JPH01158623A - 磁気テープの高速転写装置 - Google Patents

磁気テープの高速転写装置

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JPH01158623A
JPH01158623A JP63252590A JP25259088A JPH01158623A JP H01158623 A JPH01158623 A JP H01158623A JP 63252590 A JP63252590 A JP 63252590A JP 25259088 A JP25259088 A JP 25259088A JP H01158623 A JPH01158623 A JP H01158623A
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Ii Giyantsuhoon Jiyunia Jiyon
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気記録テープの高速度転写プロセスに関する
もので、マスターテープにある情報を磁気コピーテープ
に転写するに用い、更に詳細には本発明による流体(典
型的には空気)圧を作用することによってマスターテー
プとコピーテープ間の改良された接触を達成するもので
ある。
〔従来技術〕
磁気テープに記録するには一般に2つの方法で達成する
ことができる。広く行われているプロセスは実時間記録
で、磁気信号はマスターの記録より読み出され、その後
適当に増幅と分配が行われ、記録再生に使用されるとき
と同じ速度で送られている磁気コピーテープ上に記録さ
れる。これは実質上家庭用で用いられる記録装置と同じ
プロセスで商業上の規模にするにはマスターテープで発
生した信号で同時に千金以上の記録機械が動作する。
このような多数の比較的複雑な装置を備え、テープの装
着取外し、操作及び保持はその転写を高価なプロセスと
している。
これに対比して接触転写プロセスではコピーテープはマ
スターテープと物理的に接触することによって所望の記
録を行う。このコピーテープとマスターテープは転写位
置に送られ、この転写位置でマスターテープ上の情報は
コピーテープ上に転写される。この転写技術はヒステレ
シスを利用したものについてオダギリとサトーの高速ビ
デオテープ転写(I EEE )ランザクジョン198
4年8月)に−船釣に記載され、或いは熱磁気を利用し
たものについてキングの米国特許4213159とシュ
ウナート他1名の米国特許4631602号に一般的に
記載されている。何れの場合もコピーは1回に1つしか
できず、若しこのプロセスを予め記録されたビデオテー
プの製造に一般的に用いられる実時間技術の代わりに実
用的に用いるならば高速転写が重要である。
転写速度が増加するにつれて磁気信号の忠実な転写に必
要なマスターテープとコピーテープ間の正確な接触と刷
り合わせを保持することが更に困難となる。しばしば起
こるテープ間の微視的な滑り或いは剥離はRF倍信号伝
達を劣化させ、コピーテープの品質を受入れられないも
のにする。
1986年4月4日出願の米国特許出願番号11m84
8゜091には転写の段階で密着が得られるように、マ
スターテープ及びコピーテープに向けて流体圧力(典型
的には圧縮空気)を作用させ、また、他と接触している
テープ表面の少なくとも一方は、双方が密着するように
、2つのテープの間のエアトラップを積極的に逃がすよ
うに粗されている高速磁気転写プロセスが記載されてい
る。このようにして2.5 m/sec以上の転写速度
が得られる。
〔発明が解決しようとする課題〕
然しなからマスターテープは子図の記録サイクルによっ
て加熱されたコピーテープより駆動されて一部潤滑され
、滑らかとなってRF倍信号伝達は劣化することが見い
出された。
1986年8月7日発行された日本特許出願61−17
5931号はヒステレシスのない接触プリント装置にお
いて少なくとも、ジェットよりテープの運行方向(すな
わち下流向)に向かって延びるチャンネルのあるエア捕
集チャンネルとエアジェツトを設けることによってテー
プの滑りを除去したものが開示されている。この方法は
上記出願で開示されたプロセスと装置で試みられている
が、望ましくないテープの滑りは減少しない。
若し接触させるために用いる空気圧を非常に特定の方法
で作用させるならばその接触転写プロセスのプリントス
テーションにおけるマスターテープとコピーテープ間の
接触が改良されることが見い出された。更に若し空気圧
を転写が始まる点より上流に作用させればテープの滑り
を避けることができることを見い出した。空気圧力を上
流方向と下流方向の両方に作用させるよりむしろ上流方
向のみに作用させる方がテープを支持する全力を最小に
し、これによってテープの支持系に不必要に大きい力に
耐える能力のあるものを採用する必要性が無くなる。
〔課題を解決するための手段〕
従って本発明はコピーテープ26の磁気表面をマスター
テープ28に密接触させるプリントステーションには固
定の圧力キャップ40と回転するテープ支持表面36を
有する磁気像をコピーテープ26に転写する高速接触プ
リントプロセスにおいて、コピーテープとマスターテー
プ26 、28間の滑りは転写の開始される点と転写前
のテープの長手方向に沿ってその巾より大きい長さだけ
上流に延びるテープの巾によって形成された領域200
にテープに流体圧を作用させることによって阻止し、前
記流体圧は前記マスターテープとコピーテープ間から空
気を排出するに充分なものである。商業的に高品質の記
録したカラービデオテープの生産にテープの転写速度は
4.5 m/secまで充分に耐えることができ、用い
る流体圧は3〜6 kg / calの範囲内である。
〔実施例〕
第1図は本発明の熱磁気転写の好ましい実施例を示す。
しかし本発明はマスターテープとコピーテープの正確な
記録を保持する他の高速接触印刷にも一般的に応用しう
る実用性を有する。ここで接触印刷なる語はマスターテ
ープとコピーテープが物理的に接触してマスター磁気テ
ープにある磁気像をコピーテープ上への転写或いは模写
プロセスを意味する。
第1図においてコピーテープ26は供給リール20より
プリントステーションを通して巻取り−ル22に巻き取
られる。このプリントステーションにはエアキャンプ4
0、プリントホイール36、レザービーム32よりなる
。マスターテープ28はこのプリントステーションにお
いて運行するコピーテープ26に係合し、ニップキャプ
スタン16によりループビン18内に推進され、更にニ
ップキャプスタン17によりループビン18内より繰出
される。コピーテープの張力はプリントステーションへ
の入口側で供給リール20の駆動及び張力センサーロー
ル24によって安定化される。マスターテープ28の張
力はプリントステーションの入口側では、ニップキャプ
スタン17とセンサロール24とによって安定化され、
プリントステーションの出口側では、ニップキャップス
タン16及びセンサロール24によって安定化される。
プリントステーションの出口側におけるコピーテープ2
6の張力は前述のテープ張力とガイドローラ12.14
及びプリントホイール36の摩擦引張とのバランスによ
って決定される。
第1゛、2図示のようにコピーテープ26はプリントホ
イール36で支持され、エアキャップ40の下を通ると
きにマスターテープ28上に重なる。このコピーテープ
26は駆動キャプスタン68に対してニップされること
によって走行する。このマスターテープ28はマスター
テープがエアーキャップ40の下側でコピーテープに対
して滑らないように摩擦係合しているのでコピーテープ
によって駆動される。
このマスターはプリントホイール36のような回転する
円筒状テープサポート上に支持される。このプリントホ
イール36はテープと摩擦係合することによって駆動さ
れるのでテープの走行する速度と等しい周速度で回転す
る。プリントホイール360回転抵抗を最小にするため
に第2図示のようなフランジのある固定のハブ84とプ
リントホイールリング80よりなる空気ベアリングによ
って回動すべく支持される。圧縮源48からの空気は入
口90から圧力平衡室86に分配され、次に径方向の空
気ノズル88を経て空間82内に流入し、リング80を
浮かせる。プリントホイール86上に設けられたコピー
圧力作用装置はエアキャップ40を含んでいる。
第3.5図によく示すようにエアキャップ40はプリン
トホイール36と同心の円筒状の内面202を有する。
第2.5図示のようにエアキャンプ40の内面202と
プリントホイール36の外面間には狭い弯曲した空間5
2が形成され、それを通してマスターテープ28とコピ
ーテープ26が密着した状態で駆動される。テープが弯
曲した空間52を通過するとき、エアキャンプ40の表
面202とコピーテープ26の裏側間に間隙206を形
成する。エアキャップ40は例えば圧縮空気源48のよ
うな圧力流体源に導管50、開閉バルブ216及び圧力
レギュレータ兼ゲージ装置218を介して連通した平衡
空間46を備えている。
この空間46の上端は光透過窓板44でシールされる。
この空間46の下端は間隙42を通して大気に通じてお
り、間隙42は出口チャンネル43に接続しており、ま
たエアキャップ42とプリントホイール36の間のギャ
ップ52に通じている。
レーザー30より放出されたビーム32はレンズ34に
よってフォーカスされ、透明窓板50を通過し、出口チ
ャンネル34を通してコピーテープの上に照射される。
このレーザービームは瞬間的にコピーテープの磁気層を
そのキュリー温度以上に加熱し、マスターテープ上にあ
る磁気像はコピーテープが冷却してキュリー点から周囲
の温度に戻るときにコピーテープ上に転写される。プリ
ントホイール36がその動作位置にあり、かつ、マスタ
ーテープとコピーテープの両方はプリントステーション
を通るときに、空気洩れのシールがエアキャンプ40の
内表面202とコピーテープ26の裏側間にその弯曲し
た間隙206に沿って形成される。
第3.4.5図示のようにエアキャップ40はその弯曲
した内面202と室200を有し、これが圧力分配室と
して役立つ。この室200は出口チャンネル43からの
圧縮空気を受はプリントホイールの上にあるテープがレ
ーザビームで加熱される位置に接近するコピーテープ2
6に向けて空気を吹きつける。室200の幅は、磁気像
の含まれる全ての領域でマスターテープ及びコピーテー
プの間の密着を促進するために、テープ26及び28の
幅と殆ど同じであるが、室200の横方向の側縁とテー
プの間に形成される湾曲した間隙206がテープの端に
沿った空気の流れ及び圧力損失を最小にするように洩れ
シールの作用をする幅である。無制限の空気の洩れは、
転写のプロセスの間テープにフラッタを生じさせる傾向
があり、そればコピーテープの品質に逆の影響を生じさ
せ、さらにテープの上の高い圧力を維持するために、導
管50を通る空気の量を多くすることが必要とされる。
圧力領域208は第3図示の水平な鎖線によって示され
るテープ上に形成され、出口チャンネル43と室200
の外形状でテープに突出する部分によって決定されてい
ることに注意すべきである。この圧力領域208を包囲
して洩れシール領域210が垂直な鎖線によって示すテ
ープ上に形成されている。領域210は弯曲した洩れシ
ール間隙206の範囲で、それはまた第5図ではコピー
テープ26とエアキャップ表面202間の空間としても
示されている。
圧力領域208からの若干の洩れの増加は許容できるが
第3図示の実施例では出口チャンネル43(長孔)がテ
ープの縁より突出したところで起こり、レーザービーム
のための間隙を提供している。
このレーザービームはコピーテープがレーザーによって
加熱さるべき領域においてテープの全中にまたがり、ま
た上記チャンネル(長孔)を通してテープ上に焦点を結
ぶ。洩れはプリントホイールリング80上の表面83と
エアキャンプ表面202間の弯曲した空間52によって
若干制限される。然しながら、室200の巾を出口チャ
ンネル43の巾と等しくなるまで拡大し、その深さを圧
力平衡室46と交わるまで延ばすことによりバンド20
4によるシール縁を除去することが試みられたが、問題
が起こった。これらのシールを除去することは洩れが余
剰となり、圧力を保持するに必要な高い空気留と余分の
雑音を起こし、またテープがはばたく。
好ましいエアキャップは転写の開始前及び開始中に良い
テープの接触を確保することが発見された。故に磁気信
号の転写はコピーテープ全中に亘って達成される。
第5図は転写の前及び開始するときに流体圧力を間隙4
2及び出口チャンネル43を経て作用させることによっ
て圧力領域を達成する好ましい実施例を示す。圧力領域
208の周辺はこの実施例では湾曲した間隙206をテ
ープに突出させることによってシール領域210として
シールされている。このシール間隙は可能な限り小さく
しなければならず、それと同時に走行するテープが決し
てエアキャップの表面に接触しないようにできるだけ小
さく保持する。ビデオの転写作業に用いる場合の間隙は
典型的に用いられる密着したテープの厚さよりも小さい
のが良いことが見い出された。例えば、0゜025fl
の間隙が非常によく動作する。圧力領域とシールの働き
を達成するには、他の変型も可能である。例えば室20
0はエアキャップ40を通して圧力平衡空間46に交わ
るまで延長することができる。
エアキャップとプリントホイールリング表面のを変えた
シールの他の変更例を第6.7図に示す。
第6図において室200の巾はテープ26 、28の巾
を越えている。圧力領域の周りのシールはエアキャップ
40′の表面にテープ26 、28を受ける溝を設ける
ことによって達成される。これは洩れシールを形成する
弯曲した間隙206′と等しい弯曲した空間52′を生
ずる。その代わりに第7図ではテープ26 、28を受
ける溝はプリントホイールリング80#の表面に設ける
ことができる。この場合エアキャップ表面とプリントホ
イールリング間の弯曲した空間52“はエアキャンプ表
面とテープの最外側間の弯曲した間隙206#と等しい
第3,5図示の実施例では室200の深さ220は圧力
平衡室46と交わるまで大きくしてもよく、また図示の
ように浅くすることもできる。浅い室を用いたとき、そ
れは圧力がその面積上均等に分配するに充分なだけ深く
しなければならない。慣例としては深さはそのシール間
隙206が圧力分布を損なうよりは大きくせねばならず
、1段階大きいのが好ましい。シール間隙206が、約
0.025 **(Dときには、約0.25mの深さで
あるときに良好な動作をすることが見い出された。エン
ドレスマスターテープにおける重なった継ぎ目を含む結
合したテープの厚さが約0.0511111のとき対応
する弯曲した空間52は約0.76mmである。圧力領
域は例えば出口チャンネル43のような転写が始まる最
初の部分に位置せねばならず、また走行するテープが転
写の始まる位置に達する前に圧力が供給されるように上
流側に延びていなければならない。これは転写される前
にテープ間に捕らえられた空気を押出す圧力を与える作
用をする。空気が押出された後には大きく減少した圧力
でテープ間の密着を維持することができる。テープ上に
作用する凡ての力を小さくすることはプリントホイール
ベアリングに必要な負荷を小さく保持するために重要で
ある。
これは小能力のプリントホイールを使用することを可能
ならしめ、空気支持ベアリングを用いたプリントホイー
ル装置の場合は低圧低流量の空気源を使用でき、これは
装置の価格と同時にランニングコストを低減させる。
テープに作用する凡ての力を最小にし、よりよいコピー
を達成するためには圧力領域の長さ212は上流にのみ
延長せねばならない。然しなから押し出される空気は更
にテープの巾に沿って移動せねばならないので、この長
さはテープ巾に関係した長さだけ延長せねばならないこ
とが見い出された。テープの巾よりも長いときによく動
作する。
例えば12.7m巾のテープの場合、圧力領域の長さが
14.22mmと20.57mのものが同じ圧力領域中
!0.16關に対して試みられた。両方の圧力領域とも
マスターテープの同じ回数の通過に対してテープハンド
リングの問題なしに動作が11続したが、略2500回
通過後信号RFを測定したとき、14.22 n長の領
域では生産されたコピーのRFレベルはやっと許容でき
るものであった。20.57 wm長の領域では生産さ
れたコピーのRFレベルは14.22長の’pM’4の
2倍の高さであった。 14.22長の領域のRF倍信
号変動は20.57 m長の領域のものよりも略50%
大きかった。圧力領域の巾214はテープの巾に比較し
てあまり狭くしてはならない。例えば同じ12゜711
巾テープに対して7.62mmと20.57u長の領域
は略400回通過後よく動作しない。
第4図は第3図示のエアキャンプを用いたときの典型的
な圧力分布を示す。コピーテープがエアキャンプの上流
縁を通過するとき、点AからBに向かって大気圧より圧
力の急激な増加を受ける。
テープが受ける圧力は室200の上流縁の点Bに向かっ
て増加する。テープがレーザーで加熱される出口チャン
ネル43を通過した点B′に向かって圧力は僅か増加す
る。この出口チャンネル43の下流縁を通過するとテー
プが受ける圧力は急激に下降し、エアキャップの下流縁
の点Cで大気圧に戻る。
第4図示の圧力分布はテープが加熱点を通る前に高速で
あってもテープは相当時間増加した圧力を受けるので転
写前に捕捉されている空気の脱出を効果的にする。加熱
後、コピーテープはエアキャップを去る前にそのギュー
り温度点を通して非常に急速に冷却される。マスターテ
ープとコピーテープ間の密接な接触はそのテープ間に捕
捉された空気が工程中押し出されるので滑ることなく容
易に保持される。すなわち、マスターテープとコピーテ
ープはマスターテープの磁気像がコピーテープの磁気層
に転写されている間正確に刷り合わせが行われる。
本発明の実施において選択する空気圧力はマスターテー
プとコピーテープの滑らかさに一部依存し、また所望の
テープ速度、エアキャンプと転写ホイールベアリングの
空気圧力と設計に依存する。
−船釣に述べればより高い圧力は滑らかなテープを選択
したとき或いは接触転写プロセスを通るテープの速度が
増加したときに必要である。また例えばコピーテープと
装置間の密接なシールがなく、圧力空気の急速な逃げが
起きるような装置のテープへの圧力作用が不充分なとき
より高い圧力は必要である。
第1〜5図示のプロセスにおいて略3〜6kg/cJの
圧力の空気圧力分布室を用いたとき優れた結果が得られ
た。このプロセスでは高品質の予め部分像されたカラー
ビデオテープの生産を略4.5m/secまでの高速で
数千回のコピーサイクルで連続的に達成できた。これは
2時間の映画を1分以下で転写することに相当する。
以上は本発明の特定のプロセスで記述したが、例えばヒ
ステレシス性のテープの転写のような他の接触転写プロ
セスのようなものにも本発明の改良は使用しうるちので
ある。
〔実験例〕
A、 更に本発明を説明すると、1986年4月4日出
願された米国特許出願11h848,091に記載のマ
スターテープとコピーテープを第1乃至第3図の記載の
装置に用いたが、そのエアキャップには圧力分配室20
0を設けなかった。室の気圧は略3.5kg / cf
aである。カラービデオ信号は4.5 m/secの速
度で転写したところマスターテープの略350回通過で
劣化し、受入れられない程の品質のコピーとなった。コ
ピーテープによる潤滑はマスターテープの表面上に不規
則性をつくり、これはコピーサイクルの初期にテープ間
から捕捉された空気を脱出させた。
B、  Aにおいてそのエアキャンプの代わりに第3図
示のエアキャップを用いたが、その圧力分布室200は
日本特訓61−175931号に示すように出口チャン
ネル43(長孔)の下流側に向けた。Aで述べたように
圧力分布室200がないエアキャップを用いた装置の操
作で起こったコピーの劣化が起こった後、このキャップ
を交換した。コピーの品質は回復せず、依然として受入
れられるものではなかった。
C,Bで用いたエアキャップを第3図に示すように向き
を変えて本発明による操作を行った。
テープの張力は安定し、AとBの場合と同じマスターテ
ープを用いても品質は回復した。受入れられる品質はコ
ピーサイクルを通してマスターテープの附加的な130
0回通過に対しても保持でき、このときにテストを停止
した。最後のコピーの品質はマスターの1600回以上
回通上後も未だ受入れられるものであった。マスターテ
ープの静的な摩擦の測定によってマスターテープには広
範な残り(extensive residue )が
あることを示した。まだ本発明による向きのエアキャッ
プでは残りのあるにも拘らず従来では可能であったもの
よりも多くのコピーが可能であった。テープの上流側と
転写の始まる部分のみに圧力を作用させることによって
もプリントステーションにあるエアヘアリングの能力は
余分となったり、より高い能力のエアベアリングが必要
となったりすることはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施するのに用いるテープ転写装置の
概略国、第2図は本発明の実施に有利に用いられる接触
プリントステーションの断面図、第3図は本発明により
圧力を作用させるように設計されたエアキャップの向き
を示す斜視図、第4図はプリントステーションを通過中
のテープに露出される圧力分布を示すグラフ、第5図は
プリントスチージョンの圧力領域の断面図、第6図は圧
力領域のシールの他の実施例の一部断面図、第7図は圧
力領域のシールの更に他の実施例の一部断面図である。 26・・・・・・コピーテープ、28・・・・・・マス
ターテープ、36・・・・・・テープ支持表面、40・
・・・・・圧力キャップ、200・・・・・・領域。 FIG、/ FIG、2 FIG、4

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)固定側圧力キャップ及び回転側テープ支持表面か
    ら構成されたプリントステーションでコピーテープの磁
    性表面をマスターテープと密着させて、前記コピーテー
    プの上に磁気イメージの複製を行う磁気テープの高速転
    写装置において、転写が開始される位置にあるコピーテ
    ープ及びマスターテープのスリップを流体圧力の作用に
    よって防ぐために、テープの幅によって定義された領域
    であって、 前記領域は、転写の行われる位置に先だつテープの長手
    方向に沿った上流側に延長されており、前記領域の長さ
    は、それ自身の幅よりも長く、かつ前記領域での流体圧
    力は、マスターテープとコピーテープの間の空気を追い
    出すのに十分な圧力 である領域を備えた磁気テープの高速転写装置。
  2. (2)流体が圧縮された空気である請求項1項記載の磁
    気テープの高速転写装置。
  3. (3)空気の圧力が約3から6kg/cm^2の圧力で
    ある請求項2項記載の磁気テープの高速転写装置。
  4. (4)マスターテープとコピーテープを密着させ、マス
    ターテープとコピーテープの密着を維持している間に、
    コピーテープをキューリ温度以上に加熱し、その後キュ
    ーリ温度より下まで冷却する熱磁気転写による磁気テー
    プの高速転写装置において、 転写が開始される位置にあるコピーテープ及びマスター
    テープのスリップを流体圧力の作用によって防ぐために
    、テープの幅によって定義された領域であって、 前記領域は、転写の行われる位置に先だつテープの長手
    方向に沿った上流側に延長されており、前記領域の長さ
    は、それ自身の幅よりも長く、かつ前記領域での流体圧
    力は、マスターテープとコピーテープの間の空気を追い
    出すのに十分な圧力 である領域を備えた磁気テープの高速転写装置。
  5. (5)前記流体は圧縮空気である請求項4項記載の磁気
    テープの高速転写装置。
  6. (6)気圧は略3乃至6kg/cm^2である請求項5
    項記載の磁気テープの高速転写装置。
JP63252590A 1987-10-06 1988-10-05 磁気テープの高速転写装置 Expired - Fee Related JPH0664739B2 (ja)

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