JPH01150307A - 異方性永久磁石 - Google Patents

異方性永久磁石

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JPH01150307A
JPH01150307A JP30982087A JP30982087A JPH01150307A JP H01150307 A JPH01150307 A JP H01150307A JP 30982087 A JP30982087 A JP 30982087A JP 30982087 A JP30982087 A JP 30982087A JP H01150307 A JPH01150307 A JP H01150307A
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anisotropic
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cylindrical
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Akihiko Ibata
昭彦 井端
Seiji Kojima
小嶋 清司
Shigeru Kojima
小嶋 滋
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、希土類磁石に関し、特に、高性能な多極着磁
用の鉄−希土類元素(R)−ホウ素系の異方性永久磁石
に関するものである。
従来の技術 従来R,Fe、B系からなる合金磁石において、例えば
特開昭81−284907号公報に示されているように
ラジアル異方性焼結磁石が開示されている。これは粉末
焼結磁石であり、しかも異方性構造は単一の径方向に磁
化容易方向を有する磁石である。一方、別の磁石材料の
マンガン(Mn)−アルミニウム(五l)−炭素(C)
系合金磁石においては、例えば特開昭58−20610
4号公報で、多極着磁した場合に優れた磁気特性を示す
径異方性永久磁石が示されている。
発明が解決しようとする問題点 しかし、これらはMn−ムl −C系合金磁石に関する
ものであり、磁石材料としては非常に優れたi’i、F
e、B系合金磁石において、このような径異方性構造を
有する極めて高性能な多極着磁用の異方性永久磁石が得
られていない。
本発明は、前述したようにR,Fe、B系からなる永久
磁石において、極めて高性能な多極着磁用の径異方性永
久磁石を提供するものである。
問題点を解決するための手段 以上の問題点を解決するために本発明は、Fe。
NdあるいはprおよびBを主成分とする合金磁石にお
いて磁石の形状が軸対象であり、磁気的に軸方向に直交
する方向に放射状に異方性化しており、さらに、外周部
と内周部の異方性化度が変化していることを特徴とする
作用 前述した構造によって、つまり、放射状に異方性化して
お)、さらに、外周部と内周部では径方向への異方性化
度が異なるため、これまでに得られている単純な径方向
に異方性化したラジアル異方性磁石よシ優れた実用特性
を示す。つまシ、多極着磁時に優れた磁気特性を示す径
異方性磁石である。
実施例 本発明は、Fe、NdあるいはPrおよびBを主成分と
する合金磁石において、磁石の形状が軸対象であシ、磁
気的に軸方向に直交する平面内で放射状に異方性化して
おり、さらに、外周部と内周部では径方向への異方性化
度が変化しているため、多極着磁した場合に優れた実用
特性を示す。外周部と内周部では径方向への異方性化度
が変化しているというのは、外周部と内周部での径方向
の磁気特性が異なることを意味し、磁石内で外周部ある
いは内周部が最も高い磁気特性を示す。
モータ等に用いる場合の多極着磁としては、−般に、磁
石形状が円筒状であシ、円筒の外周面あるいは内周面に
多極着磁して用いる。この場合の異方性磁石の構造とし
ては、着磁側の部分の径方向への異方性化度がその反対
側の部分の異方性化度よシ大きいほうが単純なラジアル
異方性磁石よシも優れた実用特性(着磁後の磁石の表面
磁束密度)を示す。
本発明の異方性永久磁石はどのような着磁(外周着磁あ
るいは内周着磁)をして用いるかによって、外周部と内
周部の異方性化の変化をそれぞれの場合に適したものに
すればよい。例えば、外周面に多極着磁するのであれば
、内周部より外周部の方が径方向により異方性化してい
る方がよい。
本発明の異方性永久磁石を得る一つの方法としては、F
e、NdあるいはPrおよびBを主成分とする磁石を用
いて得られた任意の平面上の放射状の方向に磁化優位方
向を有する異方性磁石の外周部あるいは内周部の一部分
だけを平面に垂直な方向に引張ひずみを与える塑性加工
を施すことによって得ることができる。
この塑性加工を施した部分は塑性加工によって、よシ径
方向の磁気特性が向上し、径方向の異方性化度が変化し
た構造の異方性永久磁石になる。
別法としては、Fe、HaあるいはPrおよびBを主成
分とする円筒状の磁石を押出加工することによって得る
ことができる。
本発明で示しているye、HaあるいはprおよびBを
主成分とする合金とは、前記公知技術に示されているよ
うな、公知の永久磁石用組成のR−Fe−B系の合金磁
石組成であればよい。Fe以外にはFe とCo、Ml
、OrあるいはMn (の内1りまたは2つ以上)であ
シ、さらに基本3元元素以外に磁気特性の向上あるいは
各種の性質改善のための各種の添加元素あるいは若干の
不純物からなる合金でも良い。
次に本発明の更に具体的な実施例について説明する。
(実施例1) 分析組成で68.41111L!i!1%(以下%とす
る)のF15,29.2%のNd、o、y7%CIBお
よび1.60%のPrからなる外径4Q111111.
内径20jll+、長さ20111の円筒状の合金磁石
1を第1図に示したようなダイス2.上ポンチ3.下ポ
ンチ4からなる金型を用いて円筒磁石の外周部だけを塑
性加工した。
用いた円筒磁石は円筒の径方向に磁化容易方向を有する
単純な径異方性磁石であった。
第1図において、ダイス2の下部の内径は38nであり
、下ポンチ4の直径は301111であった。
加工は、700°Cの温度で行った。
この加工前の磁石と加工後の磁石をそれぞれ外径381
m1にして、外周面に18極の外周着磁を行った。着磁
は、2000μFのオイルコンデンサーt−用い、15
00Vでパルヌ着磁した。外周表面の表面磁束密度をホ
ール素子で測定した。
以上の両者の値を比較すると、本発明の方法で得た磁石
の表面磁束密度の値は、加工前の磁石のそれの約1.2
倍であった。
加工後の試料の外周部と内周部から一辺の長さが3ff
の直方体を各辺が軸方向、直径方向および弦方向(周方
向)に平行になるように切出し、印加磁場20kOeの
大きさで各方向の磁気特性を測定した。
外周部の磁気特性は、径方向ではBr=11 kG 。
1HO=7に06 、bHc=ekoe 、 (BH)
mlL)C=26MG−06であり、周方向ではB r
=7kG 、 1Hc=yko e 、 bHc=sk
oe、(BH)max=15MG−Os  であり、軸
方向ではBr=3kG 、 1Hc=9koe 、 b
Hc =2に06 、 (BH)Wax=2MG・Oe
であった。内周部の磁気特性は、径方向では9kG 、
 1Hc=ekoa 、bHc=6koe 、 (BH
)wax=22MG−Oe  であり、周方向ではBr
=7kG、1Hc−7koe 、bHc=akoe 、
 (BH)max=17MG 、 Oeであり、軸方向
ではBr=3kG 、 1Hc=9koe 、 bHc
=2koe 。
(BH)I!laX=2MG、oel  であった。
つまシ、この磁石は、径異方性磁石であるが、外周部と
内周部では、磁気特性が異なる、径方向への異方性化度
が位置により変化する鉄−希土類元素−ホウ素系磁石に
おいて、これまでに類のない異方性永久磁石である。
(実施例2) 実施例1と同タイプの外径が30jrll、内径が12
ff、長さが1offの円筒状の磁石1を第2図に示す
ような外型6.上ポンチ3.下ポンチ4゜マンドレル6
からなる金型を用いて内周部だけを塑性加工した。
第2図において、マンドレル6の下部の直径は16j1
1であり、外型6の内径は30ffilであった。
加工は、700 ’Cの温度で行った。
実施例1と同様にして、この加工前の磁石と加工後の磁
石をそれぞれ内径18flにして、内周面に8極の内周
着磁を行い、内周表面の表面磁束密度を測定した。
以上の両者の値を比較すると、本発明の方法で得た磁石
の表面磁束密度の値は、加工前の磁石のそれの約1.2
倍であった。
さらに、磁気特性の測定の結果、この磁石は、実施例1
で得られた磁石と内周部と外周部が逆の異方性永久磁石
であった。
発明の効果 本発明の異方性永久磁石は、実施例によって述べたよう
に、Fel、NdあるいはPrおよびBを主成分とする
合金を用いて得られた任意の平面に平行な放射状の方向
に磁化優位方向を有する単純な径異方性磁石より優れた
磁気特性を示す永久磁石であり、非常に高性能な多極着
磁用の異方性磁石である。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の永久磁石を得るのに用い
た金型の一部の断面図である。 1・・・・・・磁石、2・・・・・・ダイス、3.4・
・・・・・ポンチ、6・・・・・・マンドレル、6・・
・・・・外型。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. Fe、NdあるいはPrおよびBを主成分とし、形状が
    軸対象であり、磁気的に軸方向に直交する方向に放射状
    に異方性化しており、さらに、外周部と内周部では異方
    性化の度合いが変化していることを特徴とする異方性永
    久磁石。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60100402A (ja) * 1983-08-04 1985-06-04 ゼネラル モ−タ−ズ コ−ポレ−シヨン 磁気異方性の鉄‐希土類系永久磁石を作る方法
JPS6125086U (ja) * 1984-07-16 1986-02-14 セイコーエプソン株式会社 ロツドレスシリンダ−
JPS61268006A (ja) * 1985-05-23 1986-11-27 Tdk Corp 異方性磁石
JPS62202506A (ja) * 1985-11-21 1987-09-07 Tdk Corp 永久磁石およびその製法

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