JPH01181011A - 印刷機の直燃式脱臭装置 - Google Patents
印刷機の直燃式脱臭装置Info
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- JPH01181011A JPH01181011A JP63003762A JP376288A JPH01181011A JP H01181011 A JPH01181011 A JP H01181011A JP 63003762 A JP63003762 A JP 63003762A JP 376288 A JP376288 A JP 376288A JP H01181011 A JPH01181011 A JP H01181011A
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- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 61
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Landscapes
- Drying Of Solid Materials (AREA)
- Treating Waste Gases (AREA)
- Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
- Incineration Of Waste (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、印刷機の直燃式脱臭装置に関するものである
。
。
(従来の技術)
従来の印刷機の直燃式脱臭装置を第3図により説明する
と、(a)が印刷機の後流側に設けた乾燥装置、(b)
が印刷紙、 (c) (c)が上記乾燥装置(a)内に
設けた熱風吹き出しノズル、(d)が上記乾燥装置(a
)に設けたバーナ、(e)が第1ゾーン用送気フアン、
(f)が第2ゾーン用送気フアン、(g)が排ガス用プ
ロワ、(h)が直燃式脱臭装置、(i)が同直燃式脱臭
装置(h)に設けたバーナ、(j)が同直燃式脱臭装置
<h>内の燃焼室、(k)が同直燃式脱臭装置(h)に
設けた排ガス排出口で、第1ゾーン用送気フアン(e)
及び第2ゾーン用送気フアン(f)の吐出口から出て、
バーナ(d)により加熱された熱風が熱風吹き出しノズ
ル(c) (c)から乾燥装置(a)内へ吹き出してい
るときに、印刷機で印刷された印刷紙(、b)が乾燥装
置(a)内へ送られ、上記熱風により加熱されて、イン
キの溶剤が蒸発する。また熱風吹き出しノズル(c)
(c)から乾燥装置(a)内へ吹き出して、印刷紙(b
)に当たった熱風が第1ゾーン用送気フアン(e)及び
第2ゾーン用送気フアン(f)の吸気口へ戻って、再び
吐出され、バーナ(d)により加熱されて、熱風吹き出
しノズル(c)(c)へ送られる。またこの熱風(ドラ
イヤ排ガス)の一部が排ガス用ブロワ輸)により直燃式
脱臭装置(h)へ送られ、バーナ(i)により燃焼させ
られて、脱臭された後、直燃式脱臭装置(h)の排ガス
排出口(k)から大気へ放出されるようになっている。
と、(a)が印刷機の後流側に設けた乾燥装置、(b)
が印刷紙、 (c) (c)が上記乾燥装置(a)内に
設けた熱風吹き出しノズル、(d)が上記乾燥装置(a
)に設けたバーナ、(e)が第1ゾーン用送気フアン、
(f)が第2ゾーン用送気フアン、(g)が排ガス用プ
ロワ、(h)が直燃式脱臭装置、(i)が同直燃式脱臭
装置(h)に設けたバーナ、(j)が同直燃式脱臭装置
<h>内の燃焼室、(k)が同直燃式脱臭装置(h)に
設けた排ガス排出口で、第1ゾーン用送気フアン(e)
及び第2ゾーン用送気フアン(f)の吐出口から出て、
バーナ(d)により加熱された熱風が熱風吹き出しノズ
ル(c) (c)から乾燥装置(a)内へ吹き出してい
るときに、印刷機で印刷された印刷紙(、b)が乾燥装
置(a)内へ送られ、上記熱風により加熱されて、イン
キの溶剤が蒸発する。また熱風吹き出しノズル(c)
(c)から乾燥装置(a)内へ吹き出して、印刷紙(b
)に当たった熱風が第1ゾーン用送気フアン(e)及び
第2ゾーン用送気フアン(f)の吸気口へ戻って、再び
吐出され、バーナ(d)により加熱されて、熱風吹き出
しノズル(c)(c)へ送られる。またこの熱風(ドラ
イヤ排ガス)の一部が排ガス用ブロワ輸)により直燃式
脱臭装置(h)へ送られ、バーナ(i)により燃焼させ
られて、脱臭された後、直燃式脱臭装置(h)の排ガス
排出口(k)から大気へ放出されるようになっている。
(発明が解決しようとする課題)
前記第3図に示す従来の印刷機の直燃式脱臭装置では、
熱風(ドライヤ排ガス)の一部が排ガス用ブロワ−(g
)により直燃式脱臭装置(h)へ送られ、バーナ(i)
により燃焼させられて、脱臭された後、直燃式脱臭装置
(h)の排ガス排出口(k)から高温のまま大気へ放出
されるので、多くの助燃料が必要な上に、ドライヤ排ガ
スの熱回収が不十分で、ランニングコストが嵩むという
問題があった。
熱風(ドライヤ排ガス)の一部が排ガス用ブロワ−(g
)により直燃式脱臭装置(h)へ送られ、バーナ(i)
により燃焼させられて、脱臭された後、直燃式脱臭装置
(h)の排ガス排出口(k)から高温のまま大気へ放出
されるので、多くの助燃料が必要な上に、ドライヤ排ガ
スの熱回収が不十分で、ランニングコストが嵩むという
問題があった。
本発明は、前記の問題点に鑑み提案されたものであり、
その目的とする処は、定常時、助燃が不要な上に、ドラ
イヤ排ガスの熱回収を十分に行うことができて、ランニ
ングコストを低減できる。
その目的とする処は、定常時、助燃が不要な上に、ドラ
イヤ排ガスの熱回収を十分に行うことができて、ランニ
ングコストを低減できる。
また脱臭装置内へ送られたドライヤ排ガスを常時燃焼さ
せる定常時のバーナを不用にできる改良された印刷機の
直燃式脱臭装置を提供しようとするものである点にある
。
せる定常時のバーナを不用にできる改良された印刷機の
直燃式脱臭装置を提供しようとするものである点にある
。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するために2本発明の印刷機の直燃式脱
臭装置は、脱臭装置本体内に上部輻射変換体及び下部輻
射変換体を間隔をおき対向設置して、同下部輻射変換体
の下方の脱臭装置本体内に予混合室を、同上部輻射変換
体及び同下部輻射変換体の間の脱臭装置本体内に燃焼室
を、同上部輻射変換体の上方の脱臭装置本体内に熱交換
室を。
臭装置は、脱臭装置本体内に上部輻射変換体及び下部輻
射変換体を間隔をおき対向設置して、同下部輻射変換体
の下方の脱臭装置本体内に予混合室を、同上部輻射変換
体及び同下部輻射変換体の間の脱臭装置本体内に燃焼室
を、同上部輻射変換体の上方の脱臭装置本体内に熱交換
室を。
それぞれ形成し、上記予混合室に補助燃料供給管を、上
記燃焼室に補助バーナを、上記熱交換室に熱交換器及び
脱臭処理済ガス排出管を、それぞれ設け、上記熱交換器
と上記予混合室とをドライヤ排ガス導入管により連絡し
たことを特徴としている。
記燃焼室に補助バーナを、上記熱交換室に熱交換器及び
脱臭処理済ガス排出管を、それぞれ設け、上記熱交換器
と上記予混合室とをドライヤ排ガス導入管により連絡し
たことを特徴としている。
(作用)
本発明の印刷機の直燃式脱臭装置は前記のように構成さ
れており、炭化水素を含み且つ温度が100〜160@
C程度のドライヤ排ガスをドライヤ排ガス排出口を経て
脱臭装置本体の予混合室へ導(。その際、直燃式脱臭装
置がスタート時であったり、燃焼室で燃焼されるドライ
ヤ排ガスの溶剤濃度が低かったりして、燃焼室の温度が
低い場合には、補助燃料を補助燃料供給管を経て予混合
室へ送り、予混合室内のドライヤ排ガスと混合させて、
ドライヤ排ガスのカロリーを増大させた後。
れており、炭化水素を含み且つ温度が100〜160@
C程度のドライヤ排ガスをドライヤ排ガス排出口を経て
脱臭装置本体の予混合室へ導(。その際、直燃式脱臭装
置がスタート時であったり、燃焼室で燃焼されるドライ
ヤ排ガスの溶剤濃度が低かったりして、燃焼室の温度が
低い場合には、補助燃料を補助燃料供給管を経て予混合
室へ送り、予混合室内のドライヤ排ガスと混合させて、
ドライヤ排ガスのカロリーを増大させた後。
下部輻射変換体を経て燃焼室へ導く一方、補助燃料を補
助バーナへ送って、同補助燃料を着火、燃焼させ、同補
助バーナからの火炎により、@焼室へ導いたドライヤ排
ガスの臭気成分(炭化水素)を燃焼させる。また予混合
室へ導いたドライヤ排ガスの溶剤濃度が高い場合(排気
風量を少なくして1画線率の高い印刷機を乾燥した場合
)には。
助バーナへ送って、同補助燃料を着火、燃焼させ、同補
助バーナからの火炎により、@焼室へ導いたドライヤ排
ガスの臭気成分(炭化水素)を燃焼させる。また予混合
室へ導いたドライヤ排ガスの溶剤濃度が高い場合(排気
風量を少なくして1画線率の高い印刷機を乾燥した場合
)には。
上記助燃を行わずに、ドライヤ排ガスを予混合室−下部
輻射変換体を経て燃焼室へ導き、ドライヤ排ガスの臭気
成分(炭化水素)を燃焼させて、燃焼室の温度を700
〜1000°C程度に維持する一方、上部輻射変換体を
出る脱臭処理済ガスの温度を500〜700”程度まで
低下させる。即ち、このときには、脱臭処理済ガスの燃
焼温度が高い。この高温の脱臭処理済ガスを上部輻射変
換体を通過させることにより、脱臭処理済ガスの顕熱を
同上部輻射変換体に与えて、輻射熱に変換し。
輻射変換体を経て燃焼室へ導き、ドライヤ排ガスの臭気
成分(炭化水素)を燃焼させて、燃焼室の温度を700
〜1000°C程度に維持する一方、上部輻射変換体を
出る脱臭処理済ガスの温度を500〜700”程度まで
低下させる。即ち、このときには、脱臭処理済ガスの燃
焼温度が高い。この高温の脱臭処理済ガスを上部輻射変
換体を通過させることにより、脱臭処理済ガスの顕熱を
同上部輻射変換体に与えて、輻射熱に変換し。
また同上部輻射変換体の輻射熱を下方の下部輻射変換体
及び上方の熱交換室に与えて、燃焼室の温度を700〜
1000’C程度に維持する一方。
及び上方の熱交換室に与えて、燃焼室の温度を700〜
1000’C程度に維持する一方。
上部輻射変換体を出る脱臭処理済ガスの温度を500〜
700°程度まで低下させる。また上部輻射変換体の輻
射熱を熱交換室内に設けた熱交換器の管内を流れるドラ
イヤ排ガスに伝えて、これを加熱する。また同熱交換室
の脱臭処理ガスを脱臭処理済ガス排出管を経て脱臭装置
本体外へ排出する。
700°程度まで低下させる。また上部輻射変換体の輻
射熱を熱交換室内に設けた熱交換器の管内を流れるドラ
イヤ排ガスに伝えて、これを加熱する。また同熱交換室
の脱臭処理ガスを脱臭処理済ガス排出管を経て脱臭装置
本体外へ排出する。
(実施例)
次に本発明の印刷機の直燃式脱臭装置を第1図に示す一
実施例により説明すると、(1)が脱臭装置本体、(2
)が下部輻射変換体、(3)が上部輻射変換体。
実施例により説明すると、(1)が脱臭装置本体、(2
)が下部輻射変換体、(3)が上部輻射変換体。
(4)が予混合室、(5)が燃焼室、(6)が熱交換室
、(7)がLPG等の補助燃料タンク、(8)が補助燃
料供給管、(9)カ補助バーナ、 (10)がコントロ
ールバルブ。
、(7)がLPG等の補助燃料タンク、(8)が補助燃
料供給管、(9)カ補助バーナ、 (10)がコントロ
ールバルブ。
(11)が印刷機の乾燥装置、 (12) (14)
(16) (18)がドライヤ排ガス導入管、 (13
)がプロワ、 (15) (17)が熱交換器、 (1
9) (20) (21)が脱臭処理済ガス排出管で、
脱臭装置本体(1)内に上部輻射変換体(3)及び下部
輻射変換体(2)を間隔をおいて設置して。
(16) (18)がドライヤ排ガス導入管、 (13
)がプロワ、 (15) (17)が熱交換器、 (1
9) (20) (21)が脱臭処理済ガス排出管で、
脱臭装置本体(1)内に上部輻射変換体(3)及び下部
輻射変換体(2)を間隔をおいて設置して。
同下部輻射変換体(2)の下方の脱臭装置本体(1)内
に予混合室(4)を、同上部輻射変換体(3)及び同下
部輻射変換体(2)の間の脱臭装置本体(1)内に燃焼
室(5)を、同上部輻射変換体(3)の上方の脱臭装置
本体(1)内に熱交換室(6)を、それぞれ形成し、上
記予混合室(4)に補助燃料供給管(8)を、上記燃焼
室(5)に補助バーナ(9)を、上記熱交換室(6)に
熱交換器(17)及び脱臭処理済ガス排出管(19)を
、それぞれ設け、上記熱交換器(17)と上記予混合室
(4)とをドライヤ排ガス導入管(18)により連絡し
ている。また印刷機の乾燥装置(11)とプロワ(13
)とをドライヤ排ガス導入管(18)により連絡し、プ
ロワ(13)と熱交換器(17)とをドライヤ排ガス導
入管(16)により連絡し、脱臭処理済ガス排出管(1
9)と脱臭処理済ガス排出管(20) (21)とを熱
交換器(15)を介して連絡し、脱臭処理済ガス排出管
(20)を印刷機の乾燥装置(11)に連絡し、コント
ロールバルブ(10)を補助燃料供給管(8)の途中に
設けている。
に予混合室(4)を、同上部輻射変換体(3)及び同下
部輻射変換体(2)の間の脱臭装置本体(1)内に燃焼
室(5)を、同上部輻射変換体(3)の上方の脱臭装置
本体(1)内に熱交換室(6)を、それぞれ形成し、上
記予混合室(4)に補助燃料供給管(8)を、上記燃焼
室(5)に補助バーナ(9)を、上記熱交換室(6)に
熱交換器(17)及び脱臭処理済ガス排出管(19)を
、それぞれ設け、上記熱交換器(17)と上記予混合室
(4)とをドライヤ排ガス導入管(18)により連絡し
ている。また印刷機の乾燥装置(11)とプロワ(13
)とをドライヤ排ガス導入管(18)により連絡し、プ
ロワ(13)と熱交換器(17)とをドライヤ排ガス導
入管(16)により連絡し、脱臭処理済ガス排出管(1
9)と脱臭処理済ガス排出管(20) (21)とを熱
交換器(15)を介して連絡し、脱臭処理済ガス排出管
(20)を印刷機の乾燥装置(11)に連絡し、コント
ロールバルブ(10)を補助燃料供給管(8)の途中に
設けている。
次に前記第1図に示す印刷機の直燃式脱臭装置の作用を
具体的に説明する。印刷機の乾燥装置(11)から排出
されるドライヤ排ガスは9通常1〜5g/Na+3の炭
化水素系溶剤を含み、100〜1606C程度の温度が
ある。このドライヤ排ガスをドライヤ排ガス導入管(1
2)−プロア(13)−ドライヤ排ガス導入管(14)
−熱交換器(15)へ管内流体として導き、ここで同熱
交換器(15)内を管外流体として流れる脱臭処理済ガ
スと熱交換して、加熱し。
具体的に説明する。印刷機の乾燥装置(11)から排出
されるドライヤ排ガスは9通常1〜5g/Na+3の炭
化水素系溶剤を含み、100〜1606C程度の温度が
ある。このドライヤ排ガスをドライヤ排ガス導入管(1
2)−プロア(13)−ドライヤ排ガス導入管(14)
−熱交換器(15)へ管内流体として導き、ここで同熱
交換器(15)内を管外流体として流れる脱臭処理済ガ
スと熱交換して、加熱し。
次いでドライヤ排ガス導入管(16)を経て脱臭装置本
体(1)の熱交換室(6)内に設けた熱交換器(17)
へ管内流体として導き、ここで熱交換室(6)内を管外
流体として流れる脱臭処理済ガスと熱交換して、再び加
熱し1次いでドライヤ排ガス導入管(18)を経て脱臭
装置本体(1)の予混合室(4)へ導(。
体(1)の熱交換室(6)内に設けた熱交換器(17)
へ管内流体として導き、ここで熱交換室(6)内を管外
流体として流れる脱臭処理済ガスと熱交換して、再び加
熱し1次いでドライヤ排ガス導入管(18)を経て脱臭
装置本体(1)の予混合室(4)へ導(。
その際、直燃式脱臭装置がスタート時であったり。
燃焼室(5)で燃焼されるドライヤ排ガスの溶剤濃度が
低かったりして、燃焼室(5)の温度が低い場合には1
次の要領で助燃を行う、即ち、LPG等の補助燃料を補
助燃料タンク(7)−補助燃料供給管(8)を経て予混
合室(4)へ送り、予混合室(4)内のドライヤ排ガス
と混合させて、ドライヤ排ガスのカロリーを増大させた
後、下部輻射変換体(2)を経て燃焼室(5)へ導く一
方、LPG等の補助燃料を補助燃料タンク(7)−補助
燃料供給管(8)−補助バーナ(9)へ送って、同補助
燃料を着火、燃焼させ、同補助バーナ(9)からの火炎
により、燃焼室(5)へ導いたドライヤ排ガスの臭気成
分(炭化水素)を燃焼させる。このとき、燃焼室(5)
内の温度を温度計により検出して、そのとき得られる検
出信号をコントロールバルブ(10)へ送り、同コント
ロールバルブ(10)の開度を調節して。
低かったりして、燃焼室(5)の温度が低い場合には1
次の要領で助燃を行う、即ち、LPG等の補助燃料を補
助燃料タンク(7)−補助燃料供給管(8)を経て予混
合室(4)へ送り、予混合室(4)内のドライヤ排ガス
と混合させて、ドライヤ排ガスのカロリーを増大させた
後、下部輻射変換体(2)を経て燃焼室(5)へ導く一
方、LPG等の補助燃料を補助燃料タンク(7)−補助
燃料供給管(8)−補助バーナ(9)へ送って、同補助
燃料を着火、燃焼させ、同補助バーナ(9)からの火炎
により、燃焼室(5)へ導いたドライヤ排ガスの臭気成
分(炭化水素)を燃焼させる。このとき、燃焼室(5)
内の温度を温度計により検出して、そのとき得られる検
出信号をコントロールバルブ(10)へ送り、同コント
ロールバルブ(10)の開度を調節して。
燃焼室(5)の温度を700〜10006C程度に維持
する。また予混合室(4)へ導いたドライヤ排ガスの溶
剤濃度が高い場合(排気風量を少なくして1画線率の高
い印刷機を乾燥した場合)には。
する。また予混合室(4)へ導いたドライヤ排ガスの溶
剤濃度が高い場合(排気風量を少なくして1画線率の高
い印刷機を乾燥した場合)には。
上記助燃を行わずに、ドライヤ排ガスを予混合室(4)
−下部輻射変換体(2)を経て燃焼室(5)へ導いて、
ドライヤ排ガスの臭気成分(炭化水素)を燃焼させる。
−下部輻射変換体(2)を経て燃焼室(5)へ導いて、
ドライヤ排ガスの臭気成分(炭化水素)を燃焼させる。
即ち、このときには、脱臭処理済ガスの燃焼温度が高い
。この高温の脱臭処理済ガスを上部輻射変換体(3)を
通過させることにより。
。この高温の脱臭処理済ガスを上部輻射変換体(3)を
通過させることにより。
脱臭処理済ガスの顕熱を同上部輻射変換体(3)に与え
て、輻射熱に変換し、また同上部輻射変換体(3)の輻
射熱を下方の下部輻射変換体(2)及び上方の熱交換室
(6)に与えて、燃焼室(5)の温度を7.00〜10
00”C程度に維持する一方、上部輻射変換体(3)を
出る脱臭処理済ガスの温度を輻射変換体(2) (3)
を設けていない場合に比べると。
て、輻射熱に変換し、また同上部輻射変換体(3)の輻
射熱を下方の下部輻射変換体(2)及び上方の熱交換室
(6)に与えて、燃焼室(5)の温度を7.00〜10
00”C程度に維持する一方、上部輻射変換体(3)を
出る脱臭処理済ガスの温度を輻射変換体(2) (3)
を設けていない場合に比べると。
500〜700”程−度まで低下させる(第2図参照)
、そのため、熱交換器(17)に通常のチューブラータ
イプ或いはプレートタイプの熱交換器を使用できる。ま
た上部輻射変換体(3)の輻射熱を熱交換器(17)の
管内を流れるドライヤ排ガスに伝えて、これを加熱する
。また熱交換室(6)内の脱臭処理ガスを脱臭処理済ガ
ス排出管(19)を経て熱交換器(15)内へ導き、こ
こで同脱臭処理済ガスにより熱交換器(15)の管内を
流れるドライヤ排ガスを加熱して、脱臭処理済ガスの温
度をさらに低下させ1次いで同脱臭処理済ガスの一部を
脱臭処理済ガス排出管(20)を経て印刷機の乾燥装置
(11)へ導き、残りの脱臭処理済ガスを脱臭処理済ガ
ス排出管(20)を経て系外へ排出する。
、そのため、熱交換器(17)に通常のチューブラータ
イプ或いはプレートタイプの熱交換器を使用できる。ま
た上部輻射変換体(3)の輻射熱を熱交換器(17)の
管内を流れるドライヤ排ガスに伝えて、これを加熱する
。また熱交換室(6)内の脱臭処理ガスを脱臭処理済ガ
ス排出管(19)を経て熱交換器(15)内へ導き、こ
こで同脱臭処理済ガスにより熱交換器(15)の管内を
流れるドライヤ排ガスを加熱して、脱臭処理済ガスの温
度をさらに低下させ1次いで同脱臭処理済ガスの一部を
脱臭処理済ガス排出管(20)を経て印刷機の乾燥装置
(11)へ導き、残りの脱臭処理済ガスを脱臭処理済ガ
ス排出管(20)を経て系外へ排出する。
(発明の効果)
本発明の印刷機の直燃式脱臭装置は前記のように炭化水
素を含み且つ温度が100〜160”C程度のドライヤ
排ガスをドライヤ排ガス導入管を経て脱臭装置本体の予
混合室へ導く。その際、直燃式脱臭装置がスタート時で
あったり、燃焼室で燃焼されるドライヤ排ガスの溶剤濃
度が低かったりして、燃焼室の温度が低い場合には、補
助燃料を補助燃料供給管を経て予混合室へ送り、予混合
室内のドライヤ排ガスと混合させて、ドライヤ排ガスの
カロリーを増大させた後、下部輻射変換体を経て燃焼室
へ導(一方、補助燃料を補助バーナへ送って、同補助燃
料を着火、燃焼させ、同補助バーナからの火炎により、
燃焼室へ導いたドライヤ排ガスの臭気成分(炭化水素)
を燃焼させる。
素を含み且つ温度が100〜160”C程度のドライヤ
排ガスをドライヤ排ガス導入管を経て脱臭装置本体の予
混合室へ導く。その際、直燃式脱臭装置がスタート時で
あったり、燃焼室で燃焼されるドライヤ排ガスの溶剤濃
度が低かったりして、燃焼室の温度が低い場合には、補
助燃料を補助燃料供給管を経て予混合室へ送り、予混合
室内のドライヤ排ガスと混合させて、ドライヤ排ガスの
カロリーを増大させた後、下部輻射変換体を経て燃焼室
へ導(一方、補助燃料を補助バーナへ送って、同補助燃
料を着火、燃焼させ、同補助バーナからの火炎により、
燃焼室へ導いたドライヤ排ガスの臭気成分(炭化水素)
を燃焼させる。
また予混合室へ導いたドライヤ排ガスの溶剤濃度が高い
場合(排気風量を少なくして1画線率の高い印刷機を乾
燥した場合)には、上記助燃を行わずに、ドライヤ排ガ
スを予混合室−下部輻射変換体を経て燃焼室へ導き、ド
ライヤ排ガスの臭気成分(炭化水素)を燃焼させて、燃
焼室の温度を700〜1000”C程度に維持する一方
、上部輻射変換体を出る脱臭処理済ガスの温度を500
〜700°程度まで低下させる。即ち、このときには、
脱臭処理済ガスの燃焼温度が高い。この高温の脱臭処理
済ガスを上部輻射変換体を通過させることにより、脱臭
処理済ガスの顕熱を同上部輻射変換体に与えて、輻射熱
に変換し、また同上部輻射変換体の輻射熱を下方の下部
輻射変換体及び上方の熱交換室に与えて、燃焼室の温度
を700〜1000”C程度に維持する一方、上部輻射
変換体を出る脱臭処理済ガスの温度を500〜700°
程度まで低下させる。また上部輻射変換体の輻射熱を熱
交換室内に設けた熱交換器の管内を流れるドライヤ排ガ
スに伝えて、これを加熱する。また同熱交換室の脱臭処
理ガスを脱臭処理済ガス排出管を経て脱臭装置本体外へ
排出するので、定常時、助燃を不要にできる上に、ドラ
イヤ排ガスの熱回収を十分に行うことができて、ランニ
ングコストを低減できる。
場合(排気風量を少なくして1画線率の高い印刷機を乾
燥した場合)には、上記助燃を行わずに、ドライヤ排ガ
スを予混合室−下部輻射変換体を経て燃焼室へ導き、ド
ライヤ排ガスの臭気成分(炭化水素)を燃焼させて、燃
焼室の温度を700〜1000”C程度に維持する一方
、上部輻射変換体を出る脱臭処理済ガスの温度を500
〜700°程度まで低下させる。即ち、このときには、
脱臭処理済ガスの燃焼温度が高い。この高温の脱臭処理
済ガスを上部輻射変換体を通過させることにより、脱臭
処理済ガスの顕熱を同上部輻射変換体に与えて、輻射熱
に変換し、また同上部輻射変換体の輻射熱を下方の下部
輻射変換体及び上方の熱交換室に与えて、燃焼室の温度
を700〜1000”C程度に維持する一方、上部輻射
変換体を出る脱臭処理済ガスの温度を500〜700°
程度まで低下させる。また上部輻射変換体の輻射熱を熱
交換室内に設けた熱交換器の管内を流れるドライヤ排ガ
スに伝えて、これを加熱する。また同熱交換室の脱臭処
理ガスを脱臭処理済ガス排出管を経て脱臭装置本体外へ
排出するので、定常時、助燃を不要にできる上に、ドラ
イヤ排ガスの熱回収を十分に行うことができて、ランニ
ングコストを低減できる。
また上記のように高温の脱臭処理済ガスを上部輻射変換
体を通過させることにより、脱臭処理済ガスの顕熱を同
上部輻射変換体に与えて、輻射熱に変換し、また同上部
輻射変換体の輻射熱を下方の下部輻射変換体及び上方の
熱交換室に与えて。
体を通過させることにより、脱臭処理済ガスの顕熱を同
上部輻射変換体に与えて、輻射熱に変換し、また同上部
輻射変換体の輻射熱を下方の下部輻射変換体及び上方の
熱交換室に与えて。
燃焼室の温度を700〜1000@C程度に維持するの
で、脱臭装置内へ送られたドライヤ排ガスを常時燃焼さ
せる定常時のバーナを不用にできる効果がある。
で、脱臭装置内へ送られたドライヤ排ガスを常時燃焼さ
せる定常時のバーナを不用にできる効果がある。
第1図は本発明に係わる印刷機の直燃式脱臭装置の一実
施例を示す系統図、第2図はその作用説明図、第3図は
従来の従来の印刷機の直燃式脱臭装置を示す系統図であ
る。 (1)・・・脱臭装置本体、(2)・・・下部輻射変換
体、(3)・・・上部輻射変換体、(4)・・・予混合
室。 (5)・・・燃焼室、(6)・・・熱交換室、(8)・
・・補助燃料供給管、(9)・・・補助バーナ、 (1
B) ・・・ドライヤ排ガス導入管、 (19)
・・・脱臭処理済ガス排出管。
施例を示す系統図、第2図はその作用説明図、第3図は
従来の従来の印刷機の直燃式脱臭装置を示す系統図であ
る。 (1)・・・脱臭装置本体、(2)・・・下部輻射変換
体、(3)・・・上部輻射変換体、(4)・・・予混合
室。 (5)・・・燃焼室、(6)・・・熱交換室、(8)・
・・補助燃料供給管、(9)・・・補助バーナ、 (1
B) ・・・ドライヤ排ガス導入管、 (19)
・・・脱臭処理済ガス排出管。
Claims (1)
- 脱臭装置本体内に上部輻射変換体及び下部輻射変換体を
間隔をおき対向設置して、同下部輻射変換体の下方の脱
臭装置本体内に予混合室を、同上部輻射変換体及び同下
部輻射変換体の間の脱臭装置本体内に燃焼室を、同上部
輻射変換体の上方の脱臭装置本体内に熱交換室を、それ
ぞれ形成し、上記予混合室に補助燃料供給管を、上記燃
焼室に補助バーナを、上記熱交換室に熱交換器及び脱臭
処理済ガス排出管を、それぞれ設け、上記熱交換器と上
記予混合室とをドライヤ排ガス導入管により連絡したこ
とを特徴とする印刷機の直燃式脱臭装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63003762A JPH01181011A (ja) | 1988-01-13 | 1988-01-13 | 印刷機の直燃式脱臭装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63003762A JPH01181011A (ja) | 1988-01-13 | 1988-01-13 | 印刷機の直燃式脱臭装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01181011A true JPH01181011A (ja) | 1989-07-19 |
Family
ID=11566186
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63003762A Pending JPH01181011A (ja) | 1988-01-13 | 1988-01-13 | 印刷機の直燃式脱臭装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01181011A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000019160A1 (fr) * | 1998-09-25 | 2000-04-06 | Moriguchi, Kei | Appareil de sechage du type four ascendant et four equipe de cet appareil |
CN107878015A (zh) * | 2017-10-30 | 2018-04-06 | 平湖市燎原印刷厂 | 一种印刷用热风烘干设备 |
CN110039885A (zh) * | 2019-05-30 | 2019-07-23 | 于婉晴 | 丝网印刷机印版光触媒除臭装置 |
-
1988
- 1988-01-13 JP JP63003762A patent/JPH01181011A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000019160A1 (fr) * | 1998-09-25 | 2000-04-06 | Moriguchi, Kei | Appareil de sechage du type four ascendant et four equipe de cet appareil |
CN107878015A (zh) * | 2017-10-30 | 2018-04-06 | 平湖市燎原印刷厂 | 一种印刷用热风烘干设备 |
CN110039885A (zh) * | 2019-05-30 | 2019-07-23 | 于婉晴 | 丝网印刷机印版光触媒除臭装置 |
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