JPH01172579A - めっき性の良好な鉄及び鉄合金 - Google Patents

めっき性の良好な鉄及び鉄合金

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JPH01172579A
JPH01172579A JP32840087A JP32840087A JPH01172579A JP H01172579 A JPH01172579 A JP H01172579A JP 32840087 A JP32840087 A JP 32840087A JP 32840087 A JP32840087 A JP 32840087A JP H01172579 A JPH01172579 A JP H01172579A
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JP
Japan
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iron
plating
alloys
cladding
defects
Prior art date
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Application number
JP32840087A
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English (en)
Inventor
Masahiro Tsuji
正博 辻
Masato Shigyo
正登 執行
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Eneos Corp
Original Assignee
Nippon Mining Co Ltd
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Publication date
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  • Laminated Bodies (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、めっき性を良好にした鉄及び鉄合金に関する
ものである。特に、リードフレーム等の貴金属の薄めつ
きを施すもので、めっき欠陥が皆無であることを要求さ
れる用途に最適なめっき性を良好にした鉄及び鉄合金に
関するものである。
[従来の技術] 従来、半導体機器リート材としては、熱膨張係数が低く
、素子及びセラミックスとの接着及び封む性の良好なコ
バール(Fe −29Ni −16co)、42合金な
どの高ニッケル合金が好んで使われてきた。また、トラ
ンジスタ用リード材のように低コストであることが強く
要望される用途では鉄がよく使われている。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、これら鉄及び鉄合金は宿命的に介在物が存在し
ており、表面及びごく表面に存在していると、めっきを
施した際にめっき異常となる。
具体的には、めっきがその部分ではつかない、あるいは
ついていても密着しておらず、ふくれているといった現
象が起こる。このような部分があると、ワイヤボンディ
ング時にボンディングワイヤが接着しないという事故が
発生する。
また、そうでない部分でも、電着粒が異常あるいはまば
らとなっているため、その部分の素地が酸化され、貴金
属めっき表面にFe酸化物が存在するようになり、めっ
き耐熱性(密着性)のない部品となってしまう。したが
って、高価な貴金属めっきをする意味が全くなくなって
しまう。
そこで、貴金属めっき、特に薄めつきを施す鉄及び鉄合
金には介在物の全くないものが求められている。
本発明は、かかる点に鑑みなされたものであり、鉄及び
鉄合金に介在物が存在していても、これら合金の表面に
介在物のない金属を接着させることにより、めっき欠陥
の発生しない鉄及び鉄合金を提供しようとするものであ
る。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、鉄及び鉄合金の表面に0.1μ1以上の厚さ
の銅、ニッケル又は錫及びこれらの合金のいずれかをク
ラッドにより接着一体化してなることを特徴とするめつ
き性の良好な鉄及び鉄合金材料のクラツド材に関するも
のである。
なお、ここでクラッドとは接合される金属の境界面が冶
金学的(金属学的ともいう)に結合しているもので、母
材(被覆される金属)と合せ材(被覆する金属)とから
なる複合材を意味する。クラッド方法としては圧延、爆
着、肉盛などがあるが、めっきあるいは蒸着した後これ
を圧延あるいは必要に応じさらに熱処理してクラツド材
とすることもできる。
次に、本発明を構成する要件の限定理由を説明する。
鉄及び鉄合金の表面を銅、ニッケル又は錫及びこれらの
合金のいずれかをクラツド材にする理由は、ここに示し
た金属は介在物がほとんどなく、かつ、これら金属の上
に貴金属めっきを施すことが容易であるためである。又
、これら金属をめっきではなく、クラッドにより接着−
体化する理由は、めっきでは下地欠陥の影響をかえって
大きく受けるが、クラッドにより接希一体化したもので
は、下地介在物の影響を受けず、完全に被覆できるため
である。
被覆する金属の厚さを0.1μm以上としたのは、0.
1μm未満の薄さをになると、クラッドにより接着一体
化したものでも、貴金属めっきの際に介在物の影響をひ
ろい、めっきは欠陥を生じるためである。
このように0.1μm以上の銅、ニッケル、錫又はこれ
ら合金をクラッドにより接着一体化することにより、通
常介在物を避けることのできない鉄及び鉄合金を、厳し
いめっき性の要求される用途の使用することが可能とな
る。
次に本発明を実施例により詳しく説明する。
[実施例コ 第1表に示すような各種鉄及び鉄合金を用い、これに各
種金属を冷間圧延によるクラッド法により接着させ、0
.25ωm厚さの板とした。
これにCu下地めっきを0.5μm施した後、Agめっ
きを3μm施して、大気加熱テストを実施した。加熱温
度は480°Cとし、加熱時間は10分とした。加熱後
のめっき表面を目視、及び40倍の実体顕微鏡で観察し
て、ふくれと変色の有無、及びその個数を測定した。
本発明材には、ふくれや変色は全く発生せず、比較材に
比べ良好なめっき耐熱性を示した。
[発明の効果コ 本発明によれば、めっき耐熱性にすぐれ、半導体機器リ
ード祠等に適した鉄及び鉄合金材料が得られる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  鉄及び鉄合金の表面に0.1μm以上の厚さの銅、ニ
    ッケル又は錫及びこれらの合金のいずれかをクラッドに
    より接着一体化してなることを特徴とするめっき性の良
    好な鉄及び鉄合金材料。
JP32840087A 1987-12-26 1987-12-26 めっき性の良好な鉄及び鉄合金 Pending JPH01172579A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999006208A1 (fr) * 1997-07-31 1999-02-11 Sumitomo Special Metals Co., Ltd. Materiau de revetement a forte resistance ayant une excellente moulabilite
US6329080B1 (en) * 1997-07-31 2001-12-11 Sumitomo Special Metals Co., Ltd. High strength clad material with excellent molding properties

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WO1999006208A1 (fr) * 1997-07-31 1999-02-11 Sumitomo Special Metals Co., Ltd. Materiau de revetement a forte resistance ayant une excellente moulabilite
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