JPH01162863A - 繊維束のブレンド率検査方法 - Google Patents
繊維束のブレンド率検査方法Info
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- JPH01162863A JPH01162863A JP31747787A JP31747787A JPH01162863A JP H01162863 A JPH01162863 A JP H01162863A JP 31747787 A JP31747787 A JP 31747787A JP 31747787 A JP31747787 A JP 31747787A JP H01162863 A JPH01162863 A JP H01162863A
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- fiber bundle
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- light
- ultraviolet rays
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、二種1ス上の繊維を混合した繊維束(スライ
バまたは糸)のブレンド率を光学的に検出する繊維束の
ブレンド率検査方法に関する。
バまたは糸)のブレンド率を光学的に検出する繊維束の
ブレンド率検査方法に関する。
[従来の技tfi E
スライバや糸のむらを光学的に測定する方法としては、
スライバまたは糸に光を当てそれによる影の吊を読み取
る方法が知られている。
スライバまたは糸に光を当てそれによる影の吊を読み取
る方法が知られている。
また、パッケージに、可視光線を照射し、光芒表面で反
射した光線を撮像して、これをイメージセンサで分析し
、パッケージの巻形の良否を検査する方法(特開昭61
−28033号公報)が知られている。
射した光線を撮像して、これをイメージセンサで分析し
、パッケージの巻形の良否を検査する方法(特開昭61
−28033号公報)が知られている。
[発明が解決しようとする問題点]
ところが上記のいずれの方法も、糸やパッケージなどの
外観形状を検査するもので、糸を構成する原料のブレン
ド率を検査することはできない。
外観形状を検査するもので、糸を構成する原料のブレン
ド率を検査することはできない。
原料のブレンド率の変動は肉眼によって判別することは
困難であり、糸の染色工程において染色むらとして発見
されているのが現状である。
困難であり、糸の染色工程において染色むらとして発見
されているのが現状である。
本発明の目的は、上記の従来技術の問題点を解消し、二
種以上の繊維が混合された繊維束のブレンド率を容易に
検査することができる!!維束のブレンド率検査方法を
提供することにある。
種以上の繊維が混合された繊維束のブレンド率を容易に
検査することができる!!維束のブレンド率検査方法を
提供することにある。
[問題点を解決するための手段]
本発明の繊維束のブレンド率検査方法は、二種以上の繊
維を混合した繊維束に紫外線を照射し、紫外線を吸収し
た繊維束から放射される可視域の螢光の分光放射特性に
基づいて繊維束のブレンド率を検査する。
維を混合した繊維束に紫外線を照射し、紫外線を吸収し
た繊維束から放射される可視域の螢光の分光放射特性に
基づいて繊維束のブレンド率を検査する。
[作用]
繊維束を構成する繊維の種類によって、紫外線を照射し
たときに発生する螢光の分光放射特性を異にする(第2
図参照)。従って、この螢光の分光放射特性の変動を検
出することにより、繊維束のブレンド率を判定すること
ができる。
たときに発生する螢光の分光放射特性を異にする(第2
図参照)。従って、この螢光の分光放射特性の変動を検
出することにより、繊維束のブレンド率を判定すること
ができる。
繊維束のブレンド率には、異種の素材からなる場合には
、例えば綿とポリエステルの混紡率、同種の素材の場合
には、例えば原産地を異にする二種以上の綿の混合率が
含まれる。原産地が異なる綿では蚤先の分光放射特性が
異なり、更に同一原産地の綿でも収穫年によっても分光
放射特性に差が生じる。
、例えば綿とポリエステルの混紡率、同種の素材の場合
には、例えば原産地を異にする二種以上の綿の混合率が
含まれる。原産地が異なる綿では蚤先の分光放射特性が
異なり、更に同一原産地の綿でも収穫年によっても分光
放射特性に差が生じる。
[実施例]
以下に本発明の実施例を図面を用・いて説明する。
第1図は本発明方法を実施するための検査装置である。
1は線条工程や前紡工程中のスライバであり、スライバ
1には光源2から紫外線UVが照射される。光源2は3
G5nmにピークを持つ単色光源であり、蛍光灯あるい
は水銀灯に365nm付近の光を通す光学フィルタを取
り付けたものなどを使用する。
1には光源2から紫外線UVが照射される。光源2は3
G5nmにピークを持つ単色光源であり、蛍光灯あるい
は水銀灯に365nm付近の光を通す光学フィルタを取
り付けたものなどを使用する。
スライバ1中の繊維は光源2からの紫外muvを受けて
励起され、より長波長の可視域の螢光Fを放射する。放
射された螢光「はフィルタ3を透過し、レンズ4で集光
されて光電変換器5に受光される。
励起され、より長波長の可視域の螢光Fを放射する。放
射された螢光「はフィルタ3を透過し、レンズ4で集光
されて光電変換器5に受光される。
フィルタ3は、光源2の紫外線Uvがスライバ1で反射
された反射光を遮断するためのもので、400 nm以
上の波長の光を透過させる。フィルタ3に入射する光の
分光分布曲線は第2図に示すものであり、フィルタ3は
紫外域の光をカッ1〜する。
された反射光を遮断するためのもので、400 nm以
上の波長の光を透過させる。フィルタ3に入射する光の
分光分布曲線は第2図に示すものであり、フィルタ3は
紫外域の光をカッ1〜する。
第2図のビークaは、365 nmをピーク波長とする
光源2の反射光である。
光源2の反射光である。
光電変換器5は、スライバ1から発光される可視域の螢
光Fをその強度に比例した電圧に変換するもので、固体
撮像索子(COD)のような1次元ラインセンサが用い
られる。スライバ1の幅方向の各点から発した光はレン
ズ4によりCCD〈光電変換器)5の各セルに受光され
るようになっでいる。
光Fをその強度に比例した電圧に変換するもので、固体
撮像索子(COD)のような1次元ラインセンサが用い
られる。スライバ1の幅方向の各点から発した光はレン
ズ4によりCCD〈光電変換器)5の各セルに受光され
るようになっでいる。
紫外線UVが照射される部分のスライバ1.光源2.フ
ィルタ3.レンズ4および光電変換器5は、第1図中、
破線で示すように暗室6内に収納し、外部からの光がス
ライバ1や光電変換器5などに当らないようにする。な
お、暗室6は特別な容器を用いずに、線条槻のケーシン
グなどを利用するようにしてもよい。
ィルタ3.レンズ4および光電変換器5は、第1図中、
破線で示すように暗室6内に収納し、外部からの光がス
ライバ1や光電変換器5などに当らないようにする。な
お、暗室6は特別な容器を用いずに、線条槻のケーシン
グなどを利用するようにしてもよい。
光電変換器5からの電気信号は増幅器7で増幅され、△
/D変換器8でディジタル化されて演算器9に入力され
る。演算器9ではスライバ1の一定長さ当り(一定時間
当り)の受光量がnmされ、この算出′値と設定器11
から予め入力された設定1山とが比較器10で比較され
、偏差が小さいときにはGO倍信号、偏差が大きいとき
にはNGfff1号が出力される。
/D変換器8でディジタル化されて演算器9に入力され
る。演算器9ではスライバ1の一定長さ当り(一定時間
当り)の受光量がnmされ、この算出′値と設定器11
から予め入力された設定1山とが比較器10で比較され
、偏差が小さいときにはGO倍信号、偏差が大きいとき
にはNGfff1号が出力される。
第2図において、■〜■は綿100%の糸の分光曲線で
あり、また、■はナイロンと綿を混紡した糸、7はカシ
ミロン(商品名)と綿を混紡した糸、■はテトロン(商
品名)100%の糸のそれぞれ分光曲線である。
あり、また、■はナイロンと綿を混紡した糸、7はカシ
ミロン(商品名)と綿を混紡した糸、■はテトロン(商
品名)100%の糸のそれぞれ分光曲線である。
図示するように、純綿でも各原産地の綿の配合割合によ
って分光曲線が異なっており、光電変換器5の受光強度
の変動から、異なる品質の綿の混入などを検出すること
ができる。また、テトロン。
って分光曲線が異なっており、光電変換器5の受光強度
の変動から、異なる品質の綿の混入などを検出すること
ができる。また、テトロン。
カシミロンなどは綿とは分光分布の形状・強度が大さく
異なるので、容易に混紡率の変化を検出できる。
異なるので、容易に混紡率の変化を検出できる。
なあ、上記実施例では可視域の螢光の強度からブレンド
率を検査したが、螢光の分光分布曲線の形状あるいは傾
きからブレンド率を検査するようにしてもよい。この場
合には、フィルタ3と光電変換器5との間に、プリズム
、回折格子などの分光手段を設置づる。また、可?fI
域の特定波長の強瓜からブレンド率を検査するようにし
てもよい。
率を検査したが、螢光の分光分布曲線の形状あるいは傾
きからブレンド率を検査するようにしてもよい。この場
合には、フィルタ3と光電変換器5との間に、プリズム
、回折格子などの分光手段を設置づる。また、可?fI
域の特定波長の強瓜からブレンド率を検査するようにし
てもよい。
また、上記実施例では、スライバのブレンド率を検査す
る方法を説明したが、糸あるいは糸を巻いたパッケージ
にも適用することができる。パッケージの場合には、パ
ッケージの端面に紫外線を照射し、パッケージの半i¥
方向の糸層各部の分光待性からブレンド率の変動、異品
種の糸の混入を検出できる。
る方法を説明したが、糸あるいは糸を巻いたパッケージ
にも適用することができる。パッケージの場合には、パ
ッケージの端面に紫外線を照射し、パッケージの半i¥
方向の糸層各部の分光待性からブレンド率の変動、異品
種の糸の混入を検出できる。
[発明の効果コ
以上型するに本発明によれば、繊維の種類によって紫外
線照射による螢光の分光放用特性が異なることを利用し
ているため、各工程中の繊維束でも容易に且つ的確にブ
レンド率を検査することができ、製品の選別9品質の均
一化などに有効に活用できる。
線照射による螢光の分光放用特性が異なることを利用し
ているため、各工程中の繊維束でも容易に且つ的確にブ
レンド率を検査することができ、製品の選別9品質の均
一化などに有効に活用できる。
第1図は木0発明の検査方法を実施するための装置の一
例を示す概略構成図、第2図は各種の糸に紫外線を照射
したときに発生する螢光の分光分布曲線を示す図である
。 図中、′1はスライバ、2は光源、3はフィルタ、4は
レンズ、5は光電変換器、6は暗室、7は増幅器、8は
A/D変換器、9は演算2.10は比較器、11は設定
器、UVは紫外線、Fは螢光である。
例を示す概略構成図、第2図は各種の糸に紫外線を照射
したときに発生する螢光の分光分布曲線を示す図である
。 図中、′1はスライバ、2は光源、3はフィルタ、4は
レンズ、5は光電変換器、6は暗室、7は増幅器、8は
A/D変換器、9は演算2.10は比較器、11は設定
器、UVは紫外線、Fは螢光である。
Claims (1)
- 二種以上の繊維を混合した繊維束に紫外線を照射し、紫
外線を吸収した繊維束から放射される可視域の螢光の分
光放射特性に基づいて繊維束のブレンド率を検査するよ
うにしたことを特徴とする繊維束のブレンド率検査方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31747787A JPH01162863A (ja) | 1987-12-17 | 1987-12-17 | 繊維束のブレンド率検査方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31747787A JPH01162863A (ja) | 1987-12-17 | 1987-12-17 | 繊維束のブレンド率検査方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01162863A true JPH01162863A (ja) | 1989-06-27 |
Family
ID=18088665
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31747787A Pending JPH01162863A (ja) | 1987-12-17 | 1987-12-17 | 繊維束のブレンド率検査方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01162863A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103063578A (zh) * | 2012-12-12 | 2013-04-24 | 浙江理工大学 | 天然彩色棉纤维混纺比定量测定方法 |
-
1987
- 1987-12-17 JP JP31747787A patent/JPH01162863A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103063578A (zh) * | 2012-12-12 | 2013-04-24 | 浙江理工大学 | 天然彩色棉纤维混纺比定量测定方法 |
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