JPH0117421B2 - - Google Patents

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JPH0117421B2
JPH0117421B2 JP1753983A JP1753983A JPH0117421B2 JP H0117421 B2 JPH0117421 B2 JP H0117421B2 JP 1753983 A JP1753983 A JP 1753983A JP 1753983 A JP1753983 A JP 1753983A JP H0117421 B2 JPH0117421 B2 JP H0117421B2
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JP
Japan
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wire
ionizer
oil
oil particles
electrostatic
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JP1753983A
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Naoya Shida
Toshiaki Funamoto
Yosha Sakai
Akio Kyota
Kanji Mogi
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Kobe Steel Ltd
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Kobe Steel Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、線材例えば溶接用ワイヤの外周面
に薄油膜を形成する静電塗油装置の改良に関す
る。
溶接用ワイヤは近年その成形最終工程において
巻取ドラムに巻取る前に防錆あるいは溶接機への
送給を良好に行なう等の目的でワイヤ外周面に油
剤粒子の薄油膜を静電気によつて塗着させてい
る。
静電気を利用して薄油膜を塗着させる理由は、
従来の油を含浸させた繊維中を通過させる等の塗
油装置ではワイヤ外周面に均一な油膜を形成する
ことが困難であり、溶接機への送給時にワイヤ案
内体等との摩擦抵抗が増大して送給不能となり、
又均一な油膜を形成しようとすれば塗油量が多く
なつて溶接機への送給ローラ等に油が付着してス
リツプを生じて送給不能となつたり、溶着金属中
の拡散性水素が増大して溶接不良を生じる等の不
都合があり、これに対して静電塗油においては少
量で均一な薄油膜を形成することができ、油消費
量が少量で済む利点があるからである。
所で、従来の静電塗油装置においては、溶接用
ワイヤの移動経路と対向して荷電電極が配設さ
れ、荷電された霧化油剤粒子を高速で移送される
溶接用ワイヤに塗着させるようにしているのが普
通である。然しながら、単に霧化された油剤粒子
を荷電して溶接用ワイヤに塗着させるだけでは、
溶接用ワイヤの移送速度が150〜1500m/minと
高速であるため均一な油膜を形成することが困難
であり、塗油量を厳密に許容範囲内に維持できな
いと共に溶接用ワイヤの表面積が少ないので油剤
粒子を効率良く溶接ワイヤに塗着させることがで
きない欠点を有するものであつた。
本発明の主要な目的は、イオナイザと対流用フ
ードとを線材を挾んで対向配設することによつ
て、線材の周囲に荷電霧化油剤粒子を均一且つ高
密度で浮遊させて塗着効率を向上させると共に油
膜厚の均一化を計り得る新規な線材の静電塗油装
置を提供することにある。
又本発明の他の目的は、イオナイザと対流用フ
ードとを対向配設する場合に伴う装置内への線材
の挿通作業及び保守点検作業の困難性を解消して
これらの作業を容易かつ能率良く行い得る線材の
静電塗油装置を提供することにある。
更に本発明の他の目的は、対流用フードの両側
部に形成された余剰霧化油剤粒子排出路に集塵用
電極を配設することによつつて、余剰霧化油剤粒
子を捕捉して外部に排出される霧化油剤粒子量を
低減させるようにした線材の静電塗油装置を提供
することにある。
以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明す
る。
第1図及び第2図は夫々本発明による静電塗油
装置の一例を示す縦断面図及びそのA−A線上の
断面図である。
図中、1は溶接用ワイヤ2が水平方向に走行搬
入出される接地された塗油装置本体であつて、上
部寄り位置で上半体3Aと下半体3Bとに2分割
され、これらが後面板4R側で蝶番5によつて開
閉自在に連結されている。6は下半体3Bの後面
板4Rに取付けられた上半体3Aを受ける支持腕
である。
7L,7Rは下半体3Bの上端における左側面
板8L及び右側面板8Rに夫々固着された溶接用
ワイヤ2を搬入出する円筒状の案内体であつて、
中心案内孔9から上外方に延長し外周面に開口す
る摺り割10が形成されている。
11は下半体3Bの下部に配設された貯油槽、
12は下半体3Bの前面板4Fに沿つて多数並列
して配設された霧化ノズルであつて、第4図に示
すように電磁開閉弁13を介装した圧縮空気供給
管14を通じて供給される圧縮空気によつて貯油
槽11内の液状油剤をサクシヨントレーナ15を
介して吸引し油剤を微粒子化させて噴霧する。
なお、貯油槽11内には温度制御回路TCによ
つて温度制御されたヒータHが配設され、外気温
の変化による油剤の粘度変化を防止すると共に粘
性の高い油剤を加温して流動化させるようにして
いる。
10は搬送用空気導入管であつて、第4図に示
すように風量調整用ダンパ17を介して送風機1
8に接続され、この導入管16を通じて搬送用空
気が下半体3B内に導入される。19は導入管1
6の上部に配設されたバツフル板であつて、下半
体3Bの後面板4Rから前下りに傾斜延長されて
おり、霧化ノズル12から霧化された油剤粒子の
うち比較的粗い粒子が後述するイオナイザ中に直
接搬送されない様に規制している。このバツフル
板19は通常は平板で構成されているが、パンチ
ングメダル等の通気性板を適用しても良い。
20はバツフル板19の上部に所要間隔を保つ
て配設されたイオナイザであつて、下半体3Bの
前面板4Fに固設された溶接ワイヤ2と平行な長
孔22を穿設した水平板23とその後端縁から下
方に延長され後面板4Rに固着された通油孔24
を有する傾斜板25とからなる台板26上に形成
されている。イオナイザ20は、第3図を参照し
て明らかな如く、長孔22を通じて供給される霧
化油剤粒子を案内する一対の霧化油剤案内壁27
と、この案内壁27間に上下2段に張設されたイ
オナイザ電極28とから構成され、イオナイザ電
極28に印加される高電圧によつて霧化油剤粒子
を荷電する。この場合霧化油剤案内壁27はその
溶接用ワイヤ2と近接対向する上端部に形成され
た油剤粒子噴出口29が上部に行くに従い徐々に
幅狭とされて先細形状に選定されかつ両側部が密
閉されており、粒子径の粗い油剤粒子はイオナイ
ザ20中で集塵捕捉され粒子径の極めて細かい荷
電油剤粒子のみが側方に漏れることなく溶接用ワ
イヤ2に集中的に噴射されるように構成されてい
る。
30は上半体3Aにイオナイザ20と溶接用ワ
イヤ2を挾んで対向配設された対流用フードであ
つて、断面逆U字状に形成され、その中央底部が
上半体3Aの上面板31に配設されたデミスター
32を収納する取付板33の下面に取付けられて
いると共に下端側縁が霧化油剤案内壁27の傾斜
板との間に油剤粒子通路34を形成するように末
広がりに傾斜されている。
35は対流用フード30内に溶接用ワイヤ2と
平行して配設された追込電極であつて、高電圧が
印加され対流している油剤粒子を溶接用ワイヤ2
上に沈着させる。
36は対流用フード30の両外側に形成された
余剰霧化油剤粒子排出路37に夫々配設された集
塵用電極であつて、高電圧が印加されて余剰霧化
油剤粒子を再荷電し、対流用フード30及び/又
は前面板4F及び後面板4Rに捕捉させる。
次に溶接用ワイヤ2の移送速度に応じた塗油量
の制御方法を第4図の模式的系統図を伴つて説明
する。なお、第4図においては説明の便宜上溶接
用ワイヤ2の移送方向がイオナイザ20と直交す
る方向に変更されている。
40は溶接用ワイヤ2の移送速度を検出するタ
コジエネレータであつて、溶接用ワイヤ2の移送
速度に応じた直流電圧が発生される。
41はタコジエネレータ40の出力電圧がレシ
オ、バイアス設定器付インバータ42を介して供
給された送風機18の駆動モータであつて、溶接
用ワイヤ2の移送速度に正比例して回転数が制御
される。
43はタコジエネレータ40の出力電圧が反転
増幅器44、電圧調整器45及びレシオ、バイア
ス設定器46を介して供給されたイオナイザ電極
用高電圧発生器であつて、溶接用ワイヤ2の移送
速度に反比例して出力電圧が制御される。一般に
荷電用電極への印加電圧を上昇(又は下降)させ
ると、通常は油剤粒子の溶接用ワイヤ2への付着
量が増大(又は減少)して印加電圧に比例した付
着量が得られるものであるが、本実施例において
はイオナイザ電極26を囲むように霧化油剤案内
壁27が配設されているので、イオナイザ電極2
8への印加電圧が高くなるに従つて案内壁27に
吸着捕捉される粒子量が多くなり、印加電圧に反
比例して溶接用ワイヤ2への油剤粒子塗着量が減
少される。
従つて溶接用ワイヤ2の速度が低い場合イオナ
イザ電極28への印加電圧を高くすると共に送風
機18の風量をモータを制御して低く制御するこ
とによつて溶接用ワイヤ2に所要量の油剤塗着を
行なうことができ、この状態から溶接用ワイヤ2
の移送速度が速くなるにつれてイオナイザ電極2
8の印加電圧を直線的に減少させ、かつ送風機1
8の風量を直線的に増加させることによつて溶接
用ワイヤ2への油剤塗着量を溶接用ワイヤ2の移
送速度に拘らず一定量に制御することができる。
なお、47は追込電極用高電圧発生器、48は集
塵電極用高電圧発生器、49はデミスター32に
接続された油分分離処理装置、50は油温計、5
1は液面計、52は液面下限検出用リミツトスイ
ツチである。
以上が本発明の一例構成であるが、次にその動
作を第4図を参照して説明する。
先ず、第1図で鎖線図示の如く、上半体3Aを
蝶番5を支点として後方側に回動させ支持腕6上
に支持させる。次いで案内体7L,7Rの摺り割
10を通じて案内孔9内に溶接用ワイヤ2を挿通
させ、その後上半部3Aを逆に回動させて閉蓋す
る。
次いで圧縮空気供給管14に介装された電磁開
閉弁13を開くことによつて各霧化ノズル12に
圧縮空気を供給して油剤を微粒子に霧化させる。
これと同時に駆動モータ41を駆動して送風機1
8から所要風量の搬送用空気を下半体3B内に供
給すると共に高電圧発生器43,47及び48か
ら高電圧を発生させこれらを夫々イオナイザ電極
28、追込電極35及び集塵用電極36に印加す
る。
次いで溶接用ワイヤ2を所要速度で移送させ
る。これに応じてタコジエネレータ40から溶接
ワイヤ2の移送速度に応じた検出電圧が発生さ
れ、これが夫々駆動モータ41及びイオナイザ用
高電圧発生器43に供給されるので、送風機18
がワイヤ移送速度に応じた最適風量に制御される
と共にイオナイザ電極28への印加電圧がワイヤ
移送速度に応じた最適電圧に制御される。
従つて、霧化ノズル12によつて霧化された油
剤粒子のうち比較的微細な粒子が搬送用空気導入
管16から導入される搬送用空気及び霧化ノズル
12を通じて導入される圧縮空気によつてバツフ
ル板19及び下半体3Bの前面板4F間の通路を
通り長孔22を通じてイオナイザ20内に導入さ
れる。
イオナイザ20内に導入された比較的微細な油
剤粒子はイオナイザ電極28によつて一様に荷電
されると共に一部は霧化油剤案内壁27に捕集さ
れる。そして捕集されずに残つた超微細油剤粒子
が霧化油剤案内壁27の噴出口29から溶接用ワ
イヤ2に集中的に噴射され、追込電極35の作用
と相まつて溶接用ワイヤ2に効率良く均一に沈着
し、溶接用ワイヤ2に極めて薄い油膜が形成され
る。
イオナイザ20から噴射された荷電油剤粒子中
溶接用ワイヤ2に吸着されずに残つた荷電油剤粒
子は対流用フード30内に導入された搬送気流に
よつて一旦対流用フード30内に上昇してから再
びフイード30内壁に沿つて下降して溶接用ワイ
ヤ2側に向う。この際に油剤粒子が追込電極35
によつて再荷電され、この下降した荷電粒子によ
り、溶接用ワイヤ2の近傍の荷電油剤粒子密度を
増大させて所要値に安定に維持し、溶接用ワイヤ
2の上面側への荷電油剤粒子の沈着を補助する。
その後溶接用ワイヤ2に沈着せずに残つた余剰
油剤粒子は、通路34を通つて排出路37に搬送
される。排出路37に搬送された余剰油剤粒子は
集塵用電極36で再荷電され、対流用フード30
及び/又は前面板4F及び後面板4Rに捕捉さ
れ、これらを伝つて流下し、傾斜板25の通油孔
24を通つて貯油槽11に還流される。
次いで大部分の余剰油剤粒子が除去された搬送
用空気はデミスター32を通じ外部の油分分離装
置49を通じて外気に放出される。
又塗油装置本体1内を保守点検する場合は上記
溶接用ワイヤ2の挿通時と同様に上半体3Aを回
動させることによつてイオナイザ20と対流用フ
ード30とが分離されるので容易に保守点検を行
うことができる。
さらに、貯油槽11内の油剤が減少して液面が
下限位置となると、検出用リミツトスイツチ52
が作動して警報が発せられるか、又は自動的に油
剤が補給される。
なお、上記実施例においてイオナイザ20の霧
化油剤案内壁27の油剤粒子噴出口29は、上例
のように傾斜板による直線的な先細形状とする場
合に限らず、円弧状に先細形状とすることもで
き、又油剤粒子を案内する内面のみを先細形状と
することもでき、更に案内壁27を筒状に形成す
る外、両側部を開口させて対向させるだけでも良
い。
同様に対流用フード30の形状も上例に限ら
ず、イオナイザ20から噴射された荷電油剤粒子
を対流させて溶接用ワイヤ2側に戻すように構成
されていれば良い。
又追込電極35は対流用フード30内に張設す
る場合に限らず、溶接用ワイヤ2の側方に張設し
ても良い。
更に上半体3A及び下半体3Bは回動自在に連
結する場合に限らず、下半体3Bに対して上半体
3Aを上下に摺動自在に配設するようにしても良
い。
又本発明は溶接用ワイヤに限らず、他の任意の
線材に塗油膜を形成する場合に適用し得る。
以上のように本発明によれば、イオナイザの荷
電油剤粒子噴出口と該噴出口から噴出される荷電
霧化粒子を対流させる対流用フードの開口部が被
塗油線材を挟んで対向配設されているので、イオ
ナイザから噴出された線材に塗着せずに残つた荷
電油剤粒子が対流用フードによつて再度線材側に
戻され、このため線材近傍の荷電油剤粒子密度が
高くなると共に均一化され、線材の全周に油剤粒
子を効率良くかつ均一に塗着させることができ
る。
この結果線材への塗油量を節減できるので経済
的である。
又、塗油装置本体が線材の挿通位置で2分割さ
れて開閉自在に構成され、かつ対流用フードが上
半体に取付けられ、開蓋時に線材の挿通部が開放
されるので、塗油装置本体への線材の挿通を容易
にかつ能率良く行ない得ると共に保守点検を容易
に行なうことができ、これら作業に要する時間を
大幅に短縮することが可能となり、装置の稼動率
を向上させることができる等の優れた効果を有す
る。
更に、線材に塗着されずに残つた余剰霧化油剤
粒子を装置内で集塵用電極によつて捕捉するよう
にしているので、外部に排出される油剤粒子量を
大幅に削減することができ、装置外部に配設する
処理装置を簡易小型化し得ると共に装置内で余剰
霧化油剤粒子を捕捉するから油剤の消費量を低減
することができ、省資源化を達成できる優れた効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一例を示す縦断面図、第
2図はそのA−A線上の断面図、第3図はイオナ
イザの一例を示す斜視図、第4図は本発明装置の
模式的系統図である。 1……塗油装置本体、2……溶接用ワイヤ、3
A……上半体、3B……下半体、5……蝶番、7
L,7R……案内体、11……貯油槽、12……
霧化ノズル、16……搬送用空気導入管、18…
…送風機、20……イオナイザ、29……油剤粒
子噴出口、30……対流用フード、35……追込
電極、36……集塵用電極、37……余剰霧化油
剤粒子排出路、43……イオナイザ用高電圧発生
器、47……追込電極用高電圧発生器、48……
集塵電極用高電圧発生器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 霧化油剤粒子を、搬送用気流によつて高電圧
    が印加された荷電用電極を有するイオナイザ中を
    通過させて線材に向けて噴出させることにより、
    所要速度で移送される線材に所望量の油剤粒子を
    静電塗着させる静電塗油装置において、該装置
    は、前記イオナイザの荷電霧化油剤粒子の噴出口
    と、該噴出口から噴出される荷電霧化油剤粒子を
    対流させる対流用フードの開口部とが前記線材を
    挟んで対向配置されると共に、前記線材の移送速
    度を検出する移送速度検出手段を備え、該移送速
    度検出手段からの検出信号に基ずき、前記搬送用
    気流の風量を制御する搬送風量制御機構と、前記
    荷電用電極への印加電圧を制御する高電圧制御機
    構とを備えていることを特徴とする線材静電塗油
    装置。 2 対流用フード内に追込電極が配設されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    線材静電塗油装置。 3 霧化油剤粒子を、搬送用気流によつて高電圧
    が印加された荷電用電極を有するイオナイザ中を
    通過させて線材に向けて噴出させることにより、
    所要速度で移送される線材に所望量の油剤粒子を
    静電塗着させる静電塗油装置において、該装置
    は、下半体に対して上半体が開閉自在に分割構成
    された塗油装置本体を有し、前記下半体には霧化
    油剤粒子を荷電するイオナイザと、該イオナイザ
    の荷電霧化油剤粒子の噴出口と対向するように前
    記線材を案内する案内体とが配設され、且つ前記
    上半体には、前記イオナイザから噴出される荷電
    霧化油剤粒子を対流させる対流用フードが、前記
    イオナイザの噴出口と前記線材を挟んで対向する
    位置に配設されていることを特徴とする線材の静
    電塗油装置。 4 対流用フード内に追込電極が配設されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第3項に記載の
    線材静電塗油装置。 5 霧化油剤粒子を、搬送用気流によつて高電圧
    が印加された荷電用電極を有するイオナイザ中を
    通過させて線材に向けて噴出させることにより、
    所要速度で移送される線材に所望量の油剤粒子を
    静電塗着させる静電塗油装置において、該装置
    は、前記イオナイザの荷電霧化油剤粒子の噴出口
    と、該噴出口から噴出される荷電霧化油剤粒子を
    対流させる対流用フードの開口部とが前記線材を
    挟んで対向配置されると共に、前記対流用フード
    の両側部に形成された余剰霧化油剤粒子排出路に
    集塵用電極が配設されていることを特徴とする線
    材の静電塗油装置。 6 対流用フード内に追込電極が配設されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第5項に記載の
    装置。
JP1753983A 1983-02-07 1983-02-07 線材の静電塗油装置 Granted JPS59145061A (ja)

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JP1753983A JPS59145061A (ja) 1983-02-07 1983-02-07 線材の静電塗油装置

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JP1753983A JPS59145061A (ja) 1983-02-07 1983-02-07 線材の静電塗油装置

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ID=11946718

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