JPH0118490Y2 - - Google Patents

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JPH0118490Y2
JPH0118490Y2 JP1985093495U JP9349585U JPH0118490Y2 JP H0118490 Y2 JPH0118490 Y2 JP H0118490Y2 JP 1985093495 U JP1985093495 U JP 1985093495U JP 9349585 U JP9349585 U JP 9349585U JP H0118490 Y2 JPH0118490 Y2 JP H0118490Y2
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JP
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carton body
carton
injection nozzle
filling
paper dust
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JP1985093495U
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JPS6117005U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、充填シール機において、カートン
体の底部が完成されたカートン体内に内容物を充
填する直前に、高圧空気を使用してカートン体内
に付着する紙粉やポリかす(ポリエチレンかす)
等を飛散除去するようになしたものである。
(従来の技術) 従来粉粒体を合成樹脂袋に袋詰めし、袋口をシ
ールする場合、粉粒体を袋詰めする際、袋のシー
ルする口の部分に粉粒体が付着し、そのためシー
ルが不完全になることを防止するため、クリーナ
ーの底面を被覆している繊維で、押し拡げられた
袋のシールされる部分を袋の移動とともに接触し
ながらこの部分に付着した粉粒体の詰品を拭い、
かつ圧縮空気をこれに逸散させるようにしたもの
は、特公昭50−35869公報に記載されているが、
しかし、この手段は詰品たる粉粒体を袋に入れた
後、袋口のシールされる部分を清掃するもので、
充填直前に容器内部を清掃するものではない。
(考案が解決しようとする問題点) 充填シール機によつて、カートン体に清酒その
他の飲料あるいは粉末などを充填する場合、カー
トン体内に付着している紙粉や内装のポリエチレ
ンかす(ポリかすと称す)が内容物に混入するこ
とを避けるためには、カートン体を充填シール機
に掛ける前にカートン体の内部を清掃することが
よいが、これには相当の手数を要するし、その
上、このようにしてもカートン体を充填シール機
に掛けると、カートン体が充填シール機のマンド
レルに嵌まり、ついで下辺が折り畳まれて加熱圧
着されてカートン体の底部が気密に接着され、そ
して底部が形成されたカートン体がマンドレルか
ら抜き取られた後、その上部開放端から内容物を
充填する順序を追てカートンを密閉することにな
るので、事前にカートン体を掃除しても、カート
ン体はマンドレルへの挿脱時や底部シールの工程
で、なお若干の紙粉とかポリかすが落ちて内容物
に混入する懸念がある。実際上、清酒のような微
妙な味を有するものにおいては、紙粉やポリかす
が入ることは好ましくない影響があるので、紙粉
などは十分に除去しなければならない。
(問題点を解決するための手段) この考案は、上記の点に鑑み充填シール機にお
いて、カートン体の底部が完成され、ついでカー
トン体がマンドレルから抜き取られ、次にこれが
内容物の充填部に移送される直前に、高圧空気を
噴射するための空気噴射ノズルをカートン体内に
底部近くまで挿入して高圧空気を噴射させて紙
粉、ポリかす等を飛散させるとともに、これをカ
ートン体の上部開口部に位置する回収用フードを
通して回収管内に吸入回収させてカートン体内に
付着する紙粉、ポリかす等を除去するようになし
たものである。
(作用) 上記の動作は、充填シール機が内容物を充填す
る関係上、カートン体の移送時間を利用して機械
的に行い、充填作業の一環として時間的に少しの
無駄もなく行い得るとともに、噴射ノズルの上下
動作や空気噴射、吸入作用を、充填装置などの充
填シール作動機構と一連の関係機構によつて行う
ことができる。
(実施例) 以下図面について説明すれば、1は充填シール
機のカートン体のコンベヤレールで、通常の如く
カートン体aはその底部成形部(図には省略)に
おいて底部を密に接着された後、マンドレルから
抜き取られて順次コンベヤに移乗される。2は充
填シール機のフレームと一体的に設けた固定部
で、この固定部2にはカートン体aの通路の上方
に当つてその前後両側に第2図に示す如きガイド
柱3,3を固定し、その上端には圧縮空気などの
流体操作用シリンダ4を取り付けた支持板5を固
着し、上記シリンダ4のピストンロツド6の下端
に取付けた昇降板7の両端に付設した案内筒8,
8を前記ガイド柱3,3に嵌合し、上記シリンダ
4の作動によつて上下するピストンロツド6の昇
降運動をガイド柱3,3に沿つて上下に滑動する
案内筒8,8によつて円滑にガイドするように構
成する。
上記ガイド柱3,3の下部には各油受皿9を介
してフード取付板10を固定し、この取付板10
にはコンベヤによつて進行して来るカートン体a
の直上に当つてカートン体aの上端開口部に直面
して下端をカートン体aの開口部とほぼ一致する
如く角形に形成したラツパ状をなす紙粉、ポリか
す類の回収用フード11を垂下定着する。このフ
ード11の上端は、側管12を有する上端行詰り
の吸入管13に連結し、この側管12の基端には
吸引フアン(図には省略)に通ずる導管14を連
結する。なお図示の実施例においては、カートン
体aは二度に亘つて回収清掃を行うようになした
関係上フード11を前後に配置し、したがつてそ
の側管12を基端において第3図に示す如く一つ
に合せて一つの導管14に連結した場合を示した
ものである。
上記の吸入管13の中心には、吸入管13の天
井部を気密に貫いて圧縮空気の送気管15を垂直
に上下できるように設ける。そのため吸入管13
の天井部には送気管15と気密に滑合するガイド
筒16を付設する。送気管15の上部は、既述の
昇降板7に固定し昇降板7と共に垂直に上下する
ようになすとともに、上端には可撓管17を通し
て圧縮空気を送り込めるように構成し、また送気
管15の下端には平素カートン体aの進行を妨げ
ないようフード11内に位置する圧縮空気の噴射
ノズル18を取付ける。
噴射ノズル18は、第4図および第5図に示す
如く円形の密閉箱形をなし、その周囲および底部
に多数の細い噴射孔19,20を形成したもので
ある。フード取付板10の下部における固定部2
への嵌合部には第1図乃至第3図に示す如くカー
トン体aの浮き上がりを防止するための抑止片2
1を設ける。
この装置は、以上の如く構成したので、通常の
如く扁平に畳まれたカートン体を充填シール機に
供給すれば、カートン体は筒形に開いてマンドレ
ルに嵌まり、マンドレルに支持されたまま強く圧
着されて底部が完成され、かくして有底状に成形
されたカートン体aは、マンドレルから抜き取ら
れてコンベヤに移乗するもので、その作動に関し
てはこの種従来の充填シール機の場合と同様であ
る。一方コンベヤはカートン体aの上部シールに
先立つて順にカートン体a内に一定量の清酒その
他の充填物を供給するため、例えば一定距離ずつ
間欠的に進行するので、その充填部に達する前に
第1図、第2図に示す如く前記有底状に成形され
たカートン体aはフード11の直下に移送されて
充填に要する時間だけ停止する。そのときコンベ
ヤ1の停止と関連してタイミングよくシリンダ4
の上部に圧縮空気が導入され、ピストンロツド6
を押し下げるので、これに支持された昇降板7お
よびこれに固着された送気管15は下降し、その
ため噴射ノズル18はフード11の下端から進出
して直下に停止するカートン体a内に下降し始
め、同時にコンプレツサ等の手段によつて噴射ノ
ズル18に圧縮空気が送られ、その噴射孔19,
20からカートン体a内に圧縮空気が吹送される
ので、カートン体a内に付着する紙粉やポリかす
は、その強い噴射空気によつて吹き落され、激し
い気流に巻き込まれる。そして第4図に示す如く
噴射ノズル18がカートン体aの底部近くまで下
降して上昇し、吸引フアンの働きによつてフード
11を通してカートン体a内の空気を吸い込み、
前記の如くして脱落して気流に巻き込まれて飛散
する紙粉やポリかすはフード11を通じて側管1
2を経て導管14に回収除去され、かくしてカー
トン体aは内容物を充填するための停止時間を利
用して充填直前のカートン体内を清掃し、コンベ
ヤの進行によつて充填部に送られるものである。
(考案の効果) 上述の如くこの考案によるときは、圧縮空気の
噴射ノズル18と回収用フード11とを設備し、
噴射ノズル18を有底状になしたカートン体a内
に挿入して圧縮空気を噴射させ、その噴射ノズル
18からの強い噴射空気によつてカートン体aの
内壁および底部に付着している紙粉やポリかすを
吹き落し、この吹き落されたこれらの紙粉やポリ
かすが噴射空気に巻き込まれて飛散する間に、回
収用フード11を通してこれらの紙粉やポリかす
を吸入回収するようになしたから、充填シール機
において底部が成形されて充填直前にあるカート
ン体aの内部を清掃して紙粉やポリかすを除去す
ることができるとともに、底部形成時の加熱圧着
によるポリ臭等の臭気をも除去することができる
特色がある。
【図面の簡単な説明】
図面は、この考案に係る充填シール機における
カートン体の紙粉等の除去装置を示すもので、第
1図は、その要部の一部を切断した正面図。第2
図は、同上側面図。第3図は、その平面図。第4
図は、噴射ノズルが下降してカートン体内に進入
した状態を示す縦断正面図。第5図は、噴射ノズ
ルを切断した平面図である。 1……充填シール機のコンベヤレール、3……
ガイド柱、4……シリンダ、6……ピストンロツ
ド、7……昇降板、10……フード取付板、11
……回収用フード、13……吸入管、15……送
気管、18……噴射ノズル、19,20……噴射
孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 充填シール機におけるカートン体の底部成形部
    において底部を成形したカートン体aを、その保
    持用マンドレルから抜き取つてコンベヤに移乗さ
    せ、これが内容物充填部に至る手前の停止位置に
    当り、下端の開放部がカートン体aの上端開口部
    とほぼ一致する如く角形ラツパ状をなすポリか
    す、紙粉等の回収用フード11を下部に設けた上
    端行詰りの吸入管13をフレーム側に固定し、こ
    の吸入管13の基端部分には吸引フアンに通ずる
    導管14を連結するとともに、上記吸入管13の
    中心部には吸入管13の天井部に設けたガイド筒
    16を貫いて気密に滑合して上下するよう送気管
    15を設け、この送気管15の下端には周囲およ
    び底部に多数の小さい噴射孔19,20を形成し
    た箱形の噴射ノズル18を取付け、流体操作用シ
    リンダ4のピストンロツド6の上昇によつてカー
    トンaの進行を妨げないよう送気管15を上挙し
    て、前記噴射ノズル18をフード11内に保持
    し、そしてカートン体aが前記内容物充填部の手
    前の停止位置で停止したとき、これと関連してピ
    ストンロツド6の下降によつて送気管15を下降
    させ、噴射ノズル18から圧縮空気を噴射させつ
    つ噴射ノズル18をその直下の有底カートン体a
    内に底部近くまで深く挿入して噴射する圧縮空気
    でカートン体a内の紙粉やポリかすを飛散させる
    と同時に、フード11、吸入管13を通してこの
    気流を吸入させ、噴射ノズル18のフード11内
    への上昇よつてカートン体a内部の紙粉やポリか
    すを除去清掃するように構成した充填シール機に
    おけるカートン体の紙粉等の除去装置。
JP9349585U 1985-06-20 1985-06-20 充填シール機におけるカートン体の紙粉等の除去装置 Granted JPS6117005U (ja)

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JP9349585U JPS6117005U (ja) 1985-06-20 1985-06-20 充填シール機におけるカートン体の紙粉等の除去装置

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JP9349585U JPS6117005U (ja) 1985-06-20 1985-06-20 充填シール機におけるカートン体の紙粉等の除去装置

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Publication Number Publication Date
JPS6117005U JPS6117005U (ja) 1986-01-31
JPH0118490Y2 true JPH0118490Y2 (ja) 1989-05-30

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5327665U (ja) * 1976-08-15 1978-03-09

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5327665U (ja) * 1976-08-15 1978-03-09

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JPS6117005U (ja) 1986-01-31

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