JPH01160544A - 磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

磁気共鳴イメージング装置

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JPH01160544A
JPH01160544A JP62317344A JP31734487A JPH01160544A JP H01160544 A JPH01160544 A JP H01160544A JP 62317344 A JP62317344 A JP 62317344A JP 31734487 A JP31734487 A JP 31734487A JP H01160544 A JPH01160544 A JP H01160544A
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noise
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁気共鳴現象を用いて被検体中に存在する特
定原子核のスピン密度、及び緩和時定数等の反映された
画像を得る磁気共鳴イメージング装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
磁気共鳴は、ある原子核(水素原子核など)を一様な静
磁場中においたとき、原子核のスピンが静磁場の強度に
比例した周波数で磁場のまわシを歳差運動し、この状態
で物体に歳差運動の周波数と同一の周波数をもつ高周波
パルス(RFバルスンを印加すると、磁気共鳴現象を生
ずる性質を利用したものである。このとき、特定の方向
に沿って強さが変化する傾斜磁場を前記静磁場に重畳さ
せると、物体の中の各原子核は、磁場強度の変化に応じ
て異なった周波数で共鳴及び緩和の運動を行うことにな
多、その結果、周波数の分析によ)物体の各原子核のマ
ツピング(画像)を得ることができる。測定の方法とし
ては一般に、前記高周波パルスのうち90@や180@
パルスの一連のシーケンスの組み合わせによシ、物体の
原子核のスピンの共鳴から緩和へ至る自由誘尋減衰信号
を観測し、これをフーリエ変換することによシ、画佇化
する手法が用いられている(フーリエ変換法)。
磁気共0)3イメージング装置のブロック図を第12図
に示し、前記フーリエ変換法で用いられる典M的なパル
スシーケンスを第13図に示す。第13図のシーケンス
において、同図(イ)に示す90°パルスと同図(ロ)
に示す傾斜磁場GZはZ軸に垂直な断層面(スライス)
を選択的に励起するために用いる。また、同図(イ)に
示す180°パルスと同図(ハ)に示す断層面内のX方
向の傾斜磁場Gxは、励起されたスピンからの信号をエ
コー(Echo)の形で集めるためのもので、このとき
のエコーの周波数成分は断層面内のX方向に対するスピ
ンの分布に依存する。エコー信号は、マグネットボアの
中に配置され九RF受信コイルで検出された後、90°
位相の異なる参照波で直交2相検波され、2チヤンネル
(Reat、 Imaginary )の検波信号とな
る。さらに、上記2つの傾斜磁場と互いに直交する勾配
磁場(第13図(ニ)参照)GYの振幅を、各90°、
180°パルスの印加毎に正から負(又は負から正)へ
順以変化させて、X方向の位相エンコーディングを行う
。なお、第12図の説明は第1図(実施例)と重複する
ので、こ工では省略する。
このようにして収集された2チヤンネルの検波信号は、
一般に以下のような式で表現できる。
S(t、G)=に/fM(x*y)exp(ir(G−
y−t。
+Gx−x−1)〕dxdy   ・・・・・・(1)
ただし、M(x*y)’断層面内のスピン密度分布Gz
:x方向傾剰磁場勾配(定数) G:y方向傾斜磁場勾配(変数) t:x方向傾斜磁場印加時間(変数) ty:y方向傾斜磁場印加時間(定数)k:比例定数、
r:核磁気回転比。
i:V:1 である。したがって、2チヤンネルの検波信号全体S(
t、G)を2次元フーリエ変換すれば、スピン密度分布
M(x、y)が求められる。しかし、実しプには検波信
号の位相ずれ、X方向傾斜磁場の動特性の影響によるX
方向の位置に比例した位相ひずみ、または静磁場の空間
的不均一性による位相ひずみなどによシ、信号の位相ず
れが生じる。この位相ずれfi”t−Δθとすると、(
1)式は次式の如く表わされる。
S’(t、G)”kfJ’M(x*y)exp(ir(
G−y−ty(2)式は、フーリエ変換の位相シフト定
理よシ、rtI’(X* y )−M(x、 y ) 
e’Δ’     −・−(3)となシ、位相ずれによ
る画像の誤差が生じることになる。
一般に、現在用いられている磁気共鳴イメージング装置
(以下、MHIと記す)では、再構成された画像M(x
、y)の画素値は、絶対値で表現する方式が用いられて
おシ、シたがって、IM’(x、y)l−IM(x、y
)e’Δ’l−IM(x、y)1・・・・・・(4) となシ、位相ずれの影響を消すことができる。すなわち
、フーリエ変換によシ求められたスピン密度分布M(x
、y)のReaj(実軸)成分とImaginary(
m軸)成分の2乗和の平方根をとればよいわけである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、そのためには計算機で各画素毎に2乗和の平方
根計算をしなければならず、これがスキャンが終了して
からデイスプレィにlil!ii低が出てくるまでの時
間の短縮のための障害になっていた。
また、スピンエコー法のように、正の画素値をとるスキ
ャン方式は絶対値画像で問題はないが、インバージョン
リカバリー(反転回復)法のように最初に180°パル
スでスピンを反転してから信号を収集する方式では、負
の値をもつ画素も生ずるため、前記のような絶対値処理
では画像の正確な表現ができないという問題点があった
このような状況に対応するため、例えばインバージョン
リカバリーの画像についてはs Rea7成分の画g、
をそのまま用いる方法もおるが、本質的な解決策ではな
い。また、収集された検波信号のReatパートとIm
aglnaryパートを用いて、計算処理によル位相角
を求め、位相補正を行う手法がいくつか考えられている
が、この場合に問題になるのは、ReatとImagi
naryの位相差を検出するために、各信号の簡対値の
最大値を見つける必要があることである。つまり、MH
Iの信号はノイズ成分が多く、単純な最大値検出方式で
は、かえって誤葺を大きくする可能性があると云うわけ
である。
本発明はこのような事情を鑑みてなされたものでアシ、
磁侃共鳴イメージングにおいて、コイルで検出され検波
された磁気共鳴信号のノイズ成分およびひずみ成分を除
去し、安定したii!liI似化が可能なようにすると
〜もに、不要な位相差(Δθ)を除去して反転回復法等
、負の画像値をもつシーケンスに対しても正確な画像化
を可能にすること、さらには大きなノイズ等による補正
不能な信号波形に対しても、再度スキャンすることなぐ
残シの正常信号波形から、画像化することができるよう
にすることを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
磁気共鳴イメージングにおいて、一連のパルスシーケン
スによ)励起されたスピンが放出する信号をコイルで検
知し、増幅して位相敏感検波した後生成される検波信号
に対し、突出ノイズ(スパイク状信号)を検知するスパ
イク検出、及び信号のクリップ(あるいは飽和)状態を
検知するクリップ検出、ならびに信号を移動子均等によ
シ干滑化するスムージング手段と、信号の直流レベルを
検出し、補正するDC補正手段と、信号の不要な位相差
成分を算出し全体の位相量から該算出した位相差を除去
する位相補正手段とを設ける。
〔作用〕
スムージング手段、DC補正手段お上び位相補正手段金
膜けてノイズ、直流レベルずれおよびタイミングずれを
除去するととKよシ、安定かつ正確な画像化を可能にす
る。
〔発明の実施例〕
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図である。1
は一様な静磁場Ha ′f?、発生する静磁場コイルで
あり、2は各種傾叫磁場(Gx、Gy、G工)の鈍化系
である。3は送受信用の高周波コイル系、4は高周波送
信回路系、5は高周波受信回路系、6は直交2相検波(
QD ’ Quadrature Detection
)を行う検波回路系、7は(アナログ/ディジタル)A
/D変換系、8はスパイク検出及びクリップ検出及び平
滑化を行う前処理系、9はDC捕正処理系、10は位相
補正処理系、11は呵憾再構成系、12は上記処理全体
を管理・制御するコンビエータ系、16は画像を表示す
るデイスプレィ系である。
次に、上記処理装置の動作を説明する。
いま、一様な静磁場HOを被検体Pにかけた状態で、送
信回路系4から送受信コイル5t−経由して高周波(R
F)パルスを印加すると、被検体の特定原子核と高周波
との相互作用による磁気共鳴信号が送受信コイル3に誘
起されるが、このときスライス選択のための傾斜磁場G
Zy位相位相コンコーディングめの傾斜磁場GYpエコ
ー信号読み出しのための傾斜磁場Gx t−1傾斜磁場
発生系2によ〕必要なタイミングで発生させる。誘起さ
れた磁気共鳴信号は、送信回路系4からの信号ω。
を用いて検波回路系6で検波された後、A/D変換系7
でディジタル信号化される。乙のディジタル信号は各種
のノイズを含んだ不安定なものであるため、以下に述べ
るような各種の検出、補正を行ったのち、画像再構成系
11によシ@匂化されてデイスプレィ系13に画像とし
て表示される。
次に、本発明の本質的な部分である、ノイズを含んだ磁
気共鳴信号のノイズ検出及び補正処理について説明する
。まず、始めに磁気共鳴信号の突出ノイズ(スパイク状
信号)の検出、及び信号のクリップ(あるいは飽和)状
態の検知、ならびに平滑化を行う前処理系8の動作につ
いてのべる。
一般に、磁気共鳴信号は第2図に示すように、理想的に
は一定の周波数成分を含み、なだらかな包絡線Eをもっ
ている。しかし、システムの各部分から混入するノイズ
やシステムそのものの不安定性により、現実の磁気共鳴
信号は、第3人図に示すような単発的に突出した電圧と
してあられれるスパイク状ノイズSPが時々発生し、゛
また、被検体の動きやシステムの動的変動によシ、第3
B図に示すような信号のクリッピング(又は飽和状IL
L ) CLが発生する。また、スパイクやクリッピン
グが無くても、一般に現実の磁気共鳴信号は、第3C図
に示すようになめらかな波形にならず、小さいノイズ成
分を含んだ波形になシ、以後の位相補正JPDC補正等
の際の障害になシ、また究極的には画像のノイズ又はア
ーチファクト(擬像)としてあられれる。そこで、前処
理系8でこれらの検出及び除去を行う。
前処理系8では、まずA/D変換系7において、画像の
再構成に必要なデータサンプリング間隔よシも短いサン
プリング間隔でA/D変換を行う。
たとえば、画像の作成に必要なサンプリング間隔がt。
cμs〕であるとすると、本方式においては、実際のA
/D変換のサンプリングを(to/n)μS間隔で行う
。この場合、必要表データサンプリング点数よ)1倍多
いデータがサンプリングされるわけで、このデータを前
処理系8でn点を1点に変換する処理を行う。このとき
、前記の如きスパイクやクリッピングの検出、及びデー
タの平滑化を行う。以下、このだめの手法を記す。
第4A図はn = 4の場合、すなわち4倍多いサンプ
リングを行った後、4点から1点にθ退させるときの例
である。こ〜では、例えば点P1を基準にして次の点P
2)その次の点P3、その次の点P4の各点との差分の
呟Δ1を求める。すなわち、各点P1の信号の値をf(
Px)とすると、jI = f(Pi+、) −f(P
、 )     ・・曲(5)である。つぎに各Δiの
平均をとシ、これを改めてP−tの値f(Pl)に加え
ることによシ、平滑化されたPlの値を得ることができ
る。っぎの対象点はピッチ全4つずらした点P s e
 P 61 P 7 # P sであり、これらについ
ても前記と同様の処理を行う。なお、本方式においては
、平滑化の対象点(Plなど)に対して補正点(P2 
e Ps s P4など)が時間軸で前にくるような例
を示したが、これは任意である。すなわち、平滑化対象
点ePsとし、補正点をP 1* P 21 P aな
どの如くしてもよい。
以上のようにして平滑化処理が実現できるが、このとき
各点間の差分筺ΔiQ監視することによシ、スパイク検
出及びクリッピング検出を行う。
すなわち、スパイク検出については、システムの特性を
考慮して、一定の閾値αを設けて差分呟ΔIの1絶対稙
1Δ口を監視し、 1ΔiDα            ・・・・・・(6
)の場合にスパイクが発生したと見なし、このときのΔ
iを前記平滑化演算の対象から除くようにする。
また、クリッピング検出は、上記と同様にΔiを監視す
ることにより実行できる。すなわち、すべての歪につい
て 1Δl−Δ汁、1=0        ・・・・・・(
7)のとき、信号はクリッピング状態であると判断する
第4B図にスパイク状ノイズ検出方法の例、及び第4C
図にデータクリッピング検出方法の例を示す。データク
リッピングの場合の信号の処理については、その部分の
信号を除去するケース、また再度スキャンして信号をと
シ直すケースなどいろいろ考えられる。
次に、上記した前処理系8により平滑化された信号に対
する、DC補正系9によるDC補正の処理について説明
する。
第5A図に示すように、直交2相検波回路系6によシ検
波され、A/D変換系7を通ってディジタル化されたR
eat及びIylaginar)’信号は送受信コイル
3jP受信回路5.検波回路6.A/D変換系7の回路
特性や伝送特性などによシ、直流レベルがシフトしてい
ることが多い。したがって、測定された信号のうち、直
流レベルと見なされる部分を検出して、この部分のレベ
ル金もとに信号全体から差し引くことによシ、直流成分
が実効的にゼロである信号を得ることができる。
直流レベルの検出は次のように行う。例えば、収集した
信号のうち時間軸で最も右寄りの部分は、共鳴信号がほ
とんど派衰しきった状態であシ、直流レベルと見なして
もよいことになる。この様子を第5B図に示す。同図の
人の部分が直流レベルと見なされる部分でアシ、この部
分のサンプリング点数をnとし、DCレベルをSdcと
すると、・・・・・・(8) となシ、DC?1i正後の信号S(t、G)は、S(t
 、 G ) −S (t * G )  S dcO
<t<tmax        ・・・・・・(9)と
して、Reat * Imaginaryの各信号のD
C補正をおとガう。
次に、以上のべてきた前処理及びDC補正された信号S
(t、G)に対して、位相補正系10によ)位相補正を
行う処理について、以下に説明する。
まず、第一に位相エンコード量がゼロのとき(G=0)
の検波信号を用いて、システムに固有の、不要な位相差
Δθを算出する。
前記(2)式においてG=Oとすると、S’Cte O
)= kJf M(xe y) exp(1r(Gx−
x−t+Δθ))dxdy       ・・・・・・
(10)とな、6、t=oのとき、Δθは上式より、と
なる。したがって、実際の検波信号S’(t、0)から
1−0の点を見つけることができれば、(11)式よシ
ネ要な位相MΔθを求めることができる。
(10)式よ多信号の絶対亀は、 Is’(t、0)1 = lkJfM(x、 y)exp (ムrGx−x−
t)dxdy−exp(irΔθ)1−1に」了M(x
e y)exp (lr G)(−x−1)dxdy 
1−Is’(t、o)1          曲−(1
2)となり、位相量に依存しないことがわ必・る。ここ
で、信号s’(t * o)は前述したように、一般に
は多くのノイズを含んでいるので、t;0の点を確実に
求めることはできない。しかし、前処理系8及びDC補
正系9により平滑化、補正された信号S(t、G)はノ
イズがカットされ、直流のシフト分も補正されているの
で、  l5(t、0)Iは1−0のときに最大fi+
fkとると見なしてよいことになる。したがって、Is
 (t、 o月が最大[直をとる点がt=Uで必り、し
たがって、l S (0,0月の肱が求めら扛る。
次に、(11)式より求められたΔθを用いて、G〜0
(位相エンコーディング時)のときの信号からΔt/l
−除去する。信号′f!:実都、虚部にわけ、位相補正
後の信号、すなわち(1)式でろられされる信号の実部
p ILtJt−R6(’i(、t、G)) * Im
(S(t−G))とする。また、前処理・DC補正後で
位相補正前の信号ts’(tsG)とし、その実部、虚
部をそれS ’(t、 G)−Re(S’(t、 G)
)+ i Ir、t(S’(t、 G))=16(S(
teθ)〕ω3Δθ−Im(S(t 、θ))sinθ
十目〕□(S(t、θ) :l sinΔθ+Re(S
(t、θ))cosΔθ) ・・・・・・(16) Re[8(tlG)、1 − kffM(xey)cos[r(G)(−x−を十
G−3−t、))Cixay工□(S(t、G)) = kffM(xe7)sinLr(Gx−x・t+G
−y−ty)〕dxdy・・・・・・(14) したがって、 ・・・・・・(15) このようにして、測定された磁気共鳴信号のReatt
lmaginaryの各信号から不要なΔθ全除くこと
ができる。
さらに、スピンの密度分布M(x、y)は実数であるか
ら、(1)式より、 5(−t、−G) −1cff M(xe y) exp (−1r(G−
y−ty+Gx−x−t):1dxdyとなシ、信号S
 (t 、 G)において、Gの負の部分の信号とGの
正の部分の信号とは複窓共役の関係になっておシ、第6
図に示すように、複考平面において点対称である。した
がって、この性質を用いると前記スパイク及びクリップ
検出系において、異常なスパイク又はクリップが検出さ
れて、補正不能と見られる信号(Bad  Viewと
呼ぶ。)については、そのViewを再度スキャンする
ことなく、複素共役な関係にある信号でeきかえること
により信号全体を補償することができ、スキャン時間の
延長を防ぐことができる。
次に、本発明の主要な部分である前処理系8、DC補正
系9、位相補正系10に関し、今まで述べてきたことを
呆視するだめの具体的なブロック図又はフローチャート
について説明する。
第7図に前処理系8のハードウェアブロック図を示す。
こ〜でも、前記の説明と同様に、必要なサンプリング点
数の4倍のデータから、平滑化処理t−施して1点に縮
退させる場合で記述する。すなわち、PH−PI+31
での共鳴信号をデータバッファ81に格納し、そのうち
差分のための基準データとなるものを基準データバッフ
ァ82へ格納する(例えば、Plとする)。次に、差分
器83へ均*pi+1・Pi+21 Pi+5を入力し
て差分随Δ五〜Δi+2 t−求め、このデータをクリ
ッピング検出系84及びスパイク検出系85へ転送する
。クリッピング検出系84では、差分器Δi〜Δi+2
 間のさらに差分をとる差分器84Aによシ差分直ヲ監
視し、差分器の差分がゼロの場合はカフ/り84Bt−
インクリメントし、ゼロでない場合はカウンタをリセッ
トする。カウンタの直が一定値以上になるということは
差分器の差分がゼロ、すなわち、信号のレベルが一定の
状態がつづくことであシ、シたがって、カウンタにプリ
セットされた匝を越えた場合はクリップ検出として、ア
ラーム全発生するようにする。一方、スパイク検出系8
5は、前記差分器Δiの絶対呟そのものを一定の基準直
と比較し、基準呟よシ大きい場合はアラーム信号(i−
発生し、そOときの差分器Δiは棄却し、以後の平滑化
処理には用いないようにする。なお、クリップ検出系8
4及びスパイク検出系85においてアラームが発生しな
い場合は、差分器Δl〜Δi+2に加算器86へ転送し
、次の割算器(ビットシフトによる)87によシ平均化
処理ktaした後、その(μを基準データバッファ(こ
の場合Pi)の便に加算することによシ、平滑化された
後のPi′を得る。
次に、DC補正系9の処理のブロック図を第8A図に示
す。こ瓦では、磁気共鳴信号の変化分から直流部分を検
出するために、前処理系8で平滑化された信号Pi′を
用いる。
すなわち、信号Pi′と次の平滑化信号Pi+1′から
差分器91でその差分器Δi′を求め、この絶幻匝1Δ
/+をコンパレータ92で基準(直Cと比較し、Cよシ
小さい場合はDC成分データバッファ93へ p I/
のデータを格納する。Cよシ大きい場合は、DC成分デ
ータバッファの内容をすべてクリアする。DC成分デー
タバッファは、例えば16点分のデータがそろったとこ
ろで直流部分が検出されたものと見表し、次の加算器9
4及び割算器(ビットシフト)95で上記16点分の信
号の平均直を求め、I View OReat又はIm
aginary信号の直流レベルSdcとする。直流レ
ベルSdcが求まった後は、第8B図に示すようなIV
iew分のReat又はImaginaryのデータメ
モリから直流レベルSdcを引くことにょシ、DC補正
を行う。
次に、位相補正に関し、第9図及び第10図にそのフロ
ーチャートを示す。第9図は位相差Δθを求めるフロー
でる)、第1054はΔθを用いて位相補正を行うフロ
ーである。これらは、この手順に従ってハードウェアで
実現することも可能であるが、ζこではフローを示すだ
けにとどめておく。
次に、第11図に本発明の最後のポイントであるBad
 Viewデータの置きかえを示す。
前述したように、前処」系においてデータのクリッピン
グやスパイクが検出された場合、これをそのまま再栴成
演算に用いるとノイズやアーチファクト(擬像)の原因
になる丸め、前処理系にてアラームが発生した場合は、
とのvt ewのデータをそれと複素共役なデータのV
iewで置きかえる処理全行う。
〔発明の効果〕
本発明によれば、磁気共鳴イメージング装置において、
システムの各種の要因からくる共鳴信号のノイズを除去
し、さらに信号を平滑化し、DCC正正位相100正を
行9ようにしたので、生成される画像のノイズやアーチ
ファクトが低減し、また突発的に生ずるBad Vle
wによる画像の1−チファクトについても再スキャンす
ることなく、既に収集し九Vi ewのデータで置きか
えることによ)、システムの安定性を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すブロック図、第2図は理
想的な磁気共鳴信号の例を示す波形図、第3A図は信号
にm畳したスパイク状ノイズの例を示す波形図、第3B
図は信号のクリッピングの例を示す波形図、第3C図は
小さいノイズを含む磁気共鳴信号の例を示す波形図、第
4A図は本発明における信号のスムージング方法を説明
するための説明図、第4B図は本発明におけるスパイク
状ノイズの検出方法を説明するための説明図、第4C図
は本発明における信号クリッピングの検出方法t−説明
するための説明図、第5A図は検波信号の直流分を説明
するための波形図、第5B図は本発明における直流レベ
ルの検出方法を説明するための説明図、第6図は磁気共
鳴信号の対称性を説明するための説明図、第7図は本発
明による前処理系を示すブロック図、Q’g B A図
は本発明によるDC補正系を示すブロック図、第8B図
は本発明によるDC補正方法を説明するための説明図、
第9図は位相ずれの算出過程を示すフローチャート、第
10図は位相補正方法を示すフローチャート、第11図
はBad Viewの置き換え処理を説明するための説
明図、第12図は磁気共鳴イメージング装置の従来例を
示すブロック図、第13図はパルスシーケンスの例を示
すタイムチャートである。 符号説明 1・・・・・・¥P磁場コイル、2・・・・・・傾θ)
磁場発生系、3・・・・・・高周波送受信コイル、4・
・・・・・高周波送信回路系、5・・・・・・高周波受
信回路系、6・・・・・・検波回路系、7・・・・・・
A/D変僕系、8・・・・・・前処理系、9・・・・・
・DC補正処理系、10・・・・・・位相補正処理系、
11・・・・・・画像再構成系、12・・・・・・制御
コンピュータ系、13・・・・・・デイスプレィ系、8
1・・・・・・バッファ、82・・・・・・基準データ
バッファ、83,91・・・・・・差分器、84・・・
・・・クリッピング検出系、84A・・・・・・差分値
差分回路、84B・・・・・・カウンタ、85・・・・
・・スパイク検出系、86.94・・・・・・加算器、
87,95・・・・・・”;!13XR5,92・・・
・・・コンパレータ、93・・・・・・DC成分データ
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     丁maginary硼5B図 W6 図 逼 7【4 薯8B口 19 口 笛11図 第12【′3

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)被検体に対し、一様な静磁場と線形の勾配をもつ静
    磁場と一定周期の高周波磁場パルスとを印加して得られ
    る実部、虚部の2成分からなる磁気共鳴信号を受信コイ
    ルを介して検出し、2相検波した後アナログ−ディジタ
    ル変換することにより、少なくとも特定の原子核のスピ
    ン密度および緩和時定数の分布を映像化する磁気共鳴イ
    メージング装置において、 前記ディジタル化された磁気共鳴信号をディジタル的に
    平滑化する平滑化手段と、 該磁気共鳴信号の実部、虚部の各直流分を検出しその各
    々の補正を行う直流分補正手段と、磁気共鳴信号の実部
    と虚部の位相差を求めてその補正を行う位相補正手段と
    、 を設け、ノイズ、直流レベルずれおよびタイミングずれ
    を除去して画像化することを特徴とする磁気共鳴イメー
    ジング装置。 2)特許請求の範囲第1項に記載の磁気共鳴イメージン
    グ装置において、前記平滑化の段階で補正不能な信号成
    分については、他の信号との置き換え処理にて補完を図
    ることを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0271727A (ja) * 1988-09-06 1990-03-12 Hitachi Medical Corp 核磁気共鳴イメージング装置
JP2003000564A (ja) * 2001-06-11 2003-01-07 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 画像処理装置、画像処理方法および磁気共鳴撮像装置
JP2011189166A (ja) * 2011-05-30 2011-09-29 Toshiba Corp 磁気共鳴イメージング装置

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