JPH01163029A - ウレア基を含有するポリイソシアネート重付加物を基材とするエラストマー成形品の製造方法 - Google Patents

ウレア基を含有するポリイソシアネート重付加物を基材とするエラストマー成形品の製造方法

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JPH01163029A
JPH01163029A JP63187062A JP18706288A JPH01163029A JP H01163029 A JPH01163029 A JP H01163029A JP 63187062 A JP63187062 A JP 63187062A JP 18706288 A JP18706288 A JP 18706288A JP H01163029 A JPH01163029 A JP H01163029A
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オツトー・ガンステル
Bruno Luckas
ブルーノ・ルツカス
Ulrich Dr Knipp
ウーリツヒ・ニツプ
Hans-Dieter Dr Ruprecht
ハンスーデイーテル・ラプレヒト
Robert Dr Eiben
ロベルト・エイビン
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    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はウレア基を含有するポリイソシアネート重付加
物、特にウレア基を含有し且つ1.0g/−趙の総密度
を有するポリウレタンを基材とするエラストマー成形品
の新規な製造方法に関し、該方法では、優れた機械的性
質を得るのに必要なウレア基は、有機ポリイソシアネー
トと水との反応によって主として得られる。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〕鎖長
延長剤として水を使用する二段法によってウレア基を含
有する密なポリウレタンエラストマーの製造は公知であ
る(例えば、合成勧賞ハンドブック01unststo
ff−Handbuch)、カール・ハンザ−出版社(
Cart Hanssr Verlag) 、1966
年、第■巻、第270〜271頁参照)、イソシアネー
ト基と水との反応によって生成される気体のCotのた
めに、これらの密な物質の製造は対応する気泡体の中間
段階を介して行われ、該気泡体は、それらが非気泡質の
エラストマーに成形され得る前に、ローラーによって先
ず圧縮されなければな、らない。
この方法は多くの別個の段階を含んでいるので非常に高
価であり、このため、それは非常に特殊な応用のために
必要な製品に対してのみ適している。この成形方法の1
つの大きな不都合は、それが板製品又は幾何学的に単純
な成形部品しか製造できないということである。
同時に、ウレア基を含有するポリイソシアネート重付加
物、特にウレア基を含有するポリウレタンは、例外的に
望ましい機械的性質を有しており、そして、鎖長延長剤
としての水(ジアミンの代わり)の使用は、特に簡単且
つ安価な、ウレア基を導入する方法を提供する。
従って、本発明の目的は、ウレア基を含有するエラスト
マーのポリイソシアネート重付加物、特にポリウレタン
の製造方法であって、鎖長延長剤として水を使用すると
いう原理を、上述した不都合を生ずることなく利用する
方法を提供することである。   ′ 〔問題点番解決するための手段〕 上記問題点は本発明による方法によって解決され、該方
法ではエラストマー成形品が注型によって製造されると
共に水が鎖長延長剤として使用される。最初は開いてい
る型が少なくとも95%程度まで満たされ、次いでぴっ
たりと閉じられ、気体の二酸化炭素が反応混合物の発泡
を引き起こし得ないということを確実にする十分□な圧
力下で反応が行われる。驚くべきことに、硬化に必要な
時間が経過した後には、非常に柔軟な成形品が、溶解し
た二酸化炭素ガスの作用によるどんな変形も受けること
なく、型から取り出され得るということが見出される。
DE70S第3.407,931号は、ウレア基を含有
するポリウレタンを基材とする非気泡質又は微孔質の成
形品の製造方法を開示しておりζ該方法では有機ポリイ
ソシアネート、インシアネート反応性基を含有する化合
物及び水が、気泡の生成を防止する圧力の下に密閉式の
型の内部で一緒に反応させられるが、この従来方法は、
出発成分が高圧下で一緒に混合され且つ密閉式の型内に
導入される反応射出成形法によって実施される。この反
応射出成形法は、短い型滞留時間での薄肉の成形品の製
造に主として使用されるものである。厚肉の成形品の製
造に対しては、開放式の型を用いる注型法が実際上は確
立されている。何故ならば、−内部に気泡を含まない大
きな成形品が、ゆっくりと反応する反応混合物を用いる
注型法によってずつと容易に製造され得るからである。
本発明の方法に従う、注型によるエラストマー成形品の
製造が、高品質のエラストマーを製造する、適切且つ実
施可能な方法であろうということは、DE−O5第3.
407,931号からは演鐸され得ない。
US−PS第4,416,844号には、鎖長延長剤と
して水を使用する、実質的に気泡のない弾性反応素材で
満たされているパンク防止タイヤの製造方法が記載され
ている。この方法では、二酸化炭素ガスの遊離による気
泡の生成は、反応素材がタイヤカーカスの弾性に抗して
少なくとも25psi(=1.7バール)の圧力を発生
するまでタイヤのカーカス内に反応素材を圧入すること
によって防止される。上記の先行出版物は、本発明に従
う、注型によるエラストマー成形品の製造方法の実施可
能性についての指示は何ら与えていない、何故ならば、
該先行出版物では、反応素材が圧力の安定したキャビテ
ィ (カーカス)内に留まるからである。成形品の製造
に関する問題は議論されていない。
本発明は、ウレア基を含有するポリイソシアネート重付
加物を基材とするエラストマー成形品の製造方法であっ
て、約70〜125のイソシアネート指数を維持しなが
らの、ワンショット法又はプレポリマー法による、 a)ポリイソシアネート成分の、 b)  500〜約12,000の分子量を有し且つ少
なくとも2個のイソシアネート反応性基を含有する化合
物、 C)鎖長延長材としての水、及び任意にd)60〜約4
99の分子量を有し且つ少なくとも2個のイソシアネー
ト反応性基を含有する有機化合物との 反応によるものに関し、該方法は、 (i)水が成分a)におけるイソシアネート基の1当量
当り少なくとも10モル%の量で使用されるということ
、及び (11)上記成分から調製される反応混合物が、注型法
により、開いた型内に、導入される量が型の容積の少な
くとも95%になるまで満たされ、次いで、水とイソシ
アネートとの間の反応によって生成される二酸化炭素が
該反応混合物の膨張を実質的に引き起こし得ないように
詩聖がぴったりと閉じられるということ、を特徴として
いる。
本発明の文脈において、「ポリイソシアネート重付加物
」は純粋なポリウレア、及びウレア基を含有するポリウ
レタンの両方を意味する。本発明による方法の生成物は
、好ましくはウレア基を含有するポリウレタンである。
「ワンショット法」は、本発明の文脈においては、成分
b) 、c)及びd)が−緒に加えられて「反応性成分
」が生成され、次いで該「反応性成分」がポリイソシア
ネート成分a)と混合されて一段で反応させられるとい
う手順であると解釈される。使用されるいずれの助剤及
び添加剤も、ポリイソシアネート成分a)及び「反応性
成分」の両方と混合され得る。助剤及び添加剤e)は、
好ましくは「反応性成分」に加えられる。
本発明の文脈において、「プレポリマー法」は、ポリイ
ソシアネート成分a)が成分b)の少なくとも一部及び
任意に成分d)の一部又は全部と反応させられてイソシ
アネート基を含有する「プレポリマー」がもたらされ、
次いで8亥「プレポリマー」が成分C)、成分b)及び
任意に成分d)の残りの混合物と反応させられるという
手順を意味する。成分b)及びd)の範囲内にある異な
る化合物が、プレポリマーの調整及び連鎖延長剤混合物
に使用され得る。本発明による方法のこの変形において
は、任意の助剤及び添加剤e)はプレポリマー又は前記
混合物のいずれか一方と混合され得、後者が好適である
「イソシアネート指数」は、イソシアネート反応性基1
00個当りの、型内に導入される反応混合物に存在する
イソシアネート基の数を意味し、水は二官能価の化合物
として計算される。
出発原料a)は、600まで、好ましくは300までの
分子量を有するあらゆる有機ポリイソシアネートを含む
。芳香族ジイソシアネートが好適に使用される。適切な
ポリイソシアネートの例は、1.5−ジイソシアナトナ
フタレン、2.4゛−ジイソシアナトジフェニルメタン
及び/又は4.4“−ジイソシアナトジフェニルメタン
、3.3゛−ジメチル−4,4”−ジイソシアナトジフ
ェニルメタン、2,4゛−ジイソシアナトトルエン及び
それの2.6−ジイソシアナトトルエンとの商用混合物
、1.4−ジイソシアナトベンゼン並びに次式 に相当するジイソシアネートを含む。
イソホロンジイソシアネート、1,6−ジイソシアナト
ヘキサン、トランス−1,4−シクロヘキサンジイソシ
アネート、4.4′−ジイソシアナト−ジシクロヘキシ
ルメタン又はp−キシリレンジイソシアネートのような
脂環式又は脂肪族ジイソシアネートも使用され得る。
上記のジイソシアネートのカルボジイミド−(ウレトン
イミン−)、イソシアヌレート−、ウレア−、ウレタン
−及び/又はアロファネート−変性誘導体も適している
が、それらは一般的に余り好ましくない。
特に適切な出発成分b)は、SOO〜約12.000、
好ましくは約900〜6,000の分子量(官能価及び
ヒドロキシル基含有量から計算される)を有するポリエ
ステルポリオール及びポリエーテルポリオール並びにそ
れらの化合物のあらゆる混合物を含む。
ポリヒドロキシル化合物は好適に二官能価であるが、そ
れらはより高い官能価のポリヒドロキシル化合物を小さ
い割合で含有する混合物であって、該混合物の平均官能
価が高くても2.5、好ましくは高くても2.3である
ようなものを基材とすることが可能である。
適切なポリエステルポリオールは、例えば、過剰量の多
価アルコールと、多塩基、好ましくは二塩基のカルボン
酸又はカルボン酸無水物との反応によって得られる。引
用によって本明細書中に取す入しらレティるus−ps
第4,218.543号、第84IIII、第27〜5
2行に記載されている化合物が、適切なカルボン酸、カ
ルボン酸無水物及び低分子量の多価アルコールの例であ
る。
本発明による方法に好適なポリエーテルポリオールは、
例えば、適切な出発分子をアルコキシル化する公知の方
法、特にエチレンオキシド及び/又はプロピレンオキシ
ドを、任意に、混合物として又はいずれかの順序で用い
る公知の方法によって得られる。水、エチレングリコー
ル、1.2−ジヒドロキシプロパン、トリメチロールプ
ロパン及びグリセリン、並びにあらゆる混合物が適切な
出発分子の例である。ポリ (オキシテトラメチレン)
グリコールも適している。ポリエーテルポリオールの平
均官能価に関し、上述した事項はここでも適用可能であ
り、トリメチロールプロパン又はグリセリンのような三
官能価の出発分子が使用される場合、結果として生ずる
三官能価のポリエーテルポリオールは二官能価のポリエ
ーテルポリオールと単に混合されるだけである。
上述したポリエステルポリオール及び/又はポリエーテ
ルポリオールに加えて、又はそれらに代えて、イソシア
ネート反応性基を含有する、前述した分子量範囲内の別
の比較的高分子量の化合物が、本発明による方法におけ
る成分b)として使用され得る。そのような混合物は、
ラクトン(例えばポリ−ε−カプロラクトン)又はω−
ヒドロキシアルカンカルボ7M(例えばω−ヒドロキシ
カプロン酸)を基材とするポリエステル、ポリカーボネ
ートポリオール、ポリエステルアミド及びヒドロキシル
基含有ポリアセタールを含む。
成分b)として同様に通しているポリエーテルアミンは
、公知の方法により、上述したポリエーテルポリオール
から調製され得、該公知の方法としては、例えば、ポリ
オキシアルキレンポリオールをシアノアルキル化し、結
果として生じたニトリルを水素化する方法(US−PS
第3.267.050号)、又は水及び触媒の存在下に
おいてポリオキシアルキレンポリオールをアミン又はア
ンモニアでアミノ化する方法(DB−AS第1,215
,373号)が挙げられる。
ウレタン基又はエステル基によってポリエーテル鎖に結
合されている芳香族に結合したアミノ基を含有するポリ
エーテルアミンも成分b)として使用するのに適してい
る。そのような化合物の調製は、例えば、EP−A第7
9,536号、DE−O3第2,948,419号、D
E−O3第2.019.432号、DE−O3第2.6
19,840号、US−PS第3.808,250号、
US−PS第3,975,426号又はus−ps第4
,016.143号に記載されている方法によって行わ
れ得る。
成分C)は水であり、接水は、NazsO4・12H1
O,ビナコン水和物、水を充填された分子篩ゼオライト
、又はアセトアルドキシムのような水を分離する無機化
合物又は有機化合物として、あるいはそのような形で導
入され得る。水は液体の形で好適に使用される。
任意に使用される有機化合物d)は60〜499、好ま
しくは62〜350の分子量を有している。
それらは好適に2個又は3個のインシアネート反応性基
を存する化合物である。このタイプの適切な化合物は、
エチレングリコール、1,2−ジヒドロキシプロパン、
1.3−ジヒドロキシプロパン、1.4−ジヒドロキシ
ブタン、1.6−シヒドロキシヘキサン、トリメチロー
ルプロパン及びグリセリンのような多価脂肪族アルコー
ル、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、
ジプロピレングリコール及びトリプロピレングリコール
のような上記の多価アルコールの低分子量アルコキシル
化生成物、並びに上記の低分子量鎖長延長剤又は低分子
量架橋剤のあらゆる混合物を含む。アミノアルコール、
及び脂肪族アミン又はヒドラジンのアルコキシル化生成
物も成分d〉として使用され得る0例として、エタノー
ルアミン、ジェタノールアミン、トリエタノールアミン
、プロパツールアミン及びヒドラジ−エタノールが挙げ
られる。最後に、62〜499の分子量を有し且つ少な
くとも2個の第一アミノ基及び/又は第ニアミノ基を含
有する有機ジアミンも出発成分d)として使用され得る
。例として、1.2−ジアミノエタン、1.6−シアミ
ツヘキサン、2.4−ジアミノトルエン、4,4゛−ジ
アミノジフェニルメタン及び、特に、立体障害を受けて
いるアミノ基を含有する芳香族ジアミンであって、例え
ばDB−O3第2,916,485号、第17頁第26
行〜第18頁第9行(引用によって本明細書中に取り入
れられている米国特許第4.298,701号)に開示
されているものが挙げられる。
本発明の目的は成分d)の鎖長延長剤及び架橋剤を可能
な限り使用しないで済ますということであったので、成
分d)の化合物は、「ゴム状」の凝固の促進を助けるべ
く、本発明方法で使用される水の量を基準にして約25
モル%までの少ない量で使用される。成分d)がアミノ
基を含有する場合、主反応が開始する前の液体反応混合
物の粘度の増大が、もし望まれるならば、即座に開始す
るイソシアネート基とアミノ基との間の反応によっても
たらされ得る。これは、型の取扱い(分割面、突出装置
及びコアー引取装置の封止)を容易にするので都合が良
い。
任意に使用され助剤及び添加剤e)は、DE−O8第3
,147,736号、先に引用した合成物質ハンドブッ
ク(Kunststoff−Handbuch)の第9
6頁以下、又は先に引用によって取り入れられている米
国特許第4,218,543号及び第4,298.70
1号に記載されているタイプのような、在来の乳化剤、
触媒、滑剤、内部用離型剤、安定剤、微粉末状もしくは
繊維状の補強充填剤、難燃剤又は可塑剤を含む。
本発明によると、水が主要な鎖長延長剤として使用され
る。成分a)に存在するイソシア第一ト基、又はモノマ
ーのポリイソンアネートa)が成分b)の一部とのプレ
ポリマーを調製するために使用される場合には、残って
いるイソシア2−ト基の1当量当り少なくとも約0.1
0モル、好ましくは約0.15〜0.45モルの量の水
が加えられる。
換言すると、反応体は約75〜125、好ましくは約8
5〜115のイソシアネート指数に相当する割合で仕上
げられる。
本発明による方法は、上述した出発成分を注型法で一緒
に反応させることによって実施される。
ワンショット法が使用される場合、成分b)〜e)が好
適に化合させられ、機械的に又は手動でポリイソシアネ
ート成分a)と混合されるところの「反応性成分」即ち
「ポリオール成分」が生成される0例えば、合成物質ハ
ンドブック (Kunststoff−Handbuch) 、カー
ル・ハンザ−出版社(Carl Hanser Ver
lag) 、1966年、第■巻、第144〜166頁
に記載されている装置が使用され得る。
代わりに、前述したイソシアネートプレポリマー法によ
っても反応混合物は調製され得る。この場合、ポリイソ
シアネート成分a)と、成分b)の全部又は一部(好ま
しくは成分b)の80%未満)と、任意に成分d)の全
部又は一部とから得られる「イソシアネートプレポリマ
ー」が「ポリイソシアネート成分」を構成し、そして成
分b)〜e)の残部の混合物が「ポリオール成分」を構
成することになろう、この場合、成分はワンショット法
で混合される。
ポリイソシアネート成分の量は、通常、反応混合物の全
量を基準にして、約10〜95重量%、好ましくは約4
0〜80重量%である。イソシアネート成分の高い重量
比率は、イソシアネートプレポリマー又はインシアネー
トセミプレポリマーがポリイソシアネート成分として使
用されるときに存在し得る。
出発成分は、通常、それらが−緒に混合される前は、約
30〜150℃、好ましくは約50〜120℃の温度に
ある。イソシアネートプレポリマーが使用される場合、
それらの温度がこの温度範囲内の上の方にあるのが有利
である。
低圧で成分を一緒に加え且つそれらを攪拌器付容器内で
混合することによって好適に調製された反応混合物は、
反対圧力の無い注型法により、最−初は開いている型(
好ましくは金属製、より好ましくはスチール製)であっ
て、約30〜140℃、好ましくは約60〜120℃の
温度に調節されていたものの中に導入されるべきである
。型はその容積の少なくとも95%、好ましくは完全に
反応混合物で満たされ、次いでぴったりと閉じられ、こ
の結果、反応で生成される二酸化炭素は、反応混合物の
膨張を引き起こすことができず、従って、部分的に又は
完全に溶解する。有意な量の化学反応が起こる前に、型
は好適に充填され且つ封止されるべきである。型が充填
される前に型の内壁に在来の離型剤を塗布することは好
ましい。
圧力安定型が使用される場合、−船釣に要求されるすべ
てのことは、型が充填された後、それを液密に封止する
ことである。もし型が、二酸化炭素の発生によって生成
される圧力により、その内容積が増大するようなタイプ
のものであるならば、容積におけるこの増加は、外圧を
加えることによって防止されねばならない、より固い生
成物を生じさせる配合物は、場合によっては、早期収縮
を伴う蝋のように脆い中間段階を経由して凝固する傾向
がある。この段階において、内部のCO:の圧力は、こ
の収縮の結果としての空いた空間内に成形品を膨張させ
がちである。型が開かれる前の脆い中間段階の間に起こ
る膨張は、クラック(シェルクラック)の形成に起因す
る成形品の損傷という結果に成り得る。
これは、EP−A−第0.024,610号に記載され
ているように、凝固段階の間の収縮に相当する量だけ型
の容積を減らすことによって相殺され得る。
この「後加圧法」は、所謂浸漬縁型(例えば、合成物質
ハンドブック(Kunststoff−Handbuc
h) 、カール= ハンザ−出版社(Carl Han
serνerlag)、ミュンヘン、1979年、第4
巻、「ポリエステル」、第488頁参照)で容易に実施
され得る。この後加圧法が浸漬縁を持たない型に適用さ
れるのを可能にする装置は、BP−A−第0.024.
610号に記載されている。
非常に熱い型を比較的に低い温度にある反応混合物で完
全に満たし、次いで型を封止することによる、反応混合
物の熱膨張も、反応の間に起こる収縮を補償するのに利
用され得る。このことは、型は、それが充填される前に
、反応混合物の温度よりも高い温度にされるということ
を意味する。
本発明による方法において型内に生成される内圧は約1
0〜180バール、好ましくは約40〜150バールの
範囲であり、それは使用される水の量に依存する。これ
らの圧力では、もし型が完全に充填されているならば、
発生したCo2は溶解したままである。このことが実際
に起こることを確実にするため、原料は、それらが型に
導入される前に、完全にガス抜きをされ且つ空気が無い
状態にされなければならない、何故ならば、空気及び窒
素は、所定の作業条件下ではポリマー中に溶解しないか
らである。従って、もし材料が十分にガス抜きされない
と、気泡が形成されやすくなり、そして、これらの気泡
は、通常は離型後、高い内圧に起因するクラックを成形
品に順次生じさせ得る。
グリコール又はアミンが架橋に使用される場合、通常、
できたての成形品は、通例のようには、高温、例えば1
10℃で即座に焼戻しされ得ない。
そのような温度にさらすと、対応する圧力の発生を伴う
、溶解していたCO3の気体状態への非常に急速な変化
に起因する、できたての成形品の内圧における急激な増
大が生じ得る。
もし成形品が室温に置かれると、それらはそれらに溶解
していたCO!を拡散によって徐々に放出する。室温で
の12時間の放置後には、大部分のCO8は消失してい
る。次いで、成形品は高温、例えば110℃で安全に焼
戻しされ得る。もしより早い焼戻しが必要であるならば
、温度は、50〜60℃から始まって、段階的に上昇さ
せられねばならない。
本発明による方法は、高品質のポリウレタン−ポリウレ
アエラストマー成形品が約60シヨアーAから約60シ
ヨアーDの硬度範囲内で得られることを可能にする。
本発明は下記の例によって更に説明されるが、それらに
限定されるものではない。なお、下記の例においては、
特に断らない限り、すべての部及び百分率は重量でのも
のである。
〔実 施 例〕
下記の原料が例において使用される。
3.9%のイソシアネート含有率を有するイソシアネー
トプレポリマーであって、2.14モルの1.5−ジイ
ソシアナトナフタレンと、2000の分子量を有し且つ
アジピン酸及びエチレングリコールから得られる、1モ
ルのポリエステルジオールとの反応によって調製される
イソシアネートプレポリマー。
ポ1イソシアネート2: 19.5%のイソシアネート含を率を有するイソシアネ
ートプレポリマーであって、13モルの4.4゛−ジイ
ソシアナトジフェニルメタンと、2000の分子量を有
し且つアジピン酸並びに重量比が70 : 30のエチ
レングリコール及びブタン−1,4−ジオールの混合物
から得られる、1モルのポリエステルジオールとの反応
によって調製されるイソシアネートプレポリマー。
他の成分は、「ポリオール混合物」として言及されてい
る単一成分に組み入れられる。
生呈条庄 低い比率の水を含有する配合物は、それらを手動で混合
することによって仕上げられ得た。しかし、手動の手順
が用いられた場合、気泡も攪拌され得たので、機械攪拌
器を備えた低圧調合装置が、例1を除いたすべての場合
に使用された。反応混合物の調製後、金型は常にその容
積の100%まで充填された。金型が充填される前に、
内壁は商用の離型剤(H,W、ハブヶ有限会社()1.
W、HapkeGmbH) 、D  2000ノルダー
シユテツト(Norderstedt) 、郵便私書箱
510Bのプーラ(PURA) 1 )を塗布された。
(以下余白) 一例一           1   2−7原料の温
度 ポリオール混合物    50 50〜60 ℃ポリイ
ソシアネート  130  50〜60 ℃金型の温度
       100  80     を成形品:数
枚構成金型 肉厚           30  6   ■外部寸
法       18X18 18X18  ctg金
型滞留時間       30 45   分焼戻し 
         24時間/ 110’C反応混合物
を流し込んでいる間は完全に開いている金型ば、それが
反応混合物で満たされた後、エラストマーの板を該金型
に当て、次いで100バールの保持圧力下のプレスで該
金型を閉じ続けることにより、完全にぴったりと封止さ
れた。焼戻しは、金型から取り出された成形品がしまっ
ておかれた後、110℃で24時間行われた。
以上のように、説明の目的で本発明を詳細に記載したが
、そのような詳細な記載は単に説明のためだけのもので
あり、特許請求の範囲によって限定されている場合は除
いて、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、当
業者によってそこに変更がなされ得るということが理解
されるべきである拳 代理人の氏名   川原1)−穂

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ウレア基を含有するポリイソシアネート重付加物
    を基材とするエラストマー成形品の製造方法において、 1)a)ポリイソシアネート成分と、 b)500〜約12,000の分子量を有し且つ少なく
    とも2個のイソシアネート反応性 基を含有する化合物と、 c)成分a)におけるイソシアネート基の 1当量当り少なくとも10モル%の量 の水と、 d)任意に、60〜499の分子量を有し 且つ少なくとも2個のイソシアネート 反応性基を含有する有機化合物と、 からなる反応混合物を、約70〜125の イソシアネート指数でワンショット法又は プレポリマー法によつて調製し、 2)該反応混合物を、注型法により、開いた型内に、導
    入される量が、該型の容積の少な くとも95%になるように導入し、そして 3)水とイソシアネートとの間の反応によつて生成され
    る二酸化炭素が該反応混合物の膨 張を実質的に引き起こし得ないように該型 をぴつたりと閉じる、 ことを特徴とする方法。
  2. (2)前記型を完全に充填し且つ温度を前記反応混合物
    の温度よりも高く維持することを含む第1項記載の方法
  3. (3)前記成形品が取り出され得るまで前記型の内部の
    反応圧力が維持されるように該型の大きさを連続的に縮
    小して前記反応混合物の凝固の間の該型の内部での収縮
    を補償することを含む第1項記載の方法。
  4. (4)前記成形品が取り出され得るまで前記型の内部の
    反応圧力が維持されるように該型の大きさを連続的に縮
    小して前記反応混合物の凝固の間の該型の内部での収縮
    を補償することを含む第2項記載の方法。
JP63187062A 1987-07-30 1988-07-28 ウレア基を含有するポリイソシアネート重付加物を基材とするエラストマー成形品の製造方法 Pending JPH01163029A (ja)

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ATE77824T1 (de) 1992-07-15
CA1308225C (en) 1992-10-06
EP0301342A2 (de) 1989-02-01
ES2032497T3 (es) 1993-02-16
EP0301342B1 (de) 1992-07-01
EP0301342A3 (en) 1989-12-06
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