JPH0115113Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0115113Y2 JPH0115113Y2 JP3643186U JP3643186U JPH0115113Y2 JP H0115113 Y2 JPH0115113 Y2 JP H0115113Y2 JP 3643186 U JP3643186 U JP 3643186U JP 3643186 U JP3643186 U JP 3643186U JP H0115113 Y2 JPH0115113 Y2 JP H0115113Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sterilized
- retainer
- microwave
- temperature
- measurement
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 12
- 230000001954 sterilising effect Effects 0.000 claims description 8
- 238000009529 body temperature measurement Methods 0.000 claims description 7
- 238000004659 sterilization and disinfection Methods 0.000 claims description 5
- 239000003779 heat-resistant material Substances 0.000 claims description 2
- 239000004809 Teflon Substances 0.000 description 5
- 229920006362 Teflon® Polymers 0.000 description 5
- 235000013305 food Nutrition 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
- Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
- Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、密封食品をマイクロ波の照射により
殺菌処理するに用いられるマイクロ波殺菌装置に
関する。
殺菌処理するに用いられるマイクロ波殺菌装置に
関する。
従来、この種のマイクロ波による密封食品の殺
菌手段としては、特公昭58−26949号公報に開示
されているように、密封包装された食品（以下、
被殺菌物という）をマイクロ波透過可能な材料か
らなる耐圧容器（以下、リテーナという）内に密
封収納し、このようなリテーナをキヤビテイ内に
配置してマイクロ波を照射することにより、リテ
ーナ内の被殺菌物を殺菌処理し得るようにした構
成を有するものが提案され、実用に供されてい
る。
菌手段としては、特公昭58−26949号公報に開示
されているように、密封包装された食品（以下、
被殺菌物という）をマイクロ波透過可能な材料か
らなる耐圧容器（以下、リテーナという）内に密
封収納し、このようなリテーナをキヤビテイ内に
配置してマイクロ波を照射することにより、リテ
ーナ内の被殺菌物を殺菌処理し得るようにした構
成を有するものが提案され、実用に供されてい
る。
しかしながら、上記した従来構造のマイクロ波
殺菌装置にあつては、被殺菌物の予備加熱後及び
本加熱後の表面温度を測温するにあたつて、リテ
ーナに丸穴を穿設し、この丸穴に熱電対センサー
を挿入してキヤビテイ外で測定を行なつているこ
とから、連続的に移動する被殺菌物の表面と熱電
対センサーとの接触が不充分で測定誤差を生じ易
く、しかも、リテーナに丸穴を開口させているた
め、殺菌時のマイクロ波の照射加熱によつて被殺
菌物を被包する包装体が膨張して丸穴に喰い込
み、製品表面に丸穴の跡が残り、商品価値を低下
させるばかりでなく、包装体が破袋し易いといつ
た問題があつた。
殺菌装置にあつては、被殺菌物の予備加熱後及び
本加熱後の表面温度を測温するにあたつて、リテ
ーナに丸穴を穿設し、この丸穴に熱電対センサー
を挿入してキヤビテイ外で測定を行なつているこ
とから、連続的に移動する被殺菌物の表面と熱電
対センサーとの接触が不充分で測定誤差を生じ易
く、しかも、リテーナに丸穴を開口させているた
め、殺菌時のマイクロ波の照射加熱によつて被殺
菌物を被包する包装体が膨張して丸穴に喰い込
み、製品表面に丸穴の跡が残り、商品価値を低下
させるばかりでなく、包装体が破袋し易いといつ
た問題があつた。
本考案は、上記の事情のもとになされたもの
で、その目的とするところは、製品の表面に測温
用の穴の跡ができないように美粧性を高めてなる
マイクロ波殺菌装置を提供することにある。
で、その目的とするところは、製品の表面に測温
用の穴の跡ができないように美粧性を高めてなる
マイクロ波殺菌装置を提供することにある。
上記した問題点を解決するために、本考案は、
導波管を介してマイクロ波が照射されるキヤビテ
イ内に、被殺菌物が収納されたマイクロ波透過可
能な耐熱性材料からなるリテーナを搬送通過させ
てなるマイクロ波殺菌装置において、前記リテー
ナは、互いに接合された一対の板状体からなり、
この一方の板状体の側部に前記被殺菌物の収納部
に臨む測定穴を設け、この測定穴に外周を絶縁処
理した温度測定具を嵌合するとともに、この温度
測定具の外側に前記収納部に臨むセンサーに接続
した電極を位置させてなる構成としたものであ
る。
導波管を介してマイクロ波が照射されるキヤビテ
イ内に、被殺菌物が収納されたマイクロ波透過可
能な耐熱性材料からなるリテーナを搬送通過させ
てなるマイクロ波殺菌装置において、前記リテー
ナは、互いに接合された一対の板状体からなり、
この一方の板状体の側部に前記被殺菌物の収納部
に臨む測定穴を設け、この測定穴に外周を絶縁処
理した温度測定具を嵌合するとともに、この温度
測定具の外側に前記収納部に臨むセンサーに接続
した電極を位置させてなる構成としたものであ
る。
すなわち、本考案は、上記の構成とすることに
よつて、リテーナに設けた測定穴に温度測定具を
嵌合し、この温度測定具の内側にセンサーを設け
てリテーナ内に収納された被殺菌物に接触させる
一方、その外側にセンサーと接続する電極を設け
たことから、被殺菌物とセンサーとを確実に接触
させることができ、また、温度測定具の電極に測
温器からの接続端子を外側から接続させることが
できるために、キヤビテイ内を移動する被殺菌物
に対して連続的な測温ができ、しかもリテーナの
測定穴は、温度測定具によつて埋設されているこ
とから、製品に測定穴の跡が付かず、包装体の破
袋を防止でき、商品価値を高めることが可能にな
る。
よつて、リテーナに設けた測定穴に温度測定具を
嵌合し、この温度測定具の内側にセンサーを設け
てリテーナ内に収納された被殺菌物に接触させる
一方、その外側にセンサーと接続する電極を設け
たことから、被殺菌物とセンサーとを確実に接触
させることができ、また、温度測定具の電極に測
温器からの接続端子を外側から接続させることが
できるために、キヤビテイ内を移動する被殺菌物
に対して連続的な測温ができ、しかもリテーナの
測定穴は、温度測定具によつて埋設されているこ
とから、製品に測定穴の跡が付かず、包装体の破
袋を防止でき、商品価値を高めることが可能にな
る。
以下、本考案を図示の一実施例に基づいて説明
すると、第１図は本考案に係るマイクロ波殺菌装
置の概略構成図で図中１はキヤビテイ、２はこの
キヤビテイ１内にマイクロ波を天井部から照射す
る導波管である。前記キヤビテイ１内の底部に
は、テフロンガイド部材３，３が設置され、この
テフロンガイド部材３，３上に沿つてコンベア４
が摺動自在に配置されている。このコンベア４上
には、左右一対のアタツチメント５，６が搬送方
向に所定の間隔を存して取付けられ、この一対の
アタツチメント５，６間には、密封食品である被
殺菌物Ａを収納したリテーナ７が係着保持されて
いる。このリテーナ７は、例えばテフロン、ガラ
ス繊維入りテフロンあるいはセラミツク等のマイ
クロ波透過可能な耐熱性を有する２枚の板状体
８，９からなり、これら２枚の板状体８，９を接
合して形成される収納部１０に被殺菌物Ａを収納
し、かつマイクロ波殺菌時に被殺菌物Ａの膨張に
より開かないように図示しない締付具等で互いに
支持しなる構成を有する。
すると、第１図は本考案に係るマイクロ波殺菌装
置の概略構成図で図中１はキヤビテイ、２はこの
キヤビテイ１内にマイクロ波を天井部から照射す
る導波管である。前記キヤビテイ１内の底部に
は、テフロンガイド部材３，３が設置され、この
テフロンガイド部材３，３上に沿つてコンベア４
が摺動自在に配置されている。このコンベア４上
には、左右一対のアタツチメント５，６が搬送方
向に所定の間隔を存して取付けられ、この一対の
アタツチメント５，６間には、密封食品である被
殺菌物Ａを収納したリテーナ７が係着保持されて
いる。このリテーナ７は、例えばテフロン、ガラ
ス繊維入りテフロンあるいはセラミツク等のマイ
クロ波透過可能な耐熱性を有する２枚の板状体
８，９からなり、これら２枚の板状体８，９を接
合して形成される収納部１０に被殺菌物Ａを収納
し、かつマイクロ波殺菌時に被殺菌物Ａの膨張に
より開かないように図示しない締付具等で互いに
支持しなる構成を有する。
そして、上記リテーナ７の一方の板状体８に
は、第２図に示すように、収納部１０に臨む測定
穴１１が穿設され、この測定穴１１には、締付ナ
ツト１２を介して温度測定具１３が嵌合され固定
されている。この温度測定具１３は、テフロン等
の絶縁材料からなり、前記収納部１０内に臨む内
側端面１３ａが収納部１０の内壁面と面一に嵌合
され、その外側端部１３ｂを板状体８の外部に臨
ませて締付ナツト１２により螺着してなるもの
で、その内部には熱電対からなるセンサー１４が
挿通され、このセンサー１４の先端部１４ａを前
記収納部１０内に臨ませて被殺菌物Ａと接触させ
るようになつている一方、センサー１４の他端部
１４ｂには温度測定具１３の外側端部１３ｂに設
けた電極１５，１５に接続されている。また、こ
の温度測定具１３の電極１５，１５には、第３図
に示すように、図示しない測温器からの接続端子
１６が接続されるようになつているもので、これ
によつて、前記キヤビテイ１内を移動するリテー
ナ７内の被殺菌物Ａの温度を連続的に測温可能に
し、被殺菌物Ａが設定条件通りに殺菌されている
かどうかを確実にかつ容易に判断することができ
るようになつている。
は、第２図に示すように、収納部１０に臨む測定
穴１１が穿設され、この測定穴１１には、締付ナ
ツト１２を介して温度測定具１３が嵌合され固定
されている。この温度測定具１３は、テフロン等
の絶縁材料からなり、前記収納部１０内に臨む内
側端面１３ａが収納部１０の内壁面と面一に嵌合
され、その外側端部１３ｂを板状体８の外部に臨
ませて締付ナツト１２により螺着してなるもの
で、その内部には熱電対からなるセンサー１４が
挿通され、このセンサー１４の先端部１４ａを前
記収納部１０内に臨ませて被殺菌物Ａと接触させ
るようになつている一方、センサー１４の他端部
１４ｂには温度測定具１３の外側端部１３ｂに設
けた電極１５，１５に接続されている。また、こ
の温度測定具１３の電極１５，１５には、第３図
に示すように、図示しない測温器からの接続端子
１６が接続されるようになつているもので、これ
によつて、前記キヤビテイ１内を移動するリテー
ナ７内の被殺菌物Ａの温度を連続的に測温可能に
し、被殺菌物Ａが設定条件通りに殺菌されている
かどうかを確実にかつ容易に判断することができ
るようになつている。
なお、上記実施例において、温度測定具をリテ
ーナに脱着可能に取付けたが、リテーナ内に予め
温度測定具を埋込むことも可能である。
ーナに脱着可能に取付けたが、リテーナ内に予め
温度測定具を埋込むことも可能である。
以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、リテーナに測定穴を設け、この測定穴に温度
測定具を設置して被殺菌物の表面温度を測温可能
にするとともに、温度測定具の外側にセンサーに
接続する電極を位置させてなることから、被殺菌
物の移動と共に連続的な測温が可能になり、しか
も、従来のような測定穴の跡が製品の表面に残る
といつた不具合を解消できるため、商品価値を高
め、製品の美粧性を損わせることがないというす
ぐれた効果を有するものである。
ば、リテーナに測定穴を設け、この測定穴に温度
測定具を設置して被殺菌物の表面温度を測温可能
にするとともに、温度測定具の外側にセンサーに
接続する電極を位置させてなることから、被殺菌
物の移動と共に連続的な測温が可能になり、しか
も、従来のような測定穴の跡が製品の表面に残る
といつた不具合を解消できるため、商品価値を高
め、製品の美粧性を損わせることがないというす
ぐれた効果を有するものである。
第１図は本考案に係るマイクロ波殺菌装置の一
実施例を示す概略的断面図、第２図はリテーナの
要部断面図、第３図はリテーナに取付けられる温
度測定具の斜視図である。 １……キヤビテイ、２……導波管、７……リテ
ーナ、８，９……板状体、１０……収納部、１１
……測定穴、１３……温度測定具、１３ａ……内
側端面、１３ｂ……外側端部、１４……センサ
ー、１４ａ……先端部、１５……電極。
実施例を示す概略的断面図、第２図はリテーナの
要部断面図、第３図はリテーナに取付けられる温
度測定具の斜視図である。 １……キヤビテイ、２……導波管、７……リテ
ーナ、８，９……板状体、１０……収納部、１１
……測定穴、１３……温度測定具、１３ａ……内
側端面、１３ｂ……外側端部、１４……センサ
ー、１４ａ……先端部、１５……電極。
Claims (1)
- 導波管を介してマイクロ波が照射されるキヤビ
テイ内に、被殺菌物が収納されたマイクロ波透過
可能な耐熱性材料からなるリテーナを搬送通過さ
せてなるマイクロ波殺菌装置において、前記リテ
ーナは、互いに接合された一対の板状体からな
り、この一方の板状体の側部に前記被殺菌物の収
納部に臨む測定穴を設け、この測定穴に外周を絶
縁処理した温度測定具を嵌合するとともに、この
温度測定具の外側に前記収納部に臨むセンサーに
接続した電極を位置させたことを特徴とするマイ
クロ波殺菌装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3643186U JPH0115113Y2 (ja) | 1986-03-13 | 1986-03-13 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3643186U JPH0115113Y2 (ja) | 1986-03-13 | 1986-03-13 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62148081U JPS62148081U (ja) | 1987-09-18 |
| JPH0115113Y2 true JPH0115113Y2 (ja) | 1989-05-08 |
Family
ID=30846826
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3643186U Expired JPH0115113Y2 (ja) | 1986-03-13 | 1986-03-13 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0115113Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-03-13 JP JP3643186U patent/JPH0115113Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62148081U (ja) | 1987-09-18 |
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