JPH0117413Y2 - - Google Patents

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JPH0117413Y2
JPH0117413Y2 JP11419084U JP11419084U JPH0117413Y2 JP H0117413 Y2 JPH0117413 Y2 JP H0117413Y2 JP 11419084 U JP11419084 U JP 11419084U JP 11419084 U JP11419084 U JP 11419084U JP H0117413 Y2 JPH0117413 Y2 JP H0117413Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
coil
iron core
water jacket
vent tube
stirring device
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JP11419084U
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JPS6127544U (ja
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  • Continuous Casting (AREA)
  • Mixers With Rotating Receptacles And Mixers With Vibration Mechanisms (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は、たとえば連続鋳造法によつて形鋼
を製造する場合に、これの溶湯を撹拌してこれの
質の均一化を計る電磁撹拌装置の改良に関するも
のである。
〔従来技術〕
第1図および第2図は従来のこの種電磁撹拌装
置を示すもので、1は鉄心2の所定位置に形成さ
れたスロツト内に収容されたコイルで、このコイ
ル1は第2図に示すように、所定の電流を流すた
めの導体1bと、この導体を冷却する冷却水を流
通させるためのベントチユーブ1aとによつて構
成されている。3はコイル1を装着した鉄心2を
収容してこれを固定保持するとともに、コイル1
と鉄心2とに発生する熱を冷却するための冷却水
を貯溜する角筒状のウオータジヤケツトで、この
ウオータジヤケツト3の上面と下面に形成された
額縁状のフランジ部3bには、上記上面と下面の
開口3aを水密に閉塞する蓋板(図示せず)との
間に介装するOリング(図示せず)を挿入するた
めの無端状溝4が形成されている。5はこのOリ
ングを介してウオータジヤケツト3の上面と下面
の開口3aを水密に閉塞する上記蓋板をウオータ
ジヤケツト3に固定するボルト(図示せず)を螺
挿するための多数のねじ孔である。なお、上記コ
イル1を装着した鉄心2は、第1図および第2図
に示すように、ウオータジヤケツト3内において
「GAP」側、すなわち、連続鋳造装置において、
たとえば導管を通つて流れる金属溶湯(図示せ
ず)側に極力近接させたほうが撹拌特性がよい。
また、上記ベントチユーブ1aは、このベントチ
ユーブ内を清掃するときに、ウオータジヤケツト
3のフランジ部3bが邪魔にならないようにする
ために、第2図に示す状態に配置する必要があ
る。
従来の電磁撹拌装置は上述したように、清掃す
べきベントチユーブ1aの一部がウオータジヤケ
ツト3のフランジ部3bによつて隠れないように
するために、コイル1を装着した鉄心2をウオー
タジヤケツト3内において「GAP」側、すなわ
ち撹拌すべき金属溶湯側に近接させることができ
ず、撹拌特性の向上に制限を受ける欠点があつ
た。
〔考案の概要〕
この考案は、かかる点に着目してなされたもの
で、コイル1を装着した鉄心2をウオータジヤケ
ツト3内において、「GAP」側、すなわち撹拌す
べき金属溶湯側に近接させても清掃すべきベント
チユーブ1aの一部がウオータジヤケツト3のフ
ランジ部3bによつて隠れないようにして撹拌特
性の向上を計つた電磁撹拌装置を提供しようとす
るものである。
〔考案の実施例〕
すなわち、第3図および第4図は何れもこの考
案の一実施例を示すものであるが、上述した従来
のもの(第1図および第2図)と同一符号は同一
構成部材につきその説明を省略する。
3cは所定位置にコイル1を装着した鉄心2を
収容したウオータジヤケツト3のフランジ部3b
において、上記コイル1のベントチユーブ1aと
対応する部分に形成され、ベントチユーブ1aを
全面的に露呈させる凹部であり、上記コイル1を
装着した鉄心2は、ウオータジヤケツト3の
「GAP」側、すなわち撹拌すべき金属溶湯側に近
接させ得るようになされている。なお、ウオータ
ジヤケツト3のフランジ部3bに凹部3cを形成
することによつて、Oリングを挿入する無端状溝
4もこれに追従して蛇行状に形成されていること
はいうまでもない。
〔考案の効果〕
以上述べたように、この考案によれば、所定位
置にコイル1を装着した鉄心2を収容したウオー
タジヤケツト3のフランジ部3bにおいて、上記
コイル1のベントチユーブ1aと対応する部分に
凹部3cを形成するようにしたので、コイル1の
ベントチユーブ1aが全面的に露呈されてベント
チユーブ1aの点検がきわめて容易になるばかり
でなく、これによつて、コイル1を装着した鉄心
2は、ウオータジヤケツト3内において「GAP」
側、すなわち撹拌すべき金属溶湯側に近接させる
ことができるので、電磁撹拌装置の撹拌特性を著
しく向上させることができる優れた実用的効果を
有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来の電磁撹拌装置を示
すもので、第1図は蓋板を取外してウオータジヤ
ケツトの内部を示す平面図、第2図は要部の拡大
平面図である。第3図および第4図は何れもこの
考案の一実施例を示すもので、第3図は蓋板を取
外してウオータジヤケツトの内部を示す平面図、
第4図は要部の拡大平面図である。 図において、1はコイル、1aはベントチユー
ブ、1bは導体、2は鉄心、3はウオータジヤケ
ツト、3aは開口、3bはフランジ部、3cは凹
部、4は無端状溝である。なお、図中同一符号は
同一または相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 所定位置にコイルを装着した鉄心を収容した
    ウオータジヤケツトのフランジ部に、上記コイ
    ルのベントチユーブを全面的に露呈させる凹部
    を形成し、上記鉄心をウオータジヤケツト内に
    おいて撹拌すべき金属溶湯側に近接させるよう
    にしたことを特徴とする電磁撹拌装置。 (2) 鉄心に装着したコイルを、所定電流を流す導
    体と、この導体を冷却する冷却水を流通させる
    ベントチユーブとによつて構成したことを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の電
    磁撹拌装置。
JP11419084U 1984-07-24 1984-07-24 電磁撹拌装置 Granted JPS6127544U (ja)

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JP11419084U JPS6127544U (ja) 1984-07-24 1984-07-24 電磁撹拌装置

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JP11419084U JPS6127544U (ja) 1984-07-24 1984-07-24 電磁撹拌装置

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Publication Number Publication Date
JPS6127544U JPS6127544U (ja) 1986-02-19
JPH0117413Y2 true JPH0117413Y2 (ja) 1989-05-19

Family

ID=30673218

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JP11419084U Granted JPS6127544U (ja) 1984-07-24 1984-07-24 電磁撹拌装置

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JPS6127544U (ja) 1986-02-19

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