JPH0116343B2 - - Google Patents
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- JPH0116343B2 JPH0116343B2 JP776981A JP776981A JPH0116343B2 JP H0116343 B2 JPH0116343 B2 JP H0116343B2 JP 776981 A JP776981 A JP 776981A JP 776981 A JP776981 A JP 776981A JP H0116343 B2 JPH0116343 B2 JP H0116343B2
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- discharge
- annular
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B39/00—Component parts, details, or accessories, of pumps or pumping systems specially adapted for elastic fluids, not otherwise provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B37/00
- F04B39/10—Adaptations or arrangements of distribution members
- F04B39/102—Adaptations or arrangements of distribution members the members being disc valves
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T137/00—Fluid handling
- Y10T137/7722—Line condition change responsive valves
- Y10T137/7837—Direct response valves [i.e., check valve type]
- Y10T137/7904—Reciprocating valves
- Y10T137/7922—Spring biased
- Y10T137/7929—Spring coaxial with valve
- Y10T137/7936—Spring guides valve head
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、冷凍機用等の圧縮機において用い
られる圧力応動型の吐出弁装置に関するものであ
る。
られる圧力応動型の吐出弁装置に関するものであ
る。
圧縮機用の吐出弁装置として米国特許No.
1407518に開示されているように次のような構造
のもの、すなわちポンプチヤンバーと吐出チヤン
バー間を連通させる吐出通路であつて截頭円錐状
の弁座開口を含む吐出通路、上記弁座開口内に設
けられていて上記したポンプチヤンバーから吐出
チヤンバーへの流体流れをコントロールするため
に軸線方向に沿い可動である圧力応動吐出弁、シ
リンダヘツドに固定支持させた環状座に一端を受
けさせ他端で上記吐出弁に対し係合させてあり該
吐出弁を閉鎖方向に移動附勢する環状の圧縮ばね
を備え、上記吐出弁が極く軽量なものとされ迅速
なバルブ動作を行なうこととされている装置が公
知である。
1407518に開示されているように次のような構造
のもの、すなわちポンプチヤンバーと吐出チヤン
バー間を連通させる吐出通路であつて截頭円錐状
の弁座開口を含む吐出通路、上記弁座開口内に設
けられていて上記したポンプチヤンバーから吐出
チヤンバーへの流体流れをコントロールするため
に軸線方向に沿い可動である圧力応動吐出弁、シ
リンダヘツドに固定支持させた環状座に一端を受
けさせ他端で上記吐出弁に対し係合させてあり該
吐出弁を閉鎖方向に移動附勢する環状の圧縮ばね
を備え、上記吐出弁が極く軽量なものとされ迅速
なバルブ動作を行なうこととされている装置が公
知である。
すなわち上記した米国特許のものは吐出弁をシ
ートメタルからスタンピング加工により、吐出チ
ヤンバーに面する外面を開放した中空の截頭円錐
形のものとしており、同吐出弁は従来一般の金属
製の中実吐出弁と対比してずつと軽量で迅速に動
作するものとなつている。
ートメタルからスタンピング加工により、吐出チ
ヤンバーに面する外面を開放した中空の截頭円錐
形のものとしており、同吐出弁は従来一般の金属
製の中実吐出弁と対比してずつと軽量で迅速に動
作するものとなつている。
本米国特許のものは吐出弁の開放運動を制限す
るのに、シリンダヘツドに固定支持させた倒立コ
ツプ状のストツパ部材を吐出チヤンバー内に設け
ると共に、截頭円錐状の弁座開口内から吐出チヤ
ンバー方向へと突出させてある吐出弁の大径側半
部の端に放射方向外向きのフランジを形成し、こ
のフランジが上記ストツパ部材の環状端面に接当
することで吐出弁の開放動作が規制されることと
している。なお上記した倒立コツプ状ストツパ部
材は、吐出弁附勢用の圧縮ばねのガイド杆を支持
するためにも利用されている。
るのに、シリンダヘツドに固定支持させた倒立コ
ツプ状のストツパ部材を吐出チヤンバー内に設け
ると共に、截頭円錐状の弁座開口内から吐出チヤ
ンバー方向へと突出させてある吐出弁の大径側半
部の端に放射方向外向きのフランジを形成し、こ
のフランジが上記ストツパ部材の環状端面に接当
することで吐出弁の開放動作が規制されることと
している。なお上記した倒立コツプ状ストツパ部
材は、吐出弁附勢用の圧縮ばねのガイド杆を支持
するためにも利用されている。
上述した米国特許のものは吐出弁が軽量である
ことから金属製の中実吐出弁を備える装置と対比
してバルブ騒音をかなり減らすと認められるも、
なお板金製吐出弁が閉鎖運動の終期に弁座開口の
弁座面に着座するとき、及び開放運動の終期にス
トツパ部材に接当するとき、弁運動が迅速に行な
われる点も相まつてかなりの騒音を発生すると判
断される。
ことから金属製の中実吐出弁を備える装置と対比
してバルブ騒音をかなり減らすと認められるも、
なお板金製吐出弁が閉鎖運動の終期に弁座開口の
弁座面に着座するとき、及び開放運動の終期にス
トツパ部材に接当するとき、弁運動が迅速に行な
われる点も相まつてかなりの騒音を発生すると判
断される。
またシートメタル製の吐出弁は圧縮機において
使用されるとき、比較的短期間で永久変形を起こ
し易い。特に弁座開口の外部に位置して弁座面に
はガイドされずストツパー部材との接当を繰返す
前記フランジは、極く簡単に永久変形すると認め
られる。
使用されるとき、比較的短期間で永久変形を起こ
し易い。特に弁座開口の外部に位置して弁座面に
はガイドされずストツパー部材との接当を繰返す
前記フランジは、極く簡単に永久変形すると認め
られる。
そこで吐出弁が軽量で迅速に動作するといつた
上述米国特許のものの長所を生かしつつ上述の2
つの問題点を解決するために、吐出弁を比較的弾
性変形性に富むポリマー材から製作することが考
えられる。しかしポリマー材は軽量であるも、吐
出弁附勢用の圧縮ばねを係合させると摩耗とか擦
過による傷付き等の損傷を受け易い。
上述米国特許のものの長所を生かしつつ上述の2
つの問題点を解決するために、吐出弁を比較的弾
性変形性に富むポリマー材から製作することが考
えられる。しかしポリマー材は軽量であるも、吐
出弁附勢用の圧縮ばねを係合させると摩耗とか擦
過による傷付き等の損傷を受け易い。
そこでこの発明はポリマー材より成る吐出弁を
採用する構造で該吐出弁の損傷を、弁の軽量さと
騒音抑制といつたポリマー材製弁の長所を減殺す
ることなく防止するように図つてある、圧縮機用
の新規な吐出弁装置を提供しようとするものであ
る。
採用する構造で該吐出弁の損傷を、弁の軽量さと
騒音抑制といつたポリマー材製弁の長所を減殺す
ることなく防止するように図つてある、圧縮機用
の新規な吐出弁装置を提供しようとするものであ
る。
そのためにこの発明は添付図に例示するよう
に、ポンプチヤンバーと吐出チヤンバー42,1
42間を連通させる吐出通路20,120であつ
て截頭円錐状の弁座開口を含む吐出通路20,1
20、上記弁座開口内に設けられていて上記した
ポンプチヤンバーから吐出チヤンバー42,14
2への流体流れをコントロールするために軸線方
向に沿い可動である圧力応動吐出弁35,13
5、シリンダヘツド36,136に固定支持させ
た環状座62,162に一端を受けさせ他端で上
記吐出弁35,135に対し係合させてあり該吐
出弁35,135を閉鎖方向に移動附勢する環状
の圧縮ばね68,168を、備えた圧縮機用の吐
出弁装置において、次のような技術的手段を講じ
た。
に、ポンプチヤンバーと吐出チヤンバー42,1
42間を連通させる吐出通路20,120であつ
て截頭円錐状の弁座開口を含む吐出通路20,1
20、上記弁座開口内に設けられていて上記した
ポンプチヤンバーから吐出チヤンバー42,14
2への流体流れをコントロールするために軸線方
向に沿い可動である圧力応動吐出弁35,13
5、シリンダヘツド36,136に固定支持させ
た環状座62,162に一端を受けさせ他端で上
記吐出弁35,135に対し係合させてあり該吐
出弁35,135を閉鎖方向に移動附勢する環状
の圧縮ばね68,168を、備えた圧縮機用の吐
出弁装置において、次のような技術的手段を講じ
た。
すなわち前記吐出弁35,135を比較的弾性
変形性に富むポリマー材から、ポンプチヤンバー
に面する略平坦な内面と吐出チヤンバーに面する
略平坦な外面を有する截頭円錐状の弁であつて前
記弁座開口の深さよりも厚さを小とする弁に形成
し、この吐出弁35,135の外面上に硬化金属
製の環状座52,152を、吐出弁外面上に一体
突設した円形突部54,154に嵌め合せて固定
設置し、この環状座52,152に前記した圧縮
ばね68,168の他端を受けさせる。
変形性に富むポリマー材から、ポンプチヤンバー
に面する略平坦な内面と吐出チヤンバーに面する
略平坦な外面を有する截頭円錐状の弁であつて前
記弁座開口の深さよりも厚さを小とする弁に形成
し、この吐出弁35,135の外面上に硬化金属
製の環状座52,152を、吐出弁外面上に一体
突設した円形突部54,154に嵌め合せて固定
設置し、この環状座52,152に前記した圧縮
ばね68,168の他端を受けさせる。
また前記弁座開口内で前記した吐出弁35,1
35の外面に対向位置する環状のストツプ面6
6,166であつて吐出弁35,135の開放動
作時に前記した硬化金属製の環状座52,152
よりも放射方向の外側で吐出弁35,135を受
け止めて吐出弁35,135の開放運動を制限す
るストツプ面66,166を備えたストツパ部材
62,162を、シリンダヘツド36,136に
固定支持させて設ける。
35の外面に対向位置する環状のストツプ面6
6,166であつて吐出弁35,135の開放動
作時に前記した硬化金属製の環状座52,152
よりも放射方向の外側で吐出弁35,135を受
け止めて吐出弁35,135の開放運動を制限す
るストツプ面66,166を備えたストツパ部材
62,162を、シリンダヘツド36,136に
固定支持させて設ける。
弁座開口内で吐出弁35,135の外面に対向
位置させてあり該吐出弁の開放動作時に環状座5
2,152よりも放射方向の外側で吐出弁35,
135を受け止める環状のストツプ面66,16
6は、吐出弁自体の外面で該吐出弁を受け止めて
吐出弁35,135の開放運動を制限することに
なる。
位置させてあり該吐出弁の開放動作時に環状座5
2,152よりも放射方向の外側で吐出弁35,
135を受け止める環状のストツプ面66,16
6は、吐出弁自体の外面で該吐出弁を受け止めて
吐出弁35,135の開放運動を制限することに
なる。
ポリマー材製の吐出弁35,135はその内面
と外面間の間隔である厚さを比較的小さくしても
吐出通路20を閉鎖する状態で弾性変形して弁座
面に密着することから、弁座開口の深さよりも厚
さを小としても所期の通路密封を得させる。そし
てポリマー材は金属材と比較しずつと軽量である
ことから、また硬化金属製の環状座52,152
は吐出弁附勢用の圧縮ばね68,168の端を受
ける寸法のものであれば足り実質的に吐出弁3
5,135の重量を増大させないものとできるか
ら、この発明によれば吐出弁が迅速に動作すると
いつた前述の米国特許No.1407518のものの長所が
そのまま残される。
と外面間の間隔である厚さを比較的小さくしても
吐出通路20を閉鎖する状態で弾性変形して弁座
面に密着することから、弁座開口の深さよりも厚
さを小としても所期の通路密封を得させる。そし
てポリマー材は金属材と比較しずつと軽量である
ことから、また硬化金属製の環状座52,152
は吐出弁附勢用の圧縮ばね68,168の端を受
ける寸法のものであれば足り実質的に吐出弁3
5,135の重量を増大させないものとできるか
ら、この発明によれば吐出弁が迅速に動作すると
いつた前述の米国特許No.1407518のものの長所が
そのまま残される。
ポリマー材製の吐出弁35,135は閉鎖運動
の終期に弁座開口の弁座面に着座するときは勿
論、開放運動の終期にストツパ部材の前記環状ス
トツプ面66,166に対し接当するときも金属
製環状座52,152を外れた位置で吐出弁自体
の外面にて接当することから接当時の衝撃を吸収
して、騒音をほとんど発生しない。
の終期に弁座開口の弁座面に着座するときは勿
論、開放運動の終期にストツパ部材の前記環状ス
トツプ面66,166に対し接当するときも金属
製環状座52,152を外れた位置で吐出弁自体
の外面にて接当することから接当時の衝撃を吸収
して、騒音をほとんど発生しない。
ポリマー材製の吐出弁35,135を閉鎖方向
に附勢するための圧縮ばね68,168の端を、
吐出弁外面上の一体的な円形突部54,154に
嵌め合せて安定な支持を図つた硬化金属製環状座
52,152に受けさせたから、圧縮ばね68,
168によつて吐出弁35,135が摩耗とか擦
過による傷付きといつた損傷を受けることがな
い。ストツパ部材62,162の環状ストツプ面
66,166を截頭円錐状の弁座開口内に位置さ
せ、弁座開口内で吐出弁35,135の開放運動
を制限することとし、該吐出弁に弁座開口外でス
トツパ部材に接当させる突起部等を設けていない
から、ストツパ部材との接当の繰返しにより早期
に疲労してしまうような部分が吐出弁に存在しな
い。以上よりしてこの発明に係る吐出弁は耐久性
に富む。
に附勢するための圧縮ばね68,168の端を、
吐出弁外面上の一体的な円形突部54,154に
嵌め合せて安定な支持を図つた硬化金属製環状座
52,152に受けさせたから、圧縮ばね68,
168によつて吐出弁35,135が摩耗とか擦
過による傷付きといつた損傷を受けることがな
い。ストツパ部材62,162の環状ストツプ面
66,166を截頭円錐状の弁座開口内に位置さ
せ、弁座開口内で吐出弁35,135の開放運動
を制限することとし、該吐出弁に弁座開口外でス
トツパ部材に接当させる突起部等を設けていない
から、ストツパ部材との接当の繰返しにより早期
に疲労してしまうような部分が吐出弁に存在しな
い。以上よりしてこの発明に係る吐出弁は耐久性
に富む。
前記ストツパ部材はこの発明の一実施態様に従
い、前記圧縮ばね68,168を取囲む円筒状の
ばねガイド62,162に形成して、吐出弁附勢
用の圧縮ばねをぐらつき無くガイドするためのば
ねガイドに兼ねさせることができる。環状ストツ
プ面66の横幅を大きくし該ストツプ面によつて
吐出弁35,135がより安定に受止められるよ
うにするには、上記ばねガイド62の端に放射方
向の外向きに張出すフランジ64を設けて、該フ
ランジ64の一面を環状ストツプ面66に形成す
るとよい。
い、前記圧縮ばね68,168を取囲む円筒状の
ばねガイド62,162に形成して、吐出弁附勢
用の圧縮ばねをぐらつき無くガイドするためのば
ねガイドに兼ねさせることができる。環状ストツ
プ面66の横幅を大きくし該ストツプ面によつて
吐出弁35,135がより安定に受止められるよ
うにするには、上記ばねガイド62の端に放射方
向の外向きに張出すフランジ64を設けて、該フ
ランジ64の一面を環状ストツプ面66に形成す
るとよい。
吐出弁外面上に設ける前記円形突部はこの発明
の一実施態様に従い、環状の肩部54,154と
して形成するのが好ましい。すなわちこのときは
円形突部の中心部に形成されることとなる円形凹
溝によつて円形突部の弾性変形性が高められ、硬
化金属製の環状座52,152を嵌め込む作業が
容易となる。
の一実施態様に従い、環状の肩部54,154と
して形成するのが好ましい。すなわちこのときは
円形突部の中心部に形成されることとなる円形凹
溝によつて円形突部の弾性変形性が高められ、硬
化金属製の環状座52,152を嵌め込む作業が
容易となる。
この発明の他の一実施態様では前記した環状の
ストツプ面66,166の内径を、第1図及び第
2図にそれぞれ例示したように吐出弁35,13
5の最小直径(つまり該吐出弁の前記内面の直
径)よりも小さく設定する。すなわちこのときは
截頭円錐形の吐出弁35,135が環状ストツプ
面66,166に、少なくとも一部では全厚さ
(つまり内面と外面間の間隔)を備える部分で受
止められることになり、環状ストツプ面66,1
66に対し吐出弁が接当するときの衝撃を吸収し
緩和する吐出弁の能力がそれだけ高い。
ストツプ面66,166の内径を、第1図及び第
2図にそれぞれ例示したように吐出弁35,13
5の最小直径(つまり該吐出弁の前記内面の直
径)よりも小さく設定する。すなわちこのときは
截頭円錐形の吐出弁35,135が環状ストツプ
面66,166に、少なくとも一部では全厚さ
(つまり内面と外面間の間隔)を備える部分で受
止められることになり、環状ストツプ面66,1
66に対し吐出弁が接当するときの衝撃を吸収し
緩和する吐出弁の能力がそれだけ高い。
第1の実施例が第1図に示されており、同図に
は、シリンダブロツク10を備えた多筒型で半密
閉型の冷凍用圧縮機の一部が、図示されている。
シリンダブロツク10は、内部に通常のポンプチ
ヤンバーを画成するように通例の往復動ピストン
14を挿入設置してある少なくとも1個のシリン
ダ12と、シリンダブロツク10上面と圧縮機吐
出ライン(図示せず)との間を連通させる吐出ガ
ス通路16とを、有している。シリンダブロツク
10の上面には、弁板18が載せられている。こ
の弁板18は、截頭円錐形の弁座開口を有する吐
出通路20(以下、「弁座」も同符号「20」で
指す。)と吸入ガス供給通路26に対し連通する
環状の吸入ガス入口通路22とを区画形成する手
段を、有しており、吸入ガス供給通路26は、圧
縮機中の他のシリンダ(そのような他のシリンダ
がある場合。)及び圧縮機への通常の吸入ガス供
給源(図示せず)へと、連らねられている。弁板
18の具体構造は、本発明の一部をなすものでは
ない。適当するガスケツト28が、弁板18とシ
リンダブロツク10間に配設されている。通例の
リング型の吸入リード弁30が、通路22を通し
ての吸入ガス流を通常のようにコントロールする
目的で、弁板18の下面上に設けられている。こ
の吸入リード弁30は、シリンダブロツク10に
支持させたピン32及び34によつて、通常のよ
うに位置決めされている。この一般型式の吸入弁
は、本願出願人の出願に係る特願昭54−163955
号)特開昭55−97572号)に記載されている。
は、シリンダブロツク10を備えた多筒型で半密
閉型の冷凍用圧縮機の一部が、図示されている。
シリンダブロツク10は、内部に通常のポンプチ
ヤンバーを画成するように通例の往復動ピストン
14を挿入設置してある少なくとも1個のシリン
ダ12と、シリンダブロツク10上面と圧縮機吐
出ライン(図示せず)との間を連通させる吐出ガ
ス通路16とを、有している。シリンダブロツク
10の上面には、弁板18が載せられている。こ
の弁板18は、截頭円錐形の弁座開口を有する吐
出通路20(以下、「弁座」も同符号「20」で
指す。)と吸入ガス供給通路26に対し連通する
環状の吸入ガス入口通路22とを区画形成する手
段を、有しており、吸入ガス供給通路26は、圧
縮機中の他のシリンダ(そのような他のシリンダ
がある場合。)及び圧縮機への通常の吸入ガス供
給源(図示せず)へと、連らねられている。弁板
18の具体構造は、本発明の一部をなすものでは
ない。適当するガスケツト28が、弁板18とシ
リンダブロツク10間に配設されている。通例の
リング型の吸入リード弁30が、通路22を通し
ての吸入ガス流を通常のようにコントロールする
目的で、弁板18の下面上に設けられている。こ
の吸入リード弁30は、シリンダブロツク10に
支持させたピン32及び34によつて、通常のよ
うに位置決めされている。この一般型式の吸入弁
は、本願出願人の出願に係る特願昭54−163955
号)特開昭55−97572号)に記載されている。
弁座20内には、上記の特願昭54−163955号
(特開昭55−97572号)に詳細に記載されているタ
イプの、軽量で易変形性のポリマー製の吐出弁3
5が、設けられている。弁板18の上面上にはシ
リンダヘツド装置が設けられており、このシリン
ダヘツド装置は、シリンダヘツド36と該ヘツド
36下面上に配置されたプレート38とを備えて
おり、該ヘツド36とプレート38間には通例の
ガスケツト40を挿入してある。プレート38
は、単純な金属プレス製品であつてよい。シリン
ンダヘツド36は、プレート38と組合されて、
弁座及び吐出通路20に連通する吐出チヤンバー
42を区画形成し、プレート38は、この吐出チ
ヤンバー42を吸入ガス供給通路26から分離す
るように機能する。プレート38と弁板18間に
は、要求されるシールを附与するためにガスケツ
ト44が設けられている。弁板18とプレート3
8とにはそれぞれ、互に整列する開口46及び4
8が設けられており、これらの開口46,48
は、吐出チヤンバー42をシリンダブロツク10
内の吐出ガス通路16と連通させる役割を果す。
全装置は互に、シリンダヘツド36とプレート3
8と弁板18とを貫通させてシリンダブロツク1
0に螺込まれた複数本のボルト49(図では、そ
のうちの1本のみが示されている。)によつて、
固定されている。
(特開昭55−97572号)に詳細に記載されているタ
イプの、軽量で易変形性のポリマー製の吐出弁3
5が、設けられている。弁板18の上面上にはシ
リンダヘツド装置が設けられており、このシリン
ダヘツド装置は、シリンダヘツド36と該ヘツド
36下面上に配置されたプレート38とを備えて
おり、該ヘツド36とプレート38間には通例の
ガスケツト40を挿入してある。プレート38
は、単純な金属プレス製品であつてよい。シリン
ンダヘツド36は、プレート38と組合されて、
弁座及び吐出通路20に連通する吐出チヤンバー
42を区画形成し、プレート38は、この吐出チ
ヤンバー42を吸入ガス供給通路26から分離す
るように機能する。プレート38と弁板18間に
は、要求されるシールを附与するためにガスケツ
ト44が設けられている。弁板18とプレート3
8とにはそれぞれ、互に整列する開口46及び4
8が設けられており、これらの開口46,48
は、吐出チヤンバー42をシリンダブロツク10
内の吐出ガス通路16と連通させる役割を果す。
全装置は互に、シリンダヘツド36とプレート3
8と弁板18とを貫通させてシリンダブロツク1
0に螺込まれた複数本のボルト49(図では、そ
のうちの1本のみが示されている。)によつて、
固定されている。
この発明に従つた改良された吐出弁装置は、全
体を参照数字50で示されていて、吐出チヤンバ
ー42内に配設されている。この吐出弁装置50
は、吐出弁35の上面ないし吐出チヤンバー側の
面上に載せられた硬化鋼(焼入れ鋼)製の第1の
環状座52を、備えている。この環状座52は、
吐出弁35上に一体形成してある環状肩部54に
よつて、位置拘束されている。シリンダヘツド3
6には、吐出弁35に平行し該弁35に向き合つ
ている平坦な支持面56を、設けてある。支持面
56とシリンダヘツド36とに通例の小ねじ58
を用いて取付けて、硬化鋼製の第2の環状座60
と円筒状のカツプ状の金属シート製ばねガイド6
2とを、設けてある。ばねガイド62はその下面
の周囲において、半径方向外向きに突出するフラ
ンジ64を備えており、該フランジ64はその下
面でもつて、吐出弁35に平行する面内に位置し
該弁35から予め設定せる距離だけ距ててある、
連続していて切れ目のない環状ストツプ面66で
あつて吐出弁35の開放運動を制限するための環
状ストツプ面66を、提供している。前記した環
状座52及び60にて支持され該両環状座52,
60間で圧縮されている圧縮コイルばね68が、
設けられており、この圧縮コイルばね68は、吐
出弁35を閉鎖方向に附勢するように動く。ばね
ガイド62は図示のように、圧縮コイルばね68
の軸線方向長さのほぼ全体をカバーするように、
延びており、該ばね68と距ててはあるが極く接
近している。不必要な動きを防止するために、圧
縮コイルばね68及び環状座52,60はその寸
法を、ばね68が座52上の円筒面70に対し圧
密嵌合すると共に座60上の円筒面72に対し摺
動可能に嵌合するように、設定されている。圧縮
コイルばね68の両端は環状で平坦な端面を附与
するように研磨されており、圧縮コイルばね68
は該各端面でもつてそれぞれ、環状座52,60
上の平行する環状面74,76に係合する。クロ
ム−ケイ素ワイヤ(chromium−silicon wire)
から製造されたものであることが好ましい圧縮コ
イルばね68の各端部の1−2個のコイル部は、
各環状座52,60の円筒面状の外周面に密着嵌
合する内径寸法を有するものに形成されている。
体を参照数字50で示されていて、吐出チヤンバ
ー42内に配設されている。この吐出弁装置50
は、吐出弁35の上面ないし吐出チヤンバー側の
面上に載せられた硬化鋼(焼入れ鋼)製の第1の
環状座52を、備えている。この環状座52は、
吐出弁35上に一体形成してある環状肩部54に
よつて、位置拘束されている。シリンダヘツド3
6には、吐出弁35に平行し該弁35に向き合つ
ている平坦な支持面56を、設けてある。支持面
56とシリンダヘツド36とに通例の小ねじ58
を用いて取付けて、硬化鋼製の第2の環状座60
と円筒状のカツプ状の金属シート製ばねガイド6
2とを、設けてある。ばねガイド62はその下面
の周囲において、半径方向外向きに突出するフラ
ンジ64を備えており、該フランジ64はその下
面でもつて、吐出弁35に平行する面内に位置し
該弁35から予め設定せる距離だけ距ててある、
連続していて切れ目のない環状ストツプ面66で
あつて吐出弁35の開放運動を制限するための環
状ストツプ面66を、提供している。前記した環
状座52及び60にて支持され該両環状座52,
60間で圧縮されている圧縮コイルばね68が、
設けられており、この圧縮コイルばね68は、吐
出弁35を閉鎖方向に附勢するように動く。ばね
ガイド62は図示のように、圧縮コイルばね68
の軸線方向長さのほぼ全体をカバーするように、
延びており、該ばね68と距ててはあるが極く接
近している。不必要な動きを防止するために、圧
縮コイルばね68及び環状座52,60はその寸
法を、ばね68が座52上の円筒面70に対し圧
密嵌合すると共に座60上の円筒面72に対し摺
動可能に嵌合するように、設定されている。圧縮
コイルばね68の両端は環状で平坦な端面を附与
するように研磨されており、圧縮コイルばね68
は該各端面でもつてそれぞれ、環状座52,60
上の平行する環状面74,76に係合する。クロ
ム−ケイ素ワイヤ(chromium−silicon wire)
から製造されたものであることが好ましい圧縮コ
イルばね68の各端部の1−2個のコイル部は、
各環状座52,60の円筒面状の外周面に密着嵌
合する内径寸法を有するものに形成されている。
以上に説明して来たバルブ機構の作用自体は、
改めて説明するまでもなく理解されよう。しかし
ながら、完全に360゜にわたる環状のストツプ面6
6によつて吐出弁35の精密な上昇コントロール
が、該弁35の開放時にポンプチヤンバーと吐出
チヤンバー42との間に存在する圧力差の影響下
で吐出弁35が傾動するしかないかに拘らず、達
成されることに留意されるべきである。また、ス
トツプ面66が360゜にわたり連続していることか
ら、同ストツプ面66にはそれに吐出弁35の頂
面が接当したとき該頂面に摩耗とか傷付けを生じ
させるような鋭利な端縁或はそれに類する部分が
存在しない。さらに、圧縮コイルばね68とばね
座52,60間の密嵌合関係よりして、ばね68
の動きが制限され、このことに環状ばね座52,
60が硬いことが相まつて、摩耗の可能性が大巾
に減ぜしめられる。前記した特願昭54−163955号
(特開昭55−97572号)に記載のもの及び後述する
第2の実施例に優る、第1図に図示の実施例の別
の長所は、圧力に応動しての弁開放により生ぜし
められる全衝撃が、必らず重量構造物に形成され
るシリンダヘツドに受けられることに、ある。こ
れに対し弁板の上面に固定された橋状部材等によ
つて弁附勢手段を支持させる構造とすると、弁開
放時に該橋状部材等に加わる衝撃によつて橋状部
材等を固定するためのボルト等のねじ付け固定具
が弛まないようにするために、同固定具として大
寸法で堅固な固定を行なうものを使用する必要が
ある。
改めて説明するまでもなく理解されよう。しかし
ながら、完全に360゜にわたる環状のストツプ面6
6によつて吐出弁35の精密な上昇コントロール
が、該弁35の開放時にポンプチヤンバーと吐出
チヤンバー42との間に存在する圧力差の影響下
で吐出弁35が傾動するしかないかに拘らず、達
成されることに留意されるべきである。また、ス
トツプ面66が360゜にわたり連続していることか
ら、同ストツプ面66にはそれに吐出弁35の頂
面が接当したとき該頂面に摩耗とか傷付けを生じ
させるような鋭利な端縁或はそれに類する部分が
存在しない。さらに、圧縮コイルばね68とばね
座52,60間の密嵌合関係よりして、ばね68
の動きが制限され、このことに環状ばね座52,
60が硬いことが相まつて、摩耗の可能性が大巾
に減ぜしめられる。前記した特願昭54−163955号
(特開昭55−97572号)に記載のもの及び後述する
第2の実施例に優る、第1図に図示の実施例の別
の長所は、圧力に応動しての弁開放により生ぜし
められる全衝撃が、必らず重量構造物に形成され
るシリンダヘツドに受けられることに、ある。こ
れに対し弁板の上面に固定された橋状部材等によ
つて弁附勢手段を支持させる構造とすると、弁開
放時に該橋状部材等に加わる衝撃によつて橋状部
材等を固定するためのボルト等のねじ付け固定具
が弛まないようにするために、同固定具として大
寸法で堅固な固定を行なうものを使用する必要が
ある。
第2の実施例が第2図に示されており、同図に
は、シリンダブロツク110を備えた他の多筒型
で半密閉型の冷凍用圧縮機の一部が、図示されて
いる。シリンダブロツク10は、通例の往復動ピ
ストン114を挿入位置してある、少なくとも1
個のシリンダ112と、シリンダブロツク110
上面と圧縮機吐出ライン(図示せず)との間を連
通させる吐出ガス通路116とを、有している。
シリンダブロツク110の上面には、弁板118
が載せられている。この弁板118は、截頭円錐
形の弁座開口を有する吐出通路120(以下、
「弁座」も同符号「120」で指す。)と吸入ガス
供給通路126に対し連通する環状の吸入ガス入
口通路122とを区画形成する手段を、有してお
り、吸入ガス供給通路126は、圧縮機中の他の
シリンダ(そのような他のシリンダがある場合。)
及び圧縮機への通常の吸入ガス供給源に対し、吸
入通路127を介し連らねられている。弁板11
8の具体構造は、先に説明した実施例のそれに類
似している。適当するガスケツト128が、弁板
118とシリンダブロツク110間に配設されて
いる。通例のリング型の吸入リード弁130が、
前述した実施例の場合におけると同様に、通路1
22を通しての吸入ガス流をコントロールする目
的で、弁板118の下面上に設けられている(第
2図に図示の吸入リード弁130は、第1図に図
示の吸入リード弁30よりも90゜位相をずらされ
ている。)。
は、シリンダブロツク110を備えた他の多筒型
で半密閉型の冷凍用圧縮機の一部が、図示されて
いる。シリンダブロツク10は、通例の往復動ピ
ストン114を挿入位置してある、少なくとも1
個のシリンダ112と、シリンダブロツク110
上面と圧縮機吐出ライン(図示せず)との間を連
通させる吐出ガス通路116とを、有している。
シリンダブロツク110の上面には、弁板118
が載せられている。この弁板118は、截頭円錐
形の弁座開口を有する吐出通路120(以下、
「弁座」も同符号「120」で指す。)と吸入ガス
供給通路126に対し連通する環状の吸入ガス入
口通路122とを区画形成する手段を、有してお
り、吸入ガス供給通路126は、圧縮機中の他の
シリンダ(そのような他のシリンダがある場合。)
及び圧縮機への通常の吸入ガス供給源に対し、吸
入通路127を介し連らねられている。弁板11
8の具体構造は、先に説明した実施例のそれに類
似している。適当するガスケツト128が、弁板
118とシリンダブロツク110間に配設されて
いる。通例のリング型の吸入リード弁130が、
前述した実施例の場合におけると同様に、通路1
22を通しての吸入ガス流をコントロールする目
的で、弁板118の下面上に設けられている(第
2図に図示の吸入リード弁130は、第1図に図
示の吸入リード弁30よりも90゜位相をずらされ
ている。)。
弁座120内には、前記した特願昭54−163955
号(特開昭55−97572号)に詳細に記載されてい
るタイプの、軽量で易変形性のポリマー製の吐出
弁135が、設けられている。なお本実施例にお
ける該吐出弁135は、強度を増大する目的で中
央部の肉厚を大としてある。弁板118の外面上
にはシリンダヘツド装置が設けられており、この
シリンダヘツド装置は、シリンダヘツド136と
該ヘツド136下面上に配置されたプレート13
8とを備えており、該ヘツド136とプレート1
38間には通例のガスケツト140を挿入設置し
てある。シリンダヘツド136は、プレート13
8と組合されて、弁座及び吐出通路120に連通
する吐出チヤンバー142を区画形成し、プレー
ト138は、この吐出チヤンバー142を吸入ガ
ス供給通路126から分離するように機能する。
プレート138と弁板118間には、要求される
シールを附与するためにガスケツト144が設け
られている。弁板118とプレート138とには
それぞれ、互に整列する開口146及び148が
設けられており、これらの開口146,148
は、吐出チヤンバー142をシリンダヘツド11
0内の吐出通路116と連通させる役割を果す。
それぞれの部分は、前述した実施例におけると同
様の方法で互に固定されている。
号(特開昭55−97572号)に詳細に記載されてい
るタイプの、軽量で易変形性のポリマー製の吐出
弁135が、設けられている。なお本実施例にお
ける該吐出弁135は、強度を増大する目的で中
央部の肉厚を大としてある。弁板118の外面上
にはシリンダヘツド装置が設けられており、この
シリンダヘツド装置は、シリンダヘツド136と
該ヘツド136下面上に配置されたプレート13
8とを備えており、該ヘツド136とプレート1
38間には通例のガスケツト140を挿入設置し
てある。シリンダヘツド136は、プレート13
8と組合されて、弁座及び吐出通路120に連通
する吐出チヤンバー142を区画形成し、プレー
ト138は、この吐出チヤンバー142を吸入ガ
ス供給通路126から分離するように機能する。
プレート138と弁板118間には、要求される
シールを附与するためにガスケツト144が設け
られている。弁板118とプレート138とには
それぞれ、互に整列する開口146及び148が
設けられており、これらの開口146,148
は、吐出チヤンバー142をシリンダヘツド11
0内の吐出通路116と連通させる役割を果す。
それぞれの部分は、前述した実施例におけると同
様の方法で互に固定されている。
この発明の本実施例に係る改良された吐出弁装
置は、全体を参照数字150で示されていて、吐
出チヤンバー142内に配設されている。この吐
出弁装置は、吐出弁135の上面ないし吐出チヤ
ンバー側の面上に載せられた硬化鋼製の第1の環
状座152を、備えている。この環状座152
は、吐出弁135上に一体形成してある環状肩部
154によつて、位置拘束されている。プレート
138の上面には鋼製の橋状部材158を、その
2個の突出アーム部を貫通させてある通例の小ね
じ156を用いて、固定してある。橋状部材15
8は、一体的な硬化環状座(第2の環状座)16
0と一体的な円筒状ばねガイド162とを提供
し、ばねガイド162はその下面でもつて、吐出
弁135に平行する面内に位置し該弁135から
予め設定せる距離だけ距ててある、連続していて
切れ目のない環状ストツプ面166であつて吐出
弁135の開放運動を制限するための環状ストツ
プ面166を、提供している。座152及び16
0にて支持され該両座152,160間で圧縮さ
れている圧縮コイルばね168が、設けられてお
り、この圧縮コイルばね168は、吐出弁135
を閉鎖方向に附勢するように働く。ばねガイド1
62は図示のように、圧縮コイルばね168の軸
線方向長さのほぼ全体をカバーするように、延び
ており、該ばね168と距ててはあるが極く接近
している。圧縮コイルばね168及び環状座15
2,160はその寸法を、前述した実施例の場合
同様に設定されている。圧縮コイルばね168の
両端は第1の実施例で用いた圧縮コイルばね68
について述べたのと同様に研磨されており、また
該コイルばね168の各端部のコイル部も第1の
実施例における圧縮コイルばね68について述べ
たのと同様の内径寸法を有するものとされてい
る。
置は、全体を参照数字150で示されていて、吐
出チヤンバー142内に配設されている。この吐
出弁装置は、吐出弁135の上面ないし吐出チヤ
ンバー側の面上に載せられた硬化鋼製の第1の環
状座152を、備えている。この環状座152
は、吐出弁135上に一体形成してある環状肩部
154によつて、位置拘束されている。プレート
138の上面には鋼製の橋状部材158を、その
2個の突出アーム部を貫通させてある通例の小ね
じ156を用いて、固定してある。橋状部材15
8は、一体的な硬化環状座(第2の環状座)16
0と一体的な円筒状ばねガイド162とを提供
し、ばねガイド162はその下面でもつて、吐出
弁135に平行する面内に位置し該弁135から
予め設定せる距離だけ距ててある、連続していて
切れ目のない環状ストツプ面166であつて吐出
弁135の開放運動を制限するための環状ストツ
プ面166を、提供している。座152及び16
0にて支持され該両座152,160間で圧縮さ
れている圧縮コイルばね168が、設けられてお
り、この圧縮コイルばね168は、吐出弁135
を閉鎖方向に附勢するように働く。ばねガイド1
62は図示のように、圧縮コイルばね168の軸
線方向長さのほぼ全体をカバーするように、延び
ており、該ばね168と距ててはあるが極く接近
している。圧縮コイルばね168及び環状座15
2,160はその寸法を、前述した実施例の場合
同様に設定されている。圧縮コイルばね168の
両端は第1の実施例で用いた圧縮コイルばね68
について述べたのと同様に研磨されており、また
該コイルばね168の各端部のコイル部も第1の
実施例における圧縮コイルばね68について述べ
たのと同様の内径寸法を有するものとされてい
る。
第2の実施例に係る吐出弁装置は、組立て中に
シリンダが傾斜状態をとる多筒型圧縮機において
組立てを容易とする構造のものとなつている。す
なわちこの実施例によれば、弁装置の全体を予め
組立てておき、組立てライン上において、比較的
重く取扱いが困難な部品であるシリンダヘツドを
組付けるのに先立ち、シリンダブロツク上に設置
できる。このことは、通例の組立て工程において
弁板とシリンダ間に位置決めピンが用いられるの
に対し、本実施例におけるプレート138及び弁
板118はこれを、傾斜面上においてもシリンダ
ヘツド上に載せ位置決めピンにより拘束できるこ
とから、可能である。シリンダヘツドはその後で
組込み出来、その後に全装置が、第1の実施例に
関連して前述したように、ボルト締めされる。
シリンダが傾斜状態をとる多筒型圧縮機において
組立てを容易とする構造のものとなつている。す
なわちこの実施例によれば、弁装置の全体を予め
組立てておき、組立てライン上において、比較的
重く取扱いが困難な部品であるシリンダヘツドを
組付けるのに先立ち、シリンダブロツク上に設置
できる。このことは、通例の組立て工程において
弁板とシリンダ間に位置決めピンが用いられるの
に対し、本実施例におけるプレート138及び弁
板118はこれを、傾斜面上においてもシリンダ
ヘツド上に載せ位置決めピンにより拘束できるこ
とから、可能である。シリンダヘツドはその後で
組込み出来、その後に全装置が、第1の実施例に
関連して前述したように、ボルト締めされる。
以上の説明から理解されるように、以上に説明
した吐出弁装置は、前記した発明目的を完全且つ
効果的に達成したものとなつている。しかしなが
ら、特許請求の範囲に特定されている本発明の範
囲を逸脱することなしに、前述実施例の変更とか
修正とかを行なえることも、理解されよう。
した吐出弁装置は、前記した発明目的を完全且つ
効果的に達成したものとなつている。しかしなが
ら、特許請求の範囲に特定されている本発明の範
囲を逸脱することなしに、前述実施例の変更とか
修正とかを行なえることも、理解されよう。
第1図は、この発明の第1の実施例を装備した
冷凍用圧縮機の一部を示す縦断面図である。第2
図は、この発明の第2の実施例を装備した冷凍用
圧縮機の一部を示す縦断面図である。 10……シリンダブロツク、12……シリン
ダ、14……往復動ピストン、16……吐出ガス
通路、18……弁板、20……弁座、吐出通路、
22……吸入ガス入口通路、30……吸入リード
弁、35……吐出弁、36……シリンダヘツド、
38……プレート、42……吐出チヤンバー、4
6……開口、48……開口、50……吐出弁装
置、52……第1の環状座、54……環状肩部、
56……支持面、58……小ねじ、60……第2
の環状座、62……ばねガイド、64……フラン
ジ、66……環状ストツプ面、68……圧縮コイ
ルばね、70……円筒面、72……円筒面、74
……環状面、76……環状面、110……シリン
ダブロツク、112……シリンダ、114……往
復動ピストン、116……吐出ガス通路、118
……弁板、120……弁座、吐出通路、122…
…吸入ガス入口通路、130……吸入リード弁、
135……吐出弁、136……シリンダヘツド、
138……プレート、142……吐出チヤンバ
ー、146……開口、148……開口、150…
…吐出弁装置、152……第1の環状座、154
……環状肩部、156……小ねじ、158……橋
状部材、160……硬化環状座(第2の環状座)、
162……ばねガイド、166……環状ストツプ
面、168……圧縮コイルばね。
冷凍用圧縮機の一部を示す縦断面図である。第2
図は、この発明の第2の実施例を装備した冷凍用
圧縮機の一部を示す縦断面図である。 10……シリンダブロツク、12……シリン
ダ、14……往復動ピストン、16……吐出ガス
通路、18……弁板、20……弁座、吐出通路、
22……吸入ガス入口通路、30……吸入リード
弁、35……吐出弁、36……シリンダヘツド、
38……プレート、42……吐出チヤンバー、4
6……開口、48……開口、50……吐出弁装
置、52……第1の環状座、54……環状肩部、
56……支持面、58……小ねじ、60……第2
の環状座、62……ばねガイド、64……フラン
ジ、66……環状ストツプ面、68……圧縮コイ
ルばね、70……円筒面、72……円筒面、74
……環状面、76……環状面、110……シリン
ダブロツク、112……シリンダ、114……往
復動ピストン、116……吐出ガス通路、118
……弁板、120……弁座、吐出通路、122…
…吸入ガス入口通路、130……吸入リード弁、
135……吐出弁、136……シリンダヘツド、
138……プレート、142……吐出チヤンバ
ー、146……開口、148……開口、150…
…吐出弁装置、152……第1の環状座、154
……環状肩部、156……小ねじ、158……橋
状部材、160……硬化環状座(第2の環状座)、
162……ばねガイド、166……環状ストツプ
面、168……圧縮コイルばね。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ポンプチヤンバーと吐出チヤンバー間を連通
させる吐出通路であつて截頭円錐状の弁座開口を
含む吐出通路、上記弁座開口内に設けられていて
上記したポンプチヤンバーから吐出チヤンバーへ
の流体流れをコントロールするために軸線方向に
沿い可動である圧力応動吐出弁、シリンダヘツド
に固定支持させた環状座に一端を受けさせ他端で
上記吐出弁に対し係合させてあり該吐出弁を閉鎖
方向に移動附勢する環状の圧縮ばねを、備えた圧
縮機用の吐出弁装置において、 前記吐出弁を比較的弾性変形性に富むポリマー
材から、ポンプチヤンバーに面する略平坦な内面
と吐出チヤンバーに面する略平坦な外面を有する
截頭円錐状の弁であつて前記弁座開口の深さより
も厚さを小とする弁に形成し、この吐出弁の外面
上に硬化金属製の環状座を、吐出弁外面上に一体
突設した円形突部に嵌め合せて固定設置し、この
環状座に前記した圧縮ばねの他端を受けさせる一
方、 前記弁座開口内で前記した吐出弁の外面に対向
位置する環状のストツプ面であつて吐出弁の開放
動作時に前記した硬化金属製の環状座よりも放射
方向の外側で吐出弁を受け止めて吐出弁の開放運
動を制限するストツプ面を備えたストツパ部材
を、シリンダヘツドに固定支持させて設けたこと
を特徴とする吐出弁装置。 2 特許請求の範囲第1項に記載の吐出弁装置に
おいて、前記ストツパ部材を、前記圧縮ばねを取
囲む円筒状のばねガイドに形成したことを特徴と
する吐出弁装置。 3 特許請求の範囲第2項に記載の吐出弁装置に
おいて、前記した円筒状のばねガイドの端に放射
方向の外向きに張出すフランジを設けて、該フラ
ンジの一面を前記した環状のストツプ面に形成し
たことを特徴とする吐出弁装置。 4 特許請求の範囲第1項に記載の吐出弁装置に
おいて、吐出弁外面上の前記円形突部を環状の肩
部として形成したことを特徴とする吐出弁装置。 5 特許請求の範囲第1項に記載の吐出弁装置に
おいて、前記した環状のストツプ面の内径を、前
記吐出弁の最小直径よりも小さく設定したことを
特徴とする吐出弁装置。
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