JPH01160913A - 発汗抑制組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は発汗抑制組成物に関する。

多数の化合物が発汗抑制剤どして有用であると報告され
ている。これらの中で、塩基性ハロゲン化アルミニウム
が最も良く知られている。しかしながら、発汗抑制活性
物質の種類により発汗抑制製品中に使用され且つ感覚的
に好ましいビヒクルを見出すことが重要である。

多くのビヒクルは、他の点では満足できるが発汗抑制物
質を許容し得る程度にデリバリ−しない使用量を最少に
するように処方を改良することが及びベントン（Ｂｃｎ
ｔｏｎｅ）　３Ｂのような有様改質クレーからなる分散
剤を組合せてなる発汗抑制剤が公知である。この発汗抑
制剤はある程度発汗抑制物質をデリバリ−するが、効果
を高めるべく活性物質をより多くデリバリ−し得る製品
の開発が望まれている。

米国特許筒４，６５９，５７１号明細書（Ｌｔｌｂａ）
には、本質的に有機親和性クレーと少なくとも１種の局
所剤どからなる圧縮粉末製剤が開示されている。前記局
所剤にはアルミニウムジルコニウムクロ［］］ハイドレ
ックスーグリｃｈｌｏｒｏｈｙｄｒｅｘ−ｇｌＶ）（７
）ような発汗抑制剤も含まれ得る。有機親和性クレーの
ｅｃｎｔｏｎｅ　ＳＤ−１は第９欄に記載されており、
表１には良好な結果を与えると記載されている。

本発明者らは、ホットルーム試験で測定したときに優れ
た効果をデリバリ−する改良発汗抑制剤を知見した。こ
の改良された発汗抑制剤は、発汗抑制活性化合物と揮発
性シリコーンを含む溶媒と有機改質クレーのｅｅｎｔｏ
ｎｃ　ＳＤ−１を含む分散剤とからなる。ホットルーム
試験の結果、分散剤どしてｅｅｎｔｏｎｃ　３０−１を
揮発性シリコーン及び発汗抑制活性物質とともに配合し
た発汗抑制剤の効果は、従来の揮発性シリコーンをベー
スとする発汗抑制剤よりも優れており且つ化粧品どして
は余り望ましくないが高い活性を示す水をベースとする
発汗抑制剤と同等ごあることが判明した。

本発明の発汗抑制組成物は、各種形態の発汗抑制製品中
に使用され得る。特に、組成物は、ロールオン、スティ
ック、エアゾル及びポンプ製品中に使用され得る。

本発明組成物に使用される発汗抑制活性物質は任意の公
知物質であり得る。通常、塩基性塩化アルミニウム及び
アルミニウムジルコニウムクロ［コバイドレートである
。典型的には、アルミニウム及びジルコニウム化合物は
アストリンゼント塩（ａＳｔｒｉｎＱｅｎｔ　５ａｌｔ
ｓ）の形態にある。活性物質がグリシンや伯のアミノ酸
と複合化されでいてもよい。

本発明で使用される活性物質の例には、アルミニウムー
ジルコニウムテトラクロロハイドレックス−グリシン、
アルミニウムジルコニウムペンタクロロハイドレート、
アルミニウムージルコニラムチトラフ１コロハイドレー
ト、アルミニウムージルコニウムトリクロロハイドレッ
クス−グリシン、アルミニウムセスキクロロハイドレー
ト、アルミニウムクロロバイドレート及び塩化アルミニ
ウムが包含される。

通常、発汗抑制活性物質は約１０〜２５重量％、好まし
くは約２０〜２５重量％存在する。高活性製品を得るべ
く活性物質の量を最大限にすることが望ましい。優れた
発汗抑制作用を保持しながら製品に添加する活性物質の
量を最小限にすべくビヒクルの良好なデリバリ−を利用
してもよい。

本発明の組成物に使用される溶媒は、ジメヂルシロキサ
ン（ジメヂコン）の環式ペンタマー及びテトラマーであ
る゛揮発性シリコーン”どして当業界で公知の溶媒であ
る。

環式ペンタマーは揮発性の点で環式テトラマーに比べて
やや劣る化合物である。揮発性シリコーンは、例えばＤ
ｏｗ　ＣｈｅｍｉｃａｌからＤｏｗ　３４４又はＤＯＷ
３４５シクロジメチコンと（）て、Ｌｌｎｉｏｎ　Ｃａ
ｒｂｉｄｅＣＯｒｐＯｒｔ　ｉｏｎから揮発性シリコー
ン７２０７又は７１５８として市販されている。本発明
の組成物は通常４０〜８９重量％、好ましくは４５〜８
０５〜８０重量好ましくは５０〜７０重（６）％の揮発
性シリコーンを含む。

本発明の組成物に使用されるクレーはＢｅｎｔｏｎｅＳ
Ｏ−１であり、これはＮＬ　Ｉｎｄｕｓｔｒｉｅｓ（Ｐ
、０．Ｂｏｘ　７００　。

Ｈｉｇｈｔｓｔｏｗｎ、　Ｎｅｗ　Ｊｅｒｓｅｙ　０８
５２０）から市販されてイル分散性の優れた有機改質（
ＯｒｇａｎＯｍＯｄｉｆｉｅ！ｄ）クレーである。ＢＩ
ＪｔＯｎＯＳＤ−１は四級アンモニウム化合物での処理
により改質されたクレーである。クレー中のナトリウム
イオンは、四級アン上ニウム化合物で置換されている。

ｎｅｎｔｏｎｅ　ＳＤ−１は通常１〜１０重量％、より
好ましくは５〜１０重は％、特に好ましくは８〜１０重
臼％使用される。

本発明の組成物中に多少の水が存在していてもよいが、
本発明の組成物は実質的に無水（即ち含水ｆ！に３％未
満）であるのが好ましい。より好ましくは、本発明の組
成物は本質的に無水（即ち含水ｍ　０．５％未満）であ
る。水は発汗抑制活性物質を溶解する傾向にあるので、
本発明の組成物は無水であるのが望ましい。このことか
ら、揮発性シリコーンを溶媒と呼称しているが、実際に
は活性物質が組成物中に溶解しているのではなく組成物
中に分散していると理解されたい。

発汗抑制組成物中に通常配合されている他の成分を本発
明の組成物に配合してもよい。例えば、特にロールオン
製剤の場合には軟化油をＯ〜２５重潰％、好ましくは１
〜２３重量％、より好ましくは５〜２０重量％存在さｔ
’（９る。軟化油どしてはジプロピレングリコールメチ
ルエーテルが適当である。

組成物が発汗抑制スティックの形態にあるどきには、ス
テアリルアルコール又は他のワックスを１０〜２０重ｍ
％使用し得る。スティックが最高４５重量％、好ましく
は１〜４０重量％のタルクを含んでいてもよい。

本発明の組成物は、イソブタン又はブタンのようなプロ
ペラントを用いて希釈されるエアゾル濃縮物（ａｅｒｏ
ｓｏｌ　ｃｏｎｃｅｎｔｒａｔｅ）の形態でもよい。エ
アゾルとして使用するときには、通常プロペラントで希
釈して各成分の徴が下記の範囲内となるように調整する
。

発汗抑制活性物質： 最高１０重量％、好ましくは１〜１０重量％、より好ま
しくは５〜１０重壜％、特に８〜１０重−１％ 揮発性シリコーン： ０．５〜２５重量％、好ましくは１０〜２０重量％Ｂ［
１ｔＯｎｅ　ＳＤ−１： １〜５重量％、好ましくは１〜３重塁重塁性発汗抑制剤
アゾルの形態にあるときには、通常活性物質としてジル
コニウム化合物は適当でない。

発汗抑制組成物の形態に関係なく、香料を最高１重量％
、好ましくは０．０５〜１重量％使用し得る。

以下、本発明の非限定的実施例を示す。

実施例１ 下記成分を混合攪拌することによって本発明の発汗抑制
ロールオン組成物を製造した。

Ｍ向％ ｎｅｎｔｏｎｅ　ＳＤ−１有機クレー　　　　　１０．
０（ＮＬ　Ｉｎｄｕｓｔｒｉｅｓ　） Ｄｏｗ　３４４シクロジメチコン　　　　５２．５（Ｄ
ｏｗ） Ｄｏｗａｎｏｌ　ＤＰＨジプロピレン グリコールメチルエーテル　　　　１５．０（Ｄｏｗ） Ｒｅａｃｈ　ＡＺＰ−７０３ミクロＺｒ−Ａ１！テトラ
クロロハイドレックス　　　２２．５（Ｒｅｈｅｉｓ） 大−騎−１ 実施例１のロールオン組成物と市販の高い性能を有する
ロールオン製品（Ｂｒｉ３ｔ０１　＋ｅｙｅｒｓ’旧し
ｒａＲａｎ　［ｘｔｒａ　Ｓｔｒｅｎｇｔｈ　Ｒｏｌｌ
−ｏｎ）の発汗抑制効果を、２６名のくひどい汗つかさ
と分類される）女性を対象にして標準の重量ホットルー
ム試験（Ｓｔａｎｄａｒｄｇｒａｖｉｌｅｔｒｉｃ　ｈ
ｏｔ　ｒｏｏｌｔｅｓｔ）で比較した。前記試験は本質
的に、ｒｅｄｅｒａｌ　Ｒｅｇｉｓｔｅｒ、　０ｃｔｏ
ｂｅｒ　１０゜１９７８、　ＰａｒｔＩ［［、Ｄｅｐｔ
、　ｏｒ　ＨＥＪ　Ｆｏｏｄ　＆　Ｄｒｕｇ＾ｄ−ｍｔ
ｎｉｓｔｒａｔｉｏｎ、　Ａｎｔｉｐｅｒｓｐｉｒａｎ
ｔ　Ｄｒｙ　ｐｒｏｔｉｕｃｔｓｆｏｒ　０−Ｔ−Ｃｈ
ｕｎ＋ａｎ　ｕｓｅ　、　ｅｓｔａｂｌｉｓｈｍｅｎｔ
　ｏｆ　ａｍｏｎｏｇｒａｐｈ、　ｐｒｏｐｏｓｅｄ　
ｒｕｌｅに記載されているガイドラインに従った。結果
は次の通りである。

実施例１の組成物及び旧ｔｒａ　Ｂａｎ発汗抑制剤は蓄
汗（ｓｗｅａｒ　ｃｏｌｌｅｃｔｅｄ）の平均重量（Ｄ
点で有）な差はなかった。実施例１の組成物と旧ｔｒａ
　Ｂａｎ発汗抑制剤で得られた結果を比較したところ、
本発明組成物の高い有効性が証明された。また、実施例
１の組成物は、シリコーンをベースどしているため旧ｔ
ｒａ　Ｂａｎのような水をベースとする製品でみられる
水っぽさ／べどつき感がなく、化粧品としてもより好ま
しい。

火−陰−２ 実施例１の組成物及び従来市販されている揮発性シリコ
ーンをベースどするロールオン製品について、本質的に
実験１に示したガイドラインに従って実施した重量ホッ
トルーム試験で比較した。

市販製品にはＢｅｎｔｏｎｅ　３８と実施例１の組成物
に使用されている活性物質が同等量配合されている。

２９名の女性を対象どし且つホットルームの湿度を５０
％どした以外実験１と同様にして実施した。結果は次の
通りである。

蓄圧の平均重量から、本発明のＢｅｎｔｏｎｅ　ＳＤ−
１含有ロ一ルオン製品は従来の製品に比べて高い効果を
有することが判明した。

本明細書に記載した実施例は本発明を説明するためのも
のであり、本発明の範囲を逸脱しない限り各種変更が可
能である。

Claims (14)

【特許請求の範囲】
1. （１）発汗抑制活性化合物１０〜２５重量％と、ジメチ
   コンの環式テトラマー及びペンタマーから選択された揮
   発性シリコーン流体４０〜８９重量％と、ベントンＳＤ
   −１クレー分散剤１〜１０重量％とからなることを特徴
   とする発汗抑制組成物。
2. （２）発汗抑制活性物質がアストリンゼント塩の形態の
   アルミニウム化合物及びジルコニウム化合物から選択さ
   れる請求項１記載の組成物。
3. （３）発汗抑制活性物質が塩基性ハロゲン化アルミニウ
   ム化合物及びアルミニウムジルコニウムテトラクロロハ
   イドレックス−グリシンから選択される請求項１または
   ２記載の組成物。
4. （４）発汗抑制活性物質を組成物の２０〜２５重量％含
   む請求項１〜３のいずれかに記載の組成物。
5. （５）揮発性シリコーン流体を組成物の４５〜８０重量
   ％含む請求項１〜４のいずれかに記載の組成物。
6. （６）ベントンＳＤ−１を組成物の５〜１０重量％含む
   請求項１〜５のいずれかに記載の組成物。
7. （７）更に軟化油０〜２５重量％含む請求項１〜６のい
   ずれかに記載の組成物。
8. （８）ロールオンローシヨンの形態にある請求項１〜７
   のいずれかに記載の組成物。
9. （９）発汗抑制スティックの形態にある請求項１〜７の
   いずれかに記載の組成物。
10. （１０）エアゾル濃縮物の形態にある請求項１〜７のい
    ずれかに記載の組成物。
11. （１１）エアゾル濃縮物を更にプロペラントで希釈して
    、組成物の１〜１０重量％の発汗抑制活性物質と組成物
    の５〜２５重量％の揮発性シリコーン流体と組成物の１
    〜５重量％のベントンＳＤ−１を含むエアゾル組成物を
    提供する請求項１０記載の組成物。
12. （１２）更に１０〜２０重量％のワックスを含む請求項
    １〜１１のいずれかに記載の組成物。
13. （１３）ワックスがステアリルアルコールである請求項
    １２記載の組成物。
14. （１４）更に１〜４０重量％のタルクを含む請求項１〜
    １３のいずれかに記載の組成物。