JPH01159796A - 火災警報装置 - Google Patents

火災警報装置

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JPH01159796A
JPH01159796A JP31613887A JP31613887A JPH01159796A JP H01159796 A JPH01159796 A JP H01159796A JP 31613887 A JP31613887 A JP 31613887A JP 31613887 A JP31613887 A JP 31613887A JP H01159796 A JPH01159796 A JP H01159796A
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smoke
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Yoshiaki Okayama
義昭 岡山
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は火災警報装置に関し、特に、火災発生時、煙の
総発生量から火災を検出するようにした火災警報装置に
関するものである。
[従来の技術及びその問題点] 一般に、煙センサを用いて火災検出を行う場合、煙セン
サによって煙濃度を測定し、該煙濃度を、例えば、火災
を示す所定の煙濃度である火災判別レベルと比較する等
により監視を行っている。このように単一の煙センサの
みを使用して煙濃度を測定し火災監視を行っているので
、煙がセンサの近傍のみに局部的に来た場き、非火災報
を生じてしまうという欠点がある。このことは、煙をセ
ンサの設置点で検出するため、一般に、避けることがで
きないものと見なされているが、もし何等かの手段によ
り、タバコ等の一過性の煙の発生と、火災による煙の発
生とを区別でき、るようにすれば非常に好ましい。
[問題点を解決するための手段] 従って本発明によれば、発生した煙の容積を求め、該容
積中の煙の濃度(もしくは減光係数)をも求め、両者の
積から終発煙量を求め、この終発煙量を判断基準に用い
るようにしている。
具体的には本発明によれば、 室(1)の上面近傍の煙濃度に関係した第1の値(■1
)を検出するための第1の火災現象検出手段と、 前記室の高さ方向の煙濃度に関係した第2の値(V )
を検出するための第2の火・災現象検出手段と、前記第
1及び第2の火災現象検出手段で検出された前記第1の
値及び前記第2の値を用いて当該室内における発煙量(
終発煙量Cs V )を求める煙量判別手段(ステップ
625〜629)と、該煙量判別手段によって得られた
前記発煙量を火災判別基準(Lr’)と比較して火災発
生の有無を判別する火災判別手段(ステップ630)と
、を備えたことを特徴とする火災警報装置が提供される
好適な実施例によれば、煙量判別手段は、第1の火災現
象検出手段によって検出される容筒1の値に対応する減
光係数と、第1及び第2の火災現象検出手段が設けられ
た室の面fJf(A)あるいは容積と、その室に存在す
る可燃物の種類(K)及びその量(Q)とを記憶する記
憶手段(D I P 1 、D I P2、DIP3、
RAM12;ステップ603〜607、RAM21)を
有しているのが好ましい。
さらに、該記憶手段は、室の面積あるいは容積、その室
にある可燃物の種類及びその量を設定する設定部(DI
Pl、DIP2、DIP3、RAM12)と、該設定部
で設定される設定値を収集記憶する収集記憶部(ステッ
プ603〜607、RAM21)とからなるのが好まし
い。
[実施例] 第1図は、センサを2つ用いて煙の量を検出するための
本発明の詳細な説明するためのもので、空間を限定する
室1(本実施例では部屋とする)の内部には、火源2が
示されると共に、火源2により発生された煙Sが厚さし
て概念的に示されている。散乱光式やイオン化式あるい
は減光式のスポット型煙センサであって良い第1の火災
センサ(アナログ式火災感知器)SE、は部屋1の天井
面3に設置され、また減光式の分離型センサであって良
い第2の火災センサSE2は、その発光部5E2eが床
面4に、受光部S E 2 rが天井面3に設置されて
示されている。
火災発生時には、煙Sが天井面3まで上昇し、天井面3
が満たされると煙Sの層を形成し除々に層の厚さLを増
す。従って煙濃度(もしくは減光係数)と、煙量の厚さ
し、並びに部M1の面精が分かれば、それらの積から終
発煙量が求まり、この終発煙量を火災゛判断に用いるこ
とが可能である。
また、発煙量は燃焼した火源2の重量に比例するため、
この終発煙量から燃焼した重量等を知ることも可能であ
る。
第1の火災センサSE、は室の天井面近くの煙の濃度を
、第2の火災センサSE2は室の高さ方向の煙の濃度を
測定するためのもので、第1の火災センナSE、で測定
した煙濃度に対応する減光係数Csと、煙の無いときの
第2の火災センサSE2での測定値(すなわち入射光強
度1.)と、煙発生時の該第2の火災センサSE2での
測定値(すなわち透過光強度I)とから、第2の火災セ
ンサSE2の光路長りすなわち煙の厚さLを、以下の式
により計算で求めることができる。
C5=−(1/L)・1n(I/Io)   (式1)
これを書き直して、 L=  (1/ Cs) ・In(T o/ I ) 
  (式2)煙の厚さLが求まれば、天井面3の面積を
Aとすれば、発生した煙の総量C5XLXA (以下、
終発煙量CsV とも称す)が求まり、また室内の可燃
物の種!(K)やff1(Q)等の環境情報が分かって
いれば燃焼割合等も求まり、火災規模や火災の動向等の
状況を判断する上での助けとなる。
第1図では、第1の火災センサSE、k及び第2の火災
センサSE2にの対が示されているが、部屋の広さに応
じて部屋の天井面や壁面等の複数地点に、第1及び第2
の火災センサの双方、もしくは一方のみを複数設けるよ
うにすることも可能であり、この場合、複数地点に設け
られた第1の火災センサ(または第2の火災センサ)の
各検出値を、単純平均、加重平均等によって平均値を求
めることにより、(式2)に用いることもてきる。
なお、第1の火災センサSE、にとしては分離型の減光
式センサを用いても良く(この場合には、煙検出用光路
を天井面近くで天井面とほぼ平行となるように設置する
)、第2の火災センサSE2にとしてスポット型センサ
を複数個、壁面に縦列状に設けるようにしても良い。
第2図は、第1の火災センサSE、k及び第2の火災セ
ンサSE2にの対が複数対(1≦に≦11)で受信機R
Eに接続され、該受信機REはポーリング方式により各
火災センサがら信号を収集するようにした構成を示して
いる。
第3図は、第2図に示された第1または第2の火災セン
ナ(SEで総称する)の−例を示すブロック回路図であ
り、また第4図は受信機REの−例を示すブロック回路
図である。
第3図に示される第1または第2の火災センサSEにお
いて、 MPU 1は、マイクロプロセッサ、 ROMIIは、第5図のフローチャートで後述するプロ
グラム記憶用リード・オンリ・メモリ、ROM12は、
自己アドレス記憶用のリード・オンリ・メモリ、 RAMIIは、作業用のランダム・アクセス・メモリ、 RAM12は、当該センナが設置されている室の面積(
A)や、該室内にある可燃物の種類(K)や可燃物の量
(Q)等の環境情報記憶用のランダム・アクセス・メモ
リ、 DIPIは、室の面積(A)設定用のデイツプ・スイッ
チ、 DIP2は、可燃物の種類(K)設定用のデイ・ンフ′
・スイッチ、 DIP3は、可燃物の量(Q)設定用のデイ・ノブ・ス
イッチ、 FSは、イオン化式、散乱光式または減光式等の煙検出
部と、増幅回路と、サンプルホールド回路と等からなる
火災現象検出部、 ADはアナログ・ディジタル変換器、モしてTRX1は
、並直列・直並列変換回路や送信回路、及び受信回路等
からなる送受信部である。
なお、第3図において、DIPI〜DIP3とRAM1
2とは煙量判別手段の記憶部の設定部を構成している。
この設定部は、第1の火災センサSE、kまたは第2の
火災センサSE2にのいずれか一方に設けられる。従っ
て、第3図の構成中、該設定部が設けられない側の火災
センサにおいては、設定用スイッチDIRI〜DTP3
並びに環境情報記憶用R,AM12は不要である。
第4図の受信機REにおいて、 MPU2は、マイクロプロセッサ、 ROM21は、第6図のフローチャートで後述するプロ
グラム記憶用リード・オンリ・、メモリ、ROM22は
、可燃物の種類■くの単位量に対する発煙量のテーブル
記憶用のリード・オンリ・、メモリ、 ROM 23は、レベル・減光係数(煙濃度)変換テー
ブル記憶用リード・オンリ・メモリ、ROM24は、セ
ンナのアドレス・マツプ用リード・オンリ・メモリ、 ROM25は、判別レベル記憶用のリード・オンリ・メ
モリ、 RA M 21は、各部屋の面積(A>や、各部屋にあ
る可燃物の種類(I()や量(Q)等の環境情報記憶用
のランダム・アクセス・メモリ、 RAM22は、減光式センナである第2の火災センナS
E2にの各初期値(1,)記憶用のランダム・アクセス
・メモリ、 RA M 23は作業用のランダム・アクセス・メモリ
、 DPは、火災地区や発a!量または燃えた可燃物の量、
また燃えていない可燃物の量等を表示する表示部(CR
T、計数表示管、表示灯等)、opは操作部、そして TRX2はT RX 1と同様の送受信部である。
次に、第5図以降で火災センサ並びに受信機の動作につ
いて説明する。まず第5図は、第3図に示した火災セン
サSEの動作を説明するためのフローチャートであり、
第1及び第2の火災センナの内、環境情報の設定部すな
わち環境情報設定用スイッチDIPI、DIR2及びD
IP3を有する側の火災センサの動作について示しであ
る。
初期設定くステップ501)に続いて、まず、デイツプ
・スイッチDIPIに設定されている室の面1aA、デ
イツプ・スイッチDIR2に設定されている可燃物の種
類K、及びデイツプ・スイッチDIR’3に設定されて
いる可燃物の量Qを読み込んで環境情報記憶用のRAM
12に格納する(ステップ502)。次に、受信機RE
からの呼び出しがあり(ステップ503のYES)、そ
れが環境情報返送命令ならば(ステップ504のYES
)、環境情報記憶用RAM12から室の面積A、可燃物
の種類■(、及び可燃物の量Qを読み出してくステップ
505)、それらを受信機REに返送する(ステップ5
06)。受信機REからの呼び出しがデータ返送命令な
らば(ステップ507のYES)、火災現象検出部FS
の検出出力(以後、当該火災センサが第1の火災センナ
の場合には検出出力■3、また第2の火災センサの渇き
には検出出力■2と称す)を読み込み(ステップら08
)、それを受信機REに返送する(ステップ506)。
受信機REからの呼び出しがその他の命令め場合も、そ
の受信した命令内容を実行した後(ステップ509)、
同様に、火災現象検出部の検出出力を読み込んで(ステ
ップ508)受信fiREに返送する(ステップ506
)。
なお、この第5図は、第1または第2の火災センサの内
、環境情報設定部が設けられている側のフローチャート
であり、環境情報設定部が設けられない側の火災センナ
のフローチャートは、ステップ502,505が無いも
のとなる。
また、Aとして室の面積に関する情報を用いたが、代わ
りに、室の容積あるいは部屋の縦、横の各長さ等に関す
る情報とすることもできる。
第6図(1)〜第6図(5)は、第4図に示した受信f
iREの動作を説明するためのフローチャー1−であり
、初期設定(ステップ601)に続0て、受信fiRE
は、第1及び第2の火災センサ力)らなる火災センサの
対 1〜N に設けられて塾)ろ環1尭情¥?l設定部
に、1番から順番に環境情報の返;A 6fl令を送出
する。すなわち、1番の環境情報設定部に環境情報返送
命令を送出しくステ・ンプ603)、その後、該設定部
から室の面積A、可燃物グ)種類K及び可燃物の量Qの
環境情報を受信したなt、cイ(ステップ604のYE
S)、それら受信した(堂境情報をRAM21のn番領
域に格納しくステ・ンプ605)、次に、■1+1番の
設定部に返送命令を送出しくステップ607.603)
、N番まて゛のすべての環境情報がRAM21に格納さ
れてしまうまで(ステップ606のYES)同様の、ス
テ・ンプカで続けられる。
次に、第1及び第2の火災センサからなるN対の火災セ
ンサ対に対してステ・ンブ608から、ステ・ンプ61
3までの処理が行われるが、この処理は、第1図で説明
した〈式1)で用いられる入射光強度■。を設定するた
めのものであり、煙の無いときの第2の火災センサの検
出出力V2を該火災センサの初期値■。とじて記憶させ
ておく。なお、多対における第2の火災センサは減光式
であるため、わずかな汚れや発光ヱの変化等の経時変化
により第2の火災センサの初期値、すなわち入射光強度
■oは変化するので、この処理を、電源投入時、あるい
はシステノ、のりセット時に行うだけでなく、例えば週
に1度等に時々行って設定し直すようにしてもよく、ま
た、第1の火災センサが煙を検出していない時の第2の
火災センサの検出出力v2を初期値V0として記憶させ
るようにしてもよい。
ステップ608から613までの処理において、1番の
各火災センサ対の第2の火災センサにデータ返送命令を
送出しくステップ609)、当該第2の火災センサから
のデータ■2が受信されれば(ステップ610のYES
)、該受信データ■2を初期値■。とじてRAM22の
11番領域に格納しくステップ611)、1番からN番
までのすべての火災センナ対における第2の火災センサ
ー>L)て、RAM22内に初期値が設定されてしまう
とくステップ612のYES)、次に第6図(2)のフ
ローチャートに行く。
第6図(2)のフローチャートにおいて、11番グ)第
1の火災センサにデータ返送命令を送出しくステラ76
15)、第1の火災センサの検出データV1が受信され
れば(ステップ616のYES)それを1ヤ業用RAM
2Bに一時格納する。ここに第1の火災センサは散乱光
式またはイオン(ヒ弐めものとしている。また、11番
の第2の火災センサにデータ返送命令を送出しくステ・
ンプ617)、第2の火災センサの検出データV2が受
信されれば(ステップ618のYES)それを同様に作
業用RA M 23に一時格納する。なお、第1の火災
センサ及び第2の火災センサ、もしくはそれらり)0ず
れか一方が同じ部屋に複数ある場合には、回し部屋に複
数ある第1の火災センサ及び/または第2の火災センサ
の平均を求め、その平均値を(ヤ業用RA M 23 
t:1m 1B納する。
RAM23に■、及び■2の値が格納されると、次にス
テップ619〜624において、それらの値はそれぞれ
、V1用の第2レベルL+vl及び第2レベルL 2v
、、並びにV2用の第2レベルLlv2及び第2レベル
L 2v2と比較される。第1の火災センサはイオン化
式または散乱光式としているので1、    第1の火
災センサの検出データV1用の第2レベルL 2v、と
しては、イオン化式または散乱光式の火災判別レベル(
例えば10%の煙濃度)、もしくはそれに近い値(重度
の異常)が選ばれ、第2レベルL1v1としては、煙の
検出があるいは単なるゴミによるものか不明な程度の、
例えば2〜3%程度の煙濃度に相当するレベル(軽微な
異常)に選ばれる。また第2の火災センサは減光式感知
器としているので、第2の火災センサの検出データ■2
用の第2レベルL 2v2としては、減光式感知器の火
災判別レベル(例えば10%の煙濃度に相当する90%
の受光率)またはそれに近い値(重度の異常)が選ばれ
、第2レベルL1v2としては、煙の検出かあるいは単
なるゴミによるものか不明な程度の、例えば2〜3%程
度の煙濃度に相当する98〜97%の受光率のレベル(
軽微な異常)にillばれる。
比較動作において、■、がL IVIより大きく(ステ
ップ619のYES)かつV2がり、v2より小さい(
ステップ622のYES)場合、すなわち第1及び第2
の火災センサの双方が少なくとも軽微な異常を検知した
場合にステップ625からステップ634の処理が行わ
れる。第1及び第2の火災センサの双方が何等異常を検
知しないか、もしくはいずれか一方だけが軽微な異常を
検知した場合には(ステップ620のNOと、ステップ
623のNoの場合)、何の異常をも出力せず次の火災
センサ対の処理に移る(ステップ635、ステップ63
6;第6図(4)、から第6図(2)のステップ615
)、また一方が何等異常を検知せず他方が重度の異常を
検知した場合には(ステップ620のYESの場合と、
ステップ623のYESの場合)、火災による異常かも
しくは他の原因による異常(例えば汚れや故障等)かは
不明であり、その異常を検知した第2または第1の火災
センサが単に異常を検知した旨を表示して(ステップ6
21及びステップ624)、同様に、ステップ635.
636を介して次のセンサ対の処理を行うためにステッ
プ615に行く。
さて、比較動作において、■1がL IVIより大きく
(ステップ619のYES)、かつ■2がLIv2より
小さい(ステップ622のYES)と判定された場合、
すなわち第1及び第2の火災センナの双方が、少なくと
も軽微な異常を検知していると判定された場合には、R
OM23のレベル・減光係数<CS>変換テーブルから
、C5AD=LVCAD+VIで決まるアドレスC5A
Dにある減光係数Csを読み出すくステップ625)。
レベル・減光係数変換テーブルの構成が第7図に概略的
に示されており、この第7図から分かるように該テーブ
ルの先頭アドレスLVCADに検出データV、を加算す
ることにより、対応の減光係数Csを格納しているアド
レスC5ADが求まる。
Csが読み出された後、RAM21の0番領域から当該
火災センサの設置されている室の面積Aが読み出され(
ステップ626)、次にRAM22のn!#−領域から
初期値v0が読み出されてIn(V o/ V 2)が
計算される(ステップ627)。次に、fn(V o/
 V z)÷C5=Lを演算することにより、垂直方向
の煙の厚さLが求められる。また、C3XLXA=C3
Vを計算して、現時点の終発煙量csVが求められる(
ステップ629)。
現時点の終発煙量CsVが求められると、次に、それを
火災判別レベルLfと比較し、CsVがLfよりも小さ
いならば(ステップ630のNo)、ステップ635.
636を介してステップ615からの次の火災センナ対
の処理に移る。もし、終発煙量csVが火災判別レベル
Lf以上ならば(ステップ630のYES)、次に、R
AM21の0番領域から、当該室内にある可燃物の種f
lJ KとiQを読み出すと共に、ROM22より可燃
物の種類Iくに対応する単位当たりの発煙rJ Cs 
IJを読み出す(ステップ631)。そして当該室内の
種類の可燃物のすべてが発煙した場合の全終発煙量Cs
L民ンq=Gを求め(ステップ632)、次に、全総発
煙iGに対する現在の煙の発生比率Rを求めるために、
CsV÷G=Rを計算する(ステップ633)。
最後に、火災地区、煙の発生量CsV、及び発生比率R
を表示する(ステップ634)。
その後、ステップ635.636を介してステップ61
5からの次の火災センナ対のための処理に移り、全火災
センサ対に対する処理が終了してしまうと(ステップ6
35のYES)、減光式である第2の火災センサのため
の初期値を設定し直すべき時刻に達しているか盃かが判
別され、該時刻に達していなければ(ステップ637の
No)、最初の1番の火災センサ対に戻って同様の火災
判別処理を続けることとなる。減光式である第2の火災
センサの初期値を設定すべき時刻に達するとくステップ
637のYES)、第6図(1)に示されたステップ6
08に戻って、多対の第2の火災センナの初期値■。を
RAM22に設定し直す処理から行われ、る。
なお、第6図(4)のフローチャートでは、火災発生地
区(場所)と、該火災発生地区における終発煙1CsV
並びに発生比率Rとを表示するようにしたものを示した
が、それら終発煙MC9V並びに発生比率Rと一緒に、
隣接する部屋等の場所の可燃物の種[K及び/または量
Qを表示するようにすることもできる。この場合の、第
6図(4)に代わるべきフローチャートが第6図(5)
に示されている。
第6図(5)において、まずCsVが火災判別レベルL
「と比較され、CsV≧Lfでなければ(ステップ64
0のNo)、ステップ648,649を介して第6図(
2)のステップ615に戻り、次の火災センナ対のため
の処理に移る。もしCsV≧Lfならば(ステップ64
0のYES)、火災場所を表示する(ステップ641)
と共に、RAM21の0番領域から可燃物の種類にとi
Qを読み出し、ROM22から種類にの単位重量当たり
の発煙量CsUを読み出すくステップ642)、次に、
C5V÷C5U=Qfを計算して燃焼量Qfを求め(ス
テップ643)、そしてQ−Qf=Q’を計算して未燃
焼量Q°を求める(ステップ644)。次にROM24
から当該火災場所に隣接する場所の番号を判別して(ス
テップ645)、RAM21から隣接する場所の可燃物
の種類にとそのiQを読み出しくステップ646)、当
該火災場所の発煙量CsVと可燃物の未燃焼量Q゛、並
びに隣接する場所の可燃物の種M、にとfQを表示する
(ステップ647)。
ところで、上記では終発煙量Cs Vを求めるのに減光
式の分離型センナを第2の火災センサとしたが、前述の
ようにスポット型の散乱光式、イオン式あるいは減光式
等の煙センサを室の同じ場所に縦列状に複数個配置し、
この複数の煙センサを第2の火災センサとしてもよい。
この場合、M個の煙センサを天井面より例えばそれぞれ
間隔lで縦列に設け、このM個の煙センサより各検出出
力を読み込み、煙量の厚さしを判別する。この厚さLを
求める方法の1例としては、例えば、天井面からm番目
の煙センサまでが煙を検出していればL=/Xmによっ
て厚さLを求めるか、あるいは、Mlllの煙センサの
各検出出力から、その単純、加重等の平均検出レベルV
2Aを求めるとともに、天井面からの高さと各検出出力
との関係(例えば高さに対する検出出力の勾配)からレ
ベル■2Aがどの高さに対応するかを求め、この高さを
厚さLとする、等がある。そして、このようにして得ら
れた煙量の厚さLと第1の火災センサの検出出力から得
られるCsとを基に、上記と同様C5XLXAによって
層発煙JICsVが得られる。
なお上記実施例では、第1及び第2の火災センサの検出
データからその時点での終発煙JilCsVを求め、こ
の終発煙量CsVが火災判別基準であるしきい値として
の火災判別レベルLfに達したか否かを判別することに
より火災と判断するようにしたものを示したが、火災判
別基準として火災判別パターンを用いても良く、また、
微分、精分差分、その他の火災判別計算式等を用いるこ
とも可能である。
火災判別パターンの場合には、各部屋等の発煙量を所定
時間、例えば5分間に渡って記憶するRAMを設け、こ
のR,AMに記憶されたその部屋の発煙量の変化が火災
判別パターン(パターンは複数ある)に・同じか、また
は近似しているか否かにより火災判別する。また、計算
式の場合も同様に、例えばその部屋の所定時間分の発煙
量のデータから、微分、積分あるいは差分、その他によ
って火災を判断するものである。
また、上記実施例では、各部屋もしくは室の面IA、可
燃物の種類K及びff1Q等の環境情報を設定する環境
情報設定手段を火災センサ側に設けるようにしたものに
ついて説明したが、該環境情報設定手段は、火災センサ
側ではなく、受信機REに例えばROMの形で設けるよ
うにしても良い。
さらには受信機REの操fj部OPに環境情報設定用の
スイッチ、例えば10キー等を設けてRAM21に直接
記憶せるようにしても良い3さらに、上記実施例では、
各火災センサから収集したデータに基づいて受信機側で
、煙量判別部が煙量の判別や、火災判別部が火災判別を
行うようにしたものを示したが、これら煙量判別部や火
災判別部は火災センサ側に設けるようにすることも可能
である。この場合には、煙量判別部や火災判別部と一緒
に、実施例では受信機REに設けられて示された可燃物
種類・発煙量テーブル用ROM 22、レベル・減光係
数変換テーブル用ROM23.及び判別レベル記憶用R
OM25を、第1または第2の火災センサのいずれか、
例えば第2の火災センサに設け、第1の火災センサは検
出した煙濃度を第2の火災センサに出力するようにする
。そして、第2の火災センサは第1の火災センサで検出
されたデータと自己の検出データとに基づいて、煙量判
別部がその部屋の発煙量、並びに火災判別部が火災判別
を行って火災の有無と発煙量とを受信機に出力するよう
にする。
[発明の効果] 以上本発明によれば、火災発生時、センサの設置点のみ
での煙濃度を検出するのではなく、センサのレベルから
空間的に、発生した煙の総量すなわち終発煙量を検出し
、この終発煙量を判断基準に用いるようにしたので、火
災を確実に検出することができると共に、非火災報を防
止できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を概略的に説明するための図
、第2図は本発明の一実施例によるシステム構成を概略
的に説明するための図、第3図は、第1図及び第2図に
示された第1または第2の火災センサS E +、SE
2、SE、、〜SE2+1の回路構成の一態様を示すブ
ロック回路図、第41図は、第2図に示された受信機R
,Eの回路構成を示すブロック回路図、第5図は、第3
図に示された火災センサの動作を説明するためのフロー
チャート、第6ERA (1’)〜第6図(4)は、第
4図に示された受信機R,Eグ)動作を説明するための
フローチャート、第6図(5)は第4図に示された受信
機REの別の動作態様を説明するためのフローチャート
、第7図は、第4図のレベル・減光係数変換テーブル用
のROM 23の詳細を示す図である。図において、S
E、SE、、SE2、SE、〜S E 20は火災セン
サ、REは受信機、FSは火災現象検出部、r(0M1
2は自己アドレス記憶用ランダl、・アクセス・メモリ
、RA、M12は環境情報記憶用ランダム・アクセス・
メモリ、DIPIは室の面積(A)設定用スイッチ、D
IP2は可燃物の種類(Iり)設定用スイッチ、DTP
3は可燃物のfi(Q)設定用スイッチ、TRX1は送
受信部、ROM22は可燃物種類・発煙量テーブル用リ
ード・オンリ・メモリ、ROM23はレベル・減光係数
変換テーブル用リード・オンリ・メモリ、ROM2/1
は火災センサのアドレス・マツプ用リード・オンリ・メ
モリ、ROM25は判別レベル記憶用リード・オンリ・
メモリ、R,AM21は環境情報記憶用ランダム・アク
セス・メモリ、RAM22は減光式センサの初期値記憶
用、DPは表示部、OPはI■作部、TRX2は送受信
部である。 第1図 第2図 第6図(1)

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)室の上面近傍の煙濃度に関係した第1の値を検出
    するための第1の火災現象検出手段と、前記室の高さ方
    向の煙濃度に関係した第2の値を検出するための第2の
    火災現象検出手段と、前記第1及び第2の火災現象検出
    手段で検出された前記第1の値及び前記第2の値を用い
    て当該室内における発煙量を求める煙量判別手段と、該
    煙量判別手段によって得られた前記発煙量を火災判別基
    準と比較して火災発生の有無を判別する火災判別手段と
    、 を備えたことを特徴とする火災警報装置。
  2. (2)前記第1の火災現象検出手段は、煙発生時の減光
    係数に関係した前記第1の値を検出するものであり、前
    記第2の火災現象検出手段は、初期検出値に対する煙発
    生時の検出値の比に関係した前記第2の値を検出するも
    のである特許請求の範囲第1項記載の火災警報装置。
  3. (3)前記煙量判別手段は、前記第1の火災現象検出手
    段によって検出される前記各第1の値に対応する減光係
    数と、前記第1及び第2の火災現象検出手段が設けられ
    た前記室の面積あるいは容積と、その室に存在する可燃
    物の種類及びその量とを記憶する記憶手段を有した特許
    請求の範囲第1項記載の火災警報装置。
  4. (4)前記煙量判別手段の前記記憶手段は、前記室の面
    積あるいは容積、その室にある可燃物の種類及びその量
    を設定する設定部と、該設定部で設定される設定値を収
    集記憶する収集記憶部とからなる特許請求の範囲第3項
    記載の火災警報装置。
  5. (5)前記記憶手段の前記設定部は、前記第1及び第2
    の火災現象検出手段が設置される前記室に設けられ、前
    記記憶手段の前記収集記憶部は、前記煙量判別手段が設
    置される場所に設けられるようにした特許請求の範囲第
    4項記載の火災警報装置。
  6. (6)前記第1の火災現象検出手段は、前記室の前記上
    面近傍の異なる場所に設けられた複数の検出手段からな
    り、前記煙量判別手段は、前記第1の火災現象検出手段
    の複数の検出手段の各検出出力の単純平均や加重平均等
    の平均値と、前記第2の火災現象検出手段の検出出力と
    から前記発煙量を演算するようにした特許請求の範囲第
    1項乃至第5項いずれか記載の火災警報装置。
  7. (7)前記第2の火災現象検出手段は、前記室の異なる
    場所に設けられる複数の検出手段からなり、前記煙量判
    別手段は、前記第1の火災現象検出手段の検出出力と、
    前記第2の火災現象検出手段の複数の検出手段の各検出
    出力の単純平均や加重平均等の平均値とから前記発煙量
    を演算するようにした特許請求の範囲第1項乃至第6項
    いずれか記載の火災警報装置。
  8. (8)前記第2の火災現象検出手段は、減光式の煙検出
    手段である特許請求の範囲第1項乃至第7項いずれか記
    載の火災警報装置。
  9. (9)前記第2の火災現象検出手段は、縦列状に配置さ
    れる複数のスポット型の煙検出手段からなるものである
    特許請求の範囲第1項乃至第8項いずれか記載の火災警
    報装置。
  10. (10)前記火災判別基準は、火災と判断するための所
    定量の発煙量を表わす火災判別レベルである特許請求の
    範囲第1項乃至第9項いずれか記載の火災警報装置。
  11. (11)前記火災判別基準は火災判別パターンであり、
    前記火災判別手段は発煙量を所定時間に渡って記憶する
    記憶部を有し、該記憶部に記憶された所定時間の発煙量
    の変化が火災判別パターンに該当するときに火災と判断
    するようにした特許請求の範囲第1項乃至第9項いずれ
    か記載の火災警報装置。
  12. (12)前記火災判別基準は火災判別計算式(差分、微
    分、積分等)であり、前記火災判別手段は発煙量を所定
    時間に渡って記憶する記憶部を有し、該記憶部に記憶さ
    れた発煙量に基づく計算結果により火災を判別するよう
    にした特許請求の範囲第1項乃至第9項いずれか記載の
    火災警報装置。
  13. (13)前記火災判別手段は、火災を判別したとき、該
    判別結果と共に、発煙量を表わす情報をも出力するよう
    にした特許請求の範囲第1項乃至第12項いずれか記載
    の火災警報装置。
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