JPH0116545Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0116545Y2 JPH0116545Y2 JP3952385U JP3952385U JPH0116545Y2 JP H0116545 Y2 JPH0116545 Y2 JP H0116545Y2 JP 3952385 U JP3952385 U JP 3952385U JP 3952385 U JP3952385 U JP 3952385U JP H0116545 Y2 JPH0116545 Y2 JP H0116545Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conveyor
- leaves
- tea
- sorting
- tube
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 241001122767 Theaceae Species 0.000 description 31
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 7
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- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 1
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Landscapes
- Tea And Coffee (AREA)
- Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、蒸機、粗揉機、中揉機、精揉機等を
連続してなる製茶ラインにおいて、中揉機による
処理を終えた、いわゆる中火茶と呼ばれる製茶処
理中の茶葉を、風力によつて葉部と茎部とに分離
選別して、茎部の混じりの少ない製品茶を得んと
する風力選別機に関するものである。
連続してなる製茶ラインにおいて、中揉機による
処理を終えた、いわゆる中火茶と呼ばれる製茶処
理中の茶葉を、風力によつて葉部と茎部とに分離
選別して、茎部の混じりの少ない製品茶を得んと
する風力選別機に関するものである。
背景技術と問題点
製茶は間隔を置いて年数回行なわれるが、四月
から五月にかけて萌芽する新芽を製茶したものは
香りや味が良く、取引値も高い。この時期のお茶
を新茶あるいは一番茶と称するが、その刈取後に
さらに萌芽してくる葉を製茶したものを順次、二
番茶、三番茶等と称し、区別している。
から五月にかけて萌芽する新芽を製茶したものは
香りや味が良く、取引値も高い。この時期のお茶
を新茶あるいは一番茶と称するが、その刈取後に
さらに萌芽してくる葉を製茶したものを順次、二
番茶、三番茶等と称し、区別している。
そして、一番茶の場合には、その中に混じる茎
もみるく幼い茎であり、緑色を呈し、味も深いの
で、これを葉の部分と分ける必要がない。ところ
が、二番茶、三番茶等となると、混じる茎は太く
枝状となり、緑色の葉の中で赤く棒のように目立
ち、見た目が良くなく、また、味もうすい。
もみるく幼い茎であり、緑色を呈し、味も深いの
で、これを葉の部分と分ける必要がない。ところ
が、二番茶、三番茶等となると、混じる茎は太く
枝状となり、緑色の葉の中で赤く棒のように目立
ち、見た目が良くなく、また、味もうすい。
このため、二番茶、三番茶等を取り引きする上
では、茎部を極力葉部から分離して、葉部は葉
部、茎部は茎部で取り引きした方が高値で取り引
きできる。
では、茎部を極力葉部から分離して、葉部は葉
部、茎部は茎部で取り引きした方が高値で取り引
きできる。
そこで、製茶ライン中に葉部と茎部とを分離す
る選別機が配されることがあるが、一方、一番茶
のお茶は葉部と茎部とを分離選別する必要はな
く、却つて、選別すると葉部の歩留りが悪くな
り、総収入が減少するため、製茶ライン中には一
番茶専用の選別機を介さない経路と、二番茶以降
の選別機を介す経路との全く異なつた二つの経路
が用意されていた。
る選別機が配されることがあるが、一方、一番茶
のお茶は葉部と茎部とを分離選別する必要はな
く、却つて、選別すると葉部の歩留りが悪くな
り、総収入が減少するため、製茶ライン中には一
番茶専用の選別機を介さない経路と、二番茶以降
の選別機を介す経路との全く異なつた二つの経路
が用意されていた。
つまり、第3図で見るように、中揉機の後に移
送方向切替自在な二股シユートaが配され、その
シユートの一方はa1は選別機bの投入口へ、他方
a2は選別機上空を越えて次工程cへと連結された
迂回用のコンベヤdに臨まされていた。eは選別
機からの移送コンベヤである。
送方向切替自在な二股シユートaが配され、その
シユートの一方はa1は選別機bの投入口へ、他方
a2は選別機上空を越えて次工程cへと連結された
迂回用のコンベヤdに臨まされていた。eは選別
機からの移送コンベヤである。
ところが、この二股シユートaと、迂回用のコ
ンベヤdは、前述の両経路を一経路で共用できれ
ば、全く余分な設備である。
ンベヤdは、前述の両経路を一経路で共用できれ
ば、全く余分な設備である。
考案の目的
本考案は、斯る現状に鑑てなされたもので、選
別時には茎部は分離筒を滑降させてその下方の受
け箱に収納し、葉部は選別フードからその下方の
移送コンベヤを介して次工程機へ移送し、一番茶
時のように分離選別が不必要な時には、葉部、茎
部とも分離筒を滑降させて移送コンベヤへ送り出
し、次工程機へ移送可能とし、もつて、従来設備
されていた二股シユートaや迂回用のコンベヤd
およびこれらを制御する電装品を不用なものとし
て、製茶ラインの設備コストの低減を図ろうとす
るものである。
別時には茎部は分離筒を滑降させてその下方の受
け箱に収納し、葉部は選別フードからその下方の
移送コンベヤを介して次工程機へ移送し、一番茶
時のように分離選別が不必要な時には、葉部、茎
部とも分離筒を滑降させて移送コンベヤへ送り出
し、次工程機へ移送可能とし、もつて、従来設備
されていた二股シユートaや迂回用のコンベヤd
およびこれらを制御する電装品を不用なものとし
て、製茶ラインの設備コストの低減を図ろうとす
るものである。
考案の概要
従つて、本考案の風力選別機は、コンベヤ下方
には下端にフアンを接続した送風筒をその上端が
コンベヤの送出端下方に位置するよう傾斜させて
配置し、コンベヤ送出端及び送風筒上端の前上方
には下部に開口を設けた通気性の選別フードを覆
設し、選別フードの開口の下方には移送コンベヤ
を配し、送風筒の下辺には分離筒を連通して分離
筒の送出口下方に受け箱を配し、さらに、上辺が
分離筒の送出口下方に位置し下辺が移送コンベヤ
に臨む補助シユートを脱着自在に具えたことを特
徴とする。
には下端にフアンを接続した送風筒をその上端が
コンベヤの送出端下方に位置するよう傾斜させて
配置し、コンベヤ送出端及び送風筒上端の前上方
には下部に開口を設けた通気性の選別フードを覆
設し、選別フードの開口の下方には移送コンベヤ
を配し、送風筒の下辺には分離筒を連通して分離
筒の送出口下方に受け箱を配し、さらに、上辺が
分離筒の送出口下方に位置し下辺が移送コンベヤ
に臨む補助シユートを脱着自在に具えたことを特
徴とする。
実施例
次に本考案を図示実施例に基づいて説明する。
1は鋼板をプレスしたモノコツク構造よりな
り、上昇傾斜するバケツトコンベヤ2を架設し、
該コンベヤ始端にはホツパー3を、該コンベヤ下
方においてフアン4等を内蔵する本体である。
り、上昇傾斜するバケツトコンベヤ2を架設し、
該コンベヤ始端にはホツパー3を、該コンベヤ下
方においてフアン4等を内蔵する本体である。
バケツトコンベヤ2は、鋼板をプレスして長方
形のバケツトを成形し、このバケツトの両端を左
右両側の2本のチエーンに組み付けて、これを本
体1に軸架したスプロケツト5,5間で循環させ
てなる。
形のバケツトを成形し、このバケツトの両端を左
右両側の2本のチエーンに組み付けて、これを本
体1に軸架したスプロケツト5,5間で循環させ
てなる。
バケツトコンベヤ2の下方には、バケツトコン
ベヤ2とほぼ同方向に傾斜させて送風筒6を配
し、送風筒6の上端はバケツトコンベヤ2の送出
端からその若干先方へ臨ませ、送風筒6の下端に
はフアン4を接続して、バケツトコンベヤ2より
落下する茶葉をこのフアン4よりの圧風で分離選
別する。
ベヤ2とほぼ同方向に傾斜させて送風筒6を配
し、送風筒6の上端はバケツトコンベヤ2の送出
端からその若干先方へ臨ませ、送風筒6の下端に
はフアン4を接続して、バケツトコンベヤ2より
落下する茶葉をこのフアン4よりの圧風で分離選
別する。
バケツトコンベヤ2の送出端の真下あたりであ
つて、送風筒6の下辺中間部には、該筒を一部開
口6aしてこれに略人字状鋭角的に分離筒7を連
接する。
つて、送風筒6の下辺中間部には、該筒を一部開
口6aしてこれに略人字状鋭角的に分離筒7を連
接する。
本実施例においては、さらに、送風筒6と分離
筒7の鋭角状分岐点には切替レバー(図示略)の
操作によつて送風筒6の風通路を閉鎖解放自在に
するダンパー8を軸着する。
筒7の鋭角状分岐点には切替レバー(図示略)の
操作によつて送風筒6の風通路を閉鎖解放自在に
するダンパー8を軸着する。
9は分離筒7送出口下方に配した受け箱で、取
り外し自在である。
り外し自在である。
10はバケツトコンベヤ2の送出端及び送風筒
6上端の前上方を大きく覆い、且つ下部をホツパ
ー状に形成して開口してなる選別フードであつ
て、その後壁10aは送風筒6上端と連続し、ま
た、その上側および前側一部に金網11を張設し
て通気性とする。
6上端の前上方を大きく覆い、且つ下部をホツパ
ー状に形成して開口してなる選別フードであつ
て、その後壁10aは送風筒6上端と連続し、ま
た、その上側および前側一部に金網11を張設し
て通気性とする。
また、選別フード10の開口の下方には次工程
機である精揉機に連続する移送コンベヤ12を配
する。
機である精揉機に連続する移送コンベヤ12を配
する。
13は、ホツパー3の前上方でバケツトコンベ
ヤ2の途中上辺に軸着した掻き均し具、14は該
バケツトコンベヤ2の移送速度やフアンの吐出風
量を調整変更する駆動部である。
ヤ2の途中上辺に軸着した掻き均し具、14は該
バケツトコンベヤ2の移送速度やフアンの吐出風
量を調整変更する駆動部である。
15は取り外し自在な補助シユートであつて、
一例として、第1図のように、分離筒7の後面の
溝7aと本体前下方の溝16にその上下一部を挿
入して、上辺は分離筒7の送出口後面直下に配
し、下辺は移送コンベヤ12に臨ませる。
一例として、第1図のように、分離筒7の後面の
溝7aと本体前下方の溝16にその上下一部を挿
入して、上辺は分離筒7の送出口後面直下に配
し、下辺は移送コンベヤ12に臨ませる。
作 用
そこで、本実施例装置の作用を説明するに、ま
ず、二番茶以降、葉部と茎部とを分離選別する風
力選別機本来の使い方をした場合を、第2図で説
明する。
ず、二番茶以降、葉部と茎部とを分離選別する風
力選別機本来の使い方をした場合を、第2図で説
明する。
この場合、まず、ダンパー8は送風筒6の風通
路を全開とすべく分離筒7上に倒し、補助シユー
ト15は溝7a,16から抜き出して取り外し、
分離筒7の送出口には受け箱9を配して、フアン
4を回転させた後バケツトコンベヤ2を始動させ
る。
路を全開とすべく分離筒7上に倒し、補助シユー
ト15は溝7a,16から抜き出して取り外し、
分離筒7の送出口には受け箱9を配して、フアン
4を回転させた後バケツトコンベヤ2を始動させ
る。
このように準備した上で、中火茶をホツパー3
内に投入すると、それらの茶葉は前上方の掻き均
し具13により一定の厚さに均らされながら移送
され、バケツトコンベヤ2の送出端へ向かう。そ
して、それらの茶葉は、その送出端から落下する
時、送風筒6から該送出端付近へ向けて吹き上げ
ているフアン4の圧風によつて、選別フード10
の前上方に吹き上げられるが、太い茎枝は重いの
で、バケツトコンベヤ2の送出端略直下をそのま
ま落下して、送風筒6内に入り、送風筒6の開口
6aから分離筒7に移り、そこを滑降して、その
下方の受け箱9に収容され、一方、細くみるい茎
や葉は選別フード10の前上方に吹き上げられ、
金網11から風が抜けることで選別フード10内
をふんわりと落下し、その下方の移送コンベヤ1
2上に至る。移送コンベヤ12は、分離選別して
葉部がほとんどとなつた良品質の茶葉を次の精揉
機へ送る。
内に投入すると、それらの茶葉は前上方の掻き均
し具13により一定の厚さに均らされながら移送
され、バケツトコンベヤ2の送出端へ向かう。そ
して、それらの茶葉は、その送出端から落下する
時、送風筒6から該送出端付近へ向けて吹き上げ
ているフアン4の圧風によつて、選別フード10
の前上方に吹き上げられるが、太い茎枝は重いの
で、バケツトコンベヤ2の送出端略直下をそのま
ま落下して、送風筒6内に入り、送風筒6の開口
6aから分離筒7に移り、そこを滑降して、その
下方の受け箱9に収容され、一方、細くみるい茎
や葉は選別フード10の前上方に吹き上げられ、
金網11から風が抜けることで選別フード10内
をふんわりと落下し、その下方の移送コンベヤ1
2上に至る。移送コンベヤ12は、分離選別して
葉部がほとんどとなつた良品質の茶葉を次の精揉
機へ送る。
この際、補助シユート15を選別フード10の
後壁10aに形成した溝10bに係止すれば、ふ
んわりと落下してくる茶葉が後方の受け箱9へ舞
い混じるのを防止し、分離選別を確実にする。
後壁10aに形成した溝10bに係止すれば、ふ
んわりと落下してくる茶葉が後方の受け箱9へ舞
い混じるのを防止し、分離選別を確実にする。
なお、バケツトコンベヤ2の速度や掻き出し具
13の高さ、フアン4の吐出風量を調整すること
で分離選別する茎枝の程度や処理速度を加減す
る。
13の高さ、フアン4の吐出風量を調整すること
で分離選別する茎枝の程度や処理速度を加減す
る。
次に、一番茶のように葉部と茎部とを分離選別
する必要のない場合、つまり、従来における単な
る迂回路として使用する場合について説明する。
する必要のない場合、つまり、従来における単な
る迂回路として使用する場合について説明する。
この場合、第1図のごとくダンパー8は送風筒
6の風通路を全閉してフアン4内への茶葉の落下
を防止すべく、起こし上げ、受け箱9は取り外
し、補助シユート15は分離筒7の送出口の溝7
aと本体前下方の溝16との間に取りつけて、上
辺は分離筒7の送出口後面を覆わせて下辺を選別
フード10開口下方の移送コンベヤ12に指向さ
せた上で、フアン4は回転させずにバケツトコン
ベヤ2のみ始動させる。
6の風通路を全閉してフアン4内への茶葉の落下
を防止すべく、起こし上げ、受け箱9は取り外
し、補助シユート15は分離筒7の送出口の溝7
aと本体前下方の溝16との間に取りつけて、上
辺は分離筒7の送出口後面を覆わせて下辺を選別
フード10開口下方の移送コンベヤ12に指向さ
せた上で、フアン4は回転させずにバケツトコン
ベヤ2のみ始動させる。
なお、受け箱9の位置が低く、補助シユート1
5を邪魔しないならば、受け箱15は取り外さな
くてもよい。
5を邪魔しないならば、受け箱15は取り外さな
くてもよい。
このようにした場合、今度は中火茶がバケツト
コンベヤ2から落下する時、すべての茶葉がその
送出端直下にそのまま落下し、ダンパー8により
フアン4内への侵入を阻止されて、分離筒7から
連続してシユートを滑降して移送コンベヤ12上
へ落下し、次の精揉機へ移送される。
コンベヤ2から落下する時、すべての茶葉がその
送出端直下にそのまま落下し、ダンパー8により
フアン4内への侵入を阻止されて、分離筒7から
連続してシユートを滑降して移送コンベヤ12上
へ落下し、次の精揉機へ移送される。
従つて、従来必要とされていた二股シユートや
迂回用のコンベヤは全く必要なくて、同一の装置
内にて二つの経路が形成され、製茶ラインの設備
コストの低減が図られる。
迂回用のコンベヤは全く必要なくて、同一の装置
内にて二つの経路が形成され、製茶ラインの設備
コストの低減が図られる。
また、補助シユート15は左右を若干立ち上が
らせた板状としておけば、これを取り外して保管
する場合もたいして邪魔にならず、また、前述の
ように、補助シユート15を選別フード10の後
壁10aに形成した溝10bに係止しておけば、
ふんわりと落下してくる茶葉が後方の受け箱9へ
舞い混じるのを防止するカバーのような使い方も
できる。
らせた板状としておけば、これを取り外して保管
する場合もたいして邪魔にならず、また、前述の
ように、補助シユート15を選別フード10の後
壁10aに形成した溝10bに係止しておけば、
ふんわりと落下してくる茶葉が後方の受け箱9へ
舞い混じるのを防止するカバーのような使い方も
できる。
なお、上記実施例では、ダンパー8を設け、葉
部と茎部とを分離する必要がない場合にはダンパ
ー8を閉じてフアン4内へ茶葉が入り込むのを防
止しているが、このダンパー8は省略することも
可能である。ただし、その場合には、常時フアン
4を作動しておくか、あるいは送風筒6の開口6
aをできる限り下方に設けて、フアン4内に茶葉
が入り込まないようにする。
部と茎部とを分離する必要がない場合にはダンパ
ー8を閉じてフアン4内へ茶葉が入り込むのを防
止しているが、このダンパー8は省略することも
可能である。ただし、その場合には、常時フアン
4を作動しておくか、あるいは送風筒6の開口6
aをできる限り下方に設けて、フアン4内に茶葉
が入り込まないようにする。
また、補助シユート15の構造についても、要
は、葉部と茎部とを分離する必要がない場合に補
助シユート15の上辺が分離筒7の送出端下方に
位置して分離筒7を滑降してくる茶葉を移送コン
ベヤ12上に導き、一方、葉部と茎部とを分離す
る必要がある場合には分離選別された茶葉が分離
筒7から受け箱9に落下するのを妨害しないよい
に補助シユート15を取り外すことができればよ
いのであつて、本実施例以外にも様々な構造を採
りうるものである。
は、葉部と茎部とを分離する必要がない場合に補
助シユート15の上辺が分離筒7の送出端下方に
位置して分離筒7を滑降してくる茶葉を移送コン
ベヤ12上に導き、一方、葉部と茎部とを分離す
る必要がある場合には分離選別された茶葉が分離
筒7から受け箱9に落下するのを妨害しないよい
に補助シユート15を取り外すことができればよ
いのであつて、本実施例以外にも様々な構造を採
りうるものである。
考案の効果
本考案は、選別時には茎部は分離筒を滑降させ
てその下方の受け箱に収納し、葉部は選別フード
からその下方の移送コンベヤを介して次工程へ移
送し、一番茶時のように分離選別が不必要な時に
は、葉部、茎部とも分離筒を滑降させて移送コン
ベヤへ送り出し、次工程機へ移送可能として、も
つて、従来設備されていた二股シユートaや迂回
用のコンベヤdおよびこれらを制御する電装品を
不必要とし、製茶ラインの設備コストを低減する
ことができる。
てその下方の受け箱に収納し、葉部は選別フード
からその下方の移送コンベヤを介して次工程へ移
送し、一番茶時のように分離選別が不必要な時に
は、葉部、茎部とも分離筒を滑降させて移送コン
ベヤへ送り出し、次工程機へ移送可能として、も
つて、従来設備されていた二股シユートaや迂回
用のコンベヤdおよびこれらを制御する電装品を
不必要とし、製茶ラインの設備コストを低減する
ことができる。
第1図は本考案を施用した一実施例の縦断側面
図、第2図は作用を示すその一部縦断側面図、第
3図は従来のライン構成を示す概略平面図であ
る。 2……バケツトコンベヤ、3……ホツパー、4
……フアン、6……送風筒、6a……開口、7…
…分離筒、9……受け箱、10……選別フード、
12……移送コンベヤ、13……掻き均し具、1
5……シユート。
図、第2図は作用を示すその一部縦断側面図、第
3図は従来のライン構成を示す概略平面図であ
る。 2……バケツトコンベヤ、3……ホツパー、4
……フアン、6……送風筒、6a……開口、7…
…分離筒、9……受け箱、10……選別フード、
12……移送コンベヤ、13……掻き均し具、1
5……シユート。
Claims (1)
- コンベヤ下方には下端にフアンを接続した送風
筒をその上端がコンベヤの送出端下方に位置する
よう傾斜させて配置し、コンベヤ送出端及び送風
筒上端の前上方には下部に開口を設けた通気性の
選別フードを覆設し、選別フードの開口の下方に
は移送コンベヤを配し、送風筒の下辺には分離筒
を連通して分離筒の送出口下方に受け箱を配し、
さらに、上辺が分離筒の送出口下方に位置し下辺
が移送コンベヤに臨む補助シユートを脱着自在に
具えたことを特徴とする、風力選別機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3952385U JPH0116545Y2 (ja) | 1985-03-19 | 1985-03-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3952385U JPH0116545Y2 (ja) | 1985-03-19 | 1985-03-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61155081U JPS61155081U (ja) | 1986-09-26 |
JPH0116545Y2 true JPH0116545Y2 (ja) | 1989-05-16 |
Family
ID=30547546
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3952385U Expired JPH0116545Y2 (ja) | 1985-03-19 | 1985-03-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0116545Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-03-19 JP JP3952385U patent/JPH0116545Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61155081U (ja) | 1986-09-26 |
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