JPH01161898A - 磁気シールド用エレメント - Google Patents
磁気シールド用エレメントInfo
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- JPH01161898A JPH01161898A JP62320443A JP32044387A JPH01161898A JP H01161898 A JPH01161898 A JP H01161898A JP 62320443 A JP62320443 A JP 62320443A JP 32044387 A JP32044387 A JP 32044387A JP H01161898 A JPH01161898 A JP H01161898A
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Landscapes
- Superconductor Devices And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
［発明の目的コ
（産業上の利用分野）
本発明は、磁気シールド用エレメントに係り。
特に、磁気シールド材として酸化物系超電導材を使用し
たエレメントに関する。
たエレメントに関する。
（従来の技術）
最近１組成がＹ−Ｂａ−Ｃｕ−０などで表゛わされる酸
化物系化合物超電導体が注目されている。これら。
化物系化合物超電導体が注目されている。これら。
酸化物系化合物超電導体の多くは、臨界温度が液体窒素
温度以上である。このため、冷媒として高価で扱い難い
液体ヘリウムを使用する必要がないので、超電導技術を
飛躍的に発展させるものと期待されている。
温度以上である。このため、冷媒として高価で扱い難い
液体ヘリウムを使用する必要がないので、超電導技術を
飛躍的に発展させるものと期待されている。
ところで、超電導体はマイスナー効果によって磁界を完
全に遮蔽する特性を有している。勿論。
全に遮蔽する特性を有している。勿論。
酸化物系超電導材も例外ではない。したがって。
酸化物系超電導材で磁気シールド装置を構成すると２合
金系や金属間化合物系の超電導材で磁気シールド装置を
構成した場合に比べて、製作費を軽減でき、しかも安価
で扱い易い液体窒素を使用できるので維持費も軽減でき
る。このようなことから、最近では高磁界磁気共鳴イメ
ージング装置などに組み込まれる磁気シールド装置を酸
化物系超電導材で構成する提案もなされている。酸化物
系超電導材は１通常、粉末原料に酸素中で熱処理を施し
て作られる。したがって、板状の磁気シールド用エレメ
ントを作るときには、粉末原料を゛板状；こｒ４開し、
圧縮して緻密化した後、酸素雰囲気中ソ鳩処理を行なえ
ばよい。
金系や金属間化合物系の超電導材で磁気シールド装置を
構成した場合に比べて、製作費を軽減でき、しかも安価
で扱い易い液体窒素を使用できるので維持費も軽減でき
る。このようなことから、最近では高磁界磁気共鳴イメ
ージング装置などに組み込まれる磁気シールド装置を酸
化物系超電導材で構成する提案もなされている。酸化物
系超電導材は１通常、粉末原料に酸素中で熱処理を施し
て作られる。したがって、板状の磁気シールド用エレメ
ントを作るときには、粉末原料を゛板状；こｒ４開し、
圧縮して緻密化した後、酸素雰囲気中ソ鳩処理を行なえ
ばよい。
しかし、酸化物系超電導材は、いわゆる焼き物であり、
非常に脆い。このため、酸化物系超電導材で板状の磁気
シールド用エレメントを形成するときには、エレメント
の厚みをある程度厚くして機械的強度を確保する必要が
ある。このように工、７メントの厚みを厚くすると、必
然的に設置条件が制限されることになる。このようなこ
とから。
非常に脆い。このため、酸化物系超電導材で板状の磁気
シールド用エレメントを形成するときには、エレメント
の厚みをある程度厚くして機械的強度を確保する必要が
ある。このように工、７メントの厚みを厚くすると、必
然的に設置条件が制限されることになる。このようなこ
とから。
従来、酸化物系超電導材層と銀製のシートとを積層し２
上記シートで機械的強度性を持たせるようにした磁気シ
ールド用エレメントが提案されている。この積層形エレ
メントでは、酸化物系超電導材層の厚みを大幅に薄くで
きるので、全体の厚みを薄くすることができる。
上記シートで機械的強度性を持たせるようにした磁気シ
ールド用エレメントが提案されている。この積層形エレ
メントでは、酸化物系超電導材層の厚みを大幅に薄くで
きるので、全体の厚みを薄くすることができる。
しかしながら、従来の積層形エレメントにあっては次の
ような問題があった。すなわち、酸化物系超電導材層に
良好な磁気シールド機能を発揮させるには、酸化物系超
電導材層が高い超電導特性を備えている必要がある。こ
のように、酸化物系超電導材層に高い超電導特性を持た
せるには、熱処理時に十分な酸素の供給が不可欠である
。しかし、従来のエレメントにあっては、酸化物系超電
導材層が銀製のシートによって挟まれている。銀は他の
金属に比べて酸素を拡散透過させ易いものであるが、こ
れらシートが酸素の浸透を阻害し。
ような問題があった。すなわち、酸化物系超電導材層に
良好な磁気シールド機能を発揮させるには、酸化物系超
電導材層が高い超電導特性を備えている必要がある。こ
のように、酸化物系超電導材層に高い超電導特性を持た
せるには、熱処理時に十分な酸素の供給が不可欠である
。しかし、従来のエレメントにあっては、酸化物系超電
導材層が銀製のシートによって挟まれている。銀は他の
金属に比べて酸素を拡散透過させ易いものであるが、こ
れらシートが酸素の浸透を阻害し。
この結果、高い超電導特性、つまり良好な磁気シールド
機能を発揮するものを得ることが困難であった。また、
熱処理時に、熱応力で酸化物系超電導材層にクラックが
入り易く、このため縦横寸法の大きい、つまり大面積の
エレメントを製作できない問題もあった。
機能を発揮するものを得ることが困難であった。また、
熱処理時に、熱応力で酸化物系超電導材層にクラックが
入り易く、このため縦横寸法の大きい、つまり大面積の
エレメントを製作できない問題もあった。
（発明が解決しようとする問題点）
上述の如く、酸化物系超電導材層と銀製のシートとを積
層した従来の磁気シールド用エレメントにあっては、構
造上、良好なシールド機能を発揮させることが困難であ
るばかりか大面積のエレメントを製作できない問題があ
った。
層した従来の磁気シールド用エレメントにあっては、構
造上、良好なシールド機能を発揮させることが困難であ
るばかりか大面積のエレメントを製作できない問題があ
った。
そこで本発明は、良好な磁気シールド機能を発揮すると
ともに厚みを増すことなく大面積化が可能で、酸化物系
超電導材の特徴を最大限に発揮させ得る磁気シールド用
エレメントを提供することを目的としている。
ともに厚みを増すことなく大面積化が可能で、酸化物系
超電導材の特徴を最大限に発揮させ得る磁気シールド用
エレメントを提供することを目的としている。
［発明の構成コ
（問題点を解決するための手段）
本発明に係る磁気シールド用エレメントは。
酸化物系超電導材層と銀製のシートとを積層して板状に
形成されたエレメント本体と、このエレメント本体に上
記エレメント本体を貫通状態に複数 。
形成されたエレメント本体と、このエレメント本体に上
記エレメント本体を貫通状態に複数 。
設けられた孔とで構成されている。
（作 用）
エレメント本体に設けられた複数の孔は、熱処理を行な
って酸化物系超電導体層を合成するとき、内部への酸素
の浸透を容易化するのに寄与する。したがって、高い超
電導特性を示す酸化物系超電導体を合成することが可能
となり、この結果良好な磁気シールド機能を発揮させる
ことができる。また、複数の孔は全体の体積を減少させ
るのに寄与する。したがって、熱処理時に生じる熱応力
を小さくでき、熱応力で酸化物系超電導材層にクラック
が発生するのを防止できる。このように。
って酸化物系超電導体層を合成するとき、内部への酸素
の浸透を容易化するのに寄与する。したがって、高い超
電導特性を示す酸化物系超電導体を合成することが可能
となり、この結果良好な磁気シールド機能を発揮させる
ことができる。また、複数の孔は全体の体積を減少させ
るのに寄与する。したがって、熱処理時に生じる熱応力
を小さくでき、熱応力で酸化物系超電導材層にクラック
が発生するのを防止できる。このように。
クラックの発生を防止できるので、結果として大面積の
エレメントの製作を可能とする。
エレメントの製作を可能とする。
（実施例）
以下２図面を参照しながら実施例を説明する。
第１図は本発明に係る磁気シールド用エレメントを示す
ものである。このエレメントは、板状に形成されたエレ
メント本体１と、このエレメント本体１に複数規則的に
設けられた孔２とで構成されている。
ものである。このエレメントは、板状に形成されたエレ
メント本体１と、このエレメント本体１に複数規則的に
設けられた孔２とで構成されている。
エレメント本体１は、この実施例では酸化イツトリウム
粉末と、炭酸バリウム粉末と、酸化銅粉末とをモル比で
０．５ ： １．０ ： ３．０の割合に混合した混合
物を板状に展開した酸化物系超電導材層１１の両面に銀
製のシート１２を当てがい、この積層物に圧縮力を加え
て緻密な板体を形成した後。
粉末と、炭酸バリウム粉末と、酸化銅粉末とをモル比で
０．５ ： １．０ ： ３．０の割合に混合した混合
物を板状に展開した酸化物系超電導材層１１の両面に銀
製のシート１２を当てがい、この積層物に圧縮力を加え
て緻密な板体を形成した後。
この板体に厚み方向に貫通する関係に前記孔２を設け、
しかる後に酸素雰囲気中で熱処理を施して酸化物系超電
導材層１１内に超電導体層を合成したものとなっている
。
しかる後に酸素雰囲気中で熱処理を施して酸化物系超電
導材層１１内に超電導体層を合成したものとなっている
。
このような構成であると、孔２の存在によって。
熱処理時に酸化物系超電導材層１１内に酸素を十分浸透
させることができる。したがって、高い超電導特性、つ
まり良好な磁気シールド機能を発揮するエレメントを得
ることができる。また、孔２の存在によって全体の体積
を小さくでき、熱処理時に発生する応力を小さくできる
。したがって。
させることができる。したがって、高い超電導特性、つ
まり良好な磁気シールド機能を発揮するエレメントを得
ることができる。また、孔２の存在によって全体の体積
を小さくでき、熱処理時に発生する応力を小さくできる
。したがって。
熱応力によって起こるクラックの発生を防止できるので
、結果として大面積のエレメントの製作が可能となる。
、結果として大面積のエレメントの製作が可能となる。
なお１本発明は上記実施例に限定されるものではない。
すなわち、上記実施例ではエレメント本体に複数の丸い
貫通孔を設けているが、孔の形状は限定されない。また
、エレメント本体を構成する原料も酸化物系超電導材を
合成できるものであればよく、イツトリウム系の原料に
限定されるものではない。また、第２図に示すように多
層構造にしてもよい。
貫通孔を設けているが、孔の形状は限定されない。また
、エレメント本体を構成する原料も酸化物系超電導材を
合成できるものであればよく、イツトリウム系の原料に
限定されるものではない。また、第２図に示すように多
層構造にしてもよい。
［発明の効果］
以上述べたように２本発明によれば、大面積で。
かつ良好な磁気シールド機能を発揮する磁気シールド用
エレメントを提供できる。
エレメントを提供できる。
第１図は本発明の一実施例に係る磁気シールド用エレメ
ントの斜視図、第２図は変形例の局部的断面図である。 １・・・エレメント本体、２・・・孔、１１・・・酸化
物系超電導材層、１２・・・銀製のシート。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦
ントの斜視図、第２図は変形例の局部的断面図である。 １・・・エレメント本体、２・・・孔、１１・・・酸化
物系超電導材層、１２・・・銀製のシート。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦
Claims (2)
- （１）酸化物系超電導材層と銀製のシートとを積層して
板状に形成されたエレメント本体と，このエレメント本
体に上記エレメント本体を貫通状態に複数設けられた孔
とを具備してなることを特徴とする磁気シールド用エレ
メント。 - （２）前記酸化物系超電導材層は，組成が Ｙ−Ｂａ−Ｃｕ−Ｏで表わされる化合物超電導体を備え
たものであることを特徴とする特許請求の範囲第１項記
載の磁気シールド用エレメント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62320443A JPH01161898A (ja) | 1987-12-18 | 1987-12-18 | 磁気シールド用エレメント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62320443A JPH01161898A (ja) | 1987-12-18 | 1987-12-18 | 磁気シールド用エレメント |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01161898A true JPH01161898A (ja) | 1989-06-26 |
Family
ID=18121508
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62320443A Pending JPH01161898A (ja) | 1987-12-18 | 1987-12-18 | 磁気シールド用エレメント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01161898A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05251752A (ja) * | 1991-06-28 | 1993-09-28 | Hitachi Ltd | 複合超電導体及びそれを用いた超電導磁気浮上装置 |
| WO2019220129A1 (en) * | 2018-05-16 | 2019-11-21 | Imperial College Of Science, Technology And Medicine | Magnetic holograms |
-
1987
- 1987-12-18 JP JP62320443A patent/JPH01161898A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05251752A (ja) * | 1991-06-28 | 1993-09-28 | Hitachi Ltd | 複合超電導体及びそれを用いた超電導磁気浮上装置 |
| WO2019220129A1 (en) * | 2018-05-16 | 2019-11-21 | Imperial College Of Science, Technology And Medicine | Magnetic holograms |
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