JPH0114829Y2 - - Google Patents

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JPH0114829Y2
JPH0114829Y2 JP12202585U JP12202585U JPH0114829Y2 JP H0114829 Y2 JPH0114829 Y2 JP H0114829Y2 JP 12202585 U JP12202585 U JP 12202585U JP 12202585 U JP12202585 U JP 12202585U JP H0114829 Y2 JPH0114829 Y2 JP H0114829Y2
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JP
Japan
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condenser
water
evaporator
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air conditioner
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JP12202585U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は改良された水冷式エア・コンデイシヨ
ナーに関する。
(従来の技術) 従来のエア・コンデイシヨナーは空冷式と水冷
式との2種類に大別される。本考案は、改良され
た水冷式エア・コンデイシヨナーに関する。
従来の水冷式エア・コンデイシヨナーの本体
は、凝縮器と蒸発器とのみを備えている。冷却塔
は本体から分離されて、屋外に設置されるため
に、設備費用が高いうえに、電力を無駄に消費す
る。第3図に示すように、従来の水冷式エア・コ
ンデイシヨナーの凝縮器20は、冷媒にて満たさ
れており、凝縮器20内の凝縮コイル201は、
冷却塔(図示せず)から供給される冷水で満たさ
れている。このような従来の水冷式エア・コンデ
イシヨナーにおいては、凝縮器の寸法が制限され
ているために、凝縮コイル201の放熱表面を増
大させることが事実上、不可能である。更に、そ
の清掃に際して、凝縮コイル201の内部に付着
したごみが十分に除去されず、従つて、熱交換効
率が増大しない。
(考案の目的) 本考案は、従来の水冷式エア・コンデイシヨナ
ーにおける上記した問題を解決するためになされ
たものであつて、従来の水冷式エア・コンデイシ
ヨナーにおいては冷却塔として機能する冷却装置
を凝縮器と蒸発器とに組み込んで一体化した改良
された水冷式エア・コンデイシヨナーを提供する
ことを目的とし、更に、装置費用及び設置費用を
節減し得ると共に、設置が容易であつて、改良さ
れた実用的な水冷式エア・コンデイシヨナーを提
供することを目的とする。
(考案の構成) 本考案は、本体、凝縮器、蒸発器及び冷却手段
とからなる水冷式エア・コンデイシヨナーにおい
て、 (a) 凝縮器は、上記本体の中段部に配設され、内
部に凝縮コイルとフロート弁とを有すると共
に、外縁に水入口と制御弁とを有し、上記水入
口と制御弁は上記フロート弁と協同して、凝縮
器内の水面を制御し、 (b) 蒸発器は、上記凝縮器から分離されて上記本
体の下段部に配設され、内部に冷却コイルを有
すると共に、上記冷却コイルと前記凝縮器の凝
縮コイルとの間を接続する膨脹弁とを有し、更
に、内部にフロート弁と外縁に冷水出口と冷水
入口とを有し、上記フロート弁は上記冷水入口
と制御弁と関連して、蒸発器内の冷水面を制御
し、 (c) 冷却手段は、上記凝縮器と連通して本体の上
段部に配設されて、その中央部にスプレーを有
すると共に、凝縮器内の水中に配設されて、上
記スプレーの下端に接続された水ポンプと、冷
却装置内において上記スプレーと凝縮器の凝縮
コイルとの間に配設された複数の放熱板と、上
記冷却装置の上に上記スプレーに配設されたフ
アンとを有する ことを特徴とする。
即ち、本考案による改良された水冷式エア・コ
ンデイシヨナーは、本体を有し、この本体の中段
部に凝縮コイルを備えた凝縮器が配設されてい
る。この凝縮器の内部には水が満たされており、
他方、冷媒はこの凝縮器内の凝縮コイルに受け入
れられる。本体の下段部には冷却コイルを内蔵す
る蒸発器が配設されており、この冷却コイルは、
膨脹弁を介して前記凝縮コイルに接続されてい
る。従来の冷却塔として機能する冷却装置は、本
体の上段部に配設されている。本体の外部には圧
縮機が配設されており、前記蒸発器から冷却され
た冷媒を受入れて、これを加熱して凝縮器に送
る。
更に、通気手段が凝縮器の周囲に配設され、冷
却効果を増大する。また、加熱手段が本体の下段
部に前記蒸発器の下に配設されており、蒸発器に
受け入れられた水を加熱する。
以下に実施例を示す図面に基づいて本考案によ
る水冷式エア・コンデイシヨナーを詳細に説明す
る。
第1図は本考案による水冷式エア・コンデイシ
ヨナーの好ましい一実施例を示す部分切欠き斜視
図、第2図は上記エア・コンデイシヨナーが部屋
に配設された状態を示す斜視図、第3図は凝縮コ
イルを有する従来の凝縮器を示す断面図、第4図
は本考案による水冷式エア・コンデイシヨナーの
別の実施例を示す側面図である。
図面、特に第1図に示すように、本考案による
水冷式エア・コンデイシヨナー10は本体1を含
み、凝縮コイル21を有する凝縮器2が上記本体
の中段部に配設されている。この凝縮器に隣接し
て圧縮機5が配設されており、この圧縮機によつ
て圧縮された高温高圧の冷媒蒸気が上記凝縮コイ
ル21に供給される。凝縮器2の内部には、凝縮
コイル21を囲むように水が満たされており、こ
の水によつて凝縮コイル内に送られてきた上記高
温高圧の冷媒蒸気が高温高圧の冷媒液に凝縮され
る。
本体1の下段には蒸発器3が配設されており、
好ましくは断熱性材料からなる板部材11によつ
て上記凝縮器2から分離されている。この蒸発器
3は冷却コイル31を内蔵し、この冷却コイル3
1は、膨脹弁12を介して凝縮器2の凝縮コイル
21に接続されている。上記高圧低温の冷媒液は
上記膨脹弁12によつて膨脹せしめられて、低温
低圧の冷媒蒸気となり、この過程において空気中
から吸熱する。次いで、上記低温低圧の冷媒蒸気
は蒸発器3の冷却コイル31に送られ、この冷却
コイル内を循環する間に、冷却コイルの周囲の水
は効果的に冷却されて、冷水を生じる。
第1図及び第2図に示すように、上記冷水は、
水ポンプ(図示せず)によつて、蒸発器3の出口
32及びこの出口に接続された第1の導管321
を経て、散気装置8に送られて、所期の冷房効果
を発揮する。次いで、この冷水は、第2の導管3
22及び蒸発器3の入口33を通つて蒸発器3に
戻され、このようにして、冷水の循環回路が構成
される。他方、蒸発器の冷却コイル31内を通過
した低温低圧の冷媒蒸気は圧縮器5に戻され、こ
こで再度、高温高圧の冷媒蒸気に変換される。
本考案による水冷式エア・コンデイシヨナーに
おいては、本体1の上段に前記凝縮器2の上方に
冷却装置4が配設されている。この冷却装置には
モーター41にて駆動されるフアン42とスプレ
ー44とが取付けられており、このスプレー44
は、凝縮器2の水(図示せず)中に配設されてい
る水ポンプ43に接続されている。このスプレー
44の下には複数の放熱板45が配設されてい
る。
前述したように、圧縮機5にて供給された高温
高圧の冷媒蒸気が凝縮器2内を循環する間、この
冷却装置においては、水ポンプ43が凝縮器2内
の水をスプレー44の上部に送り、このスプレー
より放熱板45上に散布すると共に、前記フアン
42にてこの上に送風することによつて上記水を
冷却し、このようにして冷却水は、凝縮コイル2
1内の冷媒の温度を低下させるのである。この操
作は何度にもわたつて繰り返される。
更に、本体1には通気手段6が凝縮コイル21
を囲むように着脱自在に取付けられて、凝縮コイ
ル21内の冷媒を一層冷却する。
また、凝縮器2及び蒸発器3内にはそれぞれの
液面を制御するために、フロート弁22及び34
が設けられている。必要に応じて、凝縮器及び蒸
発器にはそれぞれ入口24及び制御弁35によつ
て水が供給される。
本考案においては、冷媒が凝縮器2の凝縮コイ
ル21に受け入れられ、他方、凝縮コイル21は
凝縮器2内で冷却水に囲まれていることを注目す
べきである。本考案においては、凝縮器を掃除す
る場合には、先ず、凝縮器2の外側に適切に形成
されている制御弁23によつて、凝縮器2内の水
を排出し、次に、前記通気手段6を取りはずす。
このようにして、凝縮器2は何らの障害もなしに
容易に清掃することができる。しかし、第3図に
示すように、従来の凝縮器20によれば、その冷
却コイル201は、冷媒でなく、水にて満たされ
ているので、水に含まれているごみが凝縮コイル
201の内壁面に付着しやすい。従つて、従来の
凝縮器においては、本考案の凝縮器に比べてその
清掃が著しく困難である。更に、本考案において
は、蒸発器3に受け入れられた水は、制御弁35
を経て排出することができる。
第2図に示すように、本考案の水冷式エア・コ
ンデイシヨナーによれば、従来、家屋の屋根に取
付けられている冷却塔の設置なしに、部屋に配設
することができる。従つて、本考案の水冷式エ
ア・コンデイシヨナーによれば、その寸法を著し
く小型化することができるので、設置も容易であ
る。更に、冷却塔や、冷却塔とエア・コンデイシ
ヨナーとの間を接続する導管等の設備費用も節減
することができる。
更に、本考案の水冷式エア・コンデイシヨナー
においては、加熱コイル71を備えた加熱手段7
が本体1の下段部に蒸発器3の下に配設されてい
る。加熱コイル71は蒸発器3に受け入れられた
水を加熱し、その温度を高める。加熱された水
は、第2図に示すように、第1の導管321を経
て散気装置8に送られ、更に、第2の導管322
を経て蒸発器3に戻されて、循環回路を形成す
る。かかる構成によつて、本考案によるエア・コ
ンデイシヨナーは、冬季等の寒い時期に部屋に加
熱された空気を供給する装置として役立つ。更
に、本考案のエア・コンデイシヨナー10は、蒸
発器3の外縁に取付けられた出口36によつて加
熱された水を供給する加熱装置としても役立つ。
第4図は本考案による別の好ましい実施例を示
す。蒸発器3が本体1から分離して配設されてお
り、この蒸発器3は箱型に形成されて、部屋内に
設置される。冷却された空気は、低温低圧の冷媒
液が蒸発器3に流れ込むとき、フアンによつて膨
脹弁12の作用によつて部屋内に送り出される。
低温低圧の冷媒液は出口管を経て圧縮機5に戻さ
れ、かくして冷媒は循環して使用される。
以上のように、本考案は改良された水冷式エ
ア・コンデイシヨナーを提供するものであり、こ
のエア・コンデイシヨナーは多目的装置として役
立つ。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による水冷式エア・コンデイシ
ヨナーの好ましい一実施例を示す部分切欠き斜視
図、第2図は上記エア・コンデイシヨナーが部屋
に配設された状態を示す斜視図、第3図は凝縮コ
イルを有する従来の凝縮器を示す断面図、第4図
は熱延鋼板による水冷式エア・コンデイシヨナー
の別の実施例を示す側面図である。 1……本体、2……凝縮器、21……凝縮コイ
ル、22……フロート弁、3……蒸発器、31…
…冷却コイル、34……フロート弁、4……冷却
装置、42……フアン、44……スプレー、45
……放熱板、5……圧縮機、6……通気手段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 本体、凝縮器、蒸発器及び冷却手段とからな
    る水冷式エア・コンデイシヨナーにおいて、 (a) 凝縮器は、上記本体の中段部に配設され、
    内部に凝縮コイルとフロート弁とを有すると
    共に、外縁に水入口と制御弁とを有し、上記
    水入口と制御弁は上記フロート弁と協同し
    て、凝縮器内の水面を制御し、 (b) 蒸発器は、上記凝縮器から分離されて上記
    本体の下段部に配設され、内部に冷却コイル
    を有すると共に、上記冷却コイルと前記凝縮
    器の凝縮コイルとの間を接続する膨脹弁とを
    有し、更に、内部にフロート弁と外縁に冷水
    出口と冷水入口とを有し、上記フロート弁は
    上記冷水入口と制御弁と関連して、蒸発器内
    の冷水面を制御し、 (c) 冷却手段は、上記凝縮器と連通して本体の
    上段部に配設されて、その中央部にスプレー
    を有すると共に、凝縮器内の水中に配設され
    て、上記スプレーの下端に接続された水ポン
    プと、冷却装置内において上記スプレーと凝
    縮器の凝縮コイルとの間に配設された複数の
    放熱板と、上記冷却装置の上に上記スプレー
    上に配設されたフアンとを有する ことを特徴とする水冷式エア・コンデイシヨナ
    ー。 (2) 蒸発器が箱型に形成されて、本体から分離し
    て接続されていることを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項に記載の水冷式エア・コン
    デイシヨナー。
JP12202585U 1985-08-07 1985-08-07 Expired JPH0114829Y2 (ja)

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JP12202585U JPH0114829Y2 (ja) 1985-08-07 1985-08-07

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JP12202585U JPH0114829Y2 (ja) 1985-08-07 1985-08-07

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JPS6231226U JPS6231226U (ja) 1987-02-25
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