JPH0116126Y2 - - Google Patents

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JPH0116126Y2
JPH0116126Y2 JP1982198370U JP19837082U JPH0116126Y2 JP H0116126 Y2 JPH0116126 Y2 JP H0116126Y2 JP 1982198370 U JP1982198370 U JP 1982198370U JP 19837082 U JP19837082 U JP 19837082U JP H0116126 Y2 JPH0116126 Y2 JP H0116126Y2
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JP1982198370U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、主にワンマンバスに於いて運賃を
電光表示する運賃表示装置に関し、目的とすると
ころは、単一の運賃データ用メモリ並びに電光表
示板により、大人運賃と小児運賃とを択一的に表
示できるようにすることにある。
斯るワンマンバスに設置されている一般的な電
子式運賃表示器は、乗客の大多数は大人であるこ
とから大人運賃のみが電光表示され、小児運賃に
対しては、「小児は半額ただし端数は10円単位に
切り上げ」と云つた字句が明示されているに過ぎ
ない。しかしながら、運賃の表示はバスの運行に
ともなつて変わるから、子供同伴の人は降車間際
になつてから小児運賃を暗算するのが通常であ
り、その暗算のために料金入れの前で立ち止まつ
たりするとスムーズな降車の流れが乱れ、又、暗
算のために小児に対する注意が散漫となつて事故
を招来する危惧があり、更に混雑時には慌てて計
算間違いをしたりすることもあり、子供同伴以外
の乗客にまで迷惑が及ぶことになり、乗客に対す
るサービス不足は否めない。
そこで、大人運賃の表示部と小児運賃の表示部
とを並設した表示器を設置して上記問題点を解消
したものもあるが、表示部が2倍の大きさとなる
から、大きな表示スペースを必要とすると共に、
データ用メモリ等の表示用構成要素が多くなつて
高価となる欠点がある。
単一の表示部に大人運賃と小児運賃とを切り換
え表示するようにしたものもあるが、これは、た
しかに二倍の大きさの表示部は必要としないが、
大人運賃と小児運賃との両方の運賃データを記憶
するメモリを必要とするという欠点がある。
この考案は、上記従来の欠点に鑑みなされたも
ので、極めて簡素な構成により、単一のデータ用
メモリ並びに電光表示板でもつて大人運賃と小児
運賃の両方を択一的に表示できるとともに、前記
小児運賃は大人運賃から演算することを特徴とす
るバス用電子式運賃表示装置を提供するものであ
る。
以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳説
する。
第1図において、Mは運賃データ用メモリを示
し、各運行路線の所定の運行地点における整理券
毎の大人運賃のデータが予め記憶されており、運
転士によりセツトされるAGSテープ等により所
定の運行地点毎に信号入力端子Iから入力される
運賃表示送り信号により所要のデータが読み出さ
れる。BM1は運賃データ用メモリMから読み出
された大人運賃データを一時記憶する第1のバツ
フアメモリ、CCは第1のバツフアメモリBM1
の大人運賃データを1/2に除算し且つ「5」を
「10」に切り上げるよう演算して小児運賃を算出
する運賃変換回路、BM2は運賃変換回路CCの
小児運賃データを一時記憶する第2のバツフアメ
モリ、SWは大人運賃と小児運賃との表示を切換
える表示切換スイツチ、Tは表示切換スイツチ
SWのオンにより起動して一定時間出力するタイ
マー回路、DCは表示制御回路であり、タイマー
回路Tからの信号入力の有無により表示部Dおよ
び小児運賃表示ランプLの点灯表示を制御し、タ
イマー回路Tから信号が入力されている時は、第
1のバツフアメモリBM1のデータにより表示部
Dを駆動して大人運賃を表示させるとともに、該
回路Tから信号入力がない時は第2のバツフアメ
モリBM2のデータにより表示部Dに小児運賃を
表示させ且つ小児運賃表示ランプLを点灯させ
る。
上記構成とした実施例装置の動作を、第2図乃
至第3図を参照して説明すると、バスの運行にし
たがつて運賃が変更される所定の地点毎に、信号
入力端子Iから運賃データ用メモリMに運賃表示
送り信号が入力され、それにより第4図の○イ,○ロ
に示すように運賃データ用メモリMから所定の大
人運賃データが読み出されて第1のバツフアメモ
リBM1に転送され且つ記憶され、更に運賃変換
回路CCにおいて第1のバツフアメモリBM1に記
憶された大人運賃データに基づいて演算され小児
運賃が算出され、この小児運賃データが第2のバ
ツフアメモリBM2に記憶される。
ここで、第4図の○ハにおいて、表示切換スイツ
チSWが押圧されていない場合は「NO」となり、
該スイツチSWが押圧されていないので、同図○ニ
において、タイマー回路Tが起動しなく、やはり
「NO」となつて表示制御回路DCが第1のバツフ
アメモリBM1のデータにより表示部Dを駆動
し、表示板Pに第2図に示すように大人運賃が電
光表示される。この大人運賃の表示は、第4図の
○ホが「YES」になるまで、即ち次の表示送り信
号が入力されるまで保持する。
上記の大人運賃の表示状態において、表示切換
スイツチSWがオンされると、第4図の○ハが
「YES」となつてタイマー回路Tが起動し、同図
の○ニが「YES」となり、表示制御回路DCが第2
のバツフアメモリRM2のデータにより表示部D
を駆動し、表示板Pにおいて、第3図に示すよう
に表示部Dに小児運賃が電光表示され、且つ小児
運賃表示ランプLが点灯されて「小児運賃」の文
字が照射表示される。そして、一定時間経過後に
タイマー回路Tの駆動が停止すると、第4図の○ニ
が「NO」となつて再び大人運賃が表示される。
尚、この考案は前記実施例に限定されるもので
はなく、例えば、表示切換スイツチSWを押ボタ
ンとし且つタイマー回路Tを設けた例について説
明明しているけれど、表示切換スイツチSWをト
グルスイツチとして運転士の判断でオンオフする
ようにしたり、或いは外部電源で制御される継電
器の接点等を表示切換スイツチSWとして用いる
ようにすれば、タイマー回路Tを省略することが
でき、又、小児運賃表示ランプLは必らずしも必
要でなく、小児運賃の表示を点滅により表示する
ようにしても良い。
以上説明したように、この考案のバス用電子式
運賃表示装置によると、単一の運賃データ用メモ
リ並びに表示板により、大人運賃と小児運賃とを
択一的に表示することができ、しかも、前記小児
運賃は大人運賃から演算して得るので、小児運賃
を記憶させるメモリが不要であるという効果が得
られるとともに、より親切な乗客サービスを行な
うことができ、表示の切換えスイツチにより行な
うので操作も容易である。しかも、表示板が1つ
で装置が大掛りになることもなく、従来の既設の
表示装置に運賃変換回路、第2のバツフアメモ
リ、表示制御回路および表示切換スイツチを付加
するのみで構成できる利点があり、極めて安価に
製作できる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案のバス用電子式運賃表示装置の
一実施例を示し、第1図はブロツク線図、第2図
および第3図はそれぞれ大人運賃表示状態および
小児運賃表示状態の電光表示板の正面図、第4図
はフローチヤート図である。 M……運賃データ用メモリ、BM1……第1の
バツフアメモリ、CC……運賃変換回路、BM2
……第2のバツフアメモリ、DC……表示制御回
路、P……電光表示板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 運賃表示送り信号により運賃データ用メモリか
    ら読み出された大人運賃データを一時記憶する第
    1のバツフアメモリと、この第1のバツフアメモ
    リの大人運賃データから小児運賃データを演算す
    る運賃変換回路と、この運賃変換回路の小児運賃
    データを一時記憶する第2のバツフアメモリと、
    上記第1および第2の両バツフアメモリの各デー
    タを表示切換スイツチにより択一的に電光表示板
    に表示させる表示制御回路とを具備して成ること
    を特徴とするバス用電子式運賃表示装置。
JP19837082U 1982-12-22 1982-12-22 バス用電子式運賃表示装置 Granted JPS5998465U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19837082U JPS5998465U (ja) 1982-12-22 1982-12-22 バス用電子式運賃表示装置

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JP19837082U JPS5998465U (ja) 1982-12-22 1982-12-22 バス用電子式運賃表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5998465U JPS5998465U (ja) 1984-07-03
JPH0116126Y2 true JPH0116126Y2 (ja) 1989-05-12

Family

ID=30423930

Family Applications (1)

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JP19837082U Granted JPS5998465U (ja) 1982-12-22 1982-12-22 バス用電子式運賃表示装置

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JP (1) JPS5998465U (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS579815Y2 (ja) * 1976-06-15 1982-02-25
JPS5865092U (ja) * 1981-10-26 1983-05-02 株式会社三陽電機製作所 文字表示機能付デジタル運賃表示器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5998465U (ja) 1984-07-03

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