JPH0117385B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0117385B2 JPH0117385B2 JP58122148A JP12214883A JPH0117385B2 JP H0117385 B2 JPH0117385 B2 JP H0117385B2 JP 58122148 A JP58122148 A JP 58122148A JP 12214883 A JP12214883 A JP 12214883A JP H0117385 B2 JPH0117385 B2 JP H0117385B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- urethral
- tube
- expansion tube
- urethra
- expansion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 208000037265 diseases, disorders, signs and symptoms Diseases 0.000 claims 1
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、男子が老齢となると強弱の差はあ
るもののほとんどの人がかかる前立線肥大による
尿道障害を治療するための、尿道拡大筒および尿
道拡大筒挿入具に関するものである。
るもののほとんどの人がかかる前立線肥大による
尿道障害を治療するための、尿道拡大筒および尿
道拡大筒挿入具に関するものである。
前立線肥大は、ほとんどの老人男子の悩みであ
り、前立線肥大により尿道口近くにおいて尿道を
圧迫し、挟搾するため、尿の放出が不自由となつ
て小便の度数が多くなり、ひいては膀胱を害し、
常時漏尿といつたような仕末の悪い結果となるも
のである。
り、前立線肥大により尿道口近くにおいて尿道を
圧迫し、挟搾するため、尿の放出が不自由となつ
て小便の度数が多くなり、ひいては膀胱を害し、
常時漏尿といつたような仕末の悪い結果となるも
のである。
従来の前立線肥大の治療方法としては薬物によ
る肥大の抑制か、症状が重くなれば手術するとい
つた方法しかないのであるが、このような治療方
法によつても完治することは期待できず、老齢化
とともに症状も進行して悪化するものである。
る肥大の抑制か、症状が重くなれば手術するとい
つた方法しかないのであるが、このような治療方
法によつても完治することは期待できず、老齢化
とともに症状も進行して悪化するものである。
この発明は避け難い前立線肥大症による尿道挟
搾を、尿道拡大筒を挿入して装着することによ
り、阻止することを目的とするものである。
搾を、尿道拡大筒を挿入して装着することによ
り、阻止することを目的とするものである。
上記の目的を達するための本発明は、たとえば
ニユーセラミツクの如き人体に害をおよぼさない
材料からなる円筒の周囲に多数の穴を設けたもの
の、少くとも外周と両端部は角のないなめらかな
ものとした、前立線肥大による尿道障害治療用尿
道拡大筒である。
ニユーセラミツクの如き人体に害をおよぼさない
材料からなる円筒の周囲に多数の穴を設けたもの
の、少くとも外周と両端部は角のないなめらかな
ものとした、前立線肥大による尿道障害治療用尿
道拡大筒である。
また、上記した円筒状の尿道拡大筒を先端に係
止して、尿道出口から前立線部分の尿道挟搾部に
挿入するためのものであつて、上記尿道拡大筒と
ほぼ等しい外径を持つ挿入筒の先端内部に、該挿
入筒内を通つて該挿入筒の後端から引き出された
引紐または引棒を引くことにより先端を拡開し
て、上記尿道拡大筒の下端内壁に係合し、該尿道
拡大筒を前記挿入筒の先端に係止するための拡開
係止部材を設けた、前立線肥大による尿道障害治
療用尿道拡大筒挿入具である。
止して、尿道出口から前立線部分の尿道挟搾部に
挿入するためのものであつて、上記尿道拡大筒と
ほぼ等しい外径を持つ挿入筒の先端内部に、該挿
入筒内を通つて該挿入筒の後端から引き出された
引紐または引棒を引くことにより先端を拡開し
て、上記尿道拡大筒の下端内壁に係合し、該尿道
拡大筒を前記挿入筒の先端に係止するための拡開
係止部材を設けた、前立線肥大による尿道障害治
療用尿道拡大筒挿入具である。
以下、図面にもとづいて一実施例を説明する。
第1図は正常な前立線を示す図であつて、前立
線1は膀胱2に隣接して尿道口3の近くに位置
し、精のう4および精管5が連結されている。
線1は膀胱2に隣接して尿道口3の近くに位置
し、精のう4および精管5が連結されている。
この前立線1が老齢化すると肥大するので尿道
口3に近い尿道6を圧迫して尿の排出を阻害す
る。
口3に近い尿道6を圧迫して尿の排出を阻害す
る。
そうすると自然膀胱の中に尿がたまつて膀胱が
膨張し、いつも尿意をもよほすにもかかわらず放
尿できない状態となり、遂には無意識のうちにチ
ビリチビリと漏尿する状態となる。
膨張し、いつも尿意をもよほすにもかかわらず放
尿できない状態となり、遂には無意識のうちにチ
ビリチビリと漏尿する状態となる。
このような前立線肥大による尿道障害を治療す
るために、挟搾された尿道6に円筒状の尿道拡大
筒8を挿入して装着するものである。
るために、挟搾された尿道6に円筒状の尿道拡大
筒8を挿入して装着するものである。
尿道拡大筒8はニユーセラミツクの如き人体に
害をおよぼさない材料で製作され、外周に精液を
通すための多数の穴8aをあけるか、網状に製作
され、少なくとも外周および両端部には角がなく
滑らかに製作して、挿入時尿道を傷つけないよう
にし、両端は僅かに内向に絞つて挿入を容易にす
るとともに挿入具9の係合縁8bが形成されてい
る。
害をおよぼさない材料で製作され、外周に精液を
通すための多数の穴8aをあけるか、網状に製作
され、少なくとも外周および両端部には角がなく
滑らかに製作して、挿入時尿道を傷つけないよう
にし、両端は僅かに内向に絞つて挿入を容易にす
るとともに挿入具9の係合縁8bが形成されてい
る。
挿入具9の一例として第2図に示したものは尿
道拡大筒8の外径とほぼ等しい外径を持つ挿入筒
9aの中心部に内筒9bが装着されて、内筒9b
の先端にほぼ円弧状をした2本の拡開係止部材9
cをx字形に組み合わせ、その中央部の交点9d
を回動自在に軸支し、一方の両端に引紐9eを取
り付け、この引紐9eは内筒9b内を通つて挿入
筒9aの後端に出してあり、この引紐9eを引く
と交点9dを中心にx字形に組み合わせた拡開係
止部材9cの先端が開いて、前記尿道拡大筒8の
端部の係合縁8bの内側に引つ掛り尿道拡大筒8
を挿入筒9aの先端に当てて止められる。
道拡大筒8の外径とほぼ等しい外径を持つ挿入筒
9aの中心部に内筒9bが装着されて、内筒9b
の先端にほぼ円弧状をした2本の拡開係止部材9
cをx字形に組み合わせ、その中央部の交点9d
を回動自在に軸支し、一方の両端に引紐9eを取
り付け、この引紐9eは内筒9b内を通つて挿入
筒9aの後端に出してあり、この引紐9eを引く
と交点9dを中心にx字形に組み合わせた拡開係
止部材9cの先端が開いて、前記尿道拡大筒8の
端部の係合縁8bの内側に引つ掛り尿道拡大筒8
を挿入筒9aの先端に当てて止められる。
この挿入筒9aおよび内筒9bは可撓性があ
り、しかも必要な強度を持つたプラスチツクパイ
プのようなものが使われる。
り、しかも必要な強度を持つたプラスチツクパイ
プのようなものが使われる。
こうして挿入筒9aの先端に尿道拡大筒8を止
めて男根先端の外尿道口7から尿道6に挿入し、
前立線肥大によつて挟搾された前立線1部分の尿
道6に達すると引紐9eを緩めて先端のx状に組
み合わせた拡開係止部材9cの先端の拡がりを第
3図に示す如く狭めて尿道拡大筒8から外し、挿
入筒9aを引き抜けば、尿道拡大筒8だけが尿道
口3の近くの前立線1部分の尿道6内に残つて、
挟搾した尿道6を拡大するものである。
めて男根先端の外尿道口7から尿道6に挿入し、
前立線肥大によつて挟搾された前立線1部分の尿
道6に達すると引紐9eを緩めて先端のx状に組
み合わせた拡開係止部材9cの先端の拡がりを第
3図に示す如く狭めて尿道拡大筒8から外し、挿
入筒9aを引き抜けば、尿道拡大筒8だけが尿道
口3の近くの前立線1部分の尿道6内に残つて、
挟搾した尿道6を拡大するものである。
こうすると前立線1が肥大しても尿道6を挟搾
することがなくて、小便は尿道拡大筒8の中を通
つて快適に通じるようになる。
することがなくて、小便は尿道拡大筒8の中を通
つて快適に通じるようになる。
尚この尿道拡大筒8を装着しても、尿道は挿入
部以外の処で括約筋が作用して平素は尿道を閉じ
ているので支障はない。
部以外の処で括約筋が作用して平素は尿道を閉じ
ているので支障はない。
また尿道拡大筒8および挿入筒9aの大きさは
大小数種類を製作して、各人の尿道の大きさや前
立線肥大症状に合わせて適当なものを選んで使用
するようにすれば好都合である。
大小数種類を製作して、各人の尿道の大きさや前
立線肥大症状に合わせて適当なものを選んで使用
するようにすれば好都合である。
若し、尿道拡大筒8を取り出す必要がある時
は、挿入具9を挿入時と逆の使い方で外尿道口7
から取り出すことができる。
は、挿入具9を挿入時と逆の使い方で外尿道口7
から取り出すことができる。
この発明は以上説明した通りであるから、前立
線肥大による尿道障害を極めて簡単な方法で治療
することができ、しかも治療費も安価であり、治
療効果は永続的に維持できるので、あまねく男性
老齢者に大きな福音をもたらすものである。
線肥大による尿道障害を極めて簡単な方法で治療
することができ、しかも治療費も安価であり、治
療効果は永続的に維持できるので、あまねく男性
老齢者に大きな福音をもたらすものである。
第1図は正常な前立線の状態を示す図、第2図
は尿道挟搾部に尿道拡大筒を挿入する状態を例示
する部分拡大断面図、第3図は挿入具を外す状態
を示す局部図、第4図は尿道拡大筒の一例を示す
斜視図である。 1……前立線、2……膀胱、3……尿道口、4
……精のう、5……精管、6……尿道、7……外
尿道口、8……尿道拡大筒、8a……穴、8b…
…係合縁、9……挿入具、9a……挿入筒、9b
……内筒、9c……拡開係止部材、9d……交
点、9e……引紐。
は尿道挟搾部に尿道拡大筒を挿入する状態を例示
する部分拡大断面図、第3図は挿入具を外す状態
を示す局部図、第4図は尿道拡大筒の一例を示す
斜視図である。 1……前立線、2……膀胱、3……尿道口、4
……精のう、5……精管、6……尿道、7……外
尿道口、8……尿道拡大筒、8a……穴、8b…
…係合縁、9……挿入具、9a……挿入筒、9b
……内筒、9c……拡開係止部材、9d……交
点、9e……引紐。
Claims (1)
- 1 人体に害をおよぼさない材料からなる円筒の
周囲に多数の穴を設けたものの、少なくとも外周
と両端部は角のないなめらかなものとしたことを
特徴とする、前立線肥大による尿道障害治療用尿
道拡大筒。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58122148A JPS6014866A (ja) | 1983-07-04 | 1983-07-04 | 前立線肥大による尿道障害治療用尿道拡大筒 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58122148A JPS6014866A (ja) | 1983-07-04 | 1983-07-04 | 前立線肥大による尿道障害治療用尿道拡大筒 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6014866A JPS6014866A (ja) | 1985-01-25 |
JPH0117385B2 true JPH0117385B2 (ja) | 1989-03-30 |
Family
ID=14828790
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58122148A Granted JPS6014866A (ja) | 1983-07-04 | 1983-07-04 | 前立線肥大による尿道障害治療用尿道拡大筒 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6014866A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DK163713C (da) * | 1987-09-02 | 1992-09-07 | Ole Gyring Nieben | Anordning til anbringelse af et partielt kateter i et legemshulrum |
-
1983
- 1983-07-04 JP JP58122148A patent/JPS6014866A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6014866A (ja) | 1985-01-25 |
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