JPH01184433A - 半導体圧力変換器 - Google Patents

半導体圧力変換器

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JPH01184433A
JPH01184433A JP914888A JP914888A JPH01184433A JP H01184433 A JPH01184433 A JP H01184433A JP 914888 A JP914888 A JP 914888A JP 914888 A JP914888 A JP 914888A JP H01184433 A JPH01184433 A JP H01184433A
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pressure
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Yasushi Shimizu
康司 清水
Akira Sase
佐瀬 昭
Haruo Arakawa
荒川 治夫
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は複合機能形差圧センサを使用した半導体圧力変
換器に係り、特に静圧影響が少ない温度補正された差圧
信号を得るのに好適な半導体圧力変換器に関する。
〔従来の技術〕
従来、差圧と温度とを検出するようにした差圧センサは
種々提案されているが、第8図は特開昭56−8719
6号公報に記載された差圧センサの原理構造の一例を示
したものである。差圧センサは受圧部1と差圧検出部2
とから構成されており、差圧検出部2のほぼ中央部に(
110)面n形単結晶シリコンからなる測定ダイアフラ
ム3が設けられている。この測定ダイアフラム3は凹形
のダイアフラムで、中央部に中心剛体部5を、外周部に
肉厚の外周固定部6をそれぞれ設け、かつ中心剛体部5
と外周固定部6とを連結する肉薄の環状起歪部8を設け
である。この環状起歪部8には差圧に感応するゲージ抵
抗が形成されている。
また外周固定部6には温度のみに感応するゲージ抵抗が
形成されている。これらのゲージ抵抗は高い静圧には不
感応に作られており、それぞれ本体9に設けた耐圧気密
端子10からリード線11を介して外部回路に接続され
ている。また測定ダイアフラム3は、シリコンとはヤン
グ率の異なるガラス等の絶縁材からなる固定台12°に
接着されており、この固定台12は本体9に固定された
金属管からなる支持部材13に接着されている。
第8図において、差圧センサの作用の概略を説明する。
高圧流体が高圧側フランジ15の高圧流体導入口16よ
り導入されると、高圧流体の圧力PHは高圧側シールダ
イアフラム18、導圧路19、高圧側隔離室20、導圧
路21を介して測定ダイアフラム3の一方の面に作用す
る。また低圧流体も同様に低圧側フランジ22の低圧流
体導入口23より導入されると、低圧流体の圧力pLは
低圧側シールダイアフラム25.導圧路26、低圧側隔
離室28.導圧路29を介して測定ダイアフラム3の他
方の面に作用する。この結果、測定ダイアフラム3の環
状起歪部8は圧力差に応じてたわみ、それによってゲー
ジ抵抗値が変化する。
そして環状起歪部8のゲージ抵抗から差圧に、外周固定
部6のゲージ抵抗から温度にそれぞれ比例する信号を得
て、この信号はリード線11により外部回路に伝達され
、温度補償された差圧信号を得ることができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上記差圧センサの測定ダイアフラム3の両側に
加わる静圧は、通常100気圧以上と高いため1両側の
室の封入液の収縮量の不整や本体9の変形により測定ダ
イアフラム3を変形させ、それにともないゲージ抵抗の
抵抗値が変化する。
したがって、差圧による信号に静圧による信号が重畳さ
れ、正確な差圧信号が出力できなくなる。
すなわち、静圧影響を受け、誤差を生ずる結果となる。
この静圧誤差を防止するためには、両側の室の封入液の
液量を厳密に一致させたり、本体9を静圧によって変形
しないように剛性の大きいものとしなければならず、設
計、製作上の大きな制約となり、差圧センサの小形化、
低コスト化の障害となっていた。
これを解決するために、特開昭58−120142号公
報に記載されているような半導体圧力変換器が提案され
ている。この半導体圧力変換器は差圧では発生するひず
みが小さく、大きな静圧では固定台12とのヤング率差
でひずみの発生する外周固定部6に、静圧感知用ゲージ
を形成し、静圧影響を補正するようになっている。しか
し、この半導体圧力変換器の場合、静圧センサの感度を
大きくしようとすると、測定ダイヤフラム3の厚さを薄
くして、静圧印加時の固定台12と測定ダイアフラム3
との間のヤクグ率差にもとづく応力を大きくする必要が
あり、そのため差圧センサの静圧によるクロストークが
大きくなるという問題点があった。
本発明の目的は、静圧影響が少ない差圧信号を得ること
ができるようにした半導体圧力変換器を提供することで
ある。
〔課題を解決するための手段〕
かかる目的達成のため、本発明は中央部に中心剛体部を
、外周部に肉厚の外周固定部をそれぞれ設け、かつ前記
中心剛体部と外周固定部とを連結する肉薄の環状起歪部
を設けたシリコンからなる測定ダイアフラムと、この測
定ダイアプラムを固定しシリコンとはヤング率の異なる
固定台とを備えた半導体圧力変換器において、前記環状
起歪部に差圧検出素子を、前記中心剛体部に少なくとも
1個の静圧検出素子をそれぞれ設けたものである。
〔作用〕
上述の構成によれば、中心剛体部に静圧検出素子が形成
されており、この静圧検出素子の位置がなんらかの要因
でずれた場合でも中心剛体部の応力は、半径方向の位置
に関係なく一定であるので。
安定した静圧出力が得られる。従って静圧影響が少ない
差圧信号が得られる。
〔実施例〕
以下1本発明を図面に示す実施例に基づいて説明する。
第1図から第3図は本発明の第1実施例に係り。
第8図に示すものと同−又は同等の部分には同一符号を
付して説明する。
測定ダイアフラム3の環状起歪部8には差圧に感応する
差圧検出素子であるP形ゲージ抵抗31が感度の最大と
なる<11 D軸方向の径方向に沿って複数1例えば4
個拡散法又はイオンインプランテーシミン法により形成
されている。このゲ−ジ抵抗31は温度影響を少なくす
るために中心剛体部5近傍に2個、外周固定部6近傍に
2個それぞれ形成されており、これらの抵抗はホイート
ストンブリッジに組まれ差動的に出力を得るようになっ
ている。また外周固定部6にも(111)軸方向の接線
方向に沿って静圧検出素子であるP形ゲージ抵抗32が
2個拡散法又はイオンインプランテーション法により形
成され、さらに中心剛体部5には<110>軸方向の径
方向に沿って静圧検出素子であるP形ゲージ抵抗33が
少なくとも1個、例えば2個外周面近傍に対向して拡散
法又はイオンインプランテーション法により形成されて
いる。これらのゲージ抵抗32,33はホイートストン
ブリッジに組まれ差動的に出力を得るようになっている
つぎに1本発明の第1実施例の作用を説明する。
第3図は外周固定部6の外径14+m、内径10閣、環
状起歪部8の厚さ0.09mm、中心剛体部5の外径7
■、厚さQ、5+mの測定ダイアフラム3と、外径14
m、厚さ3.8wmの固定台(パイレックスガラス11
)12とを接着したものに、直径7011の金属管支持
部材13を接着し、全体に・15 M P a (+ 
150 kgf/ aJ)の静圧を印加したときの測定
ダイアフラム3表面の発生応力を示したものである。同
図において、σθは接線方向応力、σ2は深さ方向応力
を示している。
差圧印加に対しては中心剛体部5および外周固定部6に
はほとんど応力が発生しないので、ゲージ抵抗33.3
2は差圧に感応せずシリコンと固定台12とのヤング率
の相違に基づく静圧による歪に主として感応する。また
中心剛体部5の応力は半径方向の位置に関係なく一定で
あるため、ゲージ抵抗33の位置がなんらかの要因でず
れた場合でも安定した静圧出力が得られる。また静圧に
より応力の最も大きくなる中心剛体部5と、逆の応力が
発生する外周固定部6の両方にゲージ抵抗33.32が
設置されており、これにより静圧センサの感度が大きく
なり、従来の外周固定部6上のゲージ抵抗のみで構成し
た静圧センサに比較して1.5〜2倍の出力を得ること
ができる。
第4図および第5図は本発明の第2実施例に係り、第1
実施例と異なるところは、静圧検出素子が中心剛体部5
のみに設置されている点である。
静圧検出素子である2個のゲージ抵抗33は感度の最も
大きいく110軸方向〉に形成され、他の2個のゲージ
抵抗33は感度の最も小さい<100〉軸方向に形成さ
れており、これらのゲージ抵抗33はホイートストンブ
リッジに組まれている。
本実施例によれば、静圧センサの感度は第1実施例の場
合の半分程度となるが、中心剛体部5の静・圧による応
力は、第1実施例と同様位置に関係なく一定であるので
、なんらかの要因でゲージ抵抗33の位置がずれた場合
でも一定の安定した出力が得られる。
第6図および第7図は本発明の第3実施例に係り、第2
実施例と異なるところは、<100’)軸方向のゲージ
抵抗33がn形に形成されている点である1例えばPウ
ェルを形成し、その中にn形ゲージ抵抗を形成している
。n形ゲージ抵抗は(100>軸方向が最も感度が大き
いので、第2実施例に比較して補助歪センサは2倍以上
の出力を得ることができる。
〔発明の効果〕
上述のとおり、゛本発明によれば、感度が大きく出力が
安定した静圧検出素子を同一チップに形成することがで
きるので、静圧影響の少ない差圧信号が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図は本発明の第1実施例に係り。 第1図は測定ダイアフラムを中心部で破断して示す斜視
図、第2図は測定ダイアフラムの平面図、第3図は測定
ダイアフラムにおいて発生する応力の分布図、第4図お
よび第5図は本発明の第2実施例に係り、第4図は測定
ダイアフラムの縦断面図、第5図は測定ダイアフラムの
平面図、第6図および第7図は本発明の第3実施例に係
り、第6図は測定ダイアプラムの縦断面図、第7図は測
定ダイアフラムの平面図、第8図は差圧センサの原理構
造を示す縦断面図である。 3・・・測定ダイアフラム。 5・・・中心剛体部、 6・・・外周固定部、 8・・・環状起歪部。 12・・・固定台、 31・・・差圧検出素子であるゲージ抵抗、32.33
・・・静圧検出素子であるゲージ抵抗。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 中央部に中心剛体部を、外周部に肉厚の外周固
    定部をそれぞれ設け、かつ前記中心剛体部と外周固定部
    とを連結する肉薄の環状起歪部を設けたシリコンからな
    る測定ダイアフラムと、この測定ダイアフラムを固定し
    シリコンとはヤング率の異なる固定台とを備えた半導体
    圧力変換器において、前記環状起歪部に差圧検出素子を
    、前記中心剛体部に少なくとも1個の静圧検出素子をそ
    れぞれ設けたことを特徴とする半導体圧力変換器。
JP914888A 1988-01-19 1988-01-19 半導体圧力変換器 Expired - Lifetime JPH0797058B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04212032A (ja) * 1990-03-19 1992-08-03 Hitachi Ltd 複合センサとそれを用いた複合伝送器とプラントシステム
JP2007057284A (ja) * 2005-08-23 2007-03-08 Ngk Spark Plug Co Ltd 圧力センサ及び圧力検出装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04212032A (ja) * 1990-03-19 1992-08-03 Hitachi Ltd 複合センサとそれを用いた複合伝送器とプラントシステム
JP2007057284A (ja) * 2005-08-23 2007-03-08 Ngk Spark Plug Co Ltd 圧力センサ及び圧力検出装置

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