JPH01162882A - 折皺ボカシ染色方法 - Google Patents

折皺ボカシ染色方法

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Publication number
JPH01162882A
JPH01162882A JP62320930A JP32093087A JPH01162882A JP H01162882 A JPH01162882 A JP H01162882A JP 62320930 A JP62320930 A JP 62320930A JP 32093087 A JP32093087 A JP 32093087A JP H01162882 A JPH01162882 A JP H01162882A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fabric
black body
fold
fine particles
infrared rays
Prior art date
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Pending
Application number
JP62320930A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumihiro Morishima
文博 森島
Yujiro Matsuda
松田 雄次郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CHUO GIKEN KOGYO KK
Kawashima Textile Manufacturers Ltd
Original Assignee
CHUO GIKEN KOGYO KK
Kawashima Textile Manufacturers Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、衣料生地やカーテン地等に使用する布帛に関
するものであり、より詳しくは折皺模様を有する4J帛
に関するものである。
〔従来の技術〕
通常折皺模様は、捺染機により染液を印捺するか折り畳
まれた布帛に染液を付与しそのまま折皺をセントして付
けられる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来付与される折皺模様は、捺染機によるものでは起伏
のない平坦な捺染模様として形成され、折り畳んで染液
を付与する方法では折皺の型際が不鮮明で立体感に欠け
るものであった。
〔発明の目的〕
そこで本発明は、折皺が強くセットされ、その凸部と四
部との間で濃淡が平らかに変化したボカシ調の折皺模様
を有し衣料生地やカーテン地として耐久性のある41帛
を提供しようとするものである。
〔発明の構成〕
本発明は、かかる目的をもって完成されたものであり、
少なくとも素材の一部を熱可塑性合成繊維とする布帛に
、カーボンブラック、黒鉛、炭化物その他の黒体微粒子
を配合した処理液を付与し、その布帛をランダムに折り
畳んで折皺を入れた後、その折皺がなくならない程度に
拡布して加熱し、その付与した原体微粒子にマイグレー
ションを起こさせて乾燥し、近赤外線を照射して馬体微
粒子を発熱させ、その原体微粒子を介してその付着して
いる熱可塑性合成IJli維を熱収縮する程度に加熱し
、次いで染液を付与して染色処理することを特徴とする
ものである。
ここに、少なくとも素材の一部を熱可塑性合成繊維とす
る布帛とは、熱可塑性合成u!A維で構成された布帛の
他に熱可塑性合成繊維と木綿や麻或は羊毛等の天然繊維
との混紡品や交織品も含まれることを意味する。
本発明において、カーボンブラックや黒鉛等の具体微粒
子を付与するのは、以下の説明により明らかな如く、そ
れによって布帛を黒く或は濃色に着色するためではなく
、従って、その付与する量は熱可塑性合成繊維の0.1
重量%以下と極微量でよく、その後の染色工程で水洗除
去し得るように付与すればよく、それ故にそれを配合し
た処理液には接着性の強いバインダーを配合する必要は
必ずしもない。
マイグレーションを起こさせるには、黒体微粒子が4出
向部に浸透せず表面に付着して移動し易くし、そのため
には接着性の少ないアルギン酸ソーダやベントナイト等
の増粘剤やマイグレーション促進剤を処理液に配合し、
又、折り畳んで付けた折皺が完全に消えてしまわない程
度に軽く拡布し、処理液を付与し濡れた状態の布帛を高
温域の加熱ゾーンに通して急激に乾燥する。
マイグレーション促進剤は一種の界面活性剤であり、ノ
イゲンDS601(第−工業製薬■製品)やニフカ・サ
ンソルト(日華化学■製品)等の市販のものが使用し得
る。
熱可塑性合成繊維に具体微粒子を印捺し近赤外線を照射
し、その原体微粒子を介してその付着している合成繊維
と言う極く■られた部分を加熱する方法については、本
発明者らが先に発明し出願した特願昭61−14214
2号及び特願昭62−46309号等に詳細に説明して
おり、本発明もそれを利用するものであるが、その方法
について付記するに、赤外線は可視光線とマイクロ波の
間の0.72μからtoooμまでの広い波長帯域を有
し、その波長帯域により0.72μから1.5μまでの
波長帯域の赤外線を近赤外線とし、1.5μから5.6
μまでの波長帯域の赤外線を中間赤外線とし、5.6μ
から1000μまでの波長帯域の赤外線を遠赤外線とし
て区別され、本発明ではこれらの波長帯域中の0.72
μから1.5μまでの近赤外線、特に0.75μ(75
0mμ)前後の波長の近赤外線を主として放射する赤外
線照射ランプを布帛に照射して通用され、更に具体的に
言えば馬体微粒子の付着している4」帛を、主要波長7
50mμ前後の近赤外線を放射する単位長さ(m)当た
りの出力が約2に−の筒状近赤外線ランプから30〜7
0鶴の至近距離を速度3〜7m/分で通過させる。
因に、馬体微粒子は、この様に至近距離から近赤外線を
強く照射した場合にのみ熱可塑性合成繊維を熱変形させ
る程度に発熱するが、通常の日光や照明燈の光に含まれ
ている少量の近赤外線によっては発熱せず、従って、本
発明により染色された布帛に馬体微粒子が残存していて
もそれによって4」帛が熱変形し或は脆化すると言うこ
とは起きない。
近赤外線の照射により発熱する馬体微粒子を介し、その
付着している部分の熱可塑性合成繊維は若干収縮しその
ままセットされ、それによって先に付けられた折皺もセ
ットされ、従って、その後の染色処理工程で付与する染
料についてもマイグレーションが起き易くなる。
しかし、その様な染料のマイグレーションは本発明の効
果を助長するものであり、従って、染液にも増粘剤やマ
イグレーション促進剤を配合し、その付与し濡れた状態
の布帛を再度高温域の加熱ゾーンに通して急激に乾燥さ
せてから常法に従って発色或は水洗等の染色処理をする
とよい。
〔発明の効果〕
前記の通り、近赤外線の照射により発熱する具体微粒子
を介し、その付着している部分の熱可塑性合成繊維は若
干収縮しそのままセットされ、それによって先に付けら
れた折皺もセントされ、そのセットされた折皺はその後
付与される染料のマイグレーションを惹起し折皺の凸部
は濃く四部は淡く染色され、その間で色彩は平らかに変
化し、従って、ボカシ調のセラ1−された折皺模様が描
出されることになる。
しかし、この染料のマイグレーションによる濃淡染め分
けは左程重要なことではなく、従って本発明の必須事項
とはならない。
即ち、本発明による顕著な効果は、その様な染れ1のマ
イグレーションが起きなくても折皺の凸部と凹部が濃淡
染め分けられる点にある。
その理由については概して次の様に考えられる。
即ち、近赤外線によって加熱される部分は黒体微粒子の
介在する部分であり、処理液の水分が蒸発し易くマイグ
レーションにより馬体微粒子の多く介在する凸部の熱可
塑性合成繊維がより強く加熱収縮してその繊維高分子の
非結晶領域が増え染着性を増し、凸部は濃色に染色され
る。
そして、マイグレーションにより黒体微粒子の分−/i
J状態が折皺の凸部から凹部にかけて平らかに変化し、
その間で染着性が平らかに変化、よって凸部は濃く凹部
は淡く、そしてそれらの間の色彩は平らかに変化してボ
カシ調なり、かくしてボカシ調の折皺模様が描出される
この折皺はAiJ記の通り発熱する馬体微粒子によって
熱セットされ、又、熱可塑性合成繊維の熱収縮によって
折皺の起伏が助長されるから、その折皺模様は恒久的な
ものとなり、よってカーテン地や衣料生地に好適な耐久
性のある立体感に冨む華麗な者J帛が得られる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 少なくとも素材の一部を熱可塑性合成繊維とする布帛に
    、カーボンブラック、黒鉛、炭化物その他の黒体微粒子
    を配合した処理液を付与し、その布帛をランダムに折り
    畳んで折皺を入れた後、その折皺がなくならない程度に
    拡布して加熱し、その付与した黒体微粒子にマイグレー
    ションを起こさせて乾燥し、近赤外線を照射して黒体微
    粒子を発熱させ、その黒体微粒子を介してその付着して
    いる熱可塑性合成繊維を熱収縮する程度に加熱し、次い
    で染液を付与して染色処理することを特徴とする折皺ボ
    カシ染色方法。
JP62320930A 1987-12-17 1987-12-17 折皺ボカシ染色方法 Pending JPH01162882A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6174336B1 (en) * 1998-09-01 2001-01-16 Norichika Kondo Dyeing and shrinking of clothing utilizing dyeing processing and method of manufacturing the same
US6506219B2 (en) 1999-09-22 2003-01-14 Konsei Co., Ltd. Method of manufacturing an article of clothing

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6174336B1 (en) * 1998-09-01 2001-01-16 Norichika Kondo Dyeing and shrinking of clothing utilizing dyeing processing and method of manufacturing the same
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