JPH01164255A - 薄形ボイスコイルモータ - Google Patents

薄形ボイスコイルモータ

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JPH01164255A
JPH01164255A JP32107087A JP32107087A JPH01164255A JP H01164255 A JPH01164255 A JP H01164255A JP 32107087 A JP32107087 A JP 32107087A JP 32107087 A JP32107087 A JP 32107087A JP H01164255 A JPH01164255 A JP H01164255A
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JP
Japan
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yoke
voice coil
coil motor
thin
coil
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JP32107087A
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English (en)
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JPH0463622B2 (ja
Inventor
Akira Wachi
和地 昭
Toshiaki Morimura
利昭 森村
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Ohkura Electric Co Ltd
Original Assignee
Ohkura Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分前 本発明は、ボイスコイルモータに関L・4、特許、モー
タ全体を薄形化することに関する。
従来の技術 ボイスコイルモータの代表例としては、ダイナミックス
ピーカがある。円筒状の磁場内のギャップに同心的にボ
イスコイルを設け、コイルの電流と磁場との関係から、
フレミングの左手の法則によりボイスコイルに推力を発
生せしめ、スピーカのダイヤフラムを駆動する。こ・れ
と同一原理を使用したモータはボイスコイルモータとし
て分類される。
一般にボイスコイルモータは構造が簡単であり駆動回路
も容易に構成できるので、短ストロークの直流モータと
して賞月されている。欠点としては、ストロークが大き
く取れない点と、大形化してしまう点にある。
比較的長ストロークの従来のボイスコイルモータの正面
図を第2図に示す。
第2図において、参照番号1は板厚り、奥行きW(図示
しない)の純鉄等で作られたヨークである。2はヨーク
1を包むように巻回され、たボイスコイル(以下コイル
と略称する)である。ヨーク1とコイル2とは機械的に
接触せず、図示しないガイドレールに沿ってコイル2は
ヨーク1上を左右に無接触的に移動する。説明の都合上
コイル2は切断され、切断面を示している。3は永久磁
石で、ヨーク4に固着されており、ヨーク1とギャップ
Lgの間隔が保たれている。永久磁石3は図示のように
着磁されている。ヨーク4の両端はサイドヨーク5.サ
イドヨーク6に固着されている。
永久磁石3のN極から出発した磁束φはギャップLg中
をギャップ磁束密度Bgの磁束密度で上昇し、ヨークl
に入る。ヨーク1中を磁束φは2分して、左右に流れる
。この磁束φはヨーク1の中央でゼロであり、ギャップ
磁束密度Bgを集めて左右に行くほど増大し、両端で最
大磁束φ腸になる。この最大磁束φ1はサイドヨーク5
.サイドヨーク8を通り、ヨーク4を経由して永久磁石
3のS極に至る。
発明が解決しようとする問題点 ここで、前記コイル2に直流電流を流すと、ギャップ磁
束密度Bgと作用して推力Fを発生する。
電流の極性を逆転すれば、推力Fも逆転する。推力Fは
ギャップ磁束密度Bgに比例するので、推力Fを大きく
しようとしてギャップ磁束密度Bgを大きくすると、そ
れを積分した最大磁束φ■が大きくなり、ヨーク1.ヨ
ーク4が磁気飽和を起こしやすいのが難点である。磁気
飽和を避けようとすれば、ヨーク1.ヨーク4の断面積
を大きくする必要があり、そのためには板厚りを厚くす
るか奥行き誓(図示せず)を長くしなければならない。
ヨークの磁気飽和という原理的な障害があるために、第
2図のようなボイスコイルモータは大きなストロークが
とりにくいとされている。ストロークを大きくすると、
断面積の大きなヨークを使用しなければならなくなる。
第2図の場合でも、ヨーク1.ヨーク4の厚さ2倍のり
、永久磁石3の厚さLm、ギャップLgは不可欠であり
、さらにコイル2の厚さ、保護カバー(図示せず)等が
加算され、モータ全体の厚さHがどうしても大きくなっ
てしまう。永久磁石3としてはフェライト磁石を使用す
るのが普通である。コストを無視して希土類の永久磁石
を使用すれば、永久磁石3の厚さLmは約115程度に
下げられるが、その分だけ厚さHは下がるけれども、決
定的な厚さの低下にはならない。
従って、本発明の目的は、推力を落さずに厚さの薄いボ
イスコイルモータを得るにある。
又、一方、フロッピディスクのトラックの位置決めや、
記録計用のモータとして厚さの薄いモータが要望されて
いる。モータの厚さが薄ければ、限られたスペースにモ
ータを多段に積重ねて、多ペン記録計が得られるからで
ある。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明においては第1図を
参照するに、ヨーク4を後方へ移動させ、永久磁石3を
2個でヨーク4を挟み、永久磁石3からの磁束は薄板状
のヨーク15.  ヨーク1B、でヨーク1に導き、全
体の高さを従来の約273に薄くしている。
永久磁石3等を後方へ移動したために、モータの奥行き
が長くなっているが、コイル2への給電用フレキンプル
PCB17等にも工夫をこらして奥行き長さの増大を防
止している。
実施例 次に本発明をその好ましい一実施例について図面を参照
しながら具体的に説明する。
第1A図、第1B図は本発明を記録計のペン駆動用に利
用した場合の一実施例の平面図と断面図を示している。
第2図の従来例と同一機能部品には同一参照番号が付け
られている。
第1A、IB図において、ペンキャリッジlOをガイド
レール11が貫通し、ガイドレール11の両端はサイド
ヨーク5.サイドヨーク6に固定されている。ペンキャ
リッジ10上にはコイル取付板12がねじ13で固定さ
れている。コイル取付板12の下面にはコイル2が接着
されており、フィル2の中空部にヨーク1が挿入されて
いる。コイル取付板I2の他端は折曲げられ、ボールベ
アリング14が取付けられている。コイル取付板12は
ガイドレール■が貫通するペンキャリッジIOとボール
ベアリングI4に拘束されて傾かないよう考慮されてい
る。コイル2の推力Fを受けてペンキャリッジlOがガ
イドレールII上を左右に摺動し、コイル取付板I2の
先端に取付けられた記録ペン(図示せず)が記録する。
ヨーク15.  ヨーク16は永久磁石3.3′の最大
磁束φmをヨーク1側へ移送するための薄板状のヨーク
である。
次に作用を説明するに、ヨーク4の上側の永久磁石3の
N極から出た磁束φはヨーク15を経由して、上側ギャ
ップを通りヨーク1に入る。ヨークlに入った磁束φは
左右に分かれて、サイドヨーク5、す・イドヨーク6に
入り、その後ヨーク4に戻り、永久磁石3のS極に至る
。一方、永久磁石3′のN極からの磁束φは下側のヨー
ク16を通り、下側ギャップ部を通過してヨークlに入
る。その後は永久磁石3の場合と全く同じ経路を通って
、永久磁石3′のS極に至る。
以上の説明で明らかなように、本発明によるボイスコイ
ルモータの磁気回路はヨーク1、ヨーク4を含む平面に
対して上下対称である。参照番号17はフレキシブルP
CB  (プリント配線板)でありコイル2への給電を
する。コイル取付板I2にベンだけでなく、位置のフィ
ードバック要素等が取付けられた場合には、これらの要
素への給電の役目もする。ヨーク1とヨーク15の狭い
空間に挿入されているのは、ペンキャリッジIOの左右
の摺動によるフレキシブルPCBI7内の銅箔部がスト
レスによって破断されるのを避けるために、その曲げ半
径を大きくするためである。第1図では上側のギャップ
しか通っていないが、導体本数が多くなければ分割して
下側ギャップを通してもよい。
フレキシブルPCB17を経由して、コイル2に1a流
電流を流すと、推力Fが発生し、ペンキャリッジlOを
移動させる。推力Fと軸受20までの距離りとの積FL
はペンキャリッジ10にかかるモーメントである。これ
を幅りのペンキャリッジIOの軸受20で受けている。
幅D(距離りのように設計すると軸受20部で発生する
こじり応力が大きくなり、異常摩耗を起こすようになる
。記録計の場合には軸受幅りがスペース的に制約されて
いる場合が多い。
ヨーク断面積を増加し、推力Fを増加させようとしてヨ
ーク1の幅Wを大きくすると、それにつられて距[Lも
大きくなり、こじりを起こしやす(なるので、ヨーク1
の幅Wはそれ程太き(できない。こじりに対して抵抗力
の強いスライドボールベアリング等を使用すれば、大き
なモーメントFLに耐えられる。その代わり高価になる
参照番号■8はPCB  (プリント配線板)であり、
ボイスコイルモータの駆動回路あるいは、フィードバッ
ク畏素用の回路が塔載され、ねじ19でモータユニット
と一体化されている。そのために、生産、試験あるいは
故障時には、PCBI8を含めた一体交換ができて便利
である。当然のことながら、ヨーク4の断面積はヨーク
1に等しいか、又はそれ以上である必要があるが、生産
1−は等しい断面積が最も良い。
又、説明の都合上、ヨーク1は直線状としペンキャリッ
ジ皿0も直線運動をするとしたが、第1A図のヨーク1
は円弧状であってもよい。この場合にはコイル2はこの
円弧にそって動き、その回転中心で回転出力のボイスコ
イルモータになる。
第2図の従来例に比べて、本発明では永久磁石3.3′
が一枚増加し、薄板状ヨーク15.  ヨーク鳳6も追
加されているが、このヨーク15.ヨーク16はギャッ
プ部に鉄粉等が入るのを防止すると共に、外力に対する
保護カバーの役目をはたしている。
第2図のようにコイル2をむき出しにすると、種々のト
ラブルが起るので、保護カバーは必要である。
第1B図ではヨーク1.ヨーク4は同−平面円としたが
、これは必ずしも不可欠の条件ではない。
必要に応じて段差等をもたせても差しつかえない。
又ペンキャリッジ10はガイドレール■をガイドとして
、摺動動作をすると説明したが、ヨーク1とコイル2間
に絶縁性の軸受材を入れて、ヨーク1がガイドを兼ねて
ガイドレール■を省略することもできる。
発明の効果 以上詳細に説明した如く、本発明による薄形ボイスコイ
ルモータは、ヨーク4を後方へ移動させ永久磁石2個で
ヨーク4を挟むことにより次の効果を奏する。
イ、推力の変動、すなわちゴギングを原理上発生しない
点、及びコイルの速度に比例するタコメータ信号等が容
易に得られるというボイスコイルモータ特有の利点を生
かしたまま、厚さを従来の2/3以下にすることが可能
となった。
口、記録計等に組み込んだ場合には実装密度をあげるこ
とができ、記録ペン数を増加させることが可能となり、
実用上の効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
第1A図は本発明の一実施例を示す平面図、第1B図は
第1A図のA−A’線で切断し矢印の方向に見た断面図
、第2図は従来のボイスコイルモータの正面図である。 111.ヨーク、230.コイル、3.3’ 、、、永
久磁石:4.、、ヨーク、500.サイドヨーク、61
9.サイドヨーク、1G−、、ペンキャリッジ、Il、
。 、ガイドレール、12.、、コイル取付板、43.、、
ねじ、鳳401.ボールベアリング、15.、、ヨーク
、tSoo、ヨーク、17.、、フレキシブルPCB 
118.、、PcB凰919.ねじ、20.、、軸受、
F03.推力、h13.ヨーク1,4の板厚、w、、、
ヨーク1の幅、H,、。 モータ全体の厚さ、Lg−0−ギャップ、φ03.磁束
B g、、、磁束密度、φ鵬00.最大磁束、Lta、
、、永久磁石の厚さ、D、、、軸受幅、L、、、推力と
軸受までの距離

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、ボイスコイルモータにおいて、可動コイルを貫
    通する第1のヨーク及び第2のヨークが重ならないよう
    にずらして配置し、前記第1のヨーク及び第2のヨーク
    の両端を第1のサイドヨーク及び第2のサイドヨークで
    接続し、前記第2のヨークの上下面に第1の永久磁石及
    び第2の永久磁石を固着し、さらに該第1、第2の永久
    磁石をはさむように薄板状第3のヨーク及び第4のヨー
    クを固着し、該第3、第4のヨークで磁束を前記第1の
    ヨークの上下面に導くことにより、ボイスコイルモータ
    全体の厚さを薄くしたことを特徴とする薄形ボイスコイ
    ルモータ。
  2. (2)、特許請求の範囲第(1)項に記載の薄形ボイス
    コイルモータにおいて、前記第1のサイドヨークと第2
    のサイドヨーク間に前記第1のヨークと平行にガイド要
    素を配置し、前記第2のコイルを載置して前記カイド要
    素を軸として可動するペンキャリッジを設けたことを更
    に特徴とする薄形ボイスコイルモータ。
  3. (3)、特許請求の範囲第(2)項に記載の薄形ボイス
    コイルモータにおいて、前記ガイド要素の作用を前記第
    1のヨークにて代行させることを更に特徴とする薄形ボ
    イスコイルモータ。
  4. (4)、特許請求の範囲第(1)項、第(2)項または
    第(3)項に記載の薄形ボイスコイルモータにおいて、
    前記薄板状第3、第4のヨークと前記第1のヨークとの
    すき間に生じるギャップ内に前記第2のコイルへ給電す
    るためのフレキシブルPCBを通し、該フレキシブルP
    CBの一端を前記ペンキャリッジに接続したことを更に
    特徴とする薄形ボイスコイルモータ。
JP32107087A 1987-12-18 1987-12-18 薄形ボイスコイルモータ Granted JPH01164255A (ja)

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JP32107087A JPH01164255A (ja) 1987-12-18 1987-12-18 薄形ボイスコイルモータ

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JP32107087A JPH01164255A (ja) 1987-12-18 1987-12-18 薄形ボイスコイルモータ

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JPH01164255A true JPH01164255A (ja) 1989-06-28
JPH0463622B2 JPH0463622B2 (ja) 1992-10-12

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JP32107087A Granted JPH01164255A (ja) 1987-12-18 1987-12-18 薄形ボイスコイルモータ

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JP (1) JPH01164255A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101251663B1 (ko) * 2006-11-02 2013-04-05 엘지이노텍 주식회사 보이스 코일 모터

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101251663B1 (ko) * 2006-11-02 2013-04-05 엘지이노텍 주식회사 보이스 코일 모터

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JPH0463622B2 (ja) 1992-10-12

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