JPH0118370B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0118370B2 JPH0118370B2 JP9526280A JP9526280A JPH0118370B2 JP H0118370 B2 JPH0118370 B2 JP H0118370B2 JP 9526280 A JP9526280 A JP 9526280A JP 9526280 A JP9526280 A JP 9526280A JP H0118370 B2 JPH0118370 B2 JP H0118370B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- lens
- pinhole
- optical path
- light receiving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 12
- 238000002834 transmittance Methods 0.000 claims description 11
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01M—TESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01M11/00—Testing of optical apparatus; Testing structures by optical methods not otherwise provided for
- G01M11/02—Testing optical properties
- G01M11/0285—Testing optical properties by measuring material or chromatic transmission properties
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
- Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)
Description
本発明は対物レンズの透過率測定装置に関する
ものである。 従来、対物レンズの透過率測定方法としてJIS
規格(JIS B7107−1969)に定められている方法
がある。その方法を簡単に説明すると、第4図に
示されるような構成の光学系を用いて行なわれる
もので、光源11よりの光はピンホール12を通
りコリメーターレンズ13によつて平行光束にさ
れ更に絞り14により適当に絞られた後に被検レ
ンズ10に入射する。被検レンズ10を通つた光
は絞り15を経て受光器16(積分球等が用いら
れる)に入射し透過光量が測定される。 次に被検レンズ10および絞り15を除去し
て、コリメーターレンズ13により平行にされた
光が絞り14を通つた後そのまま受光器16に入
射し光量が測定される。この際の光量と被検レン
ズ10を挿入して測定された光量との比をとるこ
とによつて被検レンズ10の透過率を測定するも
のである。 尚被検レンズと受光器との間にコレクターレン
ズとピンホールを置く方法もあるが上述の方法と
実質的に同じであると考えてよい。 この従来の方法は、被検レンズのN.A.が大き
い場合には、被検レンズが挿入された場合と挿入
されない場合とで、受光器に入る光の入射角が著
しく異なり、この入射角の差によつて入射光量が
等しくても受光器の測定出力が異なつてしまうた
めに十分な精度が得られない欠点があつた。 積分球は理想的には内部が完全拡散面になつて
いるので、どのように光が入射しても光量が一定
であれば出力は一定である。しかし実際には積分
球への入射状態(例えばN.A.)が大きく異なる
場合には同一光量が入射しても等しい出力が得ら
れないことがある。したがつて積分球を用いても
上述のような欠点が生ずる。 本発明は被検レンズのN.A.の大きさに影響さ
れない測定ができる透過率測定装置を提供するこ
とを目的とするものである。 本発明の透過率測定装置は、測定用光学系中に
反射面を配置し、光源の前方におかれたピンホー
ルを通つた光がこの反射面にて反射されて受光手
段に入射するようにし、しかも前記ピンホールと
受光手段の受光窓とが共点になるよう構成され、
又被検レンズをピンホールと上記反射面とが共役
に、更に反射面と受光窓とが共役になるような位
置に挿入するようにして、被検レンズを挿入した
場合と挿入しない場合とで受光手段に入射する光
線の状態が変化しないようにしたものである。 以下本発明透過率測定装置の詳細な内容を図示
した実施例にもとづいて説明する。 第1図は本発明の第1の実施例を示すものでA
は被検レンズを挿入しない場合、Bはレンズを挿
入した場合である。図面において1は何らかの手
段により照明されたピンホール、2はピンホール
1よりの光束を制限するための絞り、3は半透過
鏡、4は凹面反射鏡、5は受光窓として作用する
絞り、6は受光器である。以上の光学系において
ピンホール1と絞り5とは共役位置になつてい
る。つまり第1図Aにおいてピンホール1よりの
光は絞り2を通り半透過鏡3にて反射されて凹面
反射鏡4に向けられる。凹面反射鏡4にて反射さ
れた光は半透過鏡3を通つて絞り5に結像され
る。次に第1図Bのように被検レンズ10を半透
過鏡3と凹面反射鏡4との間に挿入する。この時
ピンホール1と凹面反射鏡とが被検レンズに関し
て共役になるように被検レンズを配置する。つま
りピンホール1の光は被検レンズ10によつて凹
面反射鏡4に結像する。更にその光は凹面反射鏡
4にて反射された後被検レンズ10を通り、半透
過鏡3を通つて絞り5に結像する。 以上のようにして第1図Aに示す被検レンズ1
0を挿入しない時の絞り5を通つて受光器6にて
受光される光の光量をP1、第1図Bに示す被検
レンズ10を挿入した時の絞り5を通つて受光器
6にて受光される光の量をP2とすると透過率T
は次の式で求められる。 この場合反射鏡4の反射率をr1とするとP1=r
又P2=T・r・T、したがつて
ものである。 従来、対物レンズの透過率測定方法としてJIS
規格(JIS B7107−1969)に定められている方法
がある。その方法を簡単に説明すると、第4図に
示されるような構成の光学系を用いて行なわれる
もので、光源11よりの光はピンホール12を通
りコリメーターレンズ13によつて平行光束にさ
れ更に絞り14により適当に絞られた後に被検レ
ンズ10に入射する。被検レンズ10を通つた光
は絞り15を経て受光器16(積分球等が用いら
れる)に入射し透過光量が測定される。 次に被検レンズ10および絞り15を除去し
て、コリメーターレンズ13により平行にされた
光が絞り14を通つた後そのまま受光器16に入
射し光量が測定される。この際の光量と被検レン
ズ10を挿入して測定された光量との比をとるこ
とによつて被検レンズ10の透過率を測定するも
のである。 尚被検レンズと受光器との間にコレクターレン
ズとピンホールを置く方法もあるが上述の方法と
実質的に同じであると考えてよい。 この従来の方法は、被検レンズのN.A.が大き
い場合には、被検レンズが挿入された場合と挿入
されない場合とで、受光器に入る光の入射角が著
しく異なり、この入射角の差によつて入射光量が
等しくても受光器の測定出力が異なつてしまうた
めに十分な精度が得られない欠点があつた。 積分球は理想的には内部が完全拡散面になつて
いるので、どのように光が入射しても光量が一定
であれば出力は一定である。しかし実際には積分
球への入射状態(例えばN.A.)が大きく異なる
場合には同一光量が入射しても等しい出力が得ら
れないことがある。したがつて積分球を用いても
上述のような欠点が生ずる。 本発明は被検レンズのN.A.の大きさに影響さ
れない測定ができる透過率測定装置を提供するこ
とを目的とするものである。 本発明の透過率測定装置は、測定用光学系中に
反射面を配置し、光源の前方におかれたピンホー
ルを通つた光がこの反射面にて反射されて受光手
段に入射するようにし、しかも前記ピンホールと
受光手段の受光窓とが共点になるよう構成され、
又被検レンズをピンホールと上記反射面とが共役
に、更に反射面と受光窓とが共役になるような位
置に挿入するようにして、被検レンズを挿入した
場合と挿入しない場合とで受光手段に入射する光
線の状態が変化しないようにしたものである。 以下本発明透過率測定装置の詳細な内容を図示
した実施例にもとづいて説明する。 第1図は本発明の第1の実施例を示すものでA
は被検レンズを挿入しない場合、Bはレンズを挿
入した場合である。図面において1は何らかの手
段により照明されたピンホール、2はピンホール
1よりの光束を制限するための絞り、3は半透過
鏡、4は凹面反射鏡、5は受光窓として作用する
絞り、6は受光器である。以上の光学系において
ピンホール1と絞り5とは共役位置になつてい
る。つまり第1図Aにおいてピンホール1よりの
光は絞り2を通り半透過鏡3にて反射されて凹面
反射鏡4に向けられる。凹面反射鏡4にて反射さ
れた光は半透過鏡3を通つて絞り5に結像され
る。次に第1図Bのように被検レンズ10を半透
過鏡3と凹面反射鏡4との間に挿入する。この時
ピンホール1と凹面反射鏡とが被検レンズに関し
て共役になるように被検レンズを配置する。つま
りピンホール1の光は被検レンズ10によつて凹
面反射鏡4に結像する。更にその光は凹面反射鏡
4にて反射された後被検レンズ10を通り、半透
過鏡3を通つて絞り5に結像する。 以上のようにして第1図Aに示す被検レンズ1
0を挿入しない時の絞り5を通つて受光器6にて
受光される光の光量をP1、第1図Bに示す被検
レンズ10を挿入した時の絞り5を通つて受光器
6にて受光される光の量をP2とすると透過率T
は次の式で求められる。 この場合反射鏡4の反射率をr1とするとP1=r
又P2=T・r・T、したがつて
【式】は
したがつて透過率TはP1とP2とから上記式(1)
により求めることが出来る。 次に第2図は第2の実施例を示す光学系であ
る。この実施例は被検レンズが無限遠結像系であ
る場合に利用するものである。つまりピンホール
1の後にコリメーターレンズ7を用いて平行光束
とし、更に凹面反射鏡4の代わりに用いた平面反
射鏡4′にて反射された後に集光レンズ8にて絞
り位置にピンホール1を結像するようにしたもの
である。つまりコリメーターレンズ7と集光レン
ズ8とを用いることによつてコリメーターレンズ
7と集光レンズ8との間は光束が平行となると共
にピンホール1と絞り5とが共役の位置になるよ
うにしたものである。そして被検レンズ10を第
2図Bに示すように挿入すれば、つまりピンホー
ル1と反射鏡4′とが共役になるように挿入すれ
ば第1の実施例と同様に被検レンズを挿入した場
合と挿入しない場合と同じ状態で受光器6で受光
出来るので良好な検出が出来る。 第3図は第3の実施例を示すもので、コリメー
ターレンズ7を半透過鏡3と平面反射鏡4′との
間に配置して集光レンズを共用させたものであ
る。したがつて第2の実施例と全く同様に透過率
の測定が可能である。 以上説明したように本発明の透過率測定機によ
れば、被検レンズを挿入した場合と挿入しない場
合とで受光器に入射する光の状態が同じであるの
でいかなるレンズに対しても正確な測定が可能で
ある。
により求めることが出来る。 次に第2図は第2の実施例を示す光学系であ
る。この実施例は被検レンズが無限遠結像系であ
る場合に利用するものである。つまりピンホール
1の後にコリメーターレンズ7を用いて平行光束
とし、更に凹面反射鏡4の代わりに用いた平面反
射鏡4′にて反射された後に集光レンズ8にて絞
り位置にピンホール1を結像するようにしたもの
である。つまりコリメーターレンズ7と集光レン
ズ8とを用いることによつてコリメーターレンズ
7と集光レンズ8との間は光束が平行となると共
にピンホール1と絞り5とが共役の位置になるよ
うにしたものである。そして被検レンズ10を第
2図Bに示すように挿入すれば、つまりピンホー
ル1と反射鏡4′とが共役になるように挿入すれ
ば第1の実施例と同様に被検レンズを挿入した場
合と挿入しない場合と同じ状態で受光器6で受光
出来るので良好な検出が出来る。 第3図は第3の実施例を示すもので、コリメー
ターレンズ7を半透過鏡3と平面反射鏡4′との
間に配置して集光レンズを共用させたものであ
る。したがつて第2の実施例と全く同様に透過率
の測定が可能である。 以上説明したように本発明の透過率測定機によ
れば、被検レンズを挿入した場合と挿入しない場
合とで受光器に入射する光の状態が同じであるの
でいかなるレンズに対しても正確な測定が可能で
ある。
第1図乃至第3図は夫々本発明の各実施例の構
成を示す図、第4図は従来の測定方法で用いられ
る装置の構成を示す図である。 1……ピンホール、2……絞り、3……半透過
鏡、4……凹面反射鏡、4′……平面反射鏡、5
……絞り、6……受光器、7……コリメーターレ
ンズ、8……集光レンズ、10……被検レンズ。
成を示す図、第4図は従来の測定方法で用いられ
る装置の構成を示す図である。 1……ピンホール、2……絞り、3……半透過
鏡、4……凹面反射鏡、4′……平面反射鏡、5
……絞り、6……受光器、7……コリメーターレ
ンズ、8……集光レンズ、10……被検レンズ。
Claims (1)
- 1 反射面の前方に配設された光路分割手段によ
り二分された光路のうち一方の光路上にピンホー
ルを、他方の光路上に受光手段を夫々配置すると
共に、前記ピンホールから前記光路分割手段を介
して前記反射面に至り同じ経路を戻つて再び前記
光路分割手段を介して前記受光手段に至る経路に
関して、前記ピンホールと受光手段の受光窓とが
光学的に共役な位置となるように結像光学系を配
置し、且つ被検レンズを前記光路分割手段と反射
面との間であつて該被検レンズによる集光位置が
前記反射面上になるような位置に挿入するように
した、レンズの透過率測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9526280A JPS5720636A (en) | 1980-07-12 | 1980-07-12 | Measuring device for transmittance of lens |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9526280A JPS5720636A (en) | 1980-07-12 | 1980-07-12 | Measuring device for transmittance of lens |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5720636A JPS5720636A (en) | 1982-02-03 |
JPH0118370B2 true JPH0118370B2 (ja) | 1989-04-05 |
Family
ID=14132842
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9526280A Granted JPS5720636A (en) | 1980-07-12 | 1980-07-12 | Measuring device for transmittance of lens |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5720636A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3814155B2 (ja) * | 2001-03-14 | 2006-08-23 | Hoya株式会社 | 透過率測定方法及び装置 |
JP4694290B2 (ja) * | 2004-09-02 | 2011-06-08 | Hoya株式会社 | 有限系光学素子の透過率測定方法及び透過率測定装置 |
CN104236864B (zh) * | 2014-09-29 | 2017-09-26 | 大连耐斯特科技发展有限公司 | 眼镜检测仪 |
CA3087113A1 (en) | 2017-12-28 | 2019-07-04 | Transitions Optical, Ltd. | Method for measuring optical characteristics of a transparent article |
RU2759312C1 (ru) * | 2017-12-28 | 2021-11-11 | Транзишнз Оптикал, Лтд. | Способ и система для измерения оптических характеристик контактной линзы |
-
1980
- 1980-07-12 JP JP9526280A patent/JPS5720636A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5720636A (en) | 1982-02-03 |
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