JPH01175194A - 電磁調理器用高出力複合材料 - Google Patents
電磁調理器用高出力複合材料Info
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- JPH01175194A JPH01175194A JP33383987A JP33383987A JPH01175194A JP H01175194 A JPH01175194 A JP H01175194A JP 33383987 A JP33383987 A JP 33383987A JP 33383987 A JP33383987 A JP 33383987A JP H01175194 A JPH01175194 A JP H01175194A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、電磁調理器に採用される器物用材料に関し、
特に加熱効率1表面及び端面の耐食性。
特に加熱効率1表面及び端面の耐食性。
熱伝導性及び成形性に関して総合的に優れた複合材料に
関する。
関する。
一般に電磁誘導加熱用調理器は、励磁装置の磁界中に配
置された器物に電磁誘導により渦電流を誘起させ、その
渦電流によるジュール損によって熱を発生させて器物を
加熱するものである。そしてこの器物の材料としては、
従来、■鉄製材料。
置された器物に電磁誘導により渦電流を誘起させ、その
渦電流によるジュール損によって熱を発生させて器物を
加熱するものである。そしてこの器物の材料としては、
従来、■鉄製材料。
■フェライト系ステンレス鋼(以下α5115と記す)
又はαSUSとアルミニウム(A1)との複合材料(ク
ラツド材)、あるいは■内層、外層が各々オーステナイ
ト系ステンレス鋼(以下がγ5IISと記す)で中間層
が普i@鋼からなるクラツド材、等が採用されている。
又はαSUSとアルミニウム(A1)との複合材料(ク
ラツド材)、あるいは■内層、外層が各々オーステナイ
ト系ステンレス鋼(以下がγ5IISと記す)で中間層
が普i@鋼からなるクラツド材、等が採用されている。
し、かしながら上記従来の器物用材料では、各々以下の
ような問題点がある。
ような問題点がある。
■ 鉄製材料の場合は、電磁調理器の有している最高出
力の100%の負荷がかかるものの、発請しやすく、重
量が重い。
力の100%の負荷がかかるものの、発請しやすく、重
量が重い。
■ αSUS又はこれとAffとの複合材料の場合は、
耐食性及び軽挙化の点では効果があるものの、最高出力
の80%程度しか負荷がかからない。
耐食性及び軽挙化の点では効果があるものの、最高出力
の80%程度しか負荷がかからない。
■ またTSUSと普通鋼からなる複合材料の場合は、
耐食性、加熱効率の点では効果があるものの、その端面
に錆が生じ易い。
耐食性、加熱効率の点では効果があるものの、その端面
に錆が生じ易い。
このように従来の器物用材料では、いずれの場合におい
ても一長一短があり、これらの問題を同時に解消できる
総合的に優れた材料が要請されている。
ても一長一短があり、これらの問題を同時に解消できる
総合的に優れた材料が要請されている。
本願発明者はF記目的を達成するために、各種材料及び
各種複合材料の特性について研究し、以下の点に着目し
た。即ち、αSUSは磁性があるので、非磁性器物使用
時は電源をオンさせないようにした安全装置のついた電
磁調理器にも使用可能であり、耐食性も十分である。し
かしながら単独で用いた場合は71Tll Rmm雑器
最高出力の80%程度しか負荷がかからない。またTS
USやチタン(Ti)は優れた耐食性を有しているが、
非磁性であるため、単独では上記安全装置のついた電磁
調理器には使用できない。
各種複合材料の特性について研究し、以下の点に着目し
た。即ち、αSUSは磁性があるので、非磁性器物使用
時は電源をオンさせないようにした安全装置のついた電
磁調理器にも使用可能であり、耐食性も十分である。し
かしながら単独で用いた場合は71Tll Rmm雑器
最高出力の80%程度しか負荷がかからない。またTS
USやチタン(Ti)は優れた耐食性を有しているが、
非磁性であるため、単独では上記安全装置のついた電磁
調理器には使用できない。
一方、非磁性であるTi又はr SUSを所定値以下の
厚さでもって第1層に配設し、磁性材料であるαSUS
あるいは純鉄等を第2層に配設した複合材料とすれば、
安全装置のついた電磁調理器にも使用でき、かつ最高出
力100%の負荷をかけることができ、さらに第2層に
おいて、αSUSの代わりに純鉄を用いた場合、これの
端面の錆の発生は、純鉄に接するようにA1.Zn又は
これらの合金を配設すれば、これとの接地効果により防
止される。この知見に基づいて、本件出願人は第1層を
TSUS又はTi1第1層を磁性鋼とした電磁調理器用
複合材料について出願している。しかしながらその後の
研究により、上記第1.第2層からなる複合材料につい
ては、その密着性に改善の余地があることが判明した。
厚さでもって第1層に配設し、磁性材料であるαSUS
あるいは純鉄等を第2層に配設した複合材料とすれば、
安全装置のついた電磁調理器にも使用でき、かつ最高出
力100%の負荷をかけることができ、さらに第2層に
おいて、αSUSの代わりに純鉄を用いた場合、これの
端面の錆の発生は、純鉄に接するようにA1.Zn又は
これらの合金を配設すれば、これとの接地効果により防
止される。この知見に基づいて、本件出願人は第1層を
TSUS又はTi1第1層を磁性鋼とした電磁調理器用
複合材料について出願している。しかしながらその後の
研究により、上記第1.第2層からなる複合材料につい
ては、その密着性に改善の余地があることが判明した。
そこで本発明の目的は、上記従来の問題点に鑑み、電磁
調理器の最高出力を100%利用できるとともに、耐食
性、軽量化に優れ、さらに各層の密着性の高い電磁調理
器用高出力複合材料を提供することにある。
調理器の最高出力を100%利用できるとともに、耐食
性、軽量化に優れ、さらに各層の密着性の高い電磁調理
器用高出力複合材料を提供することにある。
c問題点を解決するための手段〕
そこで本願発明に係る電磁調理器用高出力複合材料は、
最外層の第1rf4を非磁性材であるr SO5又はT
iとし、第2層をZn、 Cu、又はNiとし、第3層
をαS[IS 、純鉄等の磁性鋼とするとともに、必要
に応じて第4層以上の層としてZn。
最外層の第1rf4を非磁性材であるr SO5又はT
iとし、第2層をZn、 Cu、又はNiとし、第3層
をαS[IS 、純鉄等の磁性鋼とするとともに、必要
に応じて第4層以上の層としてZn。
Cu、AJ rsUs、Ti等、耐食性、熱伝導性。
接着性を向丘させるための金属材料を単独又は組合せて
配設したことを特徴とするものである。
配設したことを特徴とするものである。
ここで本願発明において、最外層とは第1図及び第2図
に示すように、電磁調理器用複合材料を器物1に成形し
た場合における外表面2例の層をいい、従って最内層と
は器物1の内表面3例の層のことである。
に示すように、電磁調理器用複合材料を器物1に成形し
た場合における外表面2例の層をいい、従って最内層と
は器物1の内表面3例の層のことである。
また本―発明における磁性鋼とは、磁性を有するα5I
IS 、低合金鋼、軟鋼、純鉄をいう、またTSUSと
しては5US304.5US304L等が、αSOSと
しては5US430.5US434等が使用できる。
IS 、低合金鋼、軟鋼、純鉄をいう、またTSUSと
しては5US304.5US304L等が、αSOSと
しては5US430.5US434等が使用できる。
さらに本願発明に係る複合材料の複合方法については特
に限定しないが、例えば圧延によるクラッド法、溶射法
等が採用でき、さらには器物全体を複合化するのは勿論
、器物の一部分、例えば底部分のみを複合化してもよい
。
に限定しないが、例えば圧延によるクラッド法、溶射法
等が採用でき、さらには器物全体を複合化するのは勿論
、器物の一部分、例えば底部分のみを複合化してもよい
。
本発明に係る電磁調理器用高出力複合材料においては、
器物の最外層の第1層にTi又はTSUSを、第3層に
磁性鋼を採用したことから、器物使用中の傷等による発
錆が防止されて耐食性が向上し、かつ電磁調理器の出力
が有効に利用でき、また両肩間の第2層にZn、Cu、
又はNiを採用したので、第1.第3層間の密着性を向
丘できる。
器物の最外層の第1層にTi又はTSUSを、第3層に
磁性鋼を採用したことから、器物使用中の傷等による発
錆が防止されて耐食性が向上し、かつ電磁調理器の出力
が有効に利用でき、また両肩間の第2層にZn、Cu、
又はNiを採用したので、第1.第3層間の密着性を向
丘できる。
この場合、第1層のTi又はTSUSの厚さを0.8鰭
未満又は1.0鰭未満に、第2層のZn又はCuの厚さ
を所定値以下にするか、あるいはNiを配置することに
より、最高出力の100%の負荷をかけることが可能に
なる。
未満又は1.0鰭未満に、第2層のZn又はCuの厚さ
を所定値以下にするか、あるいはNiを配置することに
より、最高出力の100%の負荷をかけることが可能に
なる。
ここで第3図は、第1層をTi又はTSUS 、第2層
をZn、第3層をαSuSとした複合材において、−ト
記Ti又はr SOSとZnの各厚みを変化させた場合
における電磁調理器の最高出力(定格1200W)に対
する複合材を加熱した時の負荷出力の割合(加熱効率%
)の実験結果を示す図である。
をZn、第3層をαSuSとした複合材において、−ト
記Ti又はr SOSとZnの各厚みを変化させた場合
における電磁調理器の最高出力(定格1200W)に対
する複合材を加熱した時の負荷出力の割合(加熱効率%
)の実験結果を示す図である。
なお第3層のαSUSの厚さは0.50とした。また第
4図は第2層をCuとした場合の加熱効率の実験結果を
示す。
4図は第2層をCuとした場合の加熱効率の実験結果を
示す。
第3図、第4図からも明らかなように、第1層のTi又
はγSUSの厚さから縦方向に延長した垂直線と、第2
層のZn又はCuの厚さから横方向に延長した水平線と
の交点が、加熱効率100%の限界線を超えると最高出
力の100%の負荷をかけることができない。従って1
00%の加熱効率を得るには第1層のTiは0.8龍未
満に、r SO3は1.01未満にし、第2層のZn又
はCuの厚さは、Ti又はγSUSからの垂直線と10
0%限界線との交点から延長した水平線に対応する厚さ
以下にする必要がある。即ち、Znの厚さは(0,08
−0,08×(第1層のγSUSの厚さ)〕11以下又
は(0,08−0,I X (第1層のTiの厚さ)〕
■以下に、CUの厚さは(0,03−0,03x (第
1層のr SUSの厚さ)〕璽−以下又は(0,032
−0,04X (第1層のTiの厚さ)〕■以下にする
必要がある。また第2層が磁性材料であるNiの場合は
Ti又はγSO3の厚さが所定値以下の範囲内であれば
特にその厚さの制限はしなくてよい。
はγSUSの厚さから縦方向に延長した垂直線と、第2
層のZn又はCuの厚さから横方向に延長した水平線と
の交点が、加熱効率100%の限界線を超えると最高出
力の100%の負荷をかけることができない。従って1
00%の加熱効率を得るには第1層のTiは0.8龍未
満に、r SO3は1.01未満にし、第2層のZn又
はCuの厚さは、Ti又はγSUSからの垂直線と10
0%限界線との交点から延長した水平線に対応する厚さ
以下にする必要がある。即ち、Znの厚さは(0,08
−0,08×(第1層のγSUSの厚さ)〕11以下又
は(0,08−0,I X (第1層のTiの厚さ)〕
■以下に、CUの厚さは(0,03−0,03x (第
1層のr SUSの厚さ)〕璽−以下又は(0,032
−0,04X (第1層のTiの厚さ)〕■以下にする
必要がある。また第2層が磁性材料であるNiの場合は
Ti又はγSO3の厚さが所定値以下の範囲内であれば
特にその厚さの制限はしなくてよい。
また本願発明においては、必要に応じて最内層に耐食性
の高い金属材料、例えばγ5tlS、A!又はTiを採
用したことから、鯖の発生を防止しつつ良好な熱伝導性
が得られる。そしてこの場合、上記第3層に軟鋼、純鉄
等を採用した場合の端面に発生する錆の問題は隣の層に
Zn、A1採用することにより、該鋼に対するZn、A
ffの接地効果により解消される。
の高い金属材料、例えばγ5tlS、A!又はTiを採
用したことから、鯖の発生を防止しつつ良好な熱伝導性
が得られる。そしてこの場合、上記第3層に軟鋼、純鉄
等を採用した場合の端面に発生する錆の問題は隣の層に
Zn、A1採用することにより、該鋼に対するZn、A
ffの接地効果により解消される。
さらに本願発明においては、第2層にNi、あるいは所
定厚さ以下のZn又はCuO層を介在させたことから、
複合材を形成する際の接着性が向上される。なおこの場
合、接着力を強化するために第1層、第3層の表面にC
rやNi等で下地を形成しても差し支えない。
定厚さ以下のZn又はCuO層を介在させたことから、
複合材を形成する際の接着性が向上される。なおこの場
合、接着力を強化するために第1層、第3層の表面にC
rやNi等で下地を形成しても差し支えない。
さらにまた本発明による複合材においては、第3層に磁
性鋼を採用したことから、安全装置の付いた電磁調理器
にも使用可能である。
性鋼を採用したことから、安全装置の付いた電磁調理器
にも使用可能である。
以下、本発明の実施例について説明する。
まず本願発明品の実施例としてクラッド圧延により電磁
調理器用器物を製造する方法について説明する。
調理器用器物を製造する方法について説明する。
■ 両面に亜鉛めっきを施した軟鋼を挟んでTi及びA
I(両者とも表面を洗浄しておく)を積層する。この積
層材を不活性雰囲気中で300〜400℃に加熱した後
、圧延にかける。これにより最外層の第1層をTi、第
2層をZn、第3層を軟鋼、第4層をZn、第5層をA
1とした複合材が形成されることとなる。
I(両者とも表面を洗浄しておく)を積層する。この積
層材を不活性雰囲気中で300〜400℃に加熱した後
、圧延にかける。これにより最外層の第1層をTi、第
2層をZn、第3層を軟鋼、第4層をZn、第5層をA
1とした複合材が形成されることとなる。
■ そして上記5層からなる複合材を絞り加工によりト
記電磁調理器に適合する器物に形成すればよい。また上
記圧下率は20〜35%が最も望ましい。
記電磁調理器に適合する器物に形成すればよい。また上
記圧下率は20〜35%が最も望ましい。
なお−F記製造方法では発明品の1例のみについて説明
したが、勿論この製造方法は本発明の他の複合材料にも
適用できる。
したが、勿論この製造方法は本発明の他の複合材料にも
適用できる。
ここで本願発明品において器物の最内層にAIを採用す
る場合は、製品としての最終工程で器物の内表面にテフ
ロン(登録商標)加工、アルマイト加工等の表面処理を
施してもよい。
る場合は、製品としての最終工程で器物の内表面にテフ
ロン(登録商標)加工、アルマイト加工等の表面処理を
施してもよい。
次に本発明の複合材を電磁調理器用器物に採用してその
効果を確認するために行った実験結果について説明する
。
効果を確認するために行った実験結果について説明する
。
本実験では、本願発明の各複合材料を上記製造方法によ
って作製し、該各複合材料を電磁調理器用器物に成形し
、該各器物の電磁調理器による出力、成形性1表面耐食
性5端而耐食性及び熱伝導性について調べた。
って作製し、該各複合材料を電磁調理器用器物に成形し
、該各器物の電磁調理器による出力、成形性1表面耐食
性5端而耐食性及び熱伝導性について調べた。
第1表は上記各器物に対する実験結果の評価を示す。同
表において、階1〜11k141は本願発明の複合材料
により製造された器物の評価を示し、隘42〜階48は
従来例の評価を示す0表中、γSUSはオーステナイト
系ステンレス1m (SUS304を採用)。
表において、階1〜11k141は本願発明の複合材料
により製造された器物の評価を示し、隘42〜階48は
従来例の評価を示す0表中、γSUSはオーステナイト
系ステンレス1m (SUS304を採用)。
αSUSはフェライト系ステンレス鋼(SUS430を
採用)を示し、各表価の表し方は、◎:優れている、O
:良好、△:普通、×:不良、とした。
採用)を示し、各表価の表し方は、◎:優れている、O
:良好、△:普通、×:不良、とした。
第1表から°も明らかなように、本発明の複合材料では
、全てにおいて最高出力の100%の負荷がかかってお
り、加熱効率が向上していることがわかる。また成形性
においても普通Δ以りを示し、さらに表面及び端面耐食
性、熱伝導性については良好0以上の評価が得られてお
り、本発明の複合拭料は総合的に優れていることが分る
。
、全てにおいて最高出力の100%の負荷がかかってお
り、加熱効率が向上していることがわかる。また成形性
においても普通Δ以りを示し、さらに表面及び端面耐食
性、熱伝導性については良好0以上の評価が得られてお
り、本発明の複合拭料は総合的に優れていることが分る
。
以ヒのように本発明によれば、最外層の第1層にr S
US又はTiを、第2層にZn、 Cu、又はNiを、
第3層に磁性鋼を採用し、さらに必要に応して第4層以
上の層に接着性、耐食性、熱伝導性向上のための金属材
料を単独で又は組合せて採用したので、良好な加熱効率
を有し、表面及び端面の耐食性、熱伝導性及び成形性に
優れ、さらに第1.第3j!l!i間の密着性に優れた
電磁調理器用器物材料が得られる効果がある。
US又はTiを、第2層にZn、 Cu、又はNiを、
第3層に磁性鋼を採用し、さらに必要に応して第4層以
上の層に接着性、耐食性、熱伝導性向上のための金属材
料を単独で又は組合せて採用したので、良好な加熱効率
を有し、表面及び端面の耐食性、熱伝導性及び成形性に
優れ、さらに第1.第3j!l!i間の密着性に優れた
電磁調理器用器物材料が得られる効果がある。
第1図は本発明の電磁調理器用器物の1例を示す一部断
面正面図、第2図はその平面図、第3図。 第4図は第1層、第2層の厚さと加熱効率との関係を示
す特性図である。 図において、1は器物、2は最外層、3は最内層。 特許出願人 株式会社神戸製鋼所 代理人 弁理士 下車 努 第1図 第2図 第3図 第1層のTi又はrsUsの厚さ (XIO−’m+n
)第4図 第1層のTi又はr SOSの厚さ (XIO−’■)
手続補正書(方式) %式% 2、発明の名称 電磁調理器用高出力複合材料 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 神戸市中央区脇浜町1丁目3番18号
名 称 株式会社 神戸製網所4、代理人
■550 住 所 大阪市西区西本町1丁目12番19号
清友ビル401号室 5、補正命令の日付 6、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明9図面の簡単な説明の欄 7、補正の内容 +11 明細書第11頁第5行の次に、別紙の第1表
173〜第1表373を挿入する。 (21手続補正指令に基づいて、明細書の図面の簡単な
説明の欄中から、第1表(173〜3/3)を削除する
。
面正面図、第2図はその平面図、第3図。 第4図は第1層、第2層の厚さと加熱効率との関係を示
す特性図である。 図において、1は器物、2は最外層、3は最内層。 特許出願人 株式会社神戸製鋼所 代理人 弁理士 下車 努 第1図 第2図 第3図 第1層のTi又はrsUsの厚さ (XIO−’m+n
)第4図 第1層のTi又はr SOSの厚さ (XIO−’■)
手続補正書(方式) %式% 2、発明の名称 電磁調理器用高出力複合材料 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 神戸市中央区脇浜町1丁目3番18号
名 称 株式会社 神戸製網所4、代理人
■550 住 所 大阪市西区西本町1丁目12番19号
清友ビル401号室 5、補正命令の日付 6、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明9図面の簡単な説明の欄 7、補正の内容 +11 明細書第11頁第5行の次に、別紙の第1表
173〜第1表373を挿入する。 (21手続補正指令に基づいて、明細書の図面の簡単な
説明の欄中から、第1表(173〜3/3)を削除する
。
Claims (2)
- (1)最外層の第1層をオーステナイト系ステンレス鋼
又はチタンとし、第2層を亜鉛、銅又はニッケルのいず
れかとし、第3層を磁性鋼としたことを特徴とする電磁
調理器用高出力複合材料。 - (2)最外層の第1層をオーステナイト系ステンレス鋼
又はチタンとし、第2層を亜鉛、銅又はニッケルのいず
れかとし、第3層を磁性鋼とし、第4層から最内層を接
着性、耐食性、熱伝導性向上のための金属材料の単独層
又は組合せ層としたことを特徴とする電磁調理器用高出
力複合材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33383987A JPH01175194A (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | 電磁調理器用高出力複合材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33383987A JPH01175194A (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | 電磁調理器用高出力複合材料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01175194A true JPH01175194A (ja) | 1989-07-11 |
Family
ID=18270518
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33383987A Pending JPH01175194A (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | 電磁調理器用高出力複合材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01175194A (ja) |
-
1987
- 1987-12-28 JP JP33383987A patent/JPH01175194A/ja active Pending
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