JPH01184362A - 給湯機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、ガス又は石油給湯機、特にその凍結防止のた
めの構造に関する。

（従来の技術） 給湯機は凍結の恐れがある部分を集中的にヒーターで加
熱することにより凍結を予防するのが一般的であるが、
ヒーターとしては、従来、セメントヒーターを用いる事
が多かった。

ヒーターは固定金具を用いて要所要所に取り付けられる
が、接触面積を出来るだけ多くし、効率よく働かせるた
めにヒーターの接触面の形状を工夫している。

しかし乍らセメントヒーターは接触面の精度が悪く熱伝
達が悪い、又ヒーターの４面のうち１面しか有効に利用
されないため、熱引きが悪く、ワット数を高（する必要
がある等の欠点がある。

また、給湯機がコンパクト化の傾向にあるため、ヒータ
ーを取りつける被取付部材もコンパクト化し、ヒーター
が取りつけにくくなってきており、機内スペース的にも
余裕がなくなり、セメントヒーターではコンパクト化に
対応することは困難である。

（発明が解決しようとする問題点） 本発明が解決しようとする問題点は、給湯機の凍結防止
ヒーター及びその取付構造を、取付スペースが小さく、
しかも効率の良いものとすることである。

（問題点を解決するための手段） 上記問題点を解決するために本発明が講する技術的手段
は、給湯機内において水又は湯が流動する管路途中に設
けられる鍛造部品の所要のものに凹孔を穿設すると共に
上記凹孔には凍結防止用にスティック状に形成したセラ
ミックヒータ−を嵌入装着するものである。

（作用） 而して、本発明の上記技術的手段によれば、凍結防止用
ヒーターの取付けは鍛造部品部分においては、それに穿
設した凹孔にヒーターを挿入するだけで良い。また、ヒ
ーターは加熱部分の全面が有効に利用され、加熱部分全
面より熱伝達が行なわれ、部材の温度を上昇させる。

（実施例） 以下、本発明の一実施を図に基づいて説明する。

この実施例は給湯機がガス瞬間式給湯機の場合を示し、
ガスがガス配管（５）を介してバーナー（６）に送られ
てここで燃焼し、水が管路（１）の給水側（１ａ）を介
して熱交換器（７）に入り、ここで加熱されて管路（１
）給湯側（１ｂ）を通り、必要な器具、例えば給湯水栓
（図示せず）等へ供給されるようになっている。

上記給水、給湯用の管路（１）は、湯配管（ａ）により
構成され、その中途部の所要の箇所には水流スイッチ（
８）、水母バルブ（９）等が設けられている。

水流スイッチ（８）は管路（１）への水の流入の有無に
より作動して、ガス配管（５）中に設けた電磁弁（１０
）への通電を断続させるものであり、その本体は鍛造部
品（ｂ）により構成されている。

尚、この水流スイッチ（８）は水量センサーに代えるこ
とも可能である。水量バルブ（９）は給湯機の能力が不
足する場合等必要によって流量声紋るもので、このもの
も本体は鍛造部品（ｂ）からなっている。

また、図示してはいないが、管路（１）給湯側（１ｂ）
途中を戻り管により給水側（１ａ）に連絡して、給湯時
以外には管路（１）中の水を循環流動させてこの循環水
を加熱し所定温度に維持する形式の給湯機においては戻
り管にポンプが設けられる。そして、このポンプも本体
は鍛造部品である。

上記湯配管（、ａ　）には、凍結の恐れのある部分に細
い銅管（２）をロウ付けにより固定する。

銅管（２）は湯配管（ａ）に沿わしめて設けられ、内部
には凍結防止用ヒーターとしてセラミックヒータ−（４
）を嵌入装着する。

一方、水流スイッチ（８）等、上記管路（１）に設けら
れる鍛造部品（ｂ）には、その所要の部分に円孔状の凹
孔（３）を穿設し、該凹孔（３）内に凍結防止用ヒータ
ーとして上記湯配管（ａ＞と同様セラミックヒータ−（
４）を嵌入装着する。

セラミックヒータ−（４）はアルミナ、窒化珪素、コー
ジュライト等耐熱衝撃性の優れたセラミックの基体に耐
熱性の高い金属の導電回路を印刷した後に基体と同質の
セラミックを積層し一体に焼成して、導電部をセラミッ
クの中に埋設した従来公知の構造を有するもので、直径
が上記鋼管（２）内径や、凹孔（３）の径と略同径な断
面円形のスティック状に形成し、鋼管（２）及び鍛造部
品（ｂ）の凹孔（３）に嵌着して、その加熱部分（４ａ
）の全面を鋼管（２）及び凹孔（３）の周面に密接状に
接触せしめる。

上記セラミックヒータ−（４）は、従来の給湯機同様バ
イメタル（１１）をスイッチとして用い、外気温が低下
し、給湯機＜Ａ）内部の温度が低下するとバイメタル（
１１）のスイッチがＯＮＬ／、各ヒーター（４）に通電
されるように電気系統を構成する。

（効果） 本発明は上記の構成であるから以下の利点を有する。

（１）セラミックヒータ−の加熱部分全面が接触して有
効に利用されるため効率が良く、ワット数が少なくて良
い。

（２）セラミックヒータ−は、湯配管においては、湯配
管にロウ付けした鋼管に、鍛造部品についてはそれに穿
設した凹孔に嵌入することにより取りつけるので、取り
つけが容易でスペースを必要としない。

しかもセラミックヒータ−自体も高ワツト密度の設計が
可能で、小型化、軽量化が計かれるので、給湯機のコン
パクト化にも十分対応することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す給湯機の概略説明図で
一部切欠して示す。第２図、第３図は調髪管部分へのヒ
ーターの装着状態を示す拡大図で、第２図はヒーターを
装着する状態、第３図は装着した状態を夫々示す。第４
図、第５図は鍛造部品への装着状態を示す拡大図で、第
４図は正面図、第５図は側面で一部切欠して示しである
。 Ａ：給湯機　　　　　　　ａ：調髪管 り：鍛造部品　　　　　　１：管路 ２：銅管　　　　　　　　３：凹孔 ４：セラミックヒータ− 特許出願人　　　東陶機器株式会社 特許出願人　　　川崎製鉄株式会社 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 給湯機内において水又は湯が流動する管路途中に設けら
   れる鍛造部品の所要のものに凹孔を穿設すると共に上記
   凹孔には凍結防止用にスティック状に形成したセラミッ
   クヒーターを嵌入装着してなる給湯機。