JPH0116082Y2 - - Google Patents

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JPH0116082Y2
JPH0116082Y2 JP1984079944U JP7994484U JPH0116082Y2 JP H0116082 Y2 JPH0116082 Y2 JP H0116082Y2 JP 1984079944 U JP1984079944 U JP 1984079944U JP 7994484 U JP7994484 U JP 7994484U JP H0116082 Y2 JPH0116082 Y2 JP H0116082Y2
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JP
Japan
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lens
metal sleeve
optical fiber
lens body
gap
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JP1984079944U
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JPS60191009U (ja
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  • Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術的分野〕 本考案は、光フアイバ接続用レンズ、更に詳細
には、光フアイバを接続する際に用いられるレン
ズをスリーブに良好に固定した光フアイバ接続用
レンズに関するものである。
〔考案の背景〕
光フアイバを相互に接続する場合、最大の問題
は可能な限り低損失化を達成することであるが、
たとえばコア径が60μm、比屈折率0.7%の多モー
ド光フアイバの端面を相互に衝合して接続する場
合、接続損失を0.2dBにするためには、軸ずれ両
は0.2μm以内にしなければならない。これが単一
モードの光フアイバにおいては、さらに厳密とな
り、光フアイバ相互の接続には大きな困難があ
る。
このような低損失化を行うために、光フアイバ
をレンズを介して接続する方法が知られている。
第1図にこのようなレンズを用いた典型的方法
の断面図を示す。
このようなレンズを用いた接続方法は第1図よ
り明らかなように、レンズ本体1の収納された円
筒形金属スリーブ2に両端より、コア3及びクラ
ツド4を有する光フアイバFを挿入し固定して接
続する(たとえば、実開昭50−11541号公報参
照)。このようにレンズ1を介して光フアイバF
を接続するため、光フアイバ端面の像を他の光フ
アイバ端面上に結ばせることができ、これにより
光フアイバの光結合を行うものである。
前述のような光フアイバ接続用レンズは、第1
図より明らかなように、円筒形の金属スリーブ2
に接着剤を表面に塗布したレンズ本体1を挿入し
接着して製造されていた。
しかしながら、このような方法により製造され
た光フアイバ接続用レンズは、接着剤が湿気を帯
びる傾向にあるため、レンズ本体1と金属スリー
ブ2との間隙に水分が残留することになるという
欠点があつた。このような水分の有するOH基は
光損失の大きな原因であることは周知であり、な
るべく水分の残留しないレンズの固定方法が希求
されている。さらには、このような接着剤を用い
るレンズ本体1の固定方法によれば、接着剤層を
レンズ本体1の表面に形成しなければならないた
めにレンズ本体1と金属スリーブ2間に間隙を生
じるという欠点があり、この間隙も、光損失を増
加させる原因となつている。
〔考案の概説〕
本考案は前述の点に鑑みなされたものであり、
レンズ本体と金属スリーブ間に間隙がなく、かつ
前記レンズ本体と金属スリーブ間に水分層のない
光フアイバ接続用レンズを提供することを目的と
するものである。
したがつて本考案による光フアイバ接続用レン
ズは、中空の金属スリーブのレンズ本体を挿入
し、前記レンズ本体を金属スリーブ中に固定した
光フアイバ接続用レンズにおいて、前記金属スリ
ーブを二分割するとともに、前記二分割した金属
スリーブ間の生じる間隙をガラスで封着したこと
を特徴とするものである。
〔考案の具体的説明〕
第2図は本考案による一実施例の光フアイバ接
続用レンズの断面図であり、第1図と同様な部材
は同一の符号を付してある。
この第2図より明らかなように本考案による一
実施例の光フアイバ接続用レンズは、従来のもの
と同様に、金属スリーブ2中にレンズ本体1を挿
入し、このレンズ本体1を金属スリーブ2中に固
定したものである点同様であるが、この実施例に
おいては金属スリーブ2の全周に亘つて接着用間
隙5を形成し、すなわち金属スリーブ2を二分割
し、この金属スリーブ2に形成された金属スリー
ブ2間の間隙5にガラス材6を充填し加熱溶融し
てレンズ本体1と金属スリーブ2を封着してい
る。
このような光フアイバ接続用レンズを製造する
には、レンズ本体1に適宜にスリーブ2間に間隙
を生じるように、前記二分割された金属スリーブ
2をレンズ本体1のそれぞれの端部より挿入し、
前記間隙5にガラス材6を充填し、200〜300℃に
加熱溶融して、レンズ本体1と金属スリーブ2を
相互に封着してもよいが、第3図に示すように、
環状のガラス材6を、あらかじめレンズ本体1の
所定位置に嵌合し、この環状のガラス材6の位置
まで二個の金属スリーブ2をそれぞれ挿入し、加
熱溶融して製造してもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案による光フアイバ接
続用レンズにおいては、レンズ本体表面に塗布さ
れた接着材により金属スリーブとレンズ本体とを
固定するものではなく、金属スリーブを二分割す
るとともに、この金属スリーブの形成する間隙を
ガラスにより封着するので、レンズ本体と金属ス
リーブ間に水分が混入する心配がなく、また接着
層のための間隙を形成する必要がないので、光損
失の極めて低減された光フアイバ接続用レンズと
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図面の簡単な説明は従来の光フアイバ接続
用レンズの断面図、第2図は本考案による一実施
例の光フアイバ接続用レンズの断面図、第3図は
前記実施例の光フアイバ接続用レンズを製造する
場合の一例を説明するための斜視図である。 1……レンズ本体、2……金属スリーブ、3…
…コア、4……クラツド、F……光フアイバ、5
……間隙、6……ガラス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中空の金属スリーブのレンズ本体を挿入し、前
    記レンズ本体を金属スリーブ中に固定した光フア
    イバ接続用レンズにおいて、前記金属スリーブを
    二分割するとともに、前記二分割した金属スリー
    ブ間の生じる間隙をガラスで封着したことを特徴
    とする光フアイバ接続用レンズ。
JP7994484U 1984-05-29 1984-05-29 光フアイバ接続用レンズ Granted JPS60191009U (ja)

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JP7994484U JPS60191009U (ja) 1984-05-29 1984-05-29 光フアイバ接続用レンズ

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JP7994484U JPS60191009U (ja) 1984-05-29 1984-05-29 光フアイバ接続用レンズ

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Publication Number Publication Date
JPS60191009U JPS60191009U (ja) 1985-12-18
JPH0116082Y2 true JPH0116082Y2 (ja) 1989-05-12

Family

ID=30625326

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JP7994484U Granted JPS60191009U (ja) 1984-05-29 1984-05-29 光フアイバ接続用レンズ

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4972316A (ja) * 1972-11-10 1974-07-12
JPS50153657A (ja) * 1974-05-30 1975-12-10

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52117559U (ja) * 1976-03-03 1977-09-06

Patent Citations (2)

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JPS4972316A (ja) * 1972-11-10 1974-07-12
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JPS60191009U (ja) 1985-12-18

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