JPH0118630Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0118630Y2 JPH0118630Y2 JP1986034933U JP3493386U JPH0118630Y2 JP H0118630 Y2 JPH0118630 Y2 JP H0118630Y2 JP 1986034933 U JP1986034933 U JP 1986034933U JP 3493386 U JP3493386 U JP 3493386U JP H0118630 Y2 JPH0118630 Y2 JP H0118630Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nonwoven fabric
- fabric
- napped
- designed
- design
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 claims description 32
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 20
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims description 15
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 2
- 229920000742 Cotton Polymers 0.000 description 1
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000004043 dyeing Methods 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 239000002759 woven fabric Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Manufacturing Of Multi-Layer Textile Fabrics (AREA)
- Nonwoven Fabrics (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（技術分野）
この考案はカーペツトや壁かけその他に用いる
装飾的性格を有する立毛不織布に関するものであ
る。
装飾的性格を有する立毛不織布に関するものであ
る。
（従来技術）
このような不織布はその性格上、表面に模様を
施したり、美しい色合に染め付けたりすること
（以下“意匠を施す”と記す）が必要となる。こ
のように立毛不織布に意匠を施すには、従来、ま
ず立毛前の不織布に意匠をプリント等により施
し、しかるのち、ニードル加工を施して不織布の
繊維を立毛する。
施したり、美しい色合に染め付けたりすること
（以下“意匠を施す”と記す）が必要となる。こ
のように立毛不織布に意匠を施すには、従来、ま
ず立毛前の不織布に意匠をプリント等により施
し、しかるのち、ニードル加工を施して不織布の
繊維を立毛する。
ところが、このような構成の立毛不織布は、ベ
ース素材が厚く染色時においては染料を多く使用
しなければならず、又パイル自体には部分的に模
様が染色されて現出していたがためコスト高にな
る等の問題があつた。
ース素材が厚く染色時においては染料を多く使用
しなければならず、又パイル自体には部分的に模
様が染色されて現出していたがためコスト高にな
る等の問題があつた。
（考案の目的）
この考案は、上記の問題を解決し、表面に施し
た意匠が鮮明でしかも長期間使用しても消失して
しまうことがない立毛不織布を提供することを目
的とする。
た意匠が鮮明でしかも長期間使用しても消失して
しまうことがない立毛不織布を提供することを目
的とする。
（実施例）
以下、この考案の一実施例について図面に従つ
て説明する。
て説明する。
第１図において立毛不織布１は厚い不織布２
と、その表面を覆う意匠布３と、この適宜模様を
有した意匠布３を貫いて立毛された不織布２の立
毛繊維４とからなる。
と、その表面を覆う意匠布３と、この適宜模様を
有した意匠布３を貫いて立毛された不織布２の立
毛繊維４とからなる。
不織布２はカーペツトあるいは壁掛けなど、そ
の用途に応じて定めた充分な厚さと強度をもつよ
うにいわゆるカード綿をニードルパンチ加工して
不織布としたものでフエルト状である。
の用途に応じて定めた充分な厚さと強度をもつよ
うにいわゆるカード綿をニードルパンチ加工して
不織布としたものでフエルト状である。
この不織布２の表面を覆う意匠布３はこの実施
例においてはいわゆるスパンボンド表面に意匠と
して適当な柄を施したものである。
例においてはいわゆるスパンボンド表面に意匠と
して適当な柄を施したものである。
また、スパンボンドに限らず薄いニードルパン
チ不織布、紙、一般織布、編布などでも良い。さ
らに表面に施す意匠も柄模様だけでなく無地で美
しい色目に染色したものでもよい。
チ不織布、紙、一般織布、編布などでも良い。さ
らに表面に施す意匠も柄模様だけでなく無地で美
しい色目に染色したものでもよい。
立毛繊維４は不織布２の全面にわたつてその構
成繊維の一部が下方からつき起されて意匠布３を
貫きその表面に立毛されたものである。
成繊維の一部が下方からつき起されて意匠布３を
貫きその表面に立毛されたものである。
そして、意匠布３はこの立毛繊維４に貫かれる
ことにより、不織布２の表面に接して固定されて
いる。
ことにより、不織布２の表面に接して固定されて
いる。
このような構成をもつ立毛不織布１は通常のニ
ードルパンチ加工により第２図に示すように製造
されている。図において５はニードルパンチ加工
機のニードルビームプレート、６はこのニードル
ビームプレート５下面に取付けられたニードルボ
ードであり、下面には一定のピツチで多数のニー
ドル７が立植されている。このニードル７はその
下方部分がストリツパープレート８を貫き、この
ストリツパープレート８により上下方向にガイド
されている。
ードルパンチ加工により第２図に示すように製造
されている。図において５はニードルパンチ加工
機のニードルビームプレート、６はこのニードル
ビームプレート５下面に取付けられたニードルボ
ードであり、下面には一定のピツチで多数のニー
ドル７が立植されている。このニードル７はその
下方部分がストリツパープレート８を貫き、この
ストリツパープレート８により上下方向にガイド
されている。
９はストリツパープレート８の下方で同一高さ
に平行に対置されたコンベアの駆動輪、１０はこ
の駆動輪９，９にかけられたブラシベツドホルダ
ーでその上面には駆動輪９軸に平行に多数のブラ
シベツト１１を備えている。ブラシベツト１１表
面には立毛繊維４よりも長く剛性の強い剛毛が立
設されている。
に平行に対置されたコンベアの駆動輪、１０はこ
の駆動輪９，９にかけられたブラシベツドホルダ
ーでその上面には駆動輪９軸に平行に多数のブラ
シベツト１１を備えている。ブラシベツト１１表
面には立毛繊維４よりも長く剛性の強い剛毛が立
設されている。
このようなニードルパンチ加工機に、図では左
方から、意匠面を下面に向けて意匠布３が、さら
にその上方に不織布２が互いに重ね合わされてコ
ンベアのブラシベツト１１上に供給される。この
意匠布３と不織布２とは駆動輪９により駆動され
るブラシベツト１１により右方に送られ、順次左
方から上方に往復動する多数のニードル７に貫か
れつつ移動する。
方から、意匠面を下面に向けて意匠布３が、さら
にその上方に不織布２が互いに重ね合わされてコ
ンベアのブラシベツト１１上に供給される。この
意匠布３と不織布２とは駆動輪９により駆動され
るブラシベツト１１により右方に送られ、順次左
方から上方に往復動する多数のニードル７に貫か
れつつ移動する。
そして、このニードル７の運動により、不織布
２の繊維の一部は下方に引き下され、意匠布３を
貫いてその下方にループ状の立毛繊維４となる。
このようにして加工された不織布２、意匠布３は
さらに右方に送られドローオフローラー１２，１
２を通つて立毛不織布１として取り出される。
２の繊維の一部は下方に引き下され、意匠布３を
貫いてその下方にループ状の立毛繊維４となる。
このようにして加工された不織布２、意匠布３は
さらに右方に送られドローオフローラー１２，１
２を通つて立毛不織布１として取り出される。
以上のように構成された立毛不織布１は、立毛
繊維４、不織布２からつき起されたものであつて
意匠布３の繊維ではないので、立毛加工によつて
意匠布３表面に表わされた意匠が損なわれること
がなく、また、使用に際して立毛繊維４が倒れる
ようなことが生じても意匠が乱れることがなく耐
久性が向上する。
繊維４、不織布２からつき起されたものであつて
意匠布３の繊維ではないので、立毛加工によつて
意匠布３表面に表わされた意匠が損なわれること
がなく、また、使用に際して立毛繊維４が倒れる
ようなことが生じても意匠が乱れることがなく耐
久性が向上する。
また意匠布３の意匠が立毛繊維４の奥に表わさ
れているため、意匠に深みを与え商品価値を増
す。
れているため、意匠に深みを与え商品価値を増
す。
（考案の効果）
以上説明したように、この考案は、不織布とそ
の表面を覆う意匠布と、この意匠布を貫いて立毛
された立毛繊維とから構成されているので、意匠
が鮮明でしかも長期間使用しても消失してしまう
ことがないという効果を有する。
の表面を覆う意匠布と、この意匠布を貫いて立毛
された立毛繊維とから構成されているので、意匠
が鮮明でしかも長期間使用しても消失してしまう
ことがないという効果を有する。
第１図は本考案の一実施例を示す部分断面図、
第２図はその製造過程の説明図である。 ２……不織布、３……意匠布、４……立毛繊
維。
第２図はその製造過程の説明図である。 ２……不織布、３……意匠布、４……立毛繊
維。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 厚い不織布と、その表面を覆う意匠布とこの
意匠布を貫いて立毛された前記不織布の立毛繊
維とからなることを特徴とする立毛不織布。 (2) 意匠布は、無地の基布表面に適宜模様などを
有したものであることを特徴とする前記実用新
案登録請求の範囲第１項記載の立毛不織布。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986034933U JPH0118630Y2 (ja) | 1986-03-10 | 1986-03-10 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986034933U JPH0118630Y2 (ja) | 1986-03-10 | 1986-03-10 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62148596U JPS62148596U (ja) | 1987-09-19 |
| JPH0118630Y2 true JPH0118630Y2 (ja) | 1989-05-31 |
Family
ID=30843951
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986034933U Expired JPH0118630Y2 (ja) | 1986-03-10 | 1986-03-10 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0118630Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| PT2050850E (pt) * | 2007-09-20 | 2009-07-29 | Freudenberg Carl Kg | Tecido não-tecido agulhado aveludado e a sua utilização |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS507670A (ja) * | 1973-05-24 | 1975-01-27 | ||
| JPS5013373U (ja) * | 1973-06-04 | 1975-02-12 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6010693Y2 (ja) * | 1980-12-05 | 1985-04-11 | テイーデイーケイ株式会社 | 電子部品用塗装ケース |
-
1986
- 1986-03-10 JP JP1986034933U patent/JPH0118630Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS507670A (ja) * | 1973-05-24 | 1975-01-27 | ||
| JPS5013373U (ja) * | 1973-06-04 | 1975-02-12 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62148596U (ja) | 1987-09-19 |
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