JPH01153281A - ファスナー締結機に於けるファスナー打出し装置 - Google Patents

ファスナー締結機に於けるファスナー打出し装置

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JPH01153281A
JPH01153281A JP30916587A JP30916587A JPH01153281A JP H01153281 A JPH01153281 A JP H01153281A JP 30916587 A JP30916587 A JP 30916587A JP 30916587 A JP30916587 A JP 30916587A JP H01153281 A JPH01153281 A JP H01153281A
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JP
Japan
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fastener
magazine
tip
spring
fastening
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JP30916587A
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Masaki Kawashima
正樹 川島
Koichi Miyagaki
更一 宮垣
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  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はねじ、釘などのファスナーをワークに締結する
ファスナー締結機に於けるファスナー打出し装置に係り
、とくにファスナー締結機先端の保持部に確実にファス
ナーを打出すことのできるファスナー締結機に於けるフ
ァスナーの打出し装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、マガジンケースに収納されたファスナーを締結機
先端のファスナー保持部に連続して供給することのでき
るファスナー締結機は種々提案されている。
このファスナー締結機のファスナー供給用駆動源として
その多くは空気圧が利用されており、−部にはスプリン
グの弾発力を利用したものが知られている。これらを比
較した場合、空気圧を利用するファスナー締結機にあっ
ては、コンプレ・7サー等の空気圧源が必要であり、屋
外や工事現場などで使用する場合は、コンプレッサー等
の運搬が六層不便であり、さらに現場にたまたま空気圧
源があっても、それから締結機までエアホースをのばさ
なければならず、締結機の取り扱いが不便である。
これに対し、スプリングを利用した締結機には前述の空
気圧利用の締結機に見られるごとき欠点はない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来のスプリングを利用したファスナー締結機としては
、例えば特公昭57−43388号公報に開示されたも
のがあるが、これには次のような欠点がある。
すなわち、ファスナーを収納するマガジンケースと、そ
の打出し機構部は、締結機本体に対して可動的に設けら
れていて、これら各部はファスナーをその先端保持部に
打出す度に衝撃を受ける構造となっているため故障し易
いという欠点があった。
また、マガジンケースは締結機本体の前方に、締結機の
軸線と交差するごとく配置されているため、作業者はそ
の視点角度によっては、ファスナーの先端が見ずらく、
そのためファスナーの締結作業が不安定となって締結ミ
スが生じることがあるという欠点があった。
本発明は、スプリングの弾発力を利用してファスナーを
、その収納部から先端のファスナー保持部に確実に供給
できる締結機のファスナー打出し装置であって、作業性
のよいファスナー打出し装置を提供することを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、締結機本体内に動力源が内蔵されており、操
作部を操作して締結機本体から突出している締結杆を作
動させ、締結杆先端によりファスナーを被締結部に締結
させるファスナー締結機において、先端部に開閉自在な
ノーズピースからなるファスナー保持部を有する筒体を
設け、この筒体の内部に締結杆を挿入させたうえ、筒体
を締結機本体に取付け、一方、ファスナー打出し用ボビ
ンを前記締結機本体に取付けると共に、打出し用ボビン
内にスライド自在で、且つばねにより後方に付勢されて
いる筒状のファスナー打出し用マガジンを設け、このマ
ガジンの後端部に設けた弾性の係止爪で、マガジン後方
のファスナー支持部に位置するファスナー頭部を引掛は
自在に構成し、ファスナー保持部にファスナーを案内す
る供給パイプの先端を前記ファスナー保持部の内側に連
通して設け、供給パイプの基端をファスナー打出し用マ
ガジンの通路と連通して設けたことを特徴とするもので
ある。
〔作  用〕
ファスナー打出し用マガジンを後退させて、ばねを蓄勢
すると共に、ファスナー打出し用マガジンの係止爪で、
ファスナー支持部に位置するファスナー頭部を引掛け、
前記蓄勢されたばねの弾発力でファスナー打出し用マガ
ジンを前進させることにより前記ファスナーを前方に打
出し、供給パイプを介して締結機先端のファスナー保持
部に供給することができる。
〔実 施 例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図はファスナー締結機の斜視図で、図において1は
ファスナー締結機本体、2は締結機本体1から前方に突
出している締結杆としてのドライブビットである。本体
ケース1内には電動モータなどの駆動源が内蔵されてい
る。3は電動モータの回路をON、OFFする操作釦で
ある。
4は前記締結機本体1に着脱自在に設けられ、本発明の
主要部をなすファスナー締結用アタッチメント装置であ
る。このアタッチメント装置4は、帯片70で連結され
たファスナーの収納用ドラム5とこのドラム5に一体に
設けられているファスナー送り出し装置6と、ファスナ
ー送り出し装置6に取付けられたファスナー打出し装置
7と、内筒9と先端にファスナー保持部11を有する外
筒10とからなるファスナー保持装置8と、ファスナー
打出し機構7のマガジン13の通路と連通ずる金属等の
硬質パイプからなるファスナーの供給パイプ14を具備
している。
以下各部の具体的構成を順に説明する。
まず、第2図に示すファスナー保持装置8において、外
筒10と内筒9は相互にスライド自在に嵌りあっており
、且つ第1ばね15を介して内外筒が伸長する方向に付
勢されている。内筒9の基端(第2図において右端)内
周には、雌ねじ16が形成されており、この雌ねじ16
を締結機本体1の先端、つまり、ドライブビット2の基
端外周に形成された雄ねじ1′7に着膜自在に螺合する
ことができる。
一方、外筒10は内筒9に対し軸線方向にスライド自在
に螺合されており、外筒10と内筒9の間には前記第1
ばね15が収納されている。つまり第1ばね15の一端
は内ff19の内周を一部肉厚にして形成した段部18
に係止しており、また他端は外筒10内を肉厚部にして
形成した段部19に当てがって係止している。したがっ
て、内筒9の先端20を第1ばね15を圧縮させながら
、外筒10の内側に前記の肉厚部によって形成したガイ
ド溝22の底部まで進入させることができる。
なお、第1ばね15の弾発力により内筒9が外筒10か
ら抜は出さないようにすると共に、相互に回転しないで
スライドさせるため、外筒10の内周軸線方向に所定長
の凹溝23を形成し、一方向筒9の外周に前記凹溝23
にスライド自在に嵌合する突起24を設け、さらに、外
筒10の基端25側で、且つ凹溝23の端部には前記突
起24の当たるストッパー26を設けている。
このストッパー26は外筒10の周壁に形成した貫通孔
28に嵌っており、その外端は外筒10の外側に一端を
固着したばね片29に固定されている。したがって、内
外筒9.10を分解修理する必要が生じたとき又はドラ
イブビット2の交換等、前記ばね片29の先端を指先で
外方に引っ張ることにより、ストッパー26を内筒9の
突起24がぶつからない位置にまで外方に退出させ、こ
の突起24を外筒10の基端まで開口している凹溝23
から引き出し、よって内筒9を外筒lOから引き抜くこ
とができる。 外筒10の先端部は径小部27とし、こ
の径小部27を締結杆であるファスナー32の保持部1
1としである。外筒10の内部先端側は、この外筒10
及び内筒9の中心部を挿通するドライブビット2の進入
路33として小径に形成しである。 さらに、外筒先端
のファスナー保持部11において、周壁の左右対称位置
にも先端が開いた切り欠き部34を形成してあり、この
切り欠き部34にファスナー係止用のノーズピース3.
5が開閉自在に配設されている。
すなわち、ノーズピース35の基端を上下方向に貫通し
て支軸36が設けられており、この支軸36が切り欠き
部34の上下壁面に挿入支持されている。ノーズピース
35を含めて、外筒先端の径小部27の外周には環状の
コイルスプリング37が嵌められており、後述するよう
にファスナー32がノーズピース35の内側先端を通過
するとき、ファスナー頭部により支軸36を中心に外方
に開いたノーズピース35が前記コイルスプリング37
の弾性収縮力により自動的に閉じるように設けられてい
る。
ノースヒース35の内側面先端には、このノーズピース
35が閉じているとき、ファスナー32の首部が嵌る円
孔38が形成されるよう、左右のノーズピース35に半
円状の凹部39が設けられていると共に、円孔38の内
側には、ファスナー頭部が嵌るようにテーパ部42が形
成されている。
さらに、左右のノーズピース35の内側面には、前記フ
ァスナー32の頭部の外周縁またはねし山部が係合でき
る鋸刃状部43が形成されている。
したがって、後述する打出し手段により外筒先端のファ
スナー保持部11に送られたファスナー32は、その首
部がノーズピース35の円孔38に嵌って、ねじ先端部
は、このノーズピース35から突出した状態に保持され
、ファスナー頭部はテーパ部42に嵌って、ねじ先端部
がぐらつくことがない。
しかも、ファスナー締結に際して締結機の先端を被締結
面58に押し付けるとき、ファスナー頭部の外周縁また
はねじ山がノーズピース35の鋸刃状部43に係止され
て、ファスナー保持部11の内方に後退するという不具
合がないものである。
14は後述するファスナー打出装置7から打出されたフ
ァスナー32を前記ファスナー保持部11に供給する供
給パイプである。供給パイプ14は硬質の金属パイプに
より構成されており、かつパイプ本体44と、このパイ
プ本体44の先端に回動自在に設けられたガイドパイプ
45とから構成される。
さらに説明すると、パイプ本体44の基端部はファスナ
ー打出装置7のファスナー打出し用ボビン46の上部に
開設された長孔47にスライド自在に嵌合しており、か
つ基端面ば打出し用ボビン46内にスライド自在に嵌合
している筒状のファスナー打出し用マガジン13の先端
に当接している。一方、パイプ本体44の先端部は外筒
10の下部周壁に形成された孔部48に挿入されており
、その先端面49は外筒先端のファスナー保持部11方
向に向けてやや傾斜して設けられている。そして、パイ
プ本体44は、その外周縁を前記孔部48の内周縁に溶
接又はねじ止めすることにより、外筒10に対して固着
される。
さらに、パイプ本体44の先端面49は、外筒10の進
入路33に挿入されるドライブビット2の前進時これに
ぶつからない位置に、出来るだけ、外筒10の内周壁に
近い位置に配設している。
ガイドパイプ45の基端部外壁には、パイプ軸線と直角
方向に支軸52が設けられており、この支軸52が外筒
10のテーパ部53に形成された下方から見てほぼ長方
形の開口部54の端部両側壁に軸支されている。開口部
54はガイドパイプ45を前記支軸52を中心として、
第2図実線位置から点線位置の間で外筒10の内外方向
に回動できるだけの長さと幅に設けである。
さらに説明すると、ガイドパイプ45は、第2図に実線
で示す位置にあるとき、その基端面55はパイプ本体4
4の先端面49とその軸心が揃った状態で当接するよう
に設けてあり、またこのとき前端部59はドライブビッ
ト2の進入路33に進入しており、しかもこのガイドパ
イプ先端部の軸線と前記進入路33の軸線の夾角θが出
来るだけ小さくなるよう前方に向けて湾曲させて形成し
である。
さらに、前記支軸52には巻きばね57の巻回部を嵌合
してあって、その一端をガイドパイプ45の外周面に当
てがってばね付勢し、他端をパイプ本体44の外周面に
係止させてあり、ファスナー32の非締結時にあっては
、ガイドパイプ45が第2図の実線位置にあるように設
けである。
したがって、外筒10と離れた位置にあるファスナー打
出し装置7から打出されるファスナー32は、パイプ本
体44を通ってガイドパイプ45に入り、その先端湾曲
部を介してゆるやかなガープを描いて方向転換し、ファ
スナー保持部11にスムーズに供給され、ノーズピース
35によりファスナー保持部11から少し突出して保持
されるものである。
また、ファスナー締結時にあっては、ファスナー保持部
11から突出しているファスナー32の先端を非締結面
58に当てかい作業者が締結機本体1を把持してドライ
ブビット2を前進させ、その先端をファスナー頭部の溝
に嵌合するとき、このドライブビット2の先端がガイド
パイプ45の湾曲背面部に当り、ドライブビット2の先
端に押されてガイドパイプ45は支軸52を中心に回動
して外筒10の外方に逃れ、ドライブビット2の進入路
33から退出する。よってドライブビット2は進入路3
3を前進し、ファスナー頭部の溝にスムーズに嵌合して
これに回転を伝えることができるものである。
なお、ガイドパイプ45は必ずしもなくても、パイプ本
体44の先端をドライブビット2の進入路33に導けば
、前記パイプ本体44から供給されるファスナー32を
ファスナー保持部11に送り出すことができるが、この
場合、パイプ本体44の先端部は、進入路33の軸線に
対して比較的大きい角度をもって交わることになる。そ
れ故パイプ本体44から送り出されたファスナー32は
進入路33の内壁にぶつかって太き(曲げられたのち、
前進してファスナー保持部11に供給されることになる
。そのためガイドパイプ45がないと速いスピードで打
出されるファスナー32のパイプ本体44から進入路3
3への移行がスムーズでなくなるおそれがある。しかる
に、前記ガイドパイプ44を設けたことによりパイプ本
体44から進入路33へのファスナー32の移行をスム
ーズに行わせることができるものである。
次に、多数本のファスナー32を収納するドラム5と、
この収納ドラム5から送り出されるファスナーの送り出
し装置6と、送り出し装置6に接続して設けられたファ
スナー打出し装置7を順に説明する。
61はファスナー送り出し装置6の枠体であり、収納ド
ラム5の周壁62上部は枠体61の下部に固着されてい
る。(第8図、第9図)さらに説明すると、枠体61は
金属または硬質プラスチックなどのブロック材が用いら
れ、この枠体61の一側上下部でかつ締結機の前後方向
に円孔63,64が形成されており、この円孔63.6
4にファスナーの送りロール65.66が回転自在に収
納されている。各送りロール65.66の外周には所定
間隔で半円状の凹溝67が形成されており、この一対の
各送りロール65.66の凹溝67゜67によってファ
スナー32の首部を抱持して、次の打出し位置にまで移
送するものである。
さらに枠体61内で、且つ前記円孔63.64の側方に
は連通溝68を介してガイド円孔69が形成されており
、一対の送りロール65.66(7)凹溝67.67に
抱持され、且つ帯片70に連結されたファスナー32を
、このガイド円孔69に送り込むことができる。
下部の送りロール66を収納する円孔64には、ファス
ナー収納ドラム5の周壁62に開設した開ロア2を介し
て、この収納ドラム5内のファスナー32を前記円孔6
4に送り込むための連通孔73が形成されている。
前記連通孔73を形成するため、枠体61の側部には、
この枠体61に対して接近、離間自在に可動枠74が設
けられている。さらにファスナー収納ドラム50周壁6
2は二分割したうえ、支軸76により連結されていて、
一方が可動周壁75とされており、この可動周壁75の
先端に前記可動枠74が一体的に設けられている。また
ファスナー収納用ドラム5の両端板のうち、一方の端板
77 (第2図において右側)は固定周壁80と一体に
設けられているのに対し、他方の端板78は可動周壁7
5と一体に設けられており、且つ、帯片70をうず巻状
に支持する支持棒84は、可動周壁75と一体の端板7
8に固着されている。
したがって、うず巻状に巻かれたファスナー群83をフ
ァスナー収納ドラム5内に収納するときは、第8装置点
鎖線の状態に収納ドラム5の可動周壁75と枠体61側
の可動枠74を一体に開き、そこからファスナー収納ド
ラム5内にファスナー群83を収納して、前記の各可動
周壁75と可動枠74を閉じるものである。
なお、可動枠74と可動周壁75がみだりに開かないよ
うにするためには、第8図に示すように枠体61の側部
に支軸85を介してストッパー86を回動自在に設け、
且つばね87を付勢して、このストッパー86により可
動枠74の外側を押圧するように設けるとよいものであ
る。
前記送りロール65.66の軸心部には第7図に示すよ
うに回転軸88.89が貫通して設けられており、回転
軸88.89の一端は枠体61の後端を閉じる端Fi9
0(これはドラムの端板77と一体に設けられている)
に設けられた軸受部92によって軸支されており、他端
は枠体61の前部に設けた軸受部93によって支持され
ている。
さらに、各回転軸88.89の端部には互いに噛み合う
歯車94.95が軸着されており、さらに下方の回転軸
89は枠体61から前方に突出させたうえ、その軸端に
ローラの手動送り用回転っまみ96が設けられている。
さらに、下方の歯車95には、これにラチェット式に噛
み合ってこの歯車95を60”ずつ間欠回転させること
のできる送り爪97 (第9図示)を先端に有する送り
部材98が設けられている。
この送り部材98の作動については後に説明する。
しかして、枠体61の後部を閉じる端板90の前面には
、この前面より少し突出して永久磁石99が設けられて
いる。この永久磁石99は第2図に示すようにガイド円
孔69の中心線上に配置されていて、一対のファスナー
送りロール65,66の凹溝67に抱持されて送り出さ
れたファスナー32の頭部頂面が前記永久磁石99の先
端面に軽く吸着されるように設けられている。
次に、第2図〜第9図を参照してファスナー打出し装置
7について説明する。
このファスナー打出し装置7において、46は枠体61
の前端面に固着されたファスナー打出し用ボビンであり
、この打出し用ボビン46内に筒状のファスナー打出し
用マガジン13が摺動自在に設けられている。さらに説
明すると、打出し用マガジン13の先端には鍔部101
が設けられており、この鍔部101の背面とファスナー
送り出し装置6の枠体61の前端面102との間に第2
ばね103が弾接されており、前記打出し用マガジン1
3には前方に向けてばね力が付勢されている。
さらに、打出し用マガジン13の中心線は、前記枠体6
1のガイド円孔69の中心線と合致させて設けてあり、
この打出し用マガジン13の後部が前記ガイド円孔69
内を前後方向に移動できるように設けられている。打出
し用マガジン13の後部周壁には複数の切りi!1l1
04が形成されており、切り溝104によってその間に
弾性片105が形成されており、この弾性片105の先
端内側に係止爪106が設けられている。そして、打出
し用マガジン13が後端まで移動したとき、係止爪10
6が永久磁石99に吸着されているファスナー頭部のテ
ーバ部107に沿って拡径し、ファスナー頭部周縁を乗
り越えて、このファスナー頭部に係止するものである。
さらに、打出し用マガジン13の周壁には係止孔108
が設けられており、打出し用マガジン13を後端まで移
動したとき、枠体61に形成された孔109に進退自在
に設けられた係合ピン110が係合し、第2ばね103
を収縮した状態で後端まで移動した打出し用マガジン1
3をその位置に一端保持することができる。その詳細は
後に第9図等で説明する。
さらに、打出し用ボビン46の先端は端板112で閉じ
られており、打出し用ボビン46の周壁土部には、ファ
スナー供給パイプ14がスライド自在に嵌入できる開口
47が軸線方向に形成されている。そして、前記開口4
゛7からファスナー供給パイプ14の基端部を打出し用
ボビン46内に挿入し、パイプ先端面114を打出し用
マガジン13の鍔部101の前端面115に当接してい
る。
したがって、外筒10と一体にファスナー供給パイプ1
4が後退することにより、第2ばね103の弾発力で前
進している打出し用マガジン13が、前記供給パイプ1
4により押されて前記第2ばね103を圧縮させながら
後退させられる。
116は回転ガイド軸で、その前端は打出し用ボビン4
6の端板112に設けられた軸受部117に軸支され、
後端は枠体61の側面に設けられた軸受部118にそれ
ぞれ回転自在に支持されている。回転ガイド軸116の
先端部には、上端に係合鍔部119を有する揺動部材1
20が上方に立ち上げて設けられている。
そして、第2図に示すように第1ばね15の弾発力によ
り外筒10と一体にファスナー供給パイプ14が打出し
用マガジン13の先端まで移動したとき、ファスナー供
給パイプ14の外周縁が揺動部材120の係合鍔部11
9に当たって、揺動部材120を揺動させ、これと一体
の回転ガイド軸116を所定角度回転させるように設け
である。
第9図に示すように回転ガイド軸116の後端にはピン
122により揺動板123が立ち上げて設けられており
、この揺動板123の上端に設けたフォーク部124を
、係合ピン110の外端に設けた2つの係合片125.
125の間に可動的に係合させている。回転ガイド軸1
16には、図示省略するばねにより係合ピン110がガ
イド孔109を前進する方向にばね力を付勢している。
したがって、第1ばね15により外筒10と一体にファ
スナー供給パイプ14が打出し用ボビン47内を前端ま
で移動したとき、該供給パイプ14の基端部が揺動部材
120の係合鍔部119に当接して、回転ガイド軸11
6をバネ力に抗して回動させ、揺動板123を介して係
合ピン110をガイド孔109に沿って後退させる。
上記構成により、外筒10を後退させて、これと一体の
ファスナー供給パイプ14により打出し用マガジン13
を後退させてピン110により第2ばね103を蓄勢し
た後、第1ばね15の弾発力により外筒10と一体のフ
ァスナー供給パイプ11が打出し用ボビン46内を前端
まで移動したとき、供給パイプ11の外周面が揺動部材
120の係合鍔部119に当り、回転ガイド軸116を
介して係合ピン110がガイド孔109を後退し、この
係合ピン110が打出し用マガジン13の係止孔108
から脱出するので、打出し用マガジン13は第2ばね1
03の弾発力で、ガイド孔69及び打出し用マガジン1
3内を第2装置点鎖線の位置まで勢よく前進する。
このとき、打出し用マガジン13の後端の係止爪106
が永久磁石99に吸着されているファスナー32の頭部
周縁を引掛けて前進するので、ファスナー32は勢いよ
く打出され、筒状の打出し用マガジン13及び供給パイ
プ14内を通って、第2図に点線で示す位置でファスナ
ー保持部11の先端に保持される。
つぎに、下方のファスナー送りローラ66の回転軸89
に軸着した歯車95を間欠回転させる送り部材98の連
動機構を第9図、第11図によって説明する。
まず、打出し用ボビン46の下部には長孔137が開設
されており、この長孔37から打出し用マガジン13の
下部に突出した作動杆138がスライド自在に下方に突
出している。一方142は打出し用ボビン46の下部に
設けである支詩板140に支持した軸141に枢支した
揺動腕で、この揺動腕142の先端に形成したテーパ部
143が前記長孔137の前端部下面に位置して設けら
れている。
一方、揺動腕142の後端はフォーク144によって送
り部材98に連結されている。送り部材98は枠体61
に形成した孔145内に可動的に位置しており、その先
端の送り爪97が、前記歯車95の歯にラチェット式に
係合している。
したがって、ファスナー32の打出しに際して打出し用
マガジン13が前進するとき、これと−体の作動杆13
8も長孔137に沿って前進し、前端部に移動したとき
、テーパ部143に当たって揺動腕142を揺動させる
。それにより、フォーク144を介して揺動腕142の
後端に連結された送り部材98が前進し、送り爪97に
より歯車95が所定角度回転される。
これによって、一対の送りローラ65.66も所定角度
回転して、その凹溝67に嵌合している次のファスナー
32を打出し位置に送り出し、永久磁石99に吸着させ
るものである。なお、第8図において、146は打出し
用マガジン13によってファスナー32が打出された後
、残った帯片70の切片を外方に排出するための排出孔
である。
前記帯片70は破断しやすい紙の内側面に合成樹脂フィ
ルムをラミネート加工したものなどで構成されており、
ファスナー32が前方に打出されるとき簡単に破れるよ
うになっている。
また、回転つまみ96を回して送りロール65゜66を
手動で回転させることができるが、これは最初に帯片7
0に連結されたファスナー32を送りロール65.66
に送り込むときなど、手動によりファスナー32を送り
ロール65.66に送り込む必要が生じたときに使用す
るものである。
本発明に係るファスナー締結機の使用方法を説明すると
、第2図の状態で、締結機のファスナー保持部11より
少し先端部が突出しているファスナー32の先端を被締
結面58に当てがい、締結機本体lを把持して、これを
前方に押し付ける。それによりドライブビット2が前進
し、その先端でガイドパイプ45を二点鎖線の状態に押
し逃がしながらファスナー頭部に押し付け、且つ操作釦
3を引いてドライブビット2に回転を伝え、ファスナー
32を被締結面58にねじ込むものである。
しかして、前記ファスナーの締結作業に際して、外筒1
0が後退するとき、ファスナー供給パイプ14を介して
打出し用マガジン13も後退させられ、第2ばね103
が同時に蓄勢されるものである。
そして、1本のファスナー32の締結作業が終り、締結
機本体1を後退させると、外筒10が第1ばね15の弾
発力で前進し、このとき送りロール65.66が所定角
度回転して次のファスナー32を打出し位置に送り出し
、このファスナーが永久磁石99に吸着される。そして
、前記の操作を繰返すことにより、ファスナー32を連
続的に被締結面58にねじ込み作業することができる。
なお、上記の実施例では、打出し用マガジン13の後方
で、その軸線上に送りロール65.66から送り出され
たファスナー32を一時保持する手段として、永久磁石
99又は130を端板90の内側面から少し突出して設
けた。しかし、ファスナー32は帯片70により支持さ
れているので。
必ずしも前記支持手段は永久磁石でなくてもよく、前記
端板90の内側面を利用してもよい。
すなわち、その場合は、ファスナー32の頭部が支持さ
れる端板90の内側面で、且つこのファスナー頭部の周
辺に打出し用ファスナー32の後端の係止爪106が少
し進入できる凹部(図示せず)を設け、この凹部に嵌っ
た係止爪106でファスナー32の頭部周縁を係止でき
るようにするとよいものである。
以上説明したように、本発明の実施例によると、締結機
本体の先端のファスナーを被締結面に押しつけるだけの
簡単な操作を繰返すことにより、連続的に多数本のファ
スナーを被締結面に締結することができるものである。
〔発明の効果〕
本発明のファスナー締結機に於けるファスナー打出し装
置°によると、ファスナー打出し用マガジンの後方に設
けたファスナー支持部に位置するファスナーの頭部を、
筒状の前記ファスナー打出し用マガジンに設けた弾性片
の係止爪で引掛けたうえ、ばねの弾発力による前記打出
し用マガジンの前進に伴ってファスナーを勢いよく前方
に打出し、供給パイプを介してファスナー締結機先端の
ファスナー保持部に確実に供給することができ、その構
成も簡潔である。
さらに、本発明によると、ばね力を利用してファスナー
を打出すものであるから、従来の空気圧利用の打出し装
置に比べて装置が小型、軽量化できて取り扱い上有利で
ある。しかもドライブビットの軸線上から外れた位置に
あるファスナー供給装置からファスナーをドライブビッ
トの軸線上にある締結機先端のファスナー保持部に送り
出す手段として、筒状の打出し用マガジンと供給パイプ
を組合わせているので、ファスナーの供給部を締結機本
体の手元側に固定的に設けることができ、操作性が良い
構成にできると共に、故障なども少なくなるというすぐ
れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る締結機本体の斜視図、第
2図は断面図、第3図は正面図、第4図はノーズピース
の平面説明図、第5図はファスナー打出し用マガジンの
正面図、第6図は第5図の右側面図、第7図はファスナ
ー締結機の第2図と異なる位置での断面図、第8図は第
7図のA−A線断面図、第9図は第7図B−B線断面図
、第10図は第7図のC−C線断面図、第11図は第7
図の矢印り方向からの説明図である。 1・・・締結機本体 2・・・ドライブビット 3・・
・操作釦 5・・・ファスナー収納用ドラム 6・・・
ファスナー送出し装置 7・・・ファスナー打出し装置
 8・・・ファスナー保持装置 9・・・内筒 10・
・・外筒11・・・ファスナー保持部 13・・・ファ
スナー打出し用マガジン 14・・・ファスナー供給パ
イプ 15・・・第1ばね 32・・・ファスナー 3
5・・・ノースピース 46・・・ファスナー打出し用
ボビン 70・・・帯片 103・・・第2ばね。 特許出願人   川 島 正 樹 第4図 第5図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 締結機本体内に動力源が内蔵されており、操作部を操作
    して締結機本体から突出している締結杆を作動させ、締
    結杆の先端によりファスナーを被締結部に締結させるフ
    ァスナー締結機に於いて、先端部にノーズピースからな
    るファスナー保持部を有する筒体を設け、この筒体の内
    部に締結杆を挿入させたうえ、筒体を締結機本体に取付
    け、一方、ファスナー打出し用ボビンを前記締結機本体
    に取付けると共に、打出し用ボビン内にスライド自在で
    且つばねにより前方に付勢されている筒状のファスナー
    打出し用マガジンを設け、このマガジンの後端部に設け
    た弾性片の係止爪により、マガジン後方のファスナー支
    持部に位置するファスナー頭部を引掛け自在に構成し、
    ファスナー保持部にファスナーを案内する供給パイプの
    先端を前記ファスナー保持部の内側に連通して設け、供
    給パイプの基端をファスナー打出し用マガジンの通路と
    連通して設けたことを特徴とするファスナー締結機に於
    けるファスナー打出し装置。
JP30916587A 1987-12-07 1987-12-07 ファスナー締結機に於けるファスナー打出し装置 Pending JPH01153281A (ja)

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