JPH01150085A

JPH01150085A - 制御弁

Info

Publication number: JPH01150085A
Application number: JP31036987A
Authority: JP
Inventors: Yoshiteru Sonoda; 園田　芳輝; Tadashi Yasumoto; 直史安本
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1987-12-07
Filing date: 1987-12-07
Publication date: 1989-06-13

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、液体や気体の流量、圧力等の制御に使用され
るものであり、流体の圧力、温度、流量、濃度又はＰＴ
（の検出表示様構を弁本体内へ一体的に組み込んだイン
デイケータ付制御弁に関するものである。

（従来の技術）一段に、液体や気体の圧力、流量、温度等の制御を汚な
う場合には、制御パネル上に制御弁や圧力計、流量計、
温度計等を並設するか、或いは配管路に制御弁や圧力計
、流量計、温度計等を相互ｌこ近接して取付けるように
している。

しかし、制御弁や圧力計、流量計等を夫々独立して並置
する場合には、必然的に大きな設置スペースや腹雑な取
付用配管をノ必要とすることになり、５１　ｉ５用パネ
ルの小形化や配管設備の簡素化を計り難いという電点が
ある。

また、流量や圧力等の制御に際しても、制御弁や圧力計
等の数が多くなると夫々の配置関係が複雑になり易く、
その結果誤操作を起こしたり、計器指針の読取り誤差が
生じ易くなるという問題がある。

（発明が解決しようとする問題点）本発明は、従前の制御弁を利用した流体の圧力、温度、
流量等の制御に於ける上述の如き問題の解決を課盟とす
るものであり、弁本体そのものに流体の圧力、温度、流
量、濃度又はＰＨの検出表示漫溝を有機的に且つ一体的
に組み込むことにより、？５＋Ｊ　却用装置の小形化と
その構造の単純が図れ、しかも計器の惜誤或いは表示の
読み取り間違いに起因する誤操作を皆無にし得るように
したインデイケータ付の制御弁を提供するものである。

（間と点を解決するための手段）本件第１発明は、弁棒４に流体通路１４と連通ずる貫通
孔１５を穿設し、該貫通孔１５を通して流体を前記弁体
４に固着したバルブハンドル９内の流体の圧力、温度、
流量、濃度又はＰＨの検出器１２内へ導入すると共に、
バルブハンドル９の外表面ニ設けた表示部１３に前記圧
力、温度、流量、４度又はＰＨの値を表示することを発
明の基本構成とするものである。

又、本件第２発明は、弁棒４に流体通路１４と連通ずる
貫通孔１５を穿設すると共に、前記弁体３に流体の圧力
、温度、流量、濃度又はＰＨを検出する検出部１６を固
設し、該検出部１６からの信号を前記貫通孔１５内を挿
通せしめた信号伝達ライン１８を介して前記弁体４に固
着したバルブハンドル９内の表示器１７へ入力し、バル
ブハンドルの外表面に設けた表示部１９に前記圧力、温
度、流量、４度又はＰＨの値を表示することを基本構成
とするものである。

（作用）入口側又は出口側の流体通路内の流体が貫通孔を通して
検出器内へ導入され、検出器の表示機構の作動により表
示部に圧力、温度、流量、濃度又はＰＨの直が表示され
る。

又、第２発明では、検出部からの検知信号が表示器へ送
られ、ここで検知信号がアナログ量若しくはディジタル
量に変換された後、表示部上に表示される。

（実施例）県下、第１図乃至第６図に基づいて本発明の各実施例を
説明する。

第１図及び第２図は、第１発明の一実施例を示すもので
あり、流体圧力の検出器をバルブハンドル内へ一体的に
組み込んだものである。図に於いて１は弁箱、２は弁座
、３は弁体部、４は弁棒、５はパツキン、６はパツキン
押え、７は押えねじ、８はハンドル支持体、９はハンド
ル、１０は止めねじ、１１は０リング、１２は圧力検出
器、１３は圧力表示部である。

前記弁体部３及び弁体４には、流体通路１４に連通ずる
貫通孔１５が貫孔されている。該貫通孔１５の上端は０
リング１１を介設してハンドル９内に格納した圧力検出
器１２に接続されており、Ｏリング１１によりその気密
性が呆持されている。

前記圧力検出器１２には公知のブルドン管形やダイヤフ
ラム形の圧力計が使用されており、止めねじ１０を締込
むことにより、ハンドル支持体８を介してハンドル９が
弁棒４の上端に固定され、該ハンドル９内に圧力検出器
１２が格納固定される。

尚、本実施例に於いては、ブルドン管形やダイヤフラム
形の圧力検出器を使用し、貫通孔１５を通して一次側の
流体を圧力検出器１２へ導入する構成としているが、バ
ルブの閉止時に二次側の流体を導入するように貫通孔１
５の開口端を穿設することも可能である。

又、前記実施例に於いては、圧力用の検出器１２を使用
しているが、これに替えて温度やＰｆ（等の検出器を使
用することにより、温度、ＰＦ（の表示が可能となる。

更に、本実力謔例では制御弁として所謂ニードル型バル
ブを使用しているが、制御弁の構造は如何なるものであ
っても良い。

第３図及び第４図は、第２発明の第１実施例を示すもの
であり、制御弁に流体温度の検出部１６と表示器１７と
を一体的に組込んだものである。制御弁には前記第１発
明の場合と同構成のものが使用されており、また、温度
の検出部１６及び表示器１７には水銀型温度計が使用さ
れている。図に於いて１６は弁体３の先端に固着した温
度検出部、■８は信号伝達ラインを構成する水銀チュー
ブ、１７は温度表示器であり、加熱による水張の膨張力
により温度表示器１７内の表示部１９の指針が振れ、流
体温度がアナログ表示されることになる。

尚、前記実施例に於いては、温度の検出部１６及び表示
器１７として水銀型温度計を使用しているが、流体の温
度範囲に応じて如何なる構造の検出部及び表示器を使用
してもよい。

第５図は本件第２発明の第２実施例を示すものであり、
電気的な温度検出部１６を使用した場合のブロック線図
を示すものである。本実施例に於いては、弁体３の先端
部にサーミスター等の温度検出部１６を固定し、貫通孔
１５内へ挿通した信号伝達ライン（リード線）１８を介
して検出信号Ｐｔを温度表示器１７へ入力し、温度表示
器１７内のＣＰ　Ｕ　１７　ａで信号Ｐｔをディジタル
化した後、表示部１９上に温度をディジタル表示するも
のである。尚、第５図に於いて、温度表示部１９をディ
ジタル表示としているが、これをアナログ表示構成とし
てもよいことは勿論である。

第６図は、本件第２発明の第３実施例を示すものであり
、圧力センサー等の圧力検出部１６を弁体３の先端に取
付け、検出信号Ｐｓを前記貫通孔１５内に挿通した信号
伝達ライン（リード線）１８を通して圧力表示器１７へ
入力し、該圧力表示器１７のＣＰＵ１７　ａに於いて前
記検出信号Ｐｓをディジタル量に変換した後、表示部１
９上ヘデイジタル表示するよう構成されている。

尚、前記各実施例では、流体の圧力及び温度の検出表示
装置を組込んだものについて説明したが、検出表示装置
としては、この他に流量、−度、ＰＨ等の流体の物理的
及び化学的状態を示すものを任意に組み込むことが出来
る。

又、前記各実施例に於いては、検出器【２又は表示器１
７をハンドル９内に格納する構成としているが、ハンド
ル９以外の部分例えば弁箱本体内に格納することも可能
である。

（発明の効果）本発明に於いては、バルブのハンドル内へ流体の温度、
圧力、流量、濃度又はＰＨの検出器若しくは表示器を格
納し、弁棒に設けた貫通孔を通して流体若しくは検出信
号を前記検出器若しくは表示器へ導入すると共に、各検
出器又は表示器の表示部をバルブハンドルの外表面側に
設ける構成としているため、従前の制御弁と圧力計や温
度計等とを夫々別個に設ける場合に比狡して、流体制御
装置の大幅な小形化と計器接続用配管の簡素化を図るこ
とが出来ると共に、ハンドルの表示を見ながら憬作し得
るため、制御藤作が非常に容易且つ便利になる。

また、制部弁とそれによって制御される流体の温度や圧
力等が相互に一体的に関連付けられているため、誤操作
等の宛生が皆無となり、不測の事故を未然に防止するこ
とが出来る。

更に、弁棒に設けた貫通孔を通して信号や流体の伝送を
汚なうため、弁そのものにも大きな改変を加える必要が
無く、制御弁の構造が著しく浚雉化することも無い。

本発明はと述の通り、優れた実用的効用を奏するもので
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本件第１発明に係る制御弁の１断面図であり
、第２図はそのハンドル部の平面図であるＯ第３図は、本件第２発明の第１実施例に係る制御弁の攬
断面図であり、第４図は、そのハンドル部の平面図であ
る。第５図及び第６図は、第２発明の第２実施例及び第３実
施例を示すブロック線図である。３　弁体部４　弁体９　ハンドル１２　　検出部１３　　表示部１４　　流体通路１５　　貫通孔１６　　検出部１７　　表示器１８　　信号伝達ライン１９　　表示器の表示部

Claims

【特許請求の範囲】

（１）弁棒（４）に流体通路（１４）と連通する貫通孔
（１５）を穿設し、該貫通孔（１５）を通して流体を前
記弁棒（４）に固着したバルブハンドル（９）内の流体
の圧力、温度、流量、濃度又はＰＨの検出器（１２）内
へ導入すると共に、バルブハンドル（９）の外表面に設
けた表示部（１３）に前記圧力、温度、流量、濃度又は
ＰＨの値を表示することを特徴とする制御弁。
（２）弁棒（４）に流体通路（１４）と連通する貫通孔
（１５）を穿設すると共に、弁体部（３）に流体の圧力
、温度、流量、濃度又はＰＨを検出する検出部（１６）
を固設し、該検出部（１６）からの信号を前記貫通孔（
１５）内を挿通せしめた信号伝達ライン（１８）を介し
て前記弁棒（４）に固着したバルブハンドル（９）内の
表示器（１７）へ入力し、バルブハンドル（９）の外表
面に設けた表示部（１９）に前記圧力、温度、流量、濃
度又はＰＨの値を表示することを特徴とする制御弁。