JPH0116658Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0116658Y2 JPH0116658Y2 JP1983142201U JP14220183U JPH0116658Y2 JP H0116658 Y2 JPH0116658 Y2 JP H0116658Y2 JP 1983142201 U JP1983142201 U JP 1983142201U JP 14220183 U JP14220183 U JP 14220183U JP H0116658 Y2 JPH0116658 Y2 JP H0116658Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reinforcement
- seat
- seat back
- locking device
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 claims description 15
- 230000013011 mating Effects 0.000 claims description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、前だおれ式リヤシートにおけるシー
トバツクのロツク装置に関するものである。
トバツクのロツク装置に関するものである。
一般に、前だおれ式リヤシート０４は、第１図
に示すように、必要に応じてロツク装置Ｌを解除
し、前倒しして荷物等の積載スペースを広げるこ
とができるようになつている。しかしながら、従
来のシートバツクのロツク装置Ｌは、第２図ａに
示すように、車両のインナパネル０１とリヤホイ
ールハウスインナ０２の上面とにリーンホースメ
ント０３を固定し、このリーンホースメント０３
にシートバツク０４の両サイドに固設したロツク
ピン０５を係合するキヤツチ部０６をボルト０７
を介して固定した構造となつている。したがつ
て、従来の構造では、シートバツク０４に過剰な
負荷が加わつた場合にはリーンホースメント０３
の強度が弱く、第２図ｂに示すように、変形した
り破損して傾くためにシートバツク０４のロツク
ピン０５がキヤツチ部０６より外れたり正確な位
置が定まらず、シートバツク０４の係止が不可能
になるという問題が指摘されている。
に示すように、必要に応じてロツク装置Ｌを解除
し、前倒しして荷物等の積載スペースを広げるこ
とができるようになつている。しかしながら、従
来のシートバツクのロツク装置Ｌは、第２図ａに
示すように、車両のインナパネル０１とリヤホイ
ールハウスインナ０２の上面とにリーンホースメ
ント０３を固定し、このリーンホースメント０３
にシートバツク０４の両サイドに固設したロツク
ピン０５を係合するキヤツチ部０６をボルト０７
を介して固定した構造となつている。したがつ
て、従来の構造では、シートバツク０４に過剰な
負荷が加わつた場合にはリーンホースメント０３
の強度が弱く、第２図ｂに示すように、変形した
り破損して傾くためにシートバツク０４のロツク
ピン０５がキヤツチ部０６より外れたり正確な位
置が定まらず、シートバツク０４の係止が不可能
になるという問題が指摘されている。
本考案は、かかる従来の欠点を解消するために
提案されたもので、リヤシートにおけるシートバ
ツクのロツク装置のうちリンホースメントに取付
けられるキヤツチ部の形状を改良することによ
り、シートバツクに過剰な負荷が加わつた場合で
もボデー側への荷重分散を行ない、ボデー側に固
定したリーンホースメントの変形や破損を防止す
るとともに常に確実にシートバツクの固定位置を
確保することができるようにしたシートバツクの
ロツク装置を提供せんとするものである。
提案されたもので、リヤシートにおけるシートバ
ツクのロツク装置のうちリンホースメントに取付
けられるキヤツチ部の形状を改良することによ
り、シートバツクに過剰な負荷が加わつた場合で
もボデー側への荷重分散を行ない、ボデー側に固
定したリーンホースメントの変形や破損を防止す
るとともに常に確実にシートバツクの固定位置を
確保することができるようにしたシートバツクの
ロツク装置を提供せんとするものである。
以下、本考案に係るロツク装置を第３図に示し
た実施例に基づいて詳細に説明する。
た実施例に基づいて詳細に説明する。
第３図は本考案に係るロツク装置を示す背面図
であるが、１はボデー側のクオータパネルイン
ナ、２はリヤホイールハウスインナ、３はリーン
ホースメント、４はシートバツク、５はロツクピ
ン、６はキヤツチ部である。ボデー側のクオータ
パネルインナ１とリヤホイールハウスインナ２と
はホイールハウス上面の合せ部において溶接等に
より固定されるとともに、リヤシートバツク４の
ロツク装置Ｌを取付けるリーンホースメント３は
上端部３ａがボデー側のクオータパネルインナ１
に、下端部３ｂはクオータパネルインナ１とホイ
ールハウスインナ２の合せ部に溶接等により固定
されている。また、リーンホースメント３に装着
されるキヤツチ部６は、上部にシートバツク０４
の両サイドに固設したロツクピン５が係合する係
合凹部（図示せず）が形成されるとともに、キヤ
ツチ部６の下部にはＬ形に折り曲げたフランジ部
６ａが形成されている。このキヤツチ部６の下部
に形成したＬ形のフランジ部６ａは、リーンホー
ス３の下端部３ｂ上に当接するようになつてお
り、キヤツチ部６の上部に負荷されたモーメント
は、リーンホース３とキヤツチ部６とを固定した
ボルト７で支持するとともに、キヤツチ部６の下
部に形成したフランジ部６ａを介してボデー側に
伝達されるようになつている。
であるが、１はボデー側のクオータパネルイン
ナ、２はリヤホイールハウスインナ、３はリーン
ホースメント、４はシートバツク、５はロツクピ
ン、６はキヤツチ部である。ボデー側のクオータ
パネルインナ１とリヤホイールハウスインナ２と
はホイールハウス上面の合せ部において溶接等に
より固定されるとともに、リヤシートバツク４の
ロツク装置Ｌを取付けるリーンホースメント３は
上端部３ａがボデー側のクオータパネルインナ１
に、下端部３ｂはクオータパネルインナ１とホイ
ールハウスインナ２の合せ部に溶接等により固定
されている。また、リーンホースメント３に装着
されるキヤツチ部６は、上部にシートバツク０４
の両サイドに固設したロツクピン５が係合する係
合凹部（図示せず）が形成されるとともに、キヤ
ツチ部６の下部にはＬ形に折り曲げたフランジ部
６ａが形成されている。このキヤツチ部６の下部
に形成したＬ形のフランジ部６ａは、リーンホー
ス３の下端部３ｂ上に当接するようになつてお
り、キヤツチ部６の上部に負荷されたモーメント
は、リーンホース３とキヤツチ部６とを固定した
ボルト７で支持するとともに、キヤツチ部６の下
部に形成したフランジ部６ａを介してボデー側に
伝達されるようになつている。
従つて、このように構成されたシートバツクの
ロツク装置Ｌによれば、シートバツク４に着座し
て荷重が加わると、シートバツク４の両サイドに
固設したロツクピン５がキヤツチ部６の上部に形
成した係合凹部に係合されているので、キヤツチ
部６を介してボデー側に荷重が分散される。この
ときキヤツチ部６は、ボデー側に固定されたリー
ンホースメント３にボルト７を介して装着される
とともに、キヤツチ部６の下部は、リーンホース
メント３の下端部３ｂを固定したボデー側に当接
するようになつているので、シートバツク４に過
剰な負荷が加わつても、荷重の分散が効果的に行
なわれるものである。
ロツク装置Ｌによれば、シートバツク４に着座し
て荷重が加わると、シートバツク４の両サイドに
固設したロツクピン５がキヤツチ部６の上部に形
成した係合凹部に係合されているので、キヤツチ
部６を介してボデー側に荷重が分散される。この
ときキヤツチ部６は、ボデー側に固定されたリー
ンホースメント３にボルト７を介して装着される
とともに、キヤツチ部６の下部は、リーンホース
メント３の下端部３ｂを固定したボデー側に当接
するようになつているので、シートバツク４に過
剰な負荷が加わつても、荷重の分散が効果的に行
なわれるものである。
以上、図面に示した実施例にもとずいて詳細に
説明したように、本考案に係るシートバツクのロ
ツク装置は、構造が簡単で、しかも、取扱性は従
来例と変らないので互換性があり、安価である。
また、シートバツクのロツクピンを係合して位置
決めするキヤツチ部の下部に形成したフランジ部
がシートバツクに加わる負荷の一部をボデー側に
分散させるので、過剰な負荷がシートバツクに加
わつても、リーンホースメントの変形や破損を防
止することができる。
説明したように、本考案に係るシートバツクのロ
ツク装置は、構造が簡単で、しかも、取扱性は従
来例と変らないので互換性があり、安価である。
また、シートバツクのロツクピンを係合して位置
決めするキヤツチ部の下部に形成したフランジ部
がシートバツクに加わる負荷の一部をボデー側に
分散させるので、過剰な負荷がシートバツクに加
わつても、リーンホースメントの変形や破損を防
止することができる。
第１図は前だおれ式車輛のシート構造を示す概
略構成図、第２図ａは、従来のシートバツクのロ
ツク装置を示す片側背面図、第２図ｂは第２図ａ
における負荷時の状態を示す説明図、第３図は本
考案に係るシートバツクのロツク装置を示す片側
背面図である。 図面中、１はボデーのインナパネル、２はホイ
ールハウスパネル、３はリーンホースメント、４
はシートバツク、５はロツクピン、６はキヤツチ
部、６ａはフランジ部である。
略構成図、第２図ａは、従来のシートバツクのロ
ツク装置を示す片側背面図、第２図ｂは第２図ａ
における負荷時の状態を示す説明図、第３図は本
考案に係るシートバツクのロツク装置を示す片側
背面図である。 図面中、１はボデーのインナパネル、２はホイ
ールハウスパネル、３はリーンホースメント、４
はシートバツク、５はロツクピン、６はキヤツチ
部、６ａはフランジ部である。
Claims (1)
- 上端部がクオータパネルインナに固定されたリ
ーンホースメントの下端部を前記クオータパネル
インナとホイールハウスインナの合せ部に固定す
るとともに、前記リーンホースメントに装着され
シートバツクから突出するロツクピンが係合する
キヤツチ部の下部にＬ形のフランジ部を形成する
一方、前記合せ部上に前記Ｌ形のフランジ部が当
接するよう構成したことを特徴とするシートバツ
クのロツク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1983142201U JPS6050037U (ja) | 1983-09-16 | 1983-09-16 | シ−トバツクのロツク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1983142201U JPS6050037U (ja) | 1983-09-16 | 1983-09-16 | シ−トバツクのロツク装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6050037U JPS6050037U (ja) | 1985-04-08 |
| JPH0116658Y2 true JPH0116658Y2 (ja) | 1989-05-16 |
Family
ID=30317811
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1983142201U Granted JPS6050037U (ja) | 1983-09-16 | 1983-09-16 | シ−トバツクのロツク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6050037U (ja) |
-
1983
- 1983-09-16 JP JP1983142201U patent/JPS6050037U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6050037U (ja) | 1985-04-08 |