JPH01151412A - 枕用芯材の製造方法 - Google Patents

枕用芯材の製造方法

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JPH01151412A
JPH01151412A JP31044987A JP31044987A JPH01151412A JP H01151412 A JPH01151412 A JP H01151412A JP 31044987 A JP31044987 A JP 31044987A JP 31044987 A JP31044987 A JP 31044987A JP H01151412 A JPH01151412 A JP H01151412A
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JP
Japan
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plate materials
chips
wood
blade
loss
Prior art date
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Pending
Application number
JP31044987A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Hirata
平田 幸一
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Individual
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は材料のロスの少ない枕用芯材の製造方法に関す
る。
(従来の技術) 枕用芯材として木材片(チップ)を用いるものがある。
この木材片は硬度も適当である上に湿分の吸収、放出性
に優れ、枕用芯材として好適である。特にひの木を用い
る場合にあっては芳香性を有し、精神安定化作用等があ
って安眠を催い、また杭間性を有することからカビの発
生を抑止するという利点がある(特開昭62−1613
11号)。
従来木材からこの枕用芯材を製造するには、まず第7図
に示すように木材から直径3〜4mm程度の丸棒状ある
いは角棒状の棒材10を形成し、次にこの棒材10を長
さ3〜4111111程度に切断してチップ12を形成
し、このチップ12をそのままあるいは面取りなどをし
て芯材として用いるようにしている。
(発明が解決しようとする問題点) しかし上記従来の製造方法には次のような問題点がある
すなわち、まず木材から細い棒材10を多数形成する工
程が極めて厄介である。また丸棒は切削加工等により、
角棒は鋸刃により製材するのであるが、その際オガ屑が
多量に排出されることから明らかなように、細い棒材を
上記のようにして裂造するのは材料的に極めてロスが大
きいという問題点を有している。特に材料がひの木の場
合には、高価であることからコスト高になる要因になっ
ている。なお間伐材など、材料が曲っているものや、表
皮近くに凹凸の激しい部分の存在する材料を用いる場合
には棒材を良好に取り出すことかできず、この面からも
材料のロスが生ずるという問題点がある。
また棒材10からチップ12を形成する際にもオガ屑が
発生し、材料のロスとなっている。
そこで本発明は上記問題点を解消すべくなされたもので
あり、その目的とするところは、材料ロスが極めて少な
くなってコストの低減化が図れ、かつ工程の簡略化も図
れる枕用芯材の製造方法を提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 上記目的による本発明では、材料木材を長手方向とは略
垂直方向に切断して所定厚さの板材を形成する工程、こ
の板材をサイの目状に割ってチップを得る工程を含むこ
とを特徴としている。
(作用) 本発明ではまず材料木材をその長手方向とは略垂直な方
向、すなわち木目が通っている方向とは略垂直な方向か
ら切断して板材を形成する。
次にこの板材を格子状ブレードのようなブレードによっ
てサイの目状に割ってチップを得る。板材は厚み方向に
木目が通っているので、ブレードが板材に174〜1/
3程度くい込むとナタで薪を割るように割れ、切断屑が
出ないので材料のロスがなくなるし、ま、た種々の形状
の板材から周辺部のみを除いて無駄なくチップを得るこ
とができる。
(実施例) 以下では本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳
細に説明する。
本発明ではまず第1図に示すように材料木材20(間伐
材でも曲ったものでもよい)をその長さ方向に略垂直な
方向から切断して厚さ4〜7mmの板材22を多数形成
する。この材料木材20の切断には鋸刃を使い、この際
にはオガ屑が発生して多少の材料ロスは生じることにな
る。
次にこの板材22を第2図に示すような格子状のブレー
ド24を用いてサイの目状に割るのである。板材22は
その厚み方向に木目が通っているから、ブレードが厚み
方向に174〜173程度くい込むと、ナタで薪を割る
ように縦にスパンと割れ、角柱状のチップ26が得られ
る(第3図および第4図参照)。このようにチップ26
は板材22を割って得られるので、鋸刃で切断する際の
ようなロスがなくなる。なお、板材22の周辺部には僅
かにロスが生じるが、これはもともとチップとなり得な
い大きさの残余部分であるから許容しうるちのである。
板材22は、例えば第5図のような不整形の形状のもの
でも、それ相応の数のチップを得ることができる。すな
わち、材料木材20は曲ったものでも、径の相違するも
のでも、凹凸のあるものでも有効に使用できる。
このようにして得られたチップ26をそのまま、好まし
くはサンドペーパー処理をして角部を取ることによって
枕用芯材として用いることができる。
サンドペーパー処理機としては、第6図に示すように表
面にサンドペーパーを装着したエンドレスベルト30を
高速で回転させ、このエンドレスベルト30上に設けた
ホッパー32に、上記チップ26を収納して、チップ2
6にサンドペーパー掛けするようにした装置を用いるこ
とができる。
なお34はホッパー32内に設けた仕切板、36は攪拌
羽根、3日は粉塵吸入部である。
なお上記実施例においては、ブレード24として格子状
のものを用いたがこれに限られないことはもちろんであ
る。例えば板材22を一度にサイの目状に割るのでなく
、まず横方向に割り、この横方向に割ったものを縦方向
に割ってチップを得るようにしてもよいものである。
またチップ26の大きさ、形状も特に限定されない。形
状は例えば六角柱状とすることもできる。
以上、本発明につき好適な実施例を挙げて種々説明した
が、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、発
明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るの
はもちろんのことである。
(発明の効果) 以上のように本発明方法によれば、まず板材を形成して
、次にこれをサイの目状に割るようにしているので材料
のロスが大幅になくなり、コストの低減化が図れた。
また従来のように棒材を形成するような複雑な工程を必
要とせず、間伐材や不整形の材料木材も有効に使用でき
ると共に工程の簡略化が図れた。
さらには、木目の揃ったきれいな芯材を提供することが
できるという著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は材料木材から板材を形成する説明図、第2図は
板材をブレードで割る説明図、第3図は得られたチップ
の斜視図、第4図はブレードが板材にくい込んだ状態を
示す説明図、第5図は板材の種々の形状を示すための説
明図、第6図はサンドペーパー処理機の一例を示す説明
図、第7図は従来の製造工程を示す説明図である。 IO・・・棒材、 12・・・チップ、20・・・材料
木材、 22・・・板材、24・・・ブレード、  2
6・・・チップ、30・・・エンドレスベルl−132
・・・ホッパー、 34・・・仕切板、 36・・・攪
拌羽根、 38・・・粉塵吸入部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、材料木材を長手方向とは略垂直方向に切断して所定
    厚さの板材を形成する工程、 この板材をサイの目状に割ってチップを得 る工程 を含むことを特徴とする枕用芯材の製造方 法。 2、特許請求の範囲第1項において、チップをさらにサ
    ンドペーパー掛けして角部を取る工程を含むことを特徴
    とする枕用芯材の製造方法。
JP31044987A 1987-12-08 1987-12-08 枕用芯材の製造方法 Pending JPH01151412A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62161311A (ja) * 1985-12-14 1987-07-17 株式会社ニチボ 枕材

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62161311A (ja) * 1985-12-14 1987-07-17 株式会社ニチボ 枕材

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