JPH01153683A - アミノ置換チオピリリウム化合物 - Google Patents

アミノ置換チオピリリウム化合物

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JPH01153683A
JPH01153683A JP63277604A JP27760488A JPH01153683A JP H01153683 A JPH01153683 A JP H01153683A JP 63277604 A JP63277604 A JP 63277604A JP 27760488 A JP27760488 A JP 27760488A JP H01153683 A JPH01153683 A JP H01153683A
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cancer
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Neil Warren Boaz
ネイル ワーレン ボーズ
Shin Chien Chin
チン シン チェン
Lan Bo Chen
ラン ボー チェン
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Eastman Kodak Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規ピリリウムおよびそれらの使用法、詳細に
は癌細胞の治療における使用法に関する。
〔従来の技術〕
2.4および6位が未置換もしくは置換フェニルで置換
されたピリリウムはこれまでに報告されている。米国特
許第4,341,894号明細書には、それらは増感剤
として電気光導電性組成物に有用であることが記載され
ている。特願昭63−78304号においては、ある種
のチオピリリウムが抗腫瘍組成物、具体的にはある種の
癌および黒色腫の治療において有用であることが示され
ている。(従来は、かかる化合物はチアピリリウムとも
呼ばれていた。)〔発明が解決しようとする課題〕 上記報告に記載された化合物はいずれも本発明の化合物
、すなわちフェニル置換基の少啄くとも2個がアミノ基
を有するものとは異なるものである。従来記載されてき
たビリリうムの幾つかは、幾つかの種類の癌の治療にお
ける効能を示している。解決すべき問題点は癌の治療に
おいて更に改良された効能を有する新規ピリリウムを提
供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の一つの観点によれば、上記の問題点は構造式(
1) (式中、QはOlSまたはTeであり、R3はH11〜
3個の炭素原子を有するアルキルまたはアルコキシまた
は N(R4)2・(H2’) 、、であり、R4はHまた
は1〜3個の炭素原子を有するアルキルであり、 ZおよびZ′は独立にアニオンであり、nは0または1
であるが、但し、(Hz’)基は1個しか存在しないも
のとする)を有する新規ピリリうムによって解決される
本発明のもう一つの観点によれば、上記問題点は、下記
の構造式 (式中、R4およびR2はそれぞれ N(R4)2・(H2’) 、またはHであり、R3は
N(+24)2−(FIZ’)、、、Hまたは1〜3個
の炭素原子を有するアルコキシであるが、但し、フェニ
ル環の少な(とも2個はそれぞれメタ−もしくはバラ−
位に −N(R4)2− (H2’) 、、置換基を有しティ
るものとし、R4はCH3またはHでありかつR3−R
3のそれぞれにおいて同じものであるかまたは異なるも
のであることができ、 ZおよびZlは独立にアニオンであり、nはOまたは1
であるが、但し、(112’)基は1個しか存在しない
ものとする)を有するピリリウムの好ましい種類によっ
て解決される。   ゛本発明者らは、本発明の新規ピ
リリウムが癌細胞の効果的な化学療法的治療のような著
しい特性を提供することを見出した。この治療は分化癌
および黒色腫に特に有用である。それらは電気光導電性
組成物の増感剤としても有用である。本明細書に用いら
れる「分化癌(differentiatecl、ca
rci−nomas) 」とは、(米国の65才以上の
男性人口の約50%に起こる)前立腺癌の約90%を占
める腺癌、はとんどの偏平上皮細胞癌および総ての移行
細胞癌である。この用語は肺のエンバク細胞癌もしくは
大細胞癌または余り分化していない癌は包含しない。か
かる癌は本発明によって影響されるとは思われない。
本文記載の分化症の効果的治療は、腫瘍の成長の後退お
よび/または抑制、および腫瘍の緩解を生じる。本発明
によって治療可能な具体的な器官癌には、肺癌(前記し
たものを除り)、結腸癌、乳癌、膀胱癌、前立腺癌、膵
臓癌、胃癌、腺癌、食道癌、舌癌、鼻咽頭癌、膵臓癌、
卵巣癌および翠丸癌がある。
本発明は、アミノ基で置換された少なくとも2個のアリ
ールを有する2、4.6−トリアリールピリリウム染料
およびチオおよびテルロ類似体を特徴とする。
更に具体的には、本発明のピリリウム染料は前記に示さ
れた構造式(I)を有するものであり、最も好ましいも
のは前記構造式(ビ)を有するものである。R1−R4
については、アルキルの例にはメチル、エチル、プロピ
ル、イソプロピル、アミルおよびt−アミルがある。ア
ルコキシの例はメトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソ
プロポキシ、アミルオキシおよびt−アミルオキシであ
る。Qの選択によって、化合物はピリリウム、チオピリ
リウムまたはテルロピリリウムのいずれかになる。最も
好ましい染料はチオピリリウムである。
本明細書で用いられる「アニオン」とは、染料のカチオ
ンを用いて合成することができる任意のアニオンである
。例えば、テトラフルオロボレートとベルクロレートは
有用なアニオンである。
[製薬上受容可能なアニオン」とは、宿主哺乳類に対し
て毒性を持たないアニオンを意味する。有用な製薬的ア
ニオンには、クロリド、プロミド、ヨーダイトおよびフ
ルオリドのようなハロゲン化物;脂肪族および芳香族ス
ルホネート例えばメタンスルホネート、トリフルオロメ
タンスルホネート、p−トルエンスルホネート(トシレ
ート)、ナフタレンスルホネートおよび2−ヒドロキシ
エタンスルホネートのようなスルホネート;シクロヘキ
サンスルファメートのようなスルファメート;メチルス
ルフェートおよびエチルスルフェートのようなスルフェ
ート;重硫酸塩;ホウ酸塩;リン酸ジメチル、リン酸ジ
エチルおよびリン酸水素メチルのようなリン酸アルキル
およびジアルキル;゛ ピロリン酸トリメチルおよびピ
ロリン酸水素ジエチルのようなピロリン酸塩;およびカ
ルボン酸塩、好ましくはカルボキシ−およびヒドロキシ
−置換カルボン酸塩がある。カルボン酸塩の好ましい例
には酢酸塩、プロピオン酸塩、バレリン酸塩、クエン酸
塩、マレイン酸塩、・フマル酸塩、乳酸塩、コハク酸塩
、酒石酸塩および安息香酸塩がある。
癌細胞の治療にとって、最も好ましいアニオンはハロゲ
ン化物である。
例えば、この種類の有用なチオピリリウムには、前記ア
ニオンのいずれかによって形成される塩があり、これら
のチオピリリウムは表−1に示す。
l二よ T−12,6−ビス(3−アミノフェニル)−4−(4
−(ジメチルアミノ)フェニルコチオピリリウムクロリ
ド、 T−22,4,6−)リス(4−アミノフェニル)チオ
フェニルクロリド、 T−32,6−ビス(4−アミノフェニル)−4−フェ
ニルチオピリリウムクロリド、T−42,6−ビス(4
−アミノフェニル)=4−(4−メトキシフェニル)チ
オピリ・ リウムクロリド、 T−52,6−ビス(4−アミノフェニル)−4−(4
−(N、N−ジメチルアミノ)フェニルコチオピリリウ
ムクロリド、 T−62,6−ビス(4−ジメチルアミノフェニル)−
6−フェニルチオピリリウムペルクロレート、 T−72,6−ビス(4−アミノフェニル)−4−(4
−(N、N−ジメチルアミノ)フェニルコチオピリリウ
ムテトラフルオロポレート。
上記複塩も有用であり、これらはn=1であるときに上
記構造式(I)について生じる。例えば、ジクロリドは
アミン窒素原子を塩酸でプロトン化することによって8
周製することができる。
金−成 下記の反応工程(II)は本発明のチオピリリウムの一
合成法である。
以下≦、白 N (CH3)2 ■ 下記の調製は説明のためのものである。
■製適土 1.5−ビス(4−アミノフェニル)−3−
(4−(N、N−ジメチルアミ ノ)フェニル〕ペンター1.5−ジオ ン(上記化合物(1)) 4′−アミノアセトフェノン(14;97g、  0.
111モル、2当量)と4−N、N−ジメチルアミノ−
ベンズアルデヒド(8,28g、  0.056モル)
とをテトラヒドロフラン(THF、  150d)中で
混合して溶解した。カリウムt−ブトキシド(12,4
3g、 0.111モル、2当量)を−度に加えて、深
紅色溶液を生じた。反応混合物を室温で3時間撹拌し、
塩化アンモニウム(6g)を加えた。ジクロロメタンを
加えて、混合物を濾過して無機塩を取り除いた。
濃縮した後、残渣を熱クロロホルム(Loom)で粉砕
して濾過し、濾液を保存した(濾液A)。沈澱を熱クロ
ロホルム(300d)で粉砕して濾過し、濾液を濃縮し
て、3.43g 、(15%)の(1)を生成した。固
形残渣(7,47g)は、水性溶液からジクロロメタン
抽出により、3.03g (14%)の(1)と4.4
44 gの無機塩とからなることが示された。濾液Aを
濃縮した後、エタノールで粉砕した。不溶性固形物を纏
めて、熱クロロホルム(400d)に溶解し、濾過し、
濾液を濃縮したところ、かなり純粋な(1) 6.80
g (30%)を生成した(総酸率59%)。
’Hnmr (300Mn2. CD3CN):67.
745 (41(、d、 J=8.64 Hz);7.
090 (2H,d、 J = 8.64 Hz);6
.632 (4H,d、 J −8,631(z);6
.628 (2H,d、 J = 6.70 Hz);
4.793 (4)1 br s); 3.807 (IH,m(5)、 J=7.29 Hz
);3.224 (28,dd、 J−15,86,2
,11+1z);3.115 (2H,dd、 J=1
5.86.3.15  Hz);2.853 (6H,
s); IR(KBr): 3470cm−’ (m); 3360cm伺(S): 3220c++伺(m): 1660c++r’  (S); 1630cm−’  (s); 1590c+n−’  (s)。
FDMS:  m/e 401 (M+)。
!  1 、5−ビス〔4−アセタミドフェニル) −
3−(4−(N、N−ジメチルアミノ)フェニル〕ペン
ター1,5− ジオン(前記化合物(2)) 1.5−ジケトン(’1)(2,00g、4.98gミ
リモル)を125mRフラスコに入れた。無水酢酸(2
0d、過剰量)を加え、混合物を1時間撹拌したところ
、淡黄褐色溶液を生じ、これをTLC分析したところ(
1)は見られなかった。水(50mN)を加え、混合物
を撹拌して均一にした。
次に、混合物を10%NaOH(200ml )に空け
て、ジクロロメタン(3X75d)で抽出した。まとめ
た抽出液を乾燥しくNa25O4)、濃縮した。残渣を
フラッシュ(32〜63メツシユ、)シリカゲルパッド
を通してクロマトグラフィを行い(ジクロロメタンで適
用、酢酸エチルで溶出’) 、1.59g (66%)
の(2)を得て、カラムの最上部に赤色のピリリウムバ
ンドが残った。
’)l’nmr (300MH2,CD3CN):δ8
.568 (IH,br s); 7.919 (48,d、 J = 8.72 Hz)
;7.658 (4H,d、 J = 8.68 Hz
);7.104 (2H,d、 J = 8.61 H
z);6.639 (2H,’ d、 J = 8.6
8 Hz);3.848 (IH,m(5)、 J=7
.30 Hz);3.354 (2H,dd、 J=1
6.39.6.59  Hz);3.272 (2H,
dd、 J=16.37.7.87  Hz);2.8
54 (611,s);2.172 (6H,br s
);2.172 (68,br s)。
IR(KBr): 3320CTl+−’ (m、br);1670cm−
’ (s、br); 1590CTI+−’ (s)。
FDMS :  血485(M4); 471 (M” −CH3+H)。
m上 2,6−ビス(4−アミノフェニル)−4−(4
−(N、N−ジメチルアミ ノ)フェニルコチオピリリウムクロリ ド(前記化合物(3)) 保護された1、5−ジケトン(2)(2,50g、5.
15ミリモル)と、五硫化リン(4,59g、20.6
ミリモル、4当量)と、塩化リチウム(1,53g、3
6.1ミリモル、7当量)を酢酸(30ml)中で混合
し、還流温度まで3時間加熱した。反応混合物を熱時濾
過し、沈澱を熱酢酸とメタノールで洗浄した。濾液をエ
ーテルで希釈したところ、ガム状沈澱を生じ、これを集
めて減圧−で乾燥した。この固形物を熱メタノール(2
00mN)で粉砕し、濾過して、残渣(約1.2 g 
)を真空で乾燥した。この固形物にメタノール(30+
jりと濃塩酸とを加え、紫色溶液を90°Cまで72時
間加熱した。冷却後、溶液をエーテルで希釈して、紫色
沈澱として(3)(663mg、(2)から30%)を
得た。
’Hnmr (300MH2,CD30D):68.4
78  (2H,s); 8.181  (2H,d、  J  =  9.31
 Hz);7.932  (40,d、  J  = 
 8.74 Hz);7.048  (4H,d、  
J  ”  8.76 Hz);7.000  (2H
,d、  J  =  9.23 Hz);3.224
  (6H,s)。
IR(KBr): 3390cm−’  (m、br); 1600cm−’  (m); 1550cm−’  (s、br); 1505cm−’  (s)。
FDMS:   39B  (M” );384  (
7χ、  M−CI(3+H)。
UV/可視(CH30H,εX 10−”) :λl1
1..293nm  (14,1);332 nm  
(13,8); 569 nm  (52,0)。
他の有用な合成法には、下記のような反応(III)〜
(Vl)がある。
以下余白 NH2NH2 NH2NH2 血 \、/ NH2OCH3 0C,H3 ■ /\ M  1.5−ビス(3−アミノフェニル)−3−(4
−N、N−ジメチルアミノ フェニル)ペンタ−1,5−ジオン (前記反応工程における化合物(4))3′−アミノア
セトフェノン(10,0g 、  0.074モル、2
.0当量)と4−N、N−ジメチルアミノベンズアルデ
ヒド(5,52g、0.037モル)とをTHF 10
0mff1中で混合して溶解した。カリウム1−ブトキ
シド(8,30g、0.074モル、2.0当量)を全
量を一度に加えた。発熱反応が認められ、溶液は無色か
ら褐赤色に変化した。反応混合物を室温で3日間撹拌し
、その時点で平行に達したものと判定した。溶媒を減圧
で留去し、残渣をジクロロメタンで粉砕し、濾過した。
濾液を濃縮して、残渣をフラッシュシリカゲルバンド(
前記)上でクロマトグラフィに掛けて(2:1酢酸エチ
ル:ヘキサン溶出液)、純粋な(4)(1,42g、1
0%)と少量の副生成物の混入した(4)(4,85g
、33%)を得た。
’Hnmr (300M)12. CDC13)ニア、
37 (2H,d、 J= 7.55 Hz);7.2
6 (2H,s); 7.23 (2)1. t、 J= 7.801(z)
;7.15 (2H,d、 J= 8.60 Hz);
6.86 、(2H,dd、 J = 1.93.7.
83 Hz);6.68 (21(、d、 J= 8.
62 )1z);3.96 (1)1. m(5)、 
J = 6.96 )1z);3.78 (4H,br
 、s); 3.41 (2H,dd、 J = 7.05.16.
25 Hz);3.25 (2H,dd、 J=7.0
3 Hz。
16、27 Hz) ; 2.91 、(6H,s)。
FDMS:   m/e 401  (M” )。
n  2.6−ビス(3−アミノフェニル)−4−(4
−N、N−−ジメチルアミ ノフェニル)チオピリリウムクロリド (前記化合物(5)) 調製例3の1.5−ジケトン(化合物(4))(1,7
2g、4.28ミリモル)と三硫化リン(3,34g、
14.99ミリモル)と塩化リチウム(1,27g 、
 29.96ミリモル、7当量)とをフラスコに入れ、
氷酢酸(22mR)を加えた。反応混合物を還流温度ま
で3.5時間加熱して、熱時濾過した。生成する沈澱を
酢酸で洗浄し、総ての紫色を除き、沈澱を捨てた。濾液
をエーテルで希釈して、ガム状固形物を得て、これをメ
タノールからエーテル添加によって再結晶して、紫色沈
澱529mgを得た。これをメタノール(20、m1l
)に溶解して濃塩酸(8ml )で処理し、混合物を9
0°Cで24時間加熱してホスファミドを分離した。室
温まで冷却したところ、青色法i1(162mg)状の
化合物(5)を生成し、これは更に精製する必要はなか
った。
’Hnmr  (300MHz、  DMSO−66)
:8.801  (2H,s); 8.455  (2H,d、  J  =  9.31
  Hz);7.33  (4)1.  m); 7.299  (2H,s); 7.007  (2H,d、  J  =  8.42
 Hz);6.978  (2H,d、  J  = 
 9.32 Hz);3.241  (68,s)。
FDMS:   m/e 39B  (M” );38
4  (7z5M “−CH3+H)。
UV/可視(MeOH,εXIO−”):243 nm
  (27,4); 375 nm  (9,4); 556 nm  (37,6)。
皿製炎I i 、5−ビス(4−アミノフェニル)−3
−(4−アセタミド−フェニル) ペンペンタ−1,5−ジオン(前記化 合物(6)) 4′−アミノアセトフェノン(5,0g、37ミリモル
、2当量)と4−アセタミドフェニルデヒト(3,02
g、18.5ミリモル)とを、THF 50mfl中で
混合して溶解した。カリウムt−ブトキシド(4,15
g、 37ミリモル、2当量)を−度に加えたところ、
反応混合物は直ぐに赤色になった。室温で一晩撹拌した
後、TLC分析を行ったところ出発物質はなく、多量の
沈澱が見られた。混合物を希塩化アンモニウム溶液に空
けて、塩化メチレン(2X75d)と1=1塩化メチレ
ン:アセトニトリル(2z75mN)とで抽出した。ま
とめた抽出液を乾燥しくMg504)、濃縮すると、観
察可能なほどの不純物は含有しない化合物(6)7.2
7g(95%)を得た。
’Hnmr (300MB2. CD3CN):8.2
11 (IH,br s); 7.729 (4H,d、 J = 8.45 Hz)
;7.360 (2H,d、 J = 8.19 Hz
);7.181 (2H,d、 J = 8.28 +
1z);6.616 (4H,d、 J = 8.49
 Hz);4.805 (4H,br s); 3.861 (LH,m(5)、 J=7.0911z
);3.243(2)1. ”dd、  J  =16
.04. 5.83 Hz);3.182  (28,
dd、  J=15.98. 8.20 Hz);2.
193  (38,s)。
FD’MS:   m/e 415  (M”  )。
璽製拠5 1,3.5−)リス(4−アセタミドフェニ
ル)ペンタ−1,5−ジオン (前記化合物(7)) 調製例4の1,5−ジケトン(化合物(6))(3,O
Og、7.22ミリモル)を過剰量の無水酢酸(30d
)を用いて室温で激しく撹拌しながら処理した。TLC
分析によれば、2時間後には化合物(6)の総ては消費
されており、水100rdを加えた。この混合物を1.
5時間撹拌した後、10%水酸化ナトリウム溶液300
dに空けた。これにより淡黄色沈澱を生じ、これを集め
て風乾したところ、化合物(7) 3.22g’ (8
9%)を生成し、この化合物は更に使用するのに十分に
純粋であった。
’Hnmr (300MHz、 C113CN):8.
56 (2H,br s); 8.19 (IH,br s); 7.90  (4H,d、  J=  8.66 Hz
);7.64  (4)1.  d、  J=  8.
45 )1z);7.38  (2H,d、  J= 
 8.43 Hz);7.20  (2H,d、  J
=  8.45 Hz);3.90  (IH,m(5
)、  J  =7.20 Hz);3.38  (2
H,dd、  J =16.60. 6.59 Hz)
;3.30 (2H,dd、  J =16.59. 
7.75 Hz);2.16  (6H,s); 2.09  (3H,s)。
FDMS:   m/e 499  (M” );32
2  (M”   AcNHPhCOCHz)。
実旌孤主 2,4.6−)リス(4−アミノフェニル)
チオピリリウムクロリド(前記 化合物(8)) トリスアセタミド(前記化合物(,7)) (2,00
56g、4.02ミリモル)と三硫化リン(4,06g
、18.2ミリモル、4.5当量)と塩化リチウム(1
,2g、28ミリモル、7当量)とを混合して、氷酢酸
25m!を加えた。混合物を還流温度に3時間加熱した
ところ、沈澱を有する赤色溶液を得た。これを熱時濾過
し、沈澱を酢酸で洗浄した。赤色に着色した物質は沈澱
中に残っていたので、これを水(50d)で粉砕し、残
りの固形物を集めて風乾した。更に、酢酸濾液をエーテ
ルで希釈して、生成する沈澱を集めた。固形物をまとめ
て、熱メタノール(75d)で粉砕し、濾過した。残渣
固形物(623+ng)をメタノール(30mR)と濃
塩酸(12mR1過剰量)で処理し、混合物を還流温度
に3日間加熱した。室温まで冷却した後、混合物をアセ
トニトリルとエーテルで希釈し、固形物を集めた。これ
をメタノールからアセトニトリルとエーテルとの添加に
よって再結晶したところ、化合物(8)287mg (
化合物(7)から18%)を得た。
’Hnmr (300MHz、 DMSO−da)+8
.389 (2H,s); 8.198 (2H,d、 J = 8.83 Hz)
;7.946 (4H,d、 J = 8.68 Hz
);6.825 (611,見掛けはd、 J=8.5
4 Hz)5.7 (6H,br s)、      
’FDMS:   m/e 370 (M” );35
5  (M  ”−CR2)。
UV/可視(MeOH,t xlO−3) :250 
nm  (11,6); 279 nm  (12,5); 334 nm  (13,1); 535 nm  (43,4)。
jLi!Jl  1 、5−ビス(4−アミノフェニル
)−3−フェニルペンタ−1,5−ジオ ン(前記化合物(9)) (反応工程図V)4′−アミ
ノアセトフェノン(5,0g、37ミリモル、2当量)
とベンズアルデヒド(1,96g、18.5ミリモル)
とをTI(F 25dに溶解した。カリウムも一ブトキ
シド(4,15g、37ミリモル、2当量)を−度に加
え、THF 25m1で洗浄した。反応混合物は直ぐに
赤色に変わり、室温で一晩撹拌したところ、TLC分析
では極僅かの出発物質しか観察されなかった。溶媒を減
圧で留去し、残渣を水(40mN)と酢酸エチル(40
mN)との間で分配した。層を分離して、水性層を追加
の酢酸エチル(2X40mlりで抽出した。有機溶液を
まとめて、乾燥しくMg504)、溶媒を留去すると、
化合物(9)6、64 g (100%)を得て、この
化合物は更に使用するのに十分に純粋であった。
’Hnmr (300MB2. CD3CN)ニア、7
44 (4)1. d、 J = 8.60 Hz);
7.24 (5H,、’m): 6.631 (48,d、 J = 8.63 Hz)
;4.803 (4H,br s); 3.93 (IH,m(5)、 J = 7.2 Hz
);3.266 (4H,m)。
[1,5−ビス(4−アセタミドフェニル)−3−フェ
ニルペンタ−1,5− ジオン(前記化合物(10)) 調製例6の1,5−ジケトン(化合物(9))(6,5
1g、18.5ミリモル最大量)を過剰量無水酢酸(3
8mffi)で処理したところ淡赤色溶液を得た。
混合物で室温で3時間撹拌したところ、その間に溶液は
黄色スラリーになった。水(100iFりを加えて、混
合物を2時間撹拌し、10%水酸化ナトリラム溶液(4
00m)に空けた。生成する黄色沈澱を濾過して風乾し
たところ、化合物(10) 6.96g(85%)を得
て、核磁気共鳴分析を行ったところ純粋であり、そのま
ま使用した。
’Hnmr (300MHz、 DMSO−66):1
0.363 (2H,s); 7.890’(4H,d、 J = 8.68 Hz)
;7.683 (4B、 d、 J = 8.70 H
z);7.294 (2H,d、 J = 7.43 
Hz);7.208 (2H,t、 J = 7.32
 )1z);7.101 (18,t、 J = 7.
2 Hz);3.86 (1)1. m(5)、 J 
= 6.5 Hz);3.38 (4H,m) ; 2.075 (6)1. s)。
FDMS:  m/e 35B (M” )。
実隻尉土2 、6−ビス(4−アミノフェニル)−4−
フェニルチオピリリウムクロリ ド(前記化合物(11)) 保護基を有する1、5−ジケトン(10)(5,0g、
11.3ミリモル)と三値化リン(10,1g、45.
2ミリモル、4当量)と塩化リチウム(3,35g、7
9.1ミリモル、7当量)とをフラスコ中で混合して氷
酢酸60dに懸濁した。反応混合物を還流温度に3時間
加熱して赤色溶液を得て、これを熱時濾過した。沈澱を
酢酸で洗浄し、まとめた濾液をエーテルで希釈して、ガ
ム状沈澱を得た。これを集めて、メタノールからアセト
ニトリル(1部)とエーテル(5部)とを添加すること
によって再結晶した。
これにより、保護基を有するチオピリリウム塩2.08
7 gを得て、その1.80g (3,97ミリモル)
をメタノール(75ml)と濃塩酸(30ml!、過剰
量)とに溶解した。混合物を還流温度に72時間加熱し
て、アセタミドを開裂させた後、室温まで冷却した。紫
色溶液をアセトニトリルとエーテルとで希釈して、生成
する沈澱を集めて(1,156g、(10)から30%
)、風乾した。
’Hnmr (300M)Iz、 DMSO−(L):
8.43 (2H,S); 8.16 (2t(、d、 J= 7.09.0.99
1(z);8.03 (4H,d、 J= 8.81 
Hz);7.66  (3H,m); 6.79  (41,d、  J=  8.77 Hz
);4.1  (4H,br、  s)。
FDMS:   m/e 355  (M”  );3
67  (7L  M”  −H+CI(3)。
UV/可視(MeOH,εX10−’):347 nm
  (29,3); 4’69 nm  (7,8); 613 nm  (30,6)  。
a  1.5−ビス(4−アミノフェニル)=3− (
4−メトキシフェニル)ペンター1.5−ジオン(前記
化合物(12))4′−アミノアセトフェノン(5,o
g、37ミリモル、2.0当量)と4−メトキシベンズ
アルデヒド(2,51g、18.5ミリモル)とを室温
でT)IP (25Id)に溶解した。カリウムt−ブ
トキシド(4,15g、37ミリモル、2.0当量)を
激しく撹拌しながら加え、THF 25m1で洗浄した
。溶液は直ぐに深紅色に変わり、室温で一晩撹拌した後
にTLC分析を行ったところ、極僅かの出発物質しか観
察されなかった。溶媒を減1圧で留去し、残渣を水(4
0m)と酢酸エチル(401rIl)との間で分配した
。層を分離して、水性相を酢酸エチル(2×40戚)で
抽出した。まとめた有機溶液を乾燥しくMg5O4) 
、溶媒を留去したところ化−合物(12)6.92g 
(96%)を得て、これは更に使用するのに十分純粋で
あった(プロトン核磁気共鳴分析)。
’Hnmr (300MHz、 CD:+CN)ニア、
742 (4H,d、 J = 8.62 Hz);7
.188 (2H,d、 J = 8.60 Hz);
6.790 (2H,d、 J = 8.60 Hz)
;6.631 (4)1. d、 J = 8.58 
Hz);4.799 (48,MS); 3.879 (LH,m(5)、 J= 7.06 H
z);3.732 (3H,s); 3.241 (2H,dd、 J= 16.40.7.
05 )1z);3.180 (2H,dd、’ J=
 16.14.7..84 Hz)。
FDMS:  m/e 388 (M” )。
M  1,5−ビス(4−アセタミドフェニル)−3−
(4−メトキシフェニル) ペンタ−1,5−ジオン(前記化合物 調製例8の1.5−ジケトン(化合物(12))(6,
34g、16.3ミリモル)を500m+!フラスコに
入れて、無水酢酸(42ml、過剰量)を加えた。混合
物を室温で3時間撹拌したところ、赤色溶液を得て、こ
れをTLC分析を行ったところ化合物(12)を含有し
ていなかった。水(100d)を加えて、混合物を3時
間撹拌し、10%水性水酸化ナトリウム(400ml)
に空けた。これによって赤色の扱いにくいガム生成物を
生じ、これはさらに精製することなく直接に次の段階に
用いた。
尖脩皿l 2.6−ビス(4−アミノフェニル)−4−
(4−メトキシフェニル)チオピ リリウムクロリド(前記化合物(14)、反応工程図■
) ガム状の保護された1、5−ジケトン(13)(2,4
0g、5.08ミリモル)を三値化リン(4,53g、
20.3ミリモル、4.0当量)と塩化リチウム(1,
51g、35.5ミリモル、7.0当量)と混合した。
米酢酸(30m)を加えて、混合物を還流温度に3時間
加熱したところ、赤色溶液を生じた。この溶液を熱時濾
過し、集めた固形物を酢酸で洗浄した。
まとめた濾液をエーテルで希釈したところ、ガム状沈澱
を生し、これをメタノールからアセトニトリルとエーテ
ルとを添加することによって再結晶すると、二つの生成
物(総量92’8mg)として保護されたチオピリリウ
ムを得た。この内の570mgをメタノール(25mj
りに溶解して、濃塩酸(10m!、過剰量)を加えた。
混合物を還流温度に72時間加熱してアセタミドを開裂
させた後、室温まで冷却した。アセトニトリルとエーテ
ルとを沈澱(14)に加えて、沈澱を集めて乾燥した(
414mg、化合物(13)から31%)。
’It nmr (300Mllz、 DMSO−db
):8.431 (2H,s); 8.254 (2H,d、 J −8,76Hz);8
.004 (4H,d、 J = 8.84 Hz);
7.187 (2H,d、 J = 8.83 Hz)
;6.787 (4H,d、 J = 8.79 Hz
);3.911  (3H,s)。
FDMS:   m/e 385  (M” );37
0  (M”   CH2)。
UV/可視(MeOH,t XIO−3):235 n
m  (16,8); 394 nm  (26,4); nm  (17,2); 595 nm  (31,8)。
1」■し4桝 電気光導電性の有用性を前記米国特許第4,34L89
4号明細書に記載の通りに実施する。この有用性は当該
技術分野では周知であるので、更に詳しく説明する必要
はない。
補乳頻の分化癌または黒色腫の治療法では、この染料は
製薬上受容可能なキャリヤーに添加する場合には特に有
用である。製薬上受容可能なキャリヤーはチオピリリウ
ム染料を十分に溶解する溶媒のような任意のキャリヤー
であることができる。
ヒトに用いる好適なキャリヤー溶媒の好ましい例の中に
は、5%デキストロース水溶液またはエタノールとポリ
オール例えばポリエトキシル化亜麻仁油との混合物であ
り、ナショナル・キャンサーインスティテユート(Na
tional Cancer In5titute)か
ら「ダイリューエンド(Diluent)12 Jとし
て入手し得るものがある。
他の受容可能なキャリヤー溶媒には、膀胱内治療用のジ
メチルスルホキシド(D)150)および静脈内および
腹腔内注射用の等張索塩水がある。
更に他の有用なキャリヤーには下記のような物質がある
ゼラチン、天然糖例えばスクロースまたはラクトース、
レシチン、ペクチン、スターチ(例えばコーンスターチ
)、アルギン酸、チロース、タルク、セキショウシ、シ
リカ(例えばコロイド状シリカ)、グルコースセルロー
ス、セルロース誘導体例えばセルロースのヒドロキシル
基が部分的に低級脂肪族アルコールおよび/または低級
飽和オキシアルコールでエーテル化されたセルロースエ
ーテル(例えば、メチルヒドロキシプロピルセルロース
、メチルセルロース、ヒドロキシプロルセルロース)、
ステアリン酸塩例えばメチルステアレートおよびグリセ
リルステアレート、12〜22個の炭素原子を有する脂
肪酸特に飽和酸のマグネシウムおよびカルシウム塩(例
えば、ステアリン酸カルシウム、ラウリン酸カルシウム
、オレイン酸マグネシウム、バルミチン酸カルシウム、
ベヘニン酸カルシウムおよびステアリン酸マグネシウム
)、乳化剤、油脂特に植物性油脂(例えば、ピーナツ油
、亜麻仁油、オリーブ油、ごま油、綿実油、とうもろこ
し油、麦芽油、ヒマワリ種子油、たら肝油)、飽和脂肪
酸(C+ zH2aO□〜Cl1lH360□およびそ
れらの混合物)のモノ−、ジーおよびトリーグリセリド
(例えば、グリセリルモノステアレート、グリセリルジ
ステアレート、グリセリルトリステアレート、グリセリ
ルトリラウレート)、製薬上適合性の一価もしくは多価
アルコールおよびポリグリコール、例えばグリセリン、
マンニトール、ソルビトール、ペンタエリトリトール、
エチルアルコール、ジエチレングリコール、トリエチレ
ングリコール、エチレングリコール、プロピレンゲリコ
ール、ジプロピレングリコール、ポリ(エチレングリコ
ール)および他のポリアルキレングリコール並びにこれ
らのアルコールおよび多価グリコールの誘導体、(2〜
22個の炭素原子、特に10〜18個の炭素原子を有す
る)飽和もしくは不飽和脂肪酸と一価の脂肪族アルコー
ル(1〜20個の炭素原子を有するアルカノール)また
は多価アルコール例えばグリコール、グリセリン、ジエ
チレングリコール、ペンタエリトリトール、ソルビトー
ル、マンニトール、エチルアルコール、ブチルアルコー
ル、オクタデシルアルコール等とのエステル、例えばグ
リセリルステアレート、グリセリルパルミテート、エチ
レンジステアレート、エチレンジラウレート、エチレン
ジアセテート、モノアセチン、トリアセチン、グリセリ
ルオレエート、エーテル化した多価アルコールのエステ
ル、安息香酸ベンジル、ジオキソラン、グリセリンホル
マル、テトラヒドロフルフリルアルコール、1〜12個
の炭素原子を有するアルコールのポリグリコールエーテ
ル、ラクタミド、ラクテート例えば乳酸エチル、炭酸エ
チル、シリコーン(特に中粘度ジメチルポリシロキサン
)、炭酸マグネシウム等。
更に他の添加物および組成物の調製法は、最先の文献、
例えば1986年7月1日発行の米国特許第4.598
,091号明細書に見出すことができる。染料およびキ
ャリヤーの輸送の有用な方法には、移植された薬剤ポン
プ、静脈内(IV)、腹腔内(IP)および膀胱内注射
がある。
投与水準は分化癌(または黒色腫)に用いられるチオピ
リリウム染料によって変わる。この投与量は、グツドマ
ン(Goodman)とギルマン(Gilman)の「
治療学の薬理学的基礎(↑he Pharmacolo
gicalBasis of Therapeutic
s) J  (6版)、1675〜1737頁、副標題
が「投薬療法の設計と最適化(Designand O
ptimization of Dosage Res
imens)」(マクミラン・パブリッシング・カンパ
ニー(MacmillanPublishing Go
、) 、ニュー ・ヨーク、1980年)に記載されて
いる技法を用いて当業者によって決定される。化学療法
剤に対して一般に用いられる投与量と臨床試験と以下に
説明されるヌードマウスでのプロトコールにおいて見出
されるtt+s。投与量との間に示されている相関とに
基づいて、ヒトが消費する投与量は、TV注射では3週
間毎に150〜300■/ml、4〜8日間−日当たり
5〜10■/眩または3日間もしくは1週間に一度で6
週間−日当たり70〜90■/ボであることが推定され
るC’mg/rrr」とは通常の通り患者の体表面積1
ボ当たりのミリグラム数を表す)。
■学班広夏拠 ヒトの癌に対する有効性は、ヌードマウス−ヒト異種移
植片モデルにおける試験(これ以後は[ヌードマウスプ
ロトコール」と呼ぶ)によって推定することができる。
これは、例えばJournalof the Nati
onal Cancer In5titute、 74
巻、4号、899〜903頁、特に889頁(1985
年4月)に示唆されている。ヌードマウス、すなわち胸
腺機能が欠除したマウスを無病原体条件で飼育かつ保持
したもの(J、Natl、Cancer In5t、5
1: 615−619(1973)を参照されたい〕を
生体内実験に用いた。それぞれの実験に就いて、同産児
で同性の3月令以上で体重が少なくとも25gのヌード
マウスに癌細胞を注射または移植した。
−sa、iuw  ヌードマうスプロトコールを用いる
黒色腫試験 無胸腺マウスの腹腔に移植したとき成長が速やかなヒト
黒色腫細胞ラインLOXを用いた。無胸腺マウスの皮下
に継代した腫瘍を無菌条件下で切除して、4mmメツシ
ュの金属格子を用いて単細胞懸濁液に移した。次に、赤
血球を0.17モル塩化アンモニウムと4°Cで30分
′間インキュベーションすることによって溶解した。次
にトリパン・ブルーを用いて生存能力を測り、ダルベツ
コ−改質イーグル培地(DME)0.2mff1中で作
成した5×10hの生存可能な細胞を一群の無胸腺スイ
スnu/nuマウスに腹腔内(IP)に注射した(0日
)。
次に、マウスを無作為に治療およびコントロール群(5
%デキストロース)とに分けて、腹腔内注射による治療
を開始した。
実施例6では、5匹のマウスは表−1の薬剤T−5の5
mg/kgを投与され、各週の月曜、水曜および金曜日
に総数11回の注射を受けた。5匹のマウスは同じ日に
コントロールの5%デキストロース溶液を同容量投与さ
れた。
第1図は実施例6の結果を示し、T/C=366%とな
り、生存率の著しい向上と腫瘍の緩解を示している(産
業において向上の受容される点は、T/C> 145%
となる任意の値である)。
実施例7では、マウスの調製と治療は、第1日目として
水曜日に開始し次いで土曜日に(および水曜日と土曜日
に)3週間8mg/kgの水準でT−5を投与したこと
以外は実施例6と同様であった。
コントロールマウスでは、デキストロース溶液のみを投
与された。結果を第2図に示す。生存率は338%であ
り、コントロール群に対して著しい増加を示した。
−!l’l、ku8  ヌードマウスプロトコールを用
いる卵巣癌(01/CAR−3) 実施例6および7を、ヒト卵巣癌ライン0VCAR−3
を異種移植した雌ヌードマウス(8〜12週令)に投与
を行ったことを除いて、繰り返した。実施例6における
8匹のマウスと実施例7の8匹のマウスを選択して、癌
細胞を注射した1日後にそれぞれ2.5および5■/k
gの量でチオピリリウムをIP投与することによって治
療した。これは次のようにして繰り返した。1週間に3
回の注射を6週間行った。8匹のマウスをコントロール
群として用いて、5%デキストロース水溶液0.25m
ff1を注射した。
結果を第3図に示す。染料はいずれの場合にもT/C>
450%であり、これは他のチオピリリウムに比較して
効力が実質的に改良されている。
実茄」Iおよび9  IP投与されるチオピリリウム染
料を用いるマウス膀胱癌 の治療 MB49腫瘍細胞、すなわち発癌物質7,12−ジメチ
ルベンズ(a)アントラセンによって誘発されたマウス
癌細胞を常法によって得て、正常な雄BDFIマウスの
腹腔内に注射した(5X106/マウス)。それぞれの
薬剤で処理した群およびコントロール群は5匹のマウス
であった。実施例8では、5mg/kgのT−5を1週
間に3回ずつ3週間、第1日目から開始して投与した。
実施例9では、3■/kgを1週間に3回ずつ3週間で
あった。結果は、第4図に示されるように、実施例8で
はT/Cは244%であり、実施例9ではT/Cは34
4%であった。
表−1のチオピリリウムT−6を用いて行った同様な実
験では、腫瘍の接種後21日口のコントロール動物の腫
瘍成長と比較した腫瘍成長の平均抑制率は21.6%で
あった。これらの値はコントロール(水で治療した動物
)の膀胱の平均重量と薬剤治療した動物の膀胱の平均重
量との差をコントロール動物の膀胱の平均重量で割り、
この分数に100を乗することによって算出される。(
この実験では、マウスの膀胱に細胞懸濁液を注入する前
にMB49腫瘍細胞(4X106)を0.05mg /
 mflの薬剤とを混合することによって投与した。
(4−N、N−ジメチルアミノフェニル−2−フェニル
−6−(2−ピリジル)チオピリリウムクロリドを異種
移植したヒト黒色腫および卵巣癌について試験した。こ
の化合物は、6−置換基がフェニル環ではなくてピリジ
ル環であり、2−および6−環状置換基が両方共アミノ
基を欠いていることを除いて、本発明のT−5と類似し
ている。
これらの結果は(前記「関連の出願明細書」に挙げられ
ているが)黒色腫に対してはT/Cは227%であり、
卵巣癌に対してはT/Cは340%であった。これらの
結果はそれら自体有為な緩解を実証しているが、本発明
のT−5について得られたそれぞれ366%および〉4
50%はど良好ではなかった。この比較から、本発明の
チオピリリウムは黒色腫および分化癌に対して一層大き
な効力を有することが明らかである。これはまた、アミ
ノ置換基によって溶解度が増加することによって生じる
ものと思われる。
以下余白 進Jり旧九伝 実施炎用二用  他のチオピリリウム これらの実施例は動物モデルで試験を行わなかったが、
これらのチオピリリウムがT−5に類似の試験管内試験
結果を示すことからヒト黒色腫および分化癌において同
様な効力を示すものといえる。試験管内試験は次のよう
にして行い、ICs。
濃度を確認した。(TCsoは、化合物を試験する細胞
ラインの半数を殺す試験管内濃度である。)濃度が小さ
くなればなるほど、毒性は高くなる。
ヒト肺癌ラインのIC5o値については、密着性単層培
養を用いた。平板培養の2日前にアメリカン・タイプ・
ティッシュ−・カルチャー・コレクション(Ameri
can Type Ti5sue Cu1ture C
o11ec−tion)から入手した細胞の数を選択し
てストックとして成長させ、試験管内試験の時点で細胞
がプラトーに到達しないような数にした。分析の第1日
日に、このストックからの指数的に成長する細胞を非同
期的に5%(V/V)胎児性仔牛血清とコラポレーティ
ブ・リサーチ社から人手した5%(V/V)NV血清と
20mMHEPES緩衝液すなわち4−(2−ヒドロエ
チル)−1−ピペラジンエタンスルホン酸とを補足した
RPM11640培地からなる通常の完全培地に懸濁し
た。これを通常の96ウ工ル組織培養プレートに二連供
給マニホールドを備えた七トス/パーキン・エルマー(
Cetus/Perkin Elmer)自動分取装置
を用いて移した。これらの細胞を、次に5%CO7を含
有する加湿雰囲気中で37°Cで48時間インキュベー
ションした。選択された細胞を、次いで5%CO□を含
有する加湿雰囲気中で37°Cで各種の量の対象とする
化合物の存在で赤色光の下で3時間インキュベーション
した。化合物を66−1o範囲の濃度で試験した。薬剤
処理した細胞を、次に前記の完全培地で1度洗浄し、4
細胞倍化時間(これらの細胞ラインについては約7日間
)を達成するのに適当な時間完全培地中でインキュベー
ションした。培地を除去し、細胞をイーストマン・コー
ダック社(EastmanKodak Co、)から入
手し、(カルシウムまたはマグネシウムカチオンのない
)リン酸緩衝食塩水(PBS)、pH6.85に溶解し
た0、1%(w/v)中性赤色染料で37°Cで1〜2
時間染色した。細胞を同じPBSで2度洗浄して、乾燥
した。過剰の中性赤色染料はそれぞれのウェルから50
%(v/ν)エタノール/1%(v/v)水性氷酢酸で
溶出した。それぞれのウェルの吸光度を540nmに設
定したパーキン・エルマー(Perkin−Elmer
)製吸光度デンシトメーターを用いて定量した。所定濃
度の化合物についての細胞成長の抑制率は、下式を用い
て計算される。
但し、At=供試薬剤で処理された細胞の吸光度、A・
=溶媒あみで処理されたコント・−ルの吸光度、 Ab=培地とウェルのみの吸光度(バックグラウンド)
これらの結果をF (x)対試験化合物の対数濃度とし
てプロットした。次に、プロットしたデーターを、下記
の関数についての曲線に適合させた。
但し、X−試験化合物の濃度、 A= I C5゜値(プロット上の50%抑制)および B=適合させた関数の指数。
L 1210白血病細胞についてIC5oを計測するた
め、懸濁液培養を用いた。細胞を接種する時点で10%
(v’/v) NV血清、無仔牛血清、および20mM
HEPES緩衝液を補足し、目的とする化合物を既に加
えであるRPM11640培地に3X10’の濃度で接
種したことを除き、単層培養の方法にしたがった。
これらを直ちに通常の24ウエルプレートに加えて、4
細胞倍化時間(この細胞ラインでは48時間)インキュ
ベーションした。ZF型コールタ−・カウンターを用い
て細胞数を計数した。F (x)は下式から得られた。
Noより小さくはならない。
Nu−溶媒以外では処理されなかったコントロールにお
いて検出された細胞数、およびNo=最初に接種した細
胞数。
表−2に結果を示す。
聚づ4 : セイ4 (数が小さくなればなるほど、染料は一層有効または毒
性が高くなる。) 帯     の  14〜15 グツドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニー(
Goodyear Tire and Rubber 
Company)から結合剤として販売されているバイ
チル(Vi tel)PE101ポリエステル79.5
%と有機光電導性物質(電子供与体)20%と、試験さ
れるチオピリリウム塩増感剤(電子受容体)0.5%と
からなる光電導層を有する電子写真要素を調製し、無水
マレイン酸とと酢酸ビニルとのコポリマーのカルボキシ
エステルラクトンのナトリウム塩をコーティングしたポ
リ(エチレンテレフタレート)の電導性支持体に乾燥厚
みが8 pmで塗布した。
用いた光電導性物質は(A)トリフェニルアミンと(B
)4.4’−ビス(ジエチルアミノ)−2,2′−ジメ
チルトリフェニルメタンである。
試験した増感剤は2.6−ビス(4−アミノフェニル)
−4−(4−(N、N−ジメチルアミノ)フェニル〕チ
オピ、リリウムテトラフルオロボレート(表−1のT−
7)であった。
フィルムを初期電圧Voに対して正に帯電して、初期電
圧が200ボルトまで減少するまで25工ルグ/cml
/秒の強度を有する580nmの単色光に露光した。こ
れらの要素の感度を「単色光露光要件」、すなわち(V
o−200)ボルトを生じるのに要するエルグ/dで表
した露光として記録した。結果を下記の表−3に示す。
14     ^    580 600 400  
  23B15B580500300113 増感剤を持たないコントロールコーティングでは、実際
の計測には580nmでの放電に時間が掛かり過ぎる。
したがって、データーはこの波長でのチオピリリウム増
感剤による光電導性物質AおよびBの増感を示す。
本発明のチオピリリウムの他のものは、前記米国特許第
4,34L894号明細書に示されるように、全体とし
てこの種類に共通なこの特性によって比較し得る電気光
電導性コーティングの増感を生じるものと仮定すること
ができる。
〔発明の効果〕
本発明の化合物が既存のチオピリリウムに比較して哺乳
類の癌細胞の治療に顕著な効力を有することは、本発明
の有利な技術的効果である。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は、本発明の染料で処理した担癌マウスを未
処理のままのマウスのコントロール群と比較した生存率
をプロットしたグラフである。これらのプロットにおい
て、「生存率(%)」とは問題とする時点(day)で
生存し続けている全群(処理「T」またはコントロール
’CJ )の百分率を意味する。50%データーの点は
統計的に重要であるので、T/Cの計算で選択する。 以下余白 薯と(Jと 1   寸   1  〜  −   〇′!aと6と n   寸   1  〜   −  0薯とρと 唖    q    1  〜   −   Omと6

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記の構造式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、QはO,SまたはTeであり、 R_3はH、1〜3個の炭素原子を有するアルキルまた
    はアルコキシまたは N(R_4)_2・(HZ^1)_nであり、R_4は
    Hまたは1〜3個の炭素原子を有するアルキルであり、 ZおよびZ^1は独立にアニオンであり、 nは0または1であるが、但し、(HZ^1)基は1個
    しか存在しないものとする)を有するピリリウム。 2、下記の構造式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ′) (式中、R_1およびR_2は独立に N(R_4)_2・(HZ^1)_nまたはHであり、
    R_3はN(R_4)_2−(HZ^1)_n、Hまた
    は1〜3個の炭素原子を有するアルコキシであるが、但
    し、フェニル環の少なくとも2個はそれぞれメタ−もし
    くはパラ−位に −N(R_4)_2・(HZ^1)_n置換基を有して
    いるものとし、R_4はCH_3またはHでありかつR
    _1〜R_3のそれぞれにおいて同じものであるかまた
    は異なるものであり、 ZおよびZ^1は独立にアニオンであり、 nは0または1であるが、但し、(HZ^1)基は1個
    しか存在しないものとする)を有するピリリウム塩また
    は化合物。
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