JPH01178247A - マッチング回路 - Google Patents
マッチング回路Info
- Publication number
- JPH01178247A JPH01178247A JP63000134A JP13488A JPH01178247A JP H01178247 A JPH01178247 A JP H01178247A JP 63000134 A JP63000134 A JP 63000134A JP 13488 A JP13488 A JP 13488A JP H01178247 A JPH01178247 A JP H01178247A
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- JP
- Japan
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- impedance
- impedance conversion
- coaxial cable
- matching circuit
- cable
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- Pending
Links
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims abstract description 25
- 238000002595 magnetic resonance imaging Methods 0.000 claims description 6
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 4
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000003139 buffering effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、例えば磁気共鳴イメージング装置(以下MR
I装■という)において高周波パルスの発信及び/又は
受信を行なうRFコイルを含む回路に適用されるマツチ
ング回路に関し、特にインピーダンス変換に際しての電
力損失を軽減する技術の改良に関する。
I装■という)において高周波パルスの発信及び/又は
受信を行なうRFコイルを含む回路に適用されるマツチ
ング回路に関し、特にインピーダンス変換に際しての電
力損失を軽減する技術の改良に関する。
(従来の技術)
従来、この種のマツチング回路は、例えば第3図に示す
ように、!?Fコイル1と可変コンデン1す2とにより
直列共振回路を形成したチューニング部10と、LC集
中定数インピーダンス変換部11とを、λ/4同軸ケー
ブル3により電気的に結合し、このλ/4同軸ケーブル
による固有インピーダンスZoに従ってチューニング部
10ど1−C集中定数インピーダンス変換部11との相
互間のインピーダンス変換を行なうλ/4ケーブルイン
ピーダンス変換部12を構成している。
ように、!?Fコイル1と可変コンデン1す2とにより
直列共振回路を形成したチューニング部10と、LC集
中定数インピーダンス変換部11とを、λ/4同軸ケー
ブル3により電気的に結合し、このλ/4同軸ケーブル
による固有インピーダンスZoに従ってチューニング部
10ど1−C集中定数インピーダンス変換部11との相
互間のインピーダンス変換を行なうλ/4ケーブルイン
ピーダンス変換部12を構成している。
この従来のマツチング回路の場合、ブユーニング部10
に同調が得られている状態では、ωL=1/ωCの式を
満足する直列共振条件下となるため、インピーダンスZ
1は抵抗成分のみとなり小さくなる。
に同調が得られている状態では、ωL=1/ωCの式を
満足する直列共振条件下となるため、インピーダンスZ
1は抵抗成分のみとなり小さくなる。
次に、λ/4.インピーダンス変換部12によりインピ
ーダンスZ+がインピーダンスZ2に変換され、このと
き、λ/4同軸ケーブル3の固有インピーダンスをZO
とすると、 Z2=Z+ 22 なる関係を満足させる。
ーダンスZ+がインピーダンスZ2に変換され、このと
き、λ/4同軸ケーブル3の固有インピーダンスをZO
とすると、 Z2=Z+ 22 なる関係を満足させる。
同時に、インピーダンスZ1はチューニング状態で純抵
抗の低インピーダンスなのでインピーダンスZ2は純抵
抗の高インピーダンスとなる。
抗の低インピーダンスなのでインピーダンスZ2は純抵
抗の高インピーダンスとなる。
このλ/4同軸ケーブル3の部分は、分布定数回路とし
てとらえることができ、内部抵抗による電圧降下で大き
な電力損失が発生する。そして、λ/4同軸ケーブル3
の良さが長くなる程、その電力損失が更に大きくなる。
てとらえることができ、内部抵抗による電圧降下で大き
な電力損失が発生する。そして、λ/4同軸ケーブル3
の良さが長くなる程、その電力損失が更に大きくなる。
これは、同時にチューニング部のインピーダンス変化の
緩衛部としての役割を持つことになるから、従来、MR
I装置において被検者や部品毎によるRFコイルのイン
ピーダンス変化を緩和させることに役立たせていた。
緩衛部としての役割を持つことになるから、従来、MR
I装置において被検者や部品毎によるRFコイルのイン
ピーダンス変化を緩和させることに役立たせていた。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、従来のマツチング回路の如くλ/4同軸
ケーブルでの高周波電力損失が大きいことは、やはり回
路効率上不利であるため、改善することを要望される状
況にあった。
ケーブルでの高周波電力損失が大きいことは、やはり回
路効率上不利であるため、改善することを要望される状
況にあった。
本発明の目的は高周波電力損失の少ないマツチング回路
を提供することにある。
を提供することにある。
[発明の構成1
(課題を解決するだめの手段)
本発明は、上記の目的を達成するため、特性インピーダ
ンスが相違する回路相互間のインピーダンス変換器とし
て、電気的に見た良さがλ/4よりも短い寸法の同軸ケ
ーブルを前記回路相互間に挿入してなることを要旨とし
ている。
ンスが相違する回路相互間のインピーダンス変換器とし
て、電気的に見た良さがλ/4よりも短い寸法の同軸ケ
ーブルを前記回路相互間に挿入してなることを要旨とし
ている。
(作用)
本発明によるマツチング回路では、同軸ケーブルのイン
ピーダンス変換をλ/4以下でするためケーブル長に依
存する電力損失が大幅に軽減される。
ピーダンス変換をλ/4以下でするためケーブル長に依
存する電力損失が大幅に軽減される。
この際、同軸ケーブルがλ/4になることによって残存
する虚部成分はLC集中定数回路により除去すれば良い
。
する虚部成分はLC集中定数回路により除去すれば良い
。
(実施例)
′;E1図は本発明の一実施例のマツチング回路の概略
構成を示す回路図である。
構成を示す回路図である。
この一実施例のマツチング回路は、チューニング部10
とLC集中定数インピーダンス変換部11との間でイン
ピーダンス変換を行なうため、電気的に見た長さがλ/
4よりも短い寸法(但しλ:送波の波長)の同軸ケーブ
ル4をチューニング部10、!:LC集中定数インピー
ダンス変換部11との相互間に挿入してケーブルインピ
ーダンス変換部14を構成している。なお、同図におい
て、1はRFコイル、2は可変コンデンサであり、第3
図の従来例同様に直列共振回路を形成する接続構成であ
る。
とLC集中定数インピーダンス変換部11との間でイン
ピーダンス変換を行なうため、電気的に見た長さがλ/
4よりも短い寸法(但しλ:送波の波長)の同軸ケーブ
ル4をチューニング部10、!:LC集中定数インピー
ダンス変換部11との相互間に挿入してケーブルインピ
ーダンス変換部14を構成している。なお、同図におい
て、1はRFコイル、2は可変コンデンサであり、第3
図の従来例同様に直列共振回路を形成する接続構成であ
る。
この一実施例の如くマツチング回路を構成した際、同軸
ケーブル4により得られるLC集中定数インピーダンス
変換部12側のインピーダンスZ2は、チューニング部
11をチューニングした時にIi1!抵抗とならず、虚
部成分を含む。
ケーブル4により得られるLC集中定数インピーダンス
変換部12側のインピーダンスZ2は、チューニング部
11をチューニングした時にIi1!抵抗とならず、虚
部成分を含む。
そのため、ケーブルインピーダンス変換部14では、ケ
ーブルの高周波損失が従来に比して小さくなり、これに
より電力損失が大幅に軽減される。
ーブルの高周波損失が従来に比して小さくなり、これに
より電力損失が大幅に軽減される。
この場合、ケーブルインピーダンス変換部14によるイ
ンピーダンス変換後に、LC集中定数インピーダンス変
換部11において、マツチングをとることにより変換イ
ンピーダンスZ2から虚部成分を除去する補償作業を行
なえばよい。
ンピーダンス変換後に、LC集中定数インピーダンス変
換部11において、マツチングをとることにより変換イ
ンピーダンスZ2から虚部成分を除去する補償作業を行
なえばよい。
このようにして、L C集中定数インピーダンス変換部
11では、後述するMRI装置の静磁場下の被検体の存
在や部品構造に起因するRFコイル1のインピーダンス
変化の緩衛部としての役割りを持つことになる。
11では、後述するMRI装置の静磁場下の被検体の存
在や部品構造に起因するRFコイル1のインピーダンス
変化の緩衛部としての役割りを持つことになる。
また、LC集中定数インピーダンス変換部11に対し、
インピーダンス変化の緩衛部として機能さUる場合、同
軸ケーブル14の高周波電力損失と不可分の関係にある
ので、同軸ケーブル4の長さ斐を最適に選ぶことにより
、上記高周波損失並びに緩衝の程度を任意に選択するこ
とができる。
インピーダンス変化の緩衛部として機能さUる場合、同
軸ケーブル14の高周波電力損失と不可分の関係にある
ので、同軸ケーブル4の長さ斐を最適に選ぶことにより
、上記高周波損失並びに緩衝の程度を任意に選択するこ
とができる。
前述の如く、本発明の一実施例によれば電力損失の少な
いマツチング回路を得ることができるから、この一実施
例のマツチング回路を例えば第2図に示す如<MRI装
置に適用することによって、低電力損失で高周波励起パ
ルス(以下RFパルスという)の発信及び磁気共鳴信@
(以下MR倍信号いう)の受信を行なえる。
いマツチング回路を得ることができるから、この一実施
例のマツチング回路を例えば第2図に示す如<MRI装
置に適用することによって、低電力損失で高周波励起パ
ルス(以下RFパルスという)の発信及び磁気共鳴信@
(以下MR倍信号いう)の受信を行なえる。
なお、第2図に示すMRI装置は、RFコイル1を主磁
石21の静磁場発生空間に傾斜磁場コイル22とともに
設ける。そして、静磁場下でRFコイル1によりRFパ
ルスを発信して被検体の所望部位よりMR倍信号取出し
、この取出されたMR倍信号基に、制御用コンピュータ
23において画像再構成処理を行ない、この処理結果の
内容をCRT等のモニタ24へ画像表示するようになさ
れている。
石21の静磁場発生空間に傾斜磁場コイル22とともに
設ける。そして、静磁場下でRFコイル1によりRFパ
ルスを発信して被検体の所望部位よりMR倍信号取出し
、この取出されたMR倍信号基に、制御用コンピュータ
23において画像再構成処理を行ない、この処理結果の
内容をCRT等のモニタ24へ画像表示するようになさ
れている。
[発明の効果]
以上説明したように、本発明のマツチング回路は、イン
ピーダンス変換用の同軸ケーブルとして、λ/4より短
い寸法の同軸ケーブルを用いたから、高周波による電力
損失が著しく軽減されるという利点が得られる。
ピーダンス変換用の同軸ケーブルとして、λ/4より短
い寸法の同軸ケーブルを用いたから、高周波による電力
損失が著しく軽減されるという利点が得られる。
第1図は本発明の一実施例のマツチング回路の概略構成
を示す回路図、第2図はその一実施例のマッング回路が
適用されるMRI装置の概略を示す構成図、第3図は従
来のマツチング回路の概略構成を示す回路図である。 1・・・FRコイル 2・・・可変コンデンサ4・
・・本発明構成の同軸ケーブル 11・・・チューニング部 12・・・しC定数インピーダンス変換部14・・・ケ
ーブルインピーダンス変換部代理人弁理士三 ツ了 1
呆 男
を示す回路図、第2図はその一実施例のマッング回路が
適用されるMRI装置の概略を示す構成図、第3図は従
来のマツチング回路の概略構成を示す回路図である。 1・・・FRコイル 2・・・可変コンデンサ4・
・・本発明構成の同軸ケーブル 11・・・チューニング部 12・・・しC定数インピーダンス変換部14・・・ケ
ーブルインピーダンス変換部代理人弁理士三 ツ了 1
呆 男
Claims (3)
- (1)特性インピーダンスが相違する回路相互間のイン
ピーダンス変換器として、電気的に見た長さがλ/4よ
りも短い寸法(但し、λ:送波の波長)の同軸ケーブル
を前記回路相互間に挿入してなることを特徴とするマッ
チング回路。 - (2)前記同軸ケーブルは、高周波パルスの発信及び/
又は受信用コイルを含む直列共振回路が形成されたチュ
ーニング部と、LC集中定数回路により構成されたイン
ピーダンス変換部との間を電気的に結合することを特徴
とする請求項1記載のマッチング回路。 - (3)磁気共鳴イメージング装置における前記チューニ
ング部と前記インピーダンス変換部との間を前記同軸ケ
ーブルにより電気的に結合したことを特徴とする請求項
2記載のマッチング回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63000134A JPH01178247A (ja) | 1988-01-05 | 1988-01-05 | マッチング回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63000134A JPH01178247A (ja) | 1988-01-05 | 1988-01-05 | マッチング回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01178247A true JPH01178247A (ja) | 1989-07-14 |
Family
ID=11465560
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63000134A Pending JPH01178247A (ja) | 1988-01-05 | 1988-01-05 | マッチング回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01178247A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4848377B2 (ja) * | 2004-11-15 | 2011-12-28 | メドラッド インコーポレーテッド | 高領域磁気共振システムを用いて腔内構造の画像とスペクトルを得るのに用いる腔内用プローブ及びその為のインターフェイス |
-
1988
- 1988-01-05 JP JP63000134A patent/JPH01178247A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4848377B2 (ja) * | 2004-11-15 | 2011-12-28 | メドラッド インコーポレーテッド | 高領域磁気共振システムを用いて腔内構造の画像とスペクトルを得るのに用いる腔内用プローブ及びその為のインターフェイス |
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