JPH01150838A - エンジン排気ガス中の粒子状物質測定装置 - Google Patents

エンジン排気ガス中の粒子状物質測定装置

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JPH01150838A
JPH01150838A JP30943787A JP30943787A JPH01150838A JP H01150838 A JPH01150838 A JP H01150838A JP 30943787 A JP30943787 A JP 30943787A JP 30943787 A JP30943787 A JP 30943787A JP H01150838 A JPH01150838 A JP H01150838A
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JP
Japan
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exhaust gas
tunnel
valve
pipe
flow rate
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JP30943787A
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Kenichi Uchida
謙一 内田
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はエンジンから排出される粒子状物質(以下、パ
ティキュレートという)の量を測定する装置に関する。
〔従来の技術〕
ディーゼルエンジンの排気ガス中のパティキュレートの
量を測定する従来の装置が、昭和56年5月に刊行され
たトヨタ技術第31巻第1号第78〜83頁に開示され
ている。この装置の構成は以下のようである。すなわち
、トンネルの上流端に空気導入部が設けられ、下流側に
はパイプを介してトンネル内の気体を吸入するルーツブ
ロアが設けられている。ディーゼルエンジンの排気ガス
は排気ガス導入管を介してトンネル内の上流に導入され
る。排気ガス導入管の途中には分割バルブが設けられ、
トンネル内に導入される排気ガス量を分割する。トンネ
ル内の下流にはサンプリング管が上流に向かって開口す
る。サンプリング管の下流にはポンプが設けられ、トン
ネル内で空気によって希釈された希釈排気ガスをサンプ
リング管に吸入する。サンプリング管の途中にはパティ
キュレート捕集用フィルタが設けられており、このフィ
ルタに捕集されたパティキュレート捕集量から、排気ガ
ス中のパティキュレート排出量が求められる。パティキ
ュレート排出量を測定する際、希釈排気ガス温度を52
℃以下で測定する必要があり、このため分割バルブの開
度を調整することによって、トンネル内に流入する排気
ガスの流量を調整−することにより希釈排気ガス温度を
調節する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしこのような装置では分割バルブによる分割比に応
じて希釈排気ガスのサンプリング流量又はサンプリング
時間が制御されないためフィルタに捕集されるパティキ
ュレート捕集比率(=フィルタへの捕集量/全排出量)
が変動する。このため運転条件の異なる複数の定常運転
からなる試験パターンにおけるパティキュレート測定で
は、運転条件の数、(厳密には異なる分割比の数)のパ
ティキュレート捕集用フィルタを必要とし、各運転条件
ごとにフィルタの秤量、フィルタの交換、秤量に必要な
パティキュレートの捕集などを行なわなければならず非
常に試験効率を悪化させるという問題がある。
本発明は上記問題点に鑑み、排気ガス分割比の異なる複
数の定常運転からなる試験パターンにおけるパティキュ
レート測定において、試験効率を向上させることができ
るエンジン排気ガス中の粒子状物質測定装置を提供する
ことを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するために本発明によれば、導入され
たエンジン排気ガスを流入空気によって希釈するための
希釈部と、排気ガスの流量を前記希釈部と該希釈部以外
に分割させることができる分割装置と、希釈された排気
ガスを導いて希釈排気ガス中の粒子状物質を捕集するた
めの捕集部材とを備えた、排気ガス中の粒子状物質の量
を測定するための装置であって、前記捕集部材に導入す
る希釈排気ガスの流量又は前記捕集部材に希釈排気ガス
を導入する時間を、前記分割装置の分割比に反比例して
変化させる制御手段を有することを特徴とするエンジン
排気ガス中の粒子状物質測定装置が提供される。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例を図に基づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す全体構成図であ−る。
第1図において、希釈部であるトンネル1は、例えば長
さが200cm径が16cmの円筒形状であり、上流端
が空気導入部2に連通され、下流端がパイプ3を介して
ルーツブロア4に連通されている。ディーゼルエンジン
5の排気管5aは、排気ガス導入管6に連結され、この
導入管6の他端はトンネル1の上流端近傍でトンネル1
の側面に垂直にトンネル1内に挿入され、トンネル1の
中心軸線近傍でこの中心軸線下流方向に曲げられて下流
方向に開口している。排気ガス導入管6の途中には分割
装置である分割バルブ7が設けられ、この分割バルブ7
から分岐管8が分岐している。
分割バルブ7はダブルバタフライバルブ方式でその作動
を第2図を参照して説明する。分割バルブ7は、分岐部
において、連動して回動軸7a。
7bの周りに回動可能な2つのバタフライバルブ7c、
7dを有する。(a)図のようにバタフライバルブ7c
、7dが排気ガス導入管6の軸線に平行方向位置の場合
、排気ガスの全量がトンネル1内に導かれ、(c)図の
ようにバタフライバルブ7c、7dが分岐管8の軸線に
平行方向位置の場合、排気ガスの全量が分岐管8を介し
て廃棄される。
(b) l1ffiのようにバタフライバルブ7c、7
dが(a)図と(C)図の中間位置にある場合、その位
置に応じた割合で、排気ガスは排気ガス導入管6と分岐
管8とに分割される。このような排気ガスの流れを図中
に矢印で示す。
再び第1図を参照して、■・ンネル1の下流端近傍で、
サンプリング管9はトンネル1の側面に垂直にトンネル
l内に挿入され、トンネル1の中心軸近傍でこの中心軸
線の上流方向に曲げられて上流方向に開口している。サ
ンプリング管9の他端は捕集部材であるパティキュレー
ト捕集用フィルタ10に連結され、その途中にはボール
バルブ11が設けられている。フィルタ10の他端は、
電磁弁12およびバッファタンク13を介してポンプ1
4の吸入側に連通されている。電磁弁12とバッファタ
ンク13との間で配管は分岐し、電磁弁15および差圧
調整弁16を介して大気に開放している。ポンプ14の
吐出側は、バッファタンク17、オリフィス18、流量
計19およびガスメータ20を介して大気に開放してい
る。オリフィス18の両端には差圧計21が連結され、
差圧計21の出力は流量制御装置22に送出されサンプ
リング管9に吸入されるサンプリング流量が計算される
。ポンプ14の吸入側はバイパス調整弁23を介してポ
ンプ14の吐出側に連通される。
流量制御装置22には予め所定のサンプリング流量が設
定されており、差圧計21の検出信号によって、モータ
24を駆動し、サンプリング管9より導入されるサンプ
リング流量が一定となるようにバイパス調整弁23を調
整する。
制御手段である電子制御ユニット25はディジタルコン
ピュータからなり、双方向性バス26によって相互に接
続されたR、OM (リードオンリメモリ)27、RA
M(ランダムアクセスメモリ)28、CPU(マイクロ
プロセッサ)29、入力ボート30および出力ボート3
1を具備する。
ディーゼルエンジン5は、エンジンのトルクを検出する
トルク検出装置32、エンジン回転数を検出する回転数
センサ33およびエンジンの運転状態を制御する運転制
御装置34を備えている。
排気ガス導入管6の分割バルブ7の上流側には、C02
計35のプローブ管35aが挿入され、希釈前の排気ガ
ス中のCO2濃度(Co2)、を検出する0分割バルブ
7には、バタフライバルブ7c、7d(第2図を参照)
の開度を検出するバルブ開度センサ36およびバタフラ
イバルブ7c、7dの開度を制御するバルブ制御装置3
7とを備えている。
空気導入部2の導入口にはフィルタ2aを備えており、
このフィルタを通して空気がトンネル1内に導入される
。トンネル1内の排気ガス導入管6の下流近傍にはオリ
フィス38が設けられ、サンプリング管9.の開口端9
aの直上流には温度センサ39が設けられ希釈排気ガス
温度を検出する。
トンネル1内のサンプリング管9の開口端9aの下流近
傍に002計40のプローブ管40aが挿入され、希釈
排気ガス中のCO□濃度(CO□〕。を検出する。パテ
ィキュレート捕集用フィルタ10の両端には差圧計41
が連結され、フィルタ10での圧力損失を検出している
。差圧調整弁16の両端にも差圧計42が連結され、差
圧調整弁16での圧力損失を検出する。差圧調整弁16
には、弁16を駆動するモータ43が取付けられている
ルーツブロア4はモータ44によって駆動され、トンネ
ル1内の希釈排気ガスを吸入する。ブロアパイプ3のル
ーツブロア4直上流には温度センサ45、圧力センサ4
6が設けられ、ルーツブロア4には回転数センサ47が
設けられ、ルーツブロア4の両端に差圧計48が設けら
れている。これらの検出値は流量検出ユニット49に入
力され、ルーツブロア吸入流量Vcvsを算出し、流量
検出ユニット4つはルーツブロア吸入流jlVcvsが
一定となるよう制御する。
入カポ−1・30はA/Dコンバータ50を介して、ト
ルク検出装置32、CO□計35 、40、温度センサ
39、差圧計41 、42に接続されている。また人力
ボート30は、回転数センサ33、バルブ開度センサ3
6および流量検出ユニット49に接続されている。
一方出力ボート31は、ボールバルブ11、電磁弁12
 、15、運転制御装置34、バルブ制御装置37およ
びモータ43に接続されている。
上記のように構成された本実施例の作用を以下に説明す
る。
電子制御ユニット25、ルーツブロア4およびポンプ1
4等に電源を投入する。電源投入時、バルブ動作モード
は準備モードでボールバルブ11および電磁弁12は閉
弁し、電磁弁15は開弁している。また分割バルブ7は
排気ガス導入管6に全開(第2図(a)) している。
ルーツブロア4は予め設定された一定流ILVcvsの
気体を流すように流量検出ユニット49によって制御さ
れる。排気ガスをトンネル1内に導入する前にまず空気
尋人部2がら空気だけをトンネル1内に導入し、C02
計40にて空気中のCO2濃度〔CO□〕Bを予め測定
しRAM 28内に記憶しておく。ポンプ14が運転さ
れることによって、差圧調整弁16および電磁弁15を
介して空気がポンプ14に吸入される。この空気の流量
は前述のように流量制御装置22によって所定の流量V
sに保たれる。差圧計42は差圧調整弁16の圧力損失
Pvを検出し、予めRAM 28に設定されたパティキ
ュレート捕集用フィルタ10の流量■sに対する初期(
フィルタ1゜がパティキュレート未捕集の状R)圧力損
失P0と比較されPv=Poとなるようにモータ43を
駆動して差圧調整弁16を制御する。
エンジン回転数およびエンジン出力トルクの異なる複数
モードの定常運転からなる試験パターンをRAM 28
内に記憶させる。そしてディーゼルエンジン5は運転制
御装置34によって制御され第1モードの定常運転が行
なわれる。分割バルブ7は排気ガス導入管6に全開であ
るため、排気ガスは排気ガス導入管6を介して全量トン
ネル1内に導入される。トンネル1内に流入した排気ガ
スは、空気導入部から導入された空気によって希釈され
、ルーツブロア4に吸入される。温度センサ39によっ
て検出された希釈排気ガス温度が52℃以下の場合、分
割バルブ7は排気ガス導入管6に全開で、したがって排
気ガスの全量がトンネル1内に導入される(全量希釈)
。希釈排気ガス温度が52℃を越える場合、分割バルブ
7が分岐管8にも開き排気ガスの一部だけをトンネル1
内に導く (部分希釈)。そして、設定温度Ts、例え
ば50℃になるよう分割バルブ7が調整される。ここで
、希釈排気ガス温度を52℃以下とするのは、米国試験
法で52℃以下と規定されているからである。
次にエンジン5が安定しかつ希釈排気ガス温度が52℃
以下で安定していることが確認されると、電子制御ユニ
ット25からサンプリング開始指令が送出される。ここ
で、エンジン5が安定したか否かは、トルク検出装置3
2および回転数センサ33によって検出されたエンジン
トルクおよび回転数の安定によって判定される。
バルブ開度センサ36の信号により全量希釈と判定され
た場合、サンプリング開始指令によって、バルブ動作モ
ードはサンプリングモード、すなわちボールバルブ11
および電磁弁12を開弁し、電磁弁15を閉弁する。こ
れにより、差圧調整弁16および電磁弁15を介してポ
ンプ14に流れていた空気の流れは3J!断され、代わ
ってサンプリング管9内に希釈排気ガスが流入する。そ
して、圧力調整弁16の圧力損失がフィルタ1oの圧力
損失と等しくなるよう調整されていたため、この切り替
え時においても安定したサンプリング流量vsが得られ
る。サンプリング流量Vsは前述の 。
ように流量制御装置22によって一定となるよう制御さ
れる。サンプリング開始と同時にタイマがスタートする
。そしてサンプリング時間Tが予めRAM 28内に記
憶された設定時間T0、例えば30秒になると、バルブ
動作モードは準備モードとなり、すなわちボールバルブ
11および電磁弁12を閉弁し、電磁弁15を開弁する
。これによりサンプリング管9への希釈排気ガスの流れ
は遮断され、再び差圧調整弁16および電磁弁15を介
してポンプ14に空気が流入されることとなる。以上の
動作により、フィルタ10には、サンプリング流!Vs
、サンプリング時間T。におけるパティキュレートが捕
集されることとなる。なおフィルタ10にパティキュレ
ートが捕集されることによってフィルタ10の圧力損失
が大きくなるが、バルブ動作モードがサンプリングモー
ドから準備モードに切り替わる直前におけるフィルタ1
0の圧力損失の検出値PfがRAM 28内に記憶され
、差圧調整弁16の圧力損失PvがP、に等しくなるよ
う調整される。
一方、バルブ開度センサ36の信号により部分希釈と判
定された場合、まずトンネル1に流入する排気ガス量V
Iが次式により計算される。
ここで(CO2)Dは希釈排気ガス中のC02?a度で
002計40によって検出され、(CO2)Rは希釈前
の排気ガス中のCO□濃度でCO□計35によって検出
され、(CO2:)Bは空気中のCO2?n度で予め測
定されRAM 28内に記憶されている。ルーツブロア
吸入流1Vcvsは流量検出ユニット49によって検出
される。次に分割比Vfが次式により算出される。
ここでVTは排気ガスの全流量で、各運転条件ごとに予
めRAM 28内に記憶されている。そして、算出サン
プリング時間Tcは次式により計算される。
部分希釈の場合、サンプリング時間をTcとして、前述
の全量希釈と同様にしてサンプリングされ、フィルター
0には、サンプリング流量■s、サンプリング時間Tc
におけるパティキュレートが捕集されることとなる。部
分希釈の場合、分割比vfが−であれば算出サンプリン
グ時間Tcを2×T0とすることにより、フィルタ10
での捕集量とエンジンからの総排出量との比率を、全て
の運転条件モードについて等しくしているのである。
以上のようにして第1モードの定常運転におけるパティ
キュレートの捕集が完了すると、電子制御ユニット25
からの指令によって運転制御装置34はエンジン5を第
2モードで運転を開始させる。
そして、以下前記同様の操作で複数の定常運転モードが
繰り返され、1枚のパティキュレート捕集フィルタ10
に全モードのパティキュレートが捕集される。そして、
フィルタ10のパティキュレート捕集量Peを秤量し、
Peから次式によってパティキュレートエミッションP
、が算出される。
ここでnは運転条件のモード数、V e V S Iは
第i運転モードにおけるルーツブロア吸入流量、VSi
は第i運転モードにおけるサンプリング流量、V f 
iは第i運転モードにおける分割比である。ここでvc
vs+ ” VCVS2 =”’ ” vcvsnV8
1=■s2=・・・=Vsn であれば、P6は で算出される。
次に前記実施例を実行するためのフローチャートを第3
図および第4図に示す。まず電源が投入された時点でバ
ルブ動作モードは準備モードで、分割バルブ7は全量希
釈位置である。ステップ60で、各運転条件例えばエン
ジン回転数およびエンジントルク、運転条件モード数M
8、各運転条件での排気ガス全流量■□、フィルタの初
期圧力損失Po、希釈排気ガス設定温度Ts、サンプリ
ング設定時間T。および空気中のCO□濃度CC02)
Bが入力される。ステップ61では、モードMを1とし
、P、にPoを入れる。ステップ62ではPsにP、を
入れる。バルブ動作モードが準備モードの間、差圧調整
弁16の圧力損失PvがP8に等しくなるよう、図示し
ない一定時間毎の割込みプログラムによって差圧調整弁
16を常時制御する。ステップ63ではエンジン5を第
Mモードの運転条件で運転を開始するが、最初はM=1
であるから第1モードの定常運転で運転を開始する。そ
して以後、第1モード定常運転となるよう図示しない一
定時間毎の割込みプログラムによって常時運転制御装置
34を介してエンジン5の回転数およびトルクを制御す
る。ステップ64では、希釈排気ガス温度が設定温度T
sになるよう分割バルブ7を制御する。ステップ65で
は、エンジン5が安定しかつ希釈排気ガス温度が52℃
以下の設定温度Tsで安定したか否か判別する。
安定しない場合、ステップ64に戻る。安定した場合ス
テップ66に進み分割バルブ7の開度をその位置に保持
する。ステップ67では、部分希釈か否か判別する0部
分希釈であれば、ステップ68に進み算出サンプリング
時間Tcを算出し、ステップ6つに進んでバルブ動作モ
ードをサンプリングモードにする。ステップ70で外部
タイマカウント値T≧Tcか否か判別され、T≧Tcで
なければステップ69に戻る。T≧Tcになるとステッ
プ71に進みフィルタ10の圧力損失Pfを検出する。
一方ステップ67で全部希釈の場合ステップ72に進み
バルブ動作モードをサンプリングモードにする。ステッ
プ73で外部タイマカウント値T≧T0か否か判別され
、T≧T0でなければステップ72に戻る。T≧T、に
なるとステップ71に進む、ステップ74ではバルブ動
作モードを準備モードとし、ステップ75ではモードM
を1だけインクリメントする。ステップ76ではM >
 M sか否か判別される。M>Msでなければステッ
プ62に戻り前記と同様の繰作を繰り返す。M > M
 sであれば、ステップ77に進んでエンジン5を停止
し、設定された全ての運転モードのパティキュレート捕
集は終了する。
以上のように本実施例によれば、運転条件の異なる複数
の定常運転からなる運転パターンにおけるパティキュレ
ート測定を1枚のパティキュレート捕集用フィルタ10
で測定することができ、試験効率を大幅に向上すること
ができる。またバルブ動作モードが準備モードにおいて
も差圧調整弁16でフィルタ10の圧力損失と等しい圧
力損失を与えているため、フィルタ10にパティキュレ
ートが捕集された状態でサンプリングモードにかわって
も安定したサンプリング流量が得られ、測定精度を向上
することができる。
なお、本実施例ではパティキュレート捕集用フィルタ1
0に希釈排気ガスを導入する時間を分割バルブ7の分割
比Vfに反比例して変化させたが、希釈排気ガス導入時
間を一定としてパティキュレート捕集部材10に導入す
る希釈排気ガスの流量を分割バルブ7の分割比Vfに反
比例して変化させても本実施例と同様の効果を奏するこ
とができかつ希釈排気ガスの流量を増すことによって試
験時間をより短縮することが可能である。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、運転条件の異なる複数の
定常運転からなる試験パターンにおけるパティキュレー
ト測定において、試験効率を向上することができるエン
ジン排気ガス中の粒子状物質測定装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のエンジン排気ガス中の粒子状物質測定
装置の一実施例を示す全体構成図、第2図は分割バルブ
の動作状態を示す図、第3図および第4図は本発明の実
施例を実行するためのフローチャートである。 1・・・トンネル、   7・・・分割バルブ、10・
・・パティキュレート捕集用フィルタ、25・・・電子
制御ユニット。 (a)       (b)        (c)第
2図 7・・・分割バルプ 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 導入されたエンジン排気ガスを流入空気によって希釈す
    るための希釈部と、排気ガスの流量を前記希釈部と該希
    釈部以外に分割させることができる分割装置と、希釈さ
    れた排気ガスを導いて希釈排気ガス中の粒子状物質を捕
    集するための捕集部材とを備えた、排気ガス中の粒子状
    物質の量を測定するための装置であって、前記捕集部材
    に導入する希釈排気ガスの流量又は前記捕集部材に希釈
    排気ガスを導入する時間を、前記分割装置の分割比に反
    比例して変化させる制御手段を有することを特徴とする
    エンジン排気ガス中の粒子状物質測定装置。
JP30943787A 1987-12-09 1987-12-09 エンジン排気ガス中の粒子状物質測定装置 Pending JPH01150838A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998013680A1 (fr) * 1996-09-27 1998-04-02 Hino Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha Instrument de mesure des gaz d'echappement
CN105699135A (zh) * 2016-04-20 2016-06-22 天津大学 一种发动机排气颗粒物采样系统及其使用方法

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