JPH01183679A - 電子写真式印字装置の定着器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、電子写真式印字装置に関し、特に輻射熱を利
用するトナ一定着器を有する電子写真式印字装置に関す
る。

［従来の技術］ 従来、この種の定着器は輻射熱発生源と輻射エネルギー
集積手段とから構成され、輻射熱の集積により電子写真
印字プロセスによって現像・転写されたトナー粒子を溶
融し紙葉をぬらして定着していた。

［発明が解決しようとする課題１ 上述した従来の電子写真印字装置の定着器は輻射熱発生
源として赤外線ヒータを使用しているため、赤外線ヒー
タから紙葉及び水の赤外線吸収率が高い２珈以上の波長
の電磁波をもあわせて紙葉に照射されることとなり、紙
葉の同一部分にそのような電磁波が連続して照射された
場合、紙葉が輻射熱エネルギーを吸収して発煙２発火す
るという欠点があった。

本発明の目的は、上記課題を解消した電子写真印字装置
の定着器を提供することにおる。

［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するために本発明電子写真式印字装置の
定着器においては、紙葉上のトナーの溶融、定着用電磁
波を出射する輻射熱発生源を有する電子写真式印字装置
の定着器において、前記紙葉の熱吸収が大ぎい波長の電
磁波を遮断するフィルタを装備したものである。

［実施例］ 次に本発明について図面を用いて説明する。

第１図は本発明の一実施例の断面図である。図において
、トナー５を付着した紙葉４は紙葉ガイド６上をフィー
ドローラ７によって搬送される。

紙葉ガイド６の上方には赤外線ヒータ１が向き合せに設
置してあり、該赤外線ヒータ１は、紙葉ガイド６側に開
口を有し、内面に曲面が付された反射板２で覆われ、反
射板２の曲面で反射した赤外線ヒータ１からの輻射熱は
紙葉ガイド６上に集中するように関係位置が設定されて
いる。赤外線ヒータ１から放出された輻射熱は集中して
紙葉ガイド６上の紙葉４に照射される。

本発明は赤外線ヒータ１と紙葉ガイド６との間、すなわ
ち、反射板２の開口に波長フィルタ３を設置したもので
ある。

本発明に用いる波長フィルタ３は、輻射熱発生源として
赤外線ヒータ１を用いている関係上、２柳より波長が長
い電磁波を吸収する特性を有しており、赤外線ヒータ１
より発射された電磁波に含まれる２柳以上の波長の電磁
波は波長フィルタ３に吸収され、紙葉および水に対する
吸収率の低い２１１Ｉｎ以下の電磁波のみがフィルタ３
を通過して紙葉４に照射されてトナー５の溶融・定着が
行われる。

［発明の効果］ 以上のように本発明によるときには、水および赤外線吸
収率の高い電磁波を吸収するため、輻射エネルギーの吸
収による紙葉の発煙１発火を抑止して安定な定着を行う
ことができる効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す断面図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、紙葉上のトナーの溶融、定着用電磁波を出射する輻
   射熱発生源を有する電子写真式印字装置の定着器におい
   て、前記紙葉の熱吸収が大きい波長の電磁波を遮断する
   フィルタを装備したことを特徴とする電子写真式印字装
   置の定着器。