JPH01181944A - 消失模型による鋳造方法 - Google Patents
消失模型による鋳造方法Info
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- JPH01181944A JPH01181944A JP63007333A JP733388A JPH01181944A JP H01181944 A JPH01181944 A JP H01181944A JP 63007333 A JP63007333 A JP 63007333A JP 733388 A JP733388 A JP 733388A JP H01181944 A JPH01181944 A JP H01181944A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22C—FOUNDRY MOULDING
- B22C9/00—Moulds or cores; Moulding processes
- B22C9/02—Sand moulds or like moulds for shaped castings
- B22C9/04—Use of lost patterns
- B22C9/046—Use of patterns which are eliminated by the liquid metal in the mould
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mold Materials And Core Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、溶湯と接して消失する消失模型を用いた鋳
造方法に関し、より詳しくは、美麗な肌を有する鋳物が
得られるようにする鋳造方法に関する。
造方法に関し、より詳しくは、美麗な肌を有する鋳物が
得られるようにする鋳造方法に関する。
(従来の技術)
発泡プラスチック製の消失模型を使用した鋳造方法、所
謂フルモールド法は従来より広く使用されている。
謂フルモールド法は従来より広く使用されている。
この鋳造方法は造型を容易にさせるものであり、これに
よれば、消失模型を例えば発泡ポリスチロールで成形し
、これを鋳物砂の中に埋め込んで鋳型を成形する。次に
、この埋め込んだ消失模型に対して溶湯を鋳込む。この
際、上記発泡ポリスチロールは99%以上が空気であり
その実体は極めて微量である。従って、この消失模型に
上記のように鋳込まれた溶湯が接すると、消失模型はた
だちに燃焼してガス化し、これと入れかわりに溶湯が鋳
型内に充満し、これによって鋳造がなされる。
よれば、消失模型を例えば発泡ポリスチロールで成形し
、これを鋳物砂の中に埋め込んで鋳型を成形する。次に
、この埋め込んだ消失模型に対して溶湯を鋳込む。この
際、上記発泡ポリスチロールは99%以上が空気であり
その実体は極めて微量である。従って、この消失模型に
上記のように鋳込まれた溶湯が接すると、消失模型はた
だちに燃焼してガス化し、これと入れかわりに溶湯が鋳
型内に充満し、これによって鋳造がなされる。
(発明が解決じようとする問題点)
ところで、上記のように消失模型に対して溶湯を鋳込む
際、この消失模型に接している部分の鋳物砂が崩れるこ
とがある。このような場合には、鋳物の表面に肌荒れが
生じ、これは製品の美観を損ねる結果となる。
際、この消失模型に接している部分の鋳物砂が崩れるこ
とがある。このような場合には、鋳物の表面に肌荒れが
生じ、これは製品の美観を損ねる結果となる。
また、消失模型に溶湯が接すると、鋳物砂の砂粒子間に
存在する空気中の酸素によりこの消失模型は燃焼するが
、これが不完全燃焼であると、炭素質の未燃物質が残る
こととなる。すると、この未燃物質が成形される鋳物の
表面に付着して鋳物の肌を不良とし、この場合にも製品
の美観を損ねるという不都合を生じる。
存在する空気中の酸素によりこの消失模型は燃焼するが
、これが不完全燃焼であると、炭素質の未燃物質が残る
こととなる。すると、この未燃物質が成形される鋳物の
表面に付着して鋳物の肌を不良とし、この場合にも製品
の美観を損ねるという不都合を生じる。
(発明の目的)
この発明は、上記のような事情に注目してなされたもの
で、鋳型の鋳物砂が溶湯の鋳込み時に崩れないようにす
ると共に、溶湯に接した消失模型が燃焼することを抑制
して、この消失模型がモノマーに熱分解するようにし、
これにより美麗な肌を有する鋳物が得られるようにする
ことを目的とする。
で、鋳型の鋳物砂が溶湯の鋳込み時に崩れないようにす
ると共に、溶湯に接した消失模型が燃焼することを抑制
して、この消失模型がモノマーに熱分解するようにし、
これにより美麗な肌を有する鋳物が得られるようにする
ことを目的とする。
(発明の構成)
上記目的を達成するためのこの発明の特徴とするところ
は、次の点にある。
は、次の点にある。
即ち、第1請求項の発明として、消失模型と、水ガラス
を混入した鋳物砂とを金枠内に挿入して消失模型を鋳物
砂内に埋め込むことにより鋳型を成形する第1工程と、
上記金枠内の空気を吸引してこの金枠内を低圧状態にし
た後、CO□ガスを導入して金枠内を大気圧に戻す第2
工程と、上記消失模型に対し溶湯を鋳込む第3工程とで
構成した点にある。
を混入した鋳物砂とを金枠内に挿入して消失模型を鋳物
砂内に埋め込むことにより鋳型を成形する第1工程と、
上記金枠内の空気を吸引してこの金枠内を低圧状態にし
た後、CO□ガスを導入して金枠内を大気圧に戻す第2
工程と、上記消失模型に対し溶湯を鋳込む第3工程とで
構成した点にある。
また、第2請求項の発明として、上記第1工程で成形し
た鋳型を第2工程において金枠ごと減圧容器に入れ、こ
の金枠内の空気を吸引してこの金枠内を100〜200
トールの低圧状態とする点にある。
た鋳型を第2工程において金枠ごと減圧容器に入れ、こ
の金枠内の空気を吸引してこの金枠内を100〜200
トールの低圧状態とする点にある。
更に、第3請求項の発明として、上記消失模型の上面か
ら下方に向ってガス抜き孔を形成し、このガス抜き孔の
上端を鋳物砂上方の外部にまで連通させる耐熱性パイプ
をこの鋳物砂内に埋め込んだ点にある。
ら下方に向ってガス抜き孔を形成し、このガス抜き孔の
上端を鋳物砂上方の外部にまで連通させる耐熱性パイプ
をこの鋳物砂内に埋め込んだ点にある。
(作 用)
上記構成による作用は次の如くである。
即ち、第1請求項の発明では、消失模型1と、水ガラス
を混入した鋳物砂2とを金枠4内に挿入して消失模型l
を鋳物砂2内に埋め込むことにより鋳型15を成形し、
次に、金枠4内の空気をCO□ガスに置き換えると、上
記水ガラスはこのCO□ガスに反応して硬化し、これに
伴い鋳物砂2が硬化する。このため、消失模型1に対し
て溶湯16を鋳込んだ際、鋳物砂2の崩れることが防止
される。
を混入した鋳物砂2とを金枠4内に挿入して消失模型l
を鋳物砂2内に埋め込むことにより鋳型15を成形し、
次に、金枠4内の空気をCO□ガスに置き換えると、上
記水ガラスはこのCO□ガスに反応して硬化し、これに
伴い鋳物砂2が硬化する。このため、消失模型1に対し
て溶湯16を鋳込んだ際、鋳物砂2の崩れることが防止
される。
また、消失模型1に溶湯16が接する際、金枠4内の空
気はCO□ガスに置き換えられているため、消失模型1
は燃焼することが抑制され、これは熱分解してガス化す
る。よって、未燃物質が鋳物の表面に付着することが防
止される。
気はCO□ガスに置き換えられているため、消失模型1
は燃焼することが抑制され、これは熱分解してガス化す
る。よって、未燃物質が鋳物の表面に付着することが防
止される。
また、第2請求項の発明では、上記第1工程で成形した
鋳型15の減圧に、減圧容器7を用いるため、この鋳型
15内は確実に減圧される。即ち、このように確実に減
圧されることから鋳型15内の空気はより確実にCO□
ガスに置換される。
鋳型15の減圧に、減圧容器7を用いるため、この鋳型
15内は確実に減圧される。即ち、このように確実に減
圧されることから鋳型15内の空気はより確実にCO□
ガスに置換される。
更に、第3請求項の発明では、消失模型lに溶湯16を
鋳込むと、この消失模型1は熱分解してガスとなる。こ
の際、このガスはガス抜き孔9や陶管lOを通って鋳型
15の外部に直ちに排出される。よって、このガスが鋳
物の肌を不良とすることが防止される。
鋳込むと、この消失模型1は熱分解してガスとなる。こ
の際、このガスはガス抜き孔9や陶管lOを通って鋳型
15の外部に直ちに排出される。よって、このガスが鋳
物の肌を不良とすることが防止される。
(実施例)
以下、この発明の実施例を図面により説明する。
第1図において、1は消失模型で、この消失模型1はN
2ガスを封入しである予備発泡(50倍前後)ビーズに
より発泡成形されたもの、もしくは同上ビーズにより成
形したブロックから切り出して所定の形状に加工された
ものである。そして、この消失模型1に対してドブ漬は
法あるいはぶっかけ法により塗型材を塗布する。
2ガスを封入しである予備発泡(50倍前後)ビーズに
より発泡成形されたもの、もしくは同上ビーズにより成
形したブロックから切り出して所定の形状に加工された
ものである。そして、この消失模型1に対してドブ漬は
法あるいはぶっかけ法により塗型材を塗布する。
一方、2は鋳物砂で、この鋳物砂2には水ガラス(JI
S 1号、比重1,35に調整したもの)4〜5(重量
)%が加えられて十分に混練されている。
S 1号、比重1,35に調整したもの)4〜5(重量
)%が加えられて十分に混練されている。
そして、第1工程とし、定盤3上に置かれた金枠4の下
枠4L内に消失模型lが鋳物砂2により埋め込まれる。
枠4L内に消失模型lが鋳物砂2により埋め込まれる。
この際、振動機を使用して消失模型1が変形しない程度
に鋳物砂2を締め付ける。
に鋳物砂2を締め付ける。
これにより下型6が成形される。
第2工程として、上記下型6を下枠4Lと共に減圧容器
7内に入れ、この減圧容器7内の空気を急速に吸引して
下枠4L内を低圧状態とする。この場合、減圧容器7内
の空気を急速に吸引するとしたのは、減圧容器7内の空
気をゆっくりと吸引すると、鋳物砂2中の水分が蒸発し
て、この鋳物砂2中の圧力が十分には低下しないためで
ある。
7内に入れ、この減圧容器7内の空気を急速に吸引して
下枠4L内を低圧状態とする。この場合、減圧容器7内
の空気を急速に吸引するとしたのは、減圧容器7内の空
気をゆっくりと吸引すると、鋳物砂2中の水分が蒸発し
て、この鋳物砂2中の圧力が十分には低下しないためで
ある。
上記空気の吸引により、下枠4L内が150ト一ル程度
にたったとき、減圧容器7内にCO□ガスを導入して大
気圧に戻す。この場合、上記鋳物砂2中の水ガラスと上
記CO□ガスとが反応して鋳物砂2が硬化し、つまり、
下型6が硬化して十分の強度を有することとなる。
にたったとき、減圧容器7内にCO□ガスを導入して大
気圧に戻す。この場合、上記鋳物砂2中の水ガラスと上
記CO□ガスとが反応して鋳物砂2が硬化し、つまり、
下型6が硬化して十分の強度を有することとなる。
第2図と第3図とにおいて、上記硬化の完了した下型6
を減圧容器7から取り出し、上記下枠4Lを上下反転し
て、この下枠4Lの上に、鋳物砂2を充填していない金
枠4の上枠4Uを載せる。
を減圧容器7から取り出し、上記下枠4Lを上下反転し
て、この下枠4Lの上に、鋳物砂2を充填していない金
枠4の上枠4Uを載せる。
次に、上記消失模型1の平面視における中心部にその上
面から下方に向って直径5〜30mmφ程度のガス抜き
孔9をあける。そして、このガス抜き孔9の上端開口縁
に両面が粘着するテープを貼り付け、その上に耐熱性パ
イプである陶管1oをセットする。この陶管10の長さ
は上枠4Uの上面よりも少し高い程度とする。これと同
様に、他の陶管11により湯口12、および堰鉢13も
セットする。
面から下方に向って直径5〜30mmφ程度のガス抜き
孔9をあける。そして、このガス抜き孔9の上端開口縁
に両面が粘着するテープを貼り付け、その上に耐熱性パ
イプである陶管1oをセットする。この陶管10の長さ
は上枠4Uの上面よりも少し高い程度とする。これと同
様に、他の陶管11により湯口12、および堰鉢13も
セットする。
次に、前記した下枠4Lに充填したと同じ鋳物砂2を上
記上枠4Uに充填する。この場合の鋳物砂2の充填作業
は手で行う程度が望ましい。そして、これにより上枠4
U内に上型14が成形され、つまり、金枠4内に鋳型1
5が成形される。
記上枠4Uに充填する。この場合の鋳物砂2の充填作業
は手で行う程度が望ましい。そして、これにより上枠4
U内に上型14が成形され、つまり、金枠4内に鋳型1
5が成形される。
上記鋳型15を金枠4と共に減圧容器7に入れ、前記し
たと同様の手順により上型14内の空気を602ガスに
置換すると共に、この上型14を硬化させる。そして、
上記鋳型15を減圧容器7から取り出す。この場合、鋳
型15にはC02ガスが充満して大気圧となっているた
め、これを減圧容器7から取り出しても、この内部へ空
気が侵入することはない。
たと同様の手順により上型14内の空気を602ガスに
置換すると共に、この上型14を硬化させる。そして、
上記鋳型15を減圧容器7から取り出す。この場合、鋳
型15にはC02ガスが充満して大気圧となっているた
め、これを減圧容器7から取り出しても、この内部へ空
気が侵入することはない。
上記の状態から湯口12を通し消失模型1に対し溶湯1
6を鋳込む。この際、消失模型1の内部やその周辺には
空気は殆ど存在しないため、鋳込みに際して消失模型1
は燃焼することなく、千ツマ−への熱分解が進行して未
燃物質の発生が確実に抑制され、消失模型1に入れ代わ
って溶湯16が鋳型15内に充満する。
6を鋳込む。この際、消失模型1の内部やその周辺には
空気は殆ど存在しないため、鋳込みに際して消失模型1
は燃焼することなく、千ツマ−への熱分解が進行して未
燃物質の発生が確実に抑制され、消失模型1に入れ代わ
って溶湯16が鋳型15内に充満する。
上記の場合、鋳型15は水ガラスとCO□ガスの反応で
硬化させであるため、溶湯16が鋳型15に充満した際
、この鋳型15の内面が崩れることは確実に防止される
。
硬化させであるため、溶湯16が鋳型15に充満した際
、この鋳型15の内面が崩れることは確実に防止される
。
また、上記熱分解により生じるガスはガス抜き孔9や陶
管10を通って直ちに鋳型15の外部に排出される。こ
のため、上記したように未燃物質の発生が抑制されるこ
とと相俟って鋳物の肌は美麗となる。
管10を通って直ちに鋳型15の外部に排出される。こ
のため、上記したように未燃物質の発生が抑制されるこ
とと相俟って鋳物の肌は美麗となる。
(発明の効果)
この発明によれば次の効果がある。
即ち、第1請求項の発明では、消失模型と、水ガラスを
混入した鋳物砂とを金枠内に挿入して消失模型を鋳物砂
内に埋め込むことにより鋳型を成形し、次に、金枠内の
空気をCO□ガスに置き換えるようにしたため、次の効
果が発揮される。
混入した鋳物砂とを金枠内に挿入して消失模型を鋳物砂
内に埋め込むことにより鋳型を成形し、次に、金枠内の
空気をCO□ガスに置き換えるようにしたため、次の効
果が発揮される。
即ち、第1に、鋳物砂中の水ガラスがCO□ガスに反応
して硬化し、これに伴い鋳物砂が硬化することとなる。
して硬化し、これに伴い鋳物砂が硬化することとなる。
従って、消失模型に対して溶湯を鋳込んだ際、消失模型
に接している部分の鋳物砂の崩れることが防止され、即
ち、鋳物の表面に肌荒れの生じることが防止される。
に接している部分の鋳物砂の崩れることが防止され、即
ち、鋳物の表面に肌荒れの生じることが防止される。
また、第2に、消失模型に溶湯が接する際、金枠内の空
気はCO□ガスに置き換えられているため、消失模型は
燃焼することなく熱分解してガス化する。よって、消失
模型の不完全燃焼により生じる未燃物質が鋳物の表面に
付着することは防止される。
気はCO□ガスに置き換えられているため、消失模型は
燃焼することなく熱分解してガス化する。よって、消失
模型の不完全燃焼により生じる未燃物質が鋳物の表面に
付着することは防止される。
以上のことから、この発明によれば、美麗な肌を有する
鋳物が得られることとなる。
鋳物が得られることとなる。
また、第2請求項の発明によれば、鋳型内の空気はより
確実にCO□ガスに置換されるため、消失模型に溶湯が
接する際の消失模型の燃焼がより確実に抑制され、つま
り、鋳物の肌を美麗とすることがより促進される。
確実にCO□ガスに置換されるため、消失模型に溶湯が
接する際の消失模型の燃焼がより確実に抑制され、つま
り、鋳物の肌を美麗とすることがより促進される。
更に、第3請求項の発明によれば、溶湯に接して消失模
型が熱分解した際のガスは鋳型の外部に直ちに排出され
る。このため、このガスが鋳物の肌を不良とすることが
防止され、美麗な肌の鋳物が得られる。
型が熱分解した際のガスは鋳型の外部に直ちに排出され
る。このため、このガスが鋳物の肌を不良とすることが
防止され、美麗な肌の鋳物が得られる。
図はこの発明の実施例を示し、第1図は第1、第2工程
を説明するための縦断面図、第2図は第3工程を示すた
めの縦断面図、第3図は第2図の−III線矢視図であ
る。 1・・消失模型、2・−ψ物砂、4・・金枠、7・−減
圧容器、15・・鋳型、16・・溶湯。
を説明するための縦断面図、第2図は第3工程を示すた
めの縦断面図、第3図は第2図の−III線矢視図であ
る。 1・・消失模型、2・−ψ物砂、4・・金枠、7・−減
圧容器、15・・鋳型、16・・溶湯。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、消失模型と、水ガラスを混入した鋳物砂とを金枠内
に挿入して消失模型を鋳物砂内に埋め込むことにより鋳
型を成形する第1工程と、上記金枠内の空気を吸引して
この金枠内を低圧状態にした後、CO_2ガスを導入し
て金枠内を大気圧に戻す第2工程と、上記消失模型に対
し溶湯を鋳込む第3工程とで構成した消失模型による鋳
造方法。 2、第1工程で成形した鋳型を第2工程において金枠ご
と減圧容器に入れ、この金枠内の空気を吸引してこの金
枠内を100〜200トールの低圧状態とする特許請求
の範囲第1項に記載の消失模型による鋳造方法。 3、消失模型の上面から下方に向ってガス抜き孔を形成
し、このガス抜き孔の上端を鋳物砂上方の外部にまで連
通させる耐熱性パイプをこの鋳物砂内に埋め込んだ特許
請求の範囲第1項もしくは第2項に記載の消失模型によ
る鋳造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63007333A JPH01181944A (ja) | 1988-01-16 | 1988-01-16 | 消失模型による鋳造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63007333A JPH01181944A (ja) | 1988-01-16 | 1988-01-16 | 消失模型による鋳造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01181944A true JPH01181944A (ja) | 1989-07-19 |
Family
ID=11663026
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63007333A Pending JPH01181944A (ja) | 1988-01-16 | 1988-01-16 | 消失模型による鋳造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01181944A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5787958A (en) * | 1996-02-22 | 1998-08-04 | Worcester Polytechnic Institute | Method, casting pattern and apparatus for gasifying residue during metal casting with polymers |
CN108213358A (zh) * | 2018-01-12 | 2018-06-29 | 山东能源重装集团乾泰精密机械有限公司 | 一种整体铸造中部槽的消失模铸造砂箱及工艺 |
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JPS4889829A (ja) * | 1972-03-02 | 1973-11-24 | ||
JPS493815A (ja) * | 1972-05-04 | 1974-01-14 | ||
JPS6257734A (ja) * | 1985-09-06 | 1987-03-13 | Hitachi Metals Ltd | 精密鋳造法 |
JPS62179849A (ja) * | 1986-02-03 | 1987-08-07 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 鋳造法 |
-
1988
- 1988-01-16 JP JP63007333A patent/JPH01181944A/ja active Pending
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