JPH01167490A - 空気圧縮機の潤滑油冷却方法 - Google Patents

空気圧縮機の潤滑油冷却方法

Info

Publication number
JPH01167490A
JPH01167490A JP32272087A JP32272087A JPH01167490A JP H01167490 A JPH01167490 A JP H01167490A JP 32272087 A JP32272087 A JP 32272087A JP 32272087 A JP32272087 A JP 32272087A JP H01167490 A JPH01167490 A JP H01167490A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
lubricating oil
oil cooler
cooling
rotor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32272087A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Nakadate
中立 喜広
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Heavy Industries Ltd filed Critical Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority to JP32272087A priority Critical patent/JPH01167490A/ja
Publication of JPH01167490A publication Critical patent/JPH01167490A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compressor (AREA)
  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自動車エンジン用渦給機の様な油浴はねかけ式
給油方法を採用した空気圧縮機の潤滑油の冷却方法に関
するものである。
(従来技術) 空気圧縮機において、潤滑油の冷却不足による高温化、
劣化、更にはオイルシール及び軸受の劣化による耐久性
の低下はきわめて重要な問題である。
第6図は公知の圧縮機を示し、1はケーシングで4つの
分割部分1a、 Lb、 lc、 ldで構成されてい
る。2はケーシング1内に軸支されたメスロータ、3は
同じくオスロータである。メスロータ2は図示しないエ
ンジンよりプーリー4を介し駆動される。オスロータ3
はメスロータ軸に取付けた歯車5aからオスロータ軸に
取付けた歯車5bを介し駆動される。
吸入口14(第3図)から吸入チャンバ8に入った空気
はメス・オス両ロータ2,3によって圧縮される。そし
て圧縮された空気は反対側に設けた吐出口15(第3図
)から吐出される。吐出側の歯車5a、 5b及び軸受
6a、 6cは潤滑油9によって冷却される。又吸入側
の軸受6b、 6dは吸入チャンバ8内の空気によって
冷却される。スクリュー式の場合でオスロータは約20
.000rpm以上の回転数で回転する。
さて、被圧縮空気は吐出部でがなり発熱する(例えば吸
入温度約40〜50℃の場合約150’C位になること
もある)。潤滑油9は通常鉱油系潤滑油が用いられるが
、吐出側が約150’Cを超えると油が炭化し始めるの
で、油温をなるべく下げる必要がある6一方、高速回転
するので、吐出側の軸受6a、6c、軸シール7a、 
7cは摩擦によって発熱する。又、潤滑油9は歯車5a
、 5bによる損失発熱及び攪拌損失によって発熱する
。これらの損失によって生じた熱は、通常はケーシング
1からの放熱によって冷却される。又圧力比の値によっ
ては吐出温度が低い場合もあり、この場合は吐出空気に
よっても冷却される。
従って、吐出空気温度が低い状態の場合や、潤滑油側の
発熱損失の小さい場合には、給油方式として油浴はねか
け式を採用することができるが、潤滑油側の損失発熱が
大きく、且つ吐出空気温度が高くなった場合には、空気
による冷却効果がなくなる。反対に軸受6a、 6c、
軸シール7a、 7cが空気によって加熱されることに
なるので、油浴はねかけ式では軸受6a、 6c、軸シ
ール7a、7cを冷却することが不十分となり、軸受・
軸シールの寿命が低下すると共に、潤滑油9の劣化も早
くなる。
(発明が解決しようとする問題点) 高速回転により軸受や軸シールの発熱量が大きいうえに
、吐出空気温度が高い場合、油浴・はねかけ給油方式で
はこれらの冷却性能が小さく、耐久性や寿命において十
分な余裕がない。
本発明は、外部から新たに冷却媒体を供給することなく
被圧縮空気を使用して、潤滑油を冷却し、更に軸受・軸
シール等を冷却することを可能とし、軸及び軸シール等
の耐久性と信頼性の向上を図るうとするものである。
(問題点を解決するための手段) ケーシング内にメスロータとオスロータを収納した空気
圧縮機において、各ロータの吐出側ロータ軸を支持する
軸受部を保持するケーシングの部分の内側を略一周する
よう取付けられた複数本の冷却パイプよりなる油冷却器
を設け、この油冷却器に循環のための圧力差を付与した
被圧縮空気を供給して吸熱することによって潤滑油を冷
却するようにした。
(第1実施例) 第1図と第2図に基いて説明する。第6図の従来型と共
通する部分の説明は省く。10は空気式油冷却器で、分
割ケーシング1aと1bの内側を略一周するよう取付け
られた複数本の環状パイプ10aを備えている。環状パ
イプ10aはその一端が分割ケーシングlbに設けた冷
却空気供給孔11に継がれ、他端は第3図に示す如く、
排出孔12に継がれている。冷却効果を上げるため、供
給孔11と排出孔12は成可く近接させるのが好ましい
次に第3図を参照して油冷却器1oへの冷却空気の供給
装置の一例について説明する。圧縮機13の吸入ダクト
16の一部分に空気取出し口18を設け、その下流側に
は絞り部19を設け、該絞り部19に空気戻し口20を
設ける。21は空気取出口18から取り出された空気を
空気供給口11に送るための空気供給管、22は圧縮機
側の排出孔12からの空気を空気戻し口2oに戻すため
の空気戻し管である。
(作用) 今、圧縮機が定常運転状態にある場合を考える。
図示しないエアフィルタを通った空気は吸入ダクト16
を通ったあと、圧縮機13によって圧縮されたのち、吐
出ダクト17を通って吐出される。
圧縮機13通過後の空気は圧力上昇に伴なって発熱し、
例えば吸入温度が4o〜50℃の場合に、吐出温度が約
150 ’Cぐらいになることもある。
一方、差圧発生装置を構成する絞り部19では圧力が下
がるので、取出し口18と戻し口2oとの間に差圧が生
じ、取出し口18を通過した空気は供給管21を通して
圧縮機13内の油冷却器10に送られたのち、排出孔1
2から戻し管22と戻し口2oを通して再び吸入ダクト
16の絞り部19に戻される。高速回転しているので、
軸受6a、 6c。
軸シール7a、7cは摺動損失によって発熱し、更に吐
出空気温度が高くなった場合には被圧縮空気からの伝熱
によって加熱されることにもなるが、油冷却器10に供
給される空気の温度は被圧縮空気の吐出温度よりずっと
低値(はぼ吸入温度に等しい)であるから、潤滑油を冷
却することができ、軸受や軸シールの発熱を持ち去るこ
とができる。
(第2実施例) 第4図と第5図に基いて説明する。第1図と第2図に示
した第1実施例は、冷却空気を吸入ダクト16から得る
場合であるが、本実施例は冷却空気として圧縮機本体内
を通過する空気を用いる例である。冷却空気が循環する
のに必要な差圧の得られる分割ケーシング1c上の最適
な位置に冷却空気取出し口23を設け、これと油冷却器
10とを小孔24で結んで冷却空気供給通路とする。油
冷却器10と吸入チャンバ8とを小孔26で結んで冷却
空気排出通路とする。なお図には示していないが、小孔
24と小孔26は第2図における供給管21と戻し管2
2の様にケーシング外部に取り出しても構わない。小孔
24と小孔26とは冷却効果を最大にする為になるべく
近接した位置に設けるのが望ましい。
冷却空気は少し圧縮された状態のものを用いるのでその
温度かや\高く、従って冷却効果が−や\下がるが、差
圧を十分にすることができるので空気の循環を確実にで
きること、及び外部ダクトとの配管が不要であるなどの
長所がある。
(効果) 高速回転部で、もともと軸受や軸シールの発熱量が大き
いうえ、更に吐出空気温度が高い場合に、油浴はねかけ
給油方式のみではこれらの冷却性能が小さく、耐久性や
寿命において十分な余裕がなかった。しかし、本発明に
より、外部から新たに冷却媒体を供給することなく、圧
縮機の被圧縮空気を利用して潤滑油を冷却でき、さらに
潤滑油によって軸受、軸シール等の冷却効果も改善され
、それ等の寿命をのばすことが可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例断面図。 第2図は第1図における排出孔近傍の詳細断面図。 第3図は同じく配管系統図を示す。 第4図は本発明の第2実施例を示す。 第5図は第4図における戻し孔近傍の詳細断面図。 第6図は従来型の圧縮機を示す。 図において: 1 ケーシング    2 メスロータ3 オスロータ
    4 プーリ 5 歯車       6 軸受 7 軸シール    8 吸入チャンバ9 潤滑油  
   10  油冷却器10a  冷却パイプ   1
1  冷却空気供給孔12  冷却空気排出孔 13 
 圧縮機14  吸入口      15  吐出口1
6  吸入ダクト   17  吐出ダクト18  冷
却空気取出し口19  絞り部20  冷却空気戻し口
 21  冷却空気供給管22  冷却空気戻し管 2
3  冷却空気取出し口24  冷却空気供給孔 25
  冷却空気戻し口26  冷却空気排出孔 以上 出願人 住友重機械工業株式会社 復代理人 弁理士 大 橋   勇 第1図 第2図 らh 第5図 U 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)ケーシング内にメスロータとオスロータを収納した
    空気圧縮機において、前記各ロータの吐出側ロータ軸を
    支持する軸受部を保持するケーシングの部分の内側を略
    一周するよう取付けられた複数本の冷却パイプよりなる
    油冷却器を設け、該油冷却器に循環のための圧力差を付
    与した被圧縮空気を供給して吸熱することにより潤滑油
    を冷却することを特徴とする空気圧縮機の潤滑油冷却方
    法。 2)圧縮機への吸入ダクト内に設けた差圧発生装置によ
    り発生した差圧により被圧縮空気を供給し、戻すことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の空気圧縮機の潤
    滑油冷却方法。 3)ロータ部内での圧縮初期段階の空気を取出して油冷
    却器に供給したのち、吸入チャンバーへ戻すことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の空気圧縮機の潤滑油
    冷却方法。
JP32272087A 1987-12-22 1987-12-22 空気圧縮機の潤滑油冷却方法 Pending JPH01167490A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32272087A JPH01167490A (ja) 1987-12-22 1987-12-22 空気圧縮機の潤滑油冷却方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32272087A JPH01167490A (ja) 1987-12-22 1987-12-22 空気圧縮機の潤滑油冷却方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01167490A true JPH01167490A (ja) 1989-07-03

Family

ID=18146871

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32272087A Pending JPH01167490A (ja) 1987-12-22 1987-12-22 空気圧縮機の潤滑油冷却方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01167490A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005061900A1 (ja) * 2003-12-22 2005-07-07 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha スクリュー圧縮機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005061900A1 (ja) * 2003-12-22 2005-07-07 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha スクリュー圧縮機
CN100387843C (zh) * 2003-12-22 2008-05-14 三菱电机株式会社 螺旋压缩机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8734126B2 (en) Screw compressor
KR100350036B1 (ko) 오일 프리 스크류 압축기
US3986799A (en) Fluid-cooled, scroll-type, positive fluid displacement apparatus
US4291547A (en) Screw compressor-expander cryogenic system
US4125345A (en) Turbo-fluid device
US20070147984A1 (en) Turbo compressor
CN112983849B (zh) 一种轴向力可自动平衡的离心式压缩机结构
CN107664143B (zh) 压缩机及具有其的空调器
US20210348609A1 (en) Screw compressor with sliding bearings
KR20150081342A (ko) 원심압축기 및 이를 구비한 과급기 및 원심압축기의 운전방법
CN108999793A (zh) 一种离心式压缩机
US4952125A (en) Nonlubricated screw fluid machine
JP2000240596A (ja) ターボ圧縮機
US5413467A (en) Oil-free type screw compressor device
US6093007A (en) Multi-rotor helical-screw compressor with thrust balance device
US3209990A (en) Two stage screw rotor machines
JP2007113588A (ja) オイルフリースクリュー圧縮機
US3099385A (en) Turbo blowers
JP5614050B2 (ja) ターボ圧縮機及びターボ冷凍機
JPH01167490A (ja) 空気圧縮機の潤滑油冷却方法
JPS59500572A (ja) 密封型コンプレツサ
JPH02153293A (ja) 空気圧縮機の潤滑方法
JPS62206282A (ja) スクロ−ル圧縮機
US6158977A (en) Air cycle cooling system
JPH01167489A (ja) 空気圧縮機の軸受部冷却方法