JPH01155133A - 室内用空気調和機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、全体として、空気調和機構造体、特に、室内
用空気調和機に適する改良された成形プラスチック製の
シャシ−に関する。

［従来の技術及び発明が解決しようとする課題］従来、
室内用空気調和機には、ねじにより組み立てられ、かつ
接続された多数の部品を備える金属製のシャシ−が設け
られていた。かかる空気調和機には、多数の部品及びね
じが必要であるため、製造時の材料及び労働コストは、
比較的高くつく。

さらに、かかる空気調和機（以下、単に空調機と略すこ
ともある）は、保守及び修理が困難であることが多い。

極く最近、一部の室内用空気調和機は、構成部品の数を
少なくし、かつ組み立て及び保守の手間が少なくて済む
ように形成した成形プラスチック部品を備える組立体に
より製造されている。しかし、殆どの場合、金属製の基
部は従来通りであり、場合によっては、外側キャビネッ
ト又は外装体をプラスチック製とすることがある。かか
る空調機の例は、米国特許筒２．９５９．０３７号、同
第３．７５６．０３９号、同第３．８１９．２４４号及
び同第３．９０６．７４１号の明細書に記載されている
。

殆どの場合、かかる空調機のシャシ−は、相当数のねじ
を使用して製造時に組み立て、又修理及び保守が必要な
ときには、分解しなければならない比較的多数の部品を
必要とする。さらに、外表面をプラスチック製とした場
合、その製品は、消費者の評判が余り芳しくない。

［課題を解決するための手段］ 本発明は、特に、室内用空気調和機に適した新規かつ改
良した空気調和機構造体を提供するものである。本発明
によると、高分子材料から成形されたシャシ−は、協働
して、空調機の全ての作用構成要素を支持し、かつ位置
決めする２つの主要構成要素から形成されている。これ
ら２つの主要構成要素は、下部、又は基部部材及び上部
部材である。シャシ−は、単品である金属薄板製の外装
体内部に収容されており、該外装体は、空調機の上部外
面及び２つの側部外面を提供する。下部の露出面は、下
部シャシー部材により提供される。

この外装体は、４つのねじだけで脱着可能なように構成
されているいるため、製造中に容易に取り付けることが
出来、又、保守又は修理が必要なときには容易に取り外
すことが出来る。この外装体を取り外せば、空調機の作
用構成要素に実質的にアクセス可能となる。しかし、よ
り確実なアクセスが希望であれば、上部シャシー部材は
容易に取り外すことが出来る。

空調機内部にて、２つのシャシー部材が、協働して蒸発
器室と凝縮器室とを分離させる壁部分を提供している。

さらに、単一の下部部材又は基部材が、全ての作用構成
要素に対する支持手段を提供する。このため、最大のア
クセス可能状態にある間に、空調機の全ての作用構成要
素を基部材に組み立て、かつ完全に試験することが出来
る。このため、製造工程の自動化が容易となる。

組み立てられた構成要素を取り付け、かつ試験をした後
、上部シャシー部材を単一体として取り付ける。好適な
実施例において、上部シャシー部材は、別個のねじを使
用せずに、一体のラッチ構造体により、下部シャシー部
材に固着される。これは、自動製造工程を著しく容易に
する。その後、金属薄板製の外装体を取り付け、正面の
網み状覆い（グリル）を取り付けて、空調機全体の組み
立てを完了する。

本発明によれば、全ての作用構成要素は、プラスチック
から成形されたシャシ−上に支持されており、金属薄板
製の外装体から間隔を隔てて配設されている。このため
、作動音の極めて静かな空調機が提供される。しかも、
外装体は、多くの消費者に受は入れられる金属製の外観
を呈する。

金属薄板製の外装体は、シャシー部材と協働し、凝縮器
室及び蒸発器室を画成し、さらに、図示した実施例にお
いて、各室の壁部分の相当部分を提供する。かかる組み
合わせにより、２つの利点が得られる。−第１に、外装
体が、室の壁面の相当部分を提供するため、シャシ−の
室の寸法及び複雑な構造を最小にすることが出来る。第
２に、外装体を取り外したとき、構成要素及び空調機領
域の大部分に実質的に完全なアクセスが提供される。

さらに、シャシー部材は、熱交換器又はモータファン組
立体を取り付けるため、別個のねじを使用する必要がな
いような構造にしである。事実、図示した実施例におい
て、空調機の構成要素の内、取り付けるために、別個の
ねじを必要とする唯一の構成要素は、コンプレッサ自体
だけである。

［実施例］ 本発明の上記及び他の特徴は、添付図面に図示されてお
り、以下の実施例に関する説明により詳細に記載されて
いる。

第１図には、本発明を具現化する室内用空気調和機の好
適な実施例の外観全体が示されている。

この図示された空調機は、上部外面１１及び空調機の２
つの例外面１２．１３を提供する単一体の金属薄板製の
外装体１０を備えている。この外装体１０は、空調機の
下方に伸長する各例外面１２．１３の低端縁に沿ってフ
ランジを提供し得るように形成され、以下に説明するよ
うに隅ねじにより固着されている。

空調機の前側又は正面には、高分子材料から成形したグ
リル１４が設けられている。このグリル１４は、以下に
説明するように、内部ファンにより、蒸発器熱交換器を
通って空気を吸引するためのグリル入り口部１６を提供
する。かかる空気は、蒸発器熱交換器上を通るときに冷
却され、グリル排気部１７を通じて空調機から排出され
る。正面グリル１４は、又、該空調機を制御するための
制御盤部分１８を提供する。この型式のグリルは、室内
用空気調和機に一般的に使用されており、特許請求の範
囲に記載した範囲を除き、本発明の一部を構成するもの
ではない。

該空調機の構造上の詳細及び内部構成要素を図示する第
２図乃至第６図を参照する。該空調機には、下部又は基
部部材１９と上部シャシー部材２１から成る高分子材料
にて成形したシャシ−が設けられている。第５図に図示
するように、下部シャシー部材１９は、基部壁２２を提
供する。分離した２つの壁が基部壁から上方に伸長して
いる。第１の直立壁２３は、係合する壁（以下に詳細に
説明する）と協働し、該空調機の内部を蒸発器室２４と
凝縮器室２６とに分割する。

直立壁２３は、基部壁２２の１側部に沿って第１側壁部
分２７から湾曲壁部分２９まで横方向に伸長する前方平
坦部分２７を備えている。協働して制御室３３を画成す
る１対の対向壁部分３１．３２が、基部２２の縦方向に
伸長している。湾曲壁部分２９には、又、以下に説明す
るように、電動凝縮器のための曲返し部分３４が設けら
れている。

各々、その上端にポケット３８を提供する１対のモータ
取り付け台３６．３７が平坦壁部分２７から後方に伸長
している。各モータ取り付け台３６．３７は、又、組み
立てたとき、下部シャシ−の部材１９を上部シャシー部
材２１に相互に接続させるラッチ突起３９を備えている
。

直立壁２３が、基部から上端縁４１まで伸長しており、
この上端縁４１は、中央の水平面４２（第２図に図示）
に沿って、空調機の上面と下面の中間まで伸長している
。

下部シャシー部材１９は、又、半円筒形の囲い板部材４
４に対する支持体として機能する第２直立壁４３を提供
する。この囲い板４４は、又、高分子材料から成形され
たものであり、外部の溝形構造体４６が形成されている
。この溝形構造体４６は、第２直立壁の係合する端縁を
抱持する。該溝に沿って接着剤を使用することにより、
構造体４６と第２直立壁の端縁間に恒久的な構造体を提
供することが出来る。

第２直立壁４３及び囲い板４４は、上部シャシー部材（
以下に説明する）と協働して、凝縮器室を入り口領域２
６ａと排気領域２６ｂとに分割している。

上部シャシー部材２１は、第４図に図示した構造体を備
えている。この構造体は、直立壁２３と協働し、２つの
室２３．２６を完全に分離させる前方壁４７を備えてい
る。この前方壁４７は、下部シャシー部材の壁部分２７
に係合する面状壁部分４８と、側壁部分２８に係合する
側壁部分と、及び湾曲壁部分２９に接続する湾曲壁部分
５１とを備えている。１対の対向壁部分５２．５３は、
下部シャシー部材１９の対向壁部分３１．３２に接続し
、かつこれら壁部分３１．３２と協働して制御盤室を画
成し得る寸法を備えている。

上部シャシー部材は、又以下に説明するように、蒸発器
室２４を水平方向に分割する水平方向伸長壁５４を提供
する。

以下に説明するように、ポケット３８に係合し、ファン
モータを支持するポケット５８を提供する半円筒状のモ
ータ取り付け部分５６が、面状壁部分４８から後方に伸
長している。

上部７ヤン一部材の後方部分は、第２直立壁４３と接続
する第２の垂直方向伸長壁部分５９を備えている。この
場合にも、外側溝６２を提供する分離した半円筒状の囲
い板部材６１が、後方壁部分５９に取り付けられている
。接着剤を利用して、囲い板部材６１と上部シャシー部
材とを恒久的に接続させることが出来る。

第６図に示すように、２つのシャシー部材を組み立てた
とき、２つの囲い板部材４４．６１は、協働して以下に
説明するように、内部に凝縮器を位置決めするための円
筒状の開口部を提供する。

後方壁部分５９は、間隔を隔てて配設された３つのビー
ム６３．６４及び６６により、前方壁４７の面状壁部分
４８に接続されている。これら３つのビーム６３．６４
．６６は、凝縮室２６を通る空気の流れを著しく妨害す
ることなく、上部シャシー部材の２つの部分間を支持す
る一方、水平方向に伸長するキャップ部分６７が、後方
壁部分５９の上端縁から後方に伸長し、凝縮器熱交換器
の頂部に沿ったカバ一部分を提供する。

次に、第２図及び第３図を参照すると、空調機の作用構
成要素は、先ず、下部シャシー部材１９上に取り付けら
れる。コンプレッサ７１がボルト７２により、シャシ−
下部部材１９の基部壁２２に取り付けられている。ゴム
グロメット９８（第９図に図示）がコンプレッサの衝撃
を緩衝し、かつ振動の伝達を緩和する。

コンプレッサ７１用の電動凝縮器が曲返し壁部分３４内
に取り付けられている。モータ及びファン組立体７４が
、ポケット３８と５８内に位置決めされたゴム緩衝グロ
メット７７内部に横方向取り付け突起７６を提供する。

このモータは、モータ軸の各端にファンを提供する。リ
ス篭ファン７８が、蒸発器内にてモータ軸の後端に取り
付けられている一方、軸流羽根ファン７９が、２つの囲
い板部材４４．６１により提供された囲い敬白にてモー
タ軸の後端に取り付けられている。

凝縮器熱交換器８１が、シャン−組立器の後端に取り付
けられており、蒸発器熱交換器８２は、シャシ−組立体
の前端に取り付けられている。高分子材料から成形する
ことが望ましい別個の囲い板部材８３が、リス篭ファン
７８の真正面に位置決めされている。この囲い板部材８
３は、以下に説明するように、リス篭ファン７８と整合
し、蒸発器８２の上を通ってファンにより空気を吸引す
るための開口部８４を提供する。この場合にも、囲い板
部材８２は、関係する蒸発器室２４を入り口領域２４ａ
と排出領域２４ｂとに分割する。

制御盤９０が、制御室３３内にて対向する側壁３１．３
２に形成した溝内に取り付けられている。

作用構成要素の全てが下部シャシー部材に組み立てるこ
とが出来るため、好適な実施例は、それ自体、自動組立
てが可能であり、上部シャシー部材２１を取り付ける前
に、適正に作動するかどうか試験することが出来る。本
発明の説明を簡単にするため、配線具は、図示していな
いが、従来の配線具を利用して、該ンステムの各種の電
気的構成要素を接続することが出来る。

全ての作用構成要素を取り付け、かつ試験をした後、上
部シャシー部材を下部シャシー部材の上に取り付ければ
該装置の組み立てが完了する。かかる組み立て中、ラッ
チ突起３９は、ポケット５８の開口部８７に沿って上方
に位置決めし、第７図に図示するように、２つのシャシ
ー部材同士を締結する。望ましくは、位置決め突起８５
は、組み立て中、対応する位置決め穴８６内に嵌まる上
部シャシー部材に形成し、２つのシャシー部材が確実に
整合し得るようにする。さらに、２つのシャシー部材に
は、それぞれ、２つの熱交換器８１８２の端板と相互に
嵌合し、その取り付け位置に確実に固着するための位置
決め溝及び突起８８．８９（第２図及び第３図に図示）
が形成されている。

２つのシャシー部材は、これら部材同士を接続するのに
何ら別個のねじを必要とせず、又、ラッチ突起３９は、
位置決め突起８５と協働して、２つのシャシー部材間の
唯一の相互接続手段を提供する。しかし、囲い板８３は
、下部シャシー部材に形成された溝９１に沿って伸長し
、２つのシャシー部材間にスプライン型式の相互接続手
段を提供し、これらシャシー部材を適正な組み立て位置
に維持することを可能にする。

保守、又は修理のため、空調機を分解しなければならな
い場合には、ラッチ部材３つを釈放し、上部シャシー部
材を持ち上げて、空調機から外し、空調機の全ての作用
構成要素に完全にアクセスし得るようにし、必要であれ
ば、容易に修理し、又は交換することが出来るようにす
る。

上部及び下部シャシー部材を組み立てた後、金属薄板製
の外装体１０の側壁を僅かに広げ、取り付け位置まで下
方に動かすことにより、取り付けることが出来る。取り
付け位置において、外装体のフランジは、基部壁２２の
下方に伸長し、外装体は、各々が、装置の各隅み部に取
り付けられた４つのねじ９２により下部シャシー部材に
固着される。

外装体１０の上部壁１１と隣接する上部シャシー部材と
の間には、フェルトバッド９３が位置決めされている。

このフェルトバッド９３は、幾つかの機能を有している
。即ち、凝縮器室と蒸発器室間の漏れを防止するガスケ
ｙト状の構造体を提供し、又、騒音減衰手段となり、さ
らに、外装体と蒸発器間の断熱手段ともなる。外装体を
取り付けた後、グリル１４を所定位置にばちっと嵌めれ
ば、装置の組み立てが完了する。この外装体は、又、２
つのシャシー部材同士を締め付ける作用をする。

作用について説明すると、リス篭ファン７８により、空
気が入りログリル部分１６を通り、かつ蒸発器熱交換器
８２の上を通って吸引される。この空気は、ファンの周
囲から排気されて囲い板８３の後部側に沿って上方に運
ばれ、グリルの排気部分を通って空気調和を行う室内に
排気される。

これと同時に、ファン７９により、外装体１０の２つの
外側壁の側ルーバを通って空気が空調機内に吸引される
。この空気は、コンプレッサを冷却する作用をし、ファ
ンにより、凝縮器熱交換器８１を通って排気され、空調
機の後端を通って進む。モータファン組立体のモータは
、シャシー部材１９．２１の隣接部分から間隔を隔てて
配設されているため、凝縮室を通って進む空気も又、フ
ァンモータ７５を冷却させる。

蒸発器上に集められた復水は、直立壁の開口部９６及び
基部壁２２を通って流動し、空調機の後部に達する。殆
どの場合、この復水は、凝縮器を通る空気により蒸発さ
れる。しかし、極めて湿度の高い気象のときは、かかる
復水は、壁に沿って空調機後部に設けた排出口９７に運
ばれる。望ましくは、基部壁２２は、小さい角度にて傾
斜させることにより、復水が空調機の前端から後端まで
流動し、空調機により調和される室内に溜まったり、室
から溢れることがないようにする。

シャシ−には、側壁部分２８．３２．４９及び５３を設
けることにより、外装体の側壁１２．１３を蒸発器室か
ら隔離し、復水が、空調機前端にて外装体上に溜まる顔
量を軽減し得るようにすることが望ましい。その結果、
外装体は、これらの側壁部分及びフェルトパッド９３に
より、蒸発器室の全体から断熱される。

本発明によれば、各種の作用構成要素を空調機内に取り
付けるための部品数は最小限度で済む。

シャシ−自体が、下部シャシー部材１９及び上部シャシ
ー部材２１という２つの基本的なシャシ−部材を提供す
る。必要とされる追加的なシャシ−部品は、囲い板４４
．６Ｉ及び８３という３つの部品だけであり、しかも、
これらの部品は、それぞれのシャシー部材に容易に取り
付けることが出来る。空調機の全体に必要とされる唯一
のねじ部品は、コンプレクサを取り付けるための３本の
ボルト７２及び外装体を空調機に脱着可能なように固着
するための４個のねじ９２である。底面及びグリル以外
の空調機の全ての外面は、金属製であるため、装置の外
観は、従来の金属製組立体の外観を呈し、このため、プ
ラスチック製部品とした場合の消費者の抵抗感を解消す
ることが出来る。

以上、本発明の好適な実施例について説明してきたが、
特許請求の範囲に記載された本発明の精神から逸脱する
ことなく、部品の各種の変形例及び応用例が可能である
ことが理解されよう。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を具現化する室内用空気調和機の好適実
施例の斜視図、第２図は熱交換器とモータファン組立体
の取り付け構造体番示し得るように選択した切り欠き部
分に沿った側室面図、第３図は上部シャシー部材及び外
装体を取り外した空調機の平面図、第４図は構造上の詳
細を示す上部ンヤン一部材の斜視図、第５図は構造上の
詳細を示す下部シャシー部材の斜視図、第６図は空調機
の作用構成要素を省略した、組み立てられたシャシー部
材の斜視図、第７図はモータファン組立体を取り付け、
及び２つのシャシー部材同士のラッチ止め構造体を示す
拡大部分断面図、第８図は金属薄板製の外装体を下部又
は基部シャシー部材に取り付ける構造体を示す拡大部分
断面図、第９図はコンプレッサの取り付け構造体を示す
拡大部分断面図である。 １０：外装体　　　１２．１３：側外面工４：グリル　
　　１６：グリル入り口部１７：グリル排気部 １８：制御部分　　１９：置部部材 ２１ニジヤシ一部材 ２２：基部壁　　２３：直立壁 ２４：蒸発器室　２６：凝縮器室 ２７：側壁部分　２９：湾曲部分 ３１．３２°対向壁部分 ３３・制御室 ３６．３７：モータ取り付け台 ３８、ポケノト ３９、ランチ突起 ４４：囲い板部材 （外ダ′６） ＦＩＧ°９ＦＩＧ、７

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、協働して基部壁及び垂直伸長壁を提供する非金属材
   料から成形された単一の上部及び下部シャシー部材と、
   前記シャシー部材と協働して前記空気調和機の内部スペ
   ースを画成する外装体とを備え、前記垂直方向に伸長す
   る壁が、前記内部スペースを凝集器室と蒸発器室とに分
   割し、前記空気調和機が、前記下部シャシー部材上に取
   り付けられた複数の作用構成要素を提供し、前記構成要
   素の１つがコンプレッサである一方、前記構成要素の残
   り大多数が別個の締結具を使用せずに所定位置に固着さ
   れ、前記外装体が、前記シャシー部材の頂部壁及び側部
   壁を包囲すると共に、前記シャシー部材を組み立てられ
   た位置に保持し易くし、前記外装体が、前記基部壁の端
   縁の下方に伸長するフランジを提供し、締結具が、前記
   フランジを前記基部壁に解放可能なように接続すること
   を特徴とする室内用空気調和機。 ２、単一の下部シャシー部材と、単一の上部シャシー部
   材と、頂部壁及び対向する側壁を提供する金属薄板製の
   外装体とを有する高分子材料製のシャシーを備える室内
   用空調装置であって、前記シャシー及び前記外装体が、
   協働して前記空調機の内部スペースを画成し、該内部ス
   ペース内にて、下側が前記下部シャシー部材により画成
   され、前記下部シャシー部材が前記外装体の前記側壁間
   の内部スペースの高さの実質的に１／２だけ伸長する上
   方伸長壁を提供し、前記上部シャシー部材が前記上方伸
   長壁まで下方に伸長する垂下壁を提供する一方、前記上
   方伸長壁と協働して前記内側スペースを凝縮器室と蒸発
   器室とに分割し、 さらに、前記凝縮器室内にて前記下部シャシー部材によ
   り支持された蒸発器熱交換器と、前記下部シャシー部材
   内に支持されたファンモータ組立体と、前記外装体が前
   記上部及び下部シャシー部材同士を単一体として締め付
   けるように、前記外装体の側壁を前記下部シャシー部材
   に固着する、別個の締結具手段とを備え、 前記ファンモータ組立体が、前記各室内にて関係する熱
   交換器の上を通って空気を動かすファンを提供すると共
   に、前記上部シャシー部材が、前記下部シャシー部材と
   協働して別個の締結具を使用せずに前記熱交換器と前記
   モータの組立体を位置決めすることを特徴とする室内用
   空気調和機。 ３、単一の下部シャシー部材と、単一の上部シャシー部
   材と、頂部壁及び対向する側壁を提供する金属薄板製の
   外装体とを有する高分子材料から成形されたシャシーを
   備える室内用空調装置であって、前記下部シャシー部材
   が前記外装体の前記側壁間の内部スペースの高さの実質
   的に１／２だけ伸長する上方伸長壁を提供し、前記上部
   シャシー部材が前記上方伸長壁まで下方に伸長する垂下
   壁を提供し、 さらに、前記下部シャシー部材に固着されたコンプレッ
   サと、前記下部シャシー部材により支持された凝縮器熱
   交換器と、前記下部シャシー部材により支持された蒸発
   器熱交換器と、前記下部及び上部シャシー部材上に設け
   られた相互に嵌合するモータ取り付け手段と、前記モー
   タ取り付け手段により支持されたファンモータ組立体と
   、前記外装体の側壁を前記下部シャシー部材に固着する
   締結具手段と、を備え、 前記ファンモータ組立体が、関係する熱交換器の上を通
   って空気を動かす別個のファンを提供すると共に、前記
   上部シャシー部材が、前記下部シャシー部材と協働して
   前記熱交換器を位置決めし、前記モータ取り付け手段が
   、前記下部及び上部シャシー部材同士を固着するラッチ
   手段を備えることを特徴とする室内用空気調和機。 ４、前記シャシー部材が、各室を入り口領域と排気領域
   とに分割し、前記各ファンが、関係する入り口領域内に
   空気を吸引する一方、関係する出口領域を通じて空気を
   排気する作用を行うことを特徴とする請求項２記載の室
   内用空気調和機。 ５、前記ラッチ手段が、前記シャシー部材と一体である
   ことを特徴とする請求項３記載の室内用空気調和機。