の実施例における構造を示す略側
断面図、第2図は同第1の実施例における受聴室の伝送
特性図、第3図は本発明の第2の実施例における構造を
示す略断面図、第4図は本発明の第3の実施例における
構造を示す略断面図、第5図は本発明の第4の実施例に
おける構造を示す略断面図、第6図A、Bは従来例にお
ける音響再生室の路上面図、略側面図、第7図は従来の
音響再生室の伝送特性図である。 1・・・・・再生室壁面、2・・・・・・音響管、3−
・−・・ドライバーユニット、4・・・・・・受聴者、
6・・・・・・音響管開口部。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名(−
受跪名 5・=−昔官管月l:1部 第2図 周 ノ支 夢ン; (SZ) 第 5 図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)形状が球形である壁面と、前記壁面に開口を有し
    、かつ前記壁面形状に連続的に結合された音響管と、前
    記音響管の入口にドライバーユニットを備えたことを特
    徴とする音響再生室。
  2. (2)音響形状は、音響管の断面積が開口に行くに従い
    、大きくなるホーン形状であることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の音響再生室。
  3. (3)音響管の断面積が一定であることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の音響再生室。
  4. (4)音響管の壁面の構造体の一部を音響再生室の壁面
    構造体の一部と兼ねることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の音響再生室。
JP15682887A 1987-06-24 1987-06-24 音響再生室 Expired - Fee Related JPH0660532B2 (ja)

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JPH011866A true JPH011866A (ja) 1989-01-06
JPS641866A JPS641866A (en) 1989-01-06
JPH0660532B2 JPH0660532B2 (ja) 1994-08-10

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