JPH01148197A - 腫瘍細胞障害因子 - Google Patents

腫瘍細胞障害因子

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JPH01148197A
JPH01148197A JP62305744A JP30574487A JPH01148197A JP H01148197 A JPH01148197 A JP H01148197A JP 62305744 A JP62305744 A JP 62305744A JP 30574487 A JP30574487 A JP 30574487A JP H01148197 A JPH01148197 A JP H01148197A
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JP
Japan
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cells
amino acid
tables
tumor cell
serum
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Application number
JP62305744A
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English (en)
Inventor
Munehiro Noda
宗宏 野田
Yuriko Sukenobu
資延 由利子
Koji Mazaki
真崎 厚司
Kazuo Takechi
武智 和男
Hideyuki Ishikawa
英之 石川
Hirobumi Arimura
有村 博文
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Mitsubishi Tanabe Pharma Corp
Original Assignee
Green Cross Corp Japan
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は腫瘍細胞に対して障害作用を有する新規な因子
に関する。
(従 来 技 術) 人の線輪芽細胞が産生ずる腫瘍細胞障害因子としては特
開昭59−88423.61−18721号公報に記載
の物質が知られている。
(発明が解決しようとする問題点) 人由来の線維芽細胞から得られる新規な腫瘍細胞障害因
子の提供にある。
(問題点を解決するための手段) ■ 原料細胞の調製 原料細胞はヒト由来の培養株化線維芽細胞が利用される
。好適な細胞としては、ヒト腎由来株化細胞であり、例
えばヒト胎児腎より得たprimaryculture
又はdiploid cellを入手し、これを継代培
養して株化したものが例示される。
■ 培養条件 細胞培養用の培地としては、例えばWaymouthの
培地、Dulbecco’s modified MB
M培地などの無血清培地、好ましくは、ヒト血清アルブ
ミンを適量(0,05〜0.2W/V%) 添加した無
血清培地、低濃度(0,05〜0. 2W/V%) (
7)血清を添加した培地を用いて培養する。培地にはそ
の他ラクトアルブミン氷解物、トランスフェリン、各種
アミノ酸、各種脂肪酸、インシュリン等のホルモンなど
を添加してもよい。
この培地中には空気(A i r 95%、0025%
)を適宜導入(流速: 10〜500ml!/分)する
ことが好ましく、温度は20〜37℃が好ましい。培養
液は2〜3日程度ごとに、交換する。
■精製 培養上清中に本発明物質は存在するので、細胞を除去し
た後、当該物質の物理化学的、生化学的性状を利用して
精製される。例えば、濃縮、イオン交換体処理、分子量
に基づく分画処理等を適宜組み合わせることによって行
われる。
具体的には、次の如き方法によって回収される。
即ち、まず培地を遠心分離(例えば1500回転5分)
し、上滑を回収する。
上清は陽イオン交換体処理によって未吸着画分を得る。
陽イオン交換体処理としては、例えばCM交換体(cM
−3ephadex)が例示される。担体をpH5〜6
、イオン強度0.1〜0゜2Mの緩衝液で平衡化した後
、前記培地上清を含有する溶液で接触させ、夾雑物を吸
着させて、未吸着画分を回収する。
未吸着画分はついで、陰イオン交換体処理がされ、未吸
着画分を得る。
陰イオン交換体処理としては、例えばDEAE交換体(
DEAE−3epharose)が例示され、この処理
による未吸着画分を分取する。処理は、CM−3eph
adex未吸着画分を分子量1万カツトの限外濾過膜(
例えばベリコンTX。
ミリポア社製)によって高分子画分を取得、濃縮して、
例えば50mM)リス・H(l緩衝液(pH7,0)に
対して透析し、同緩衝液で平衡化したDEAE−3ep
haroseカラムに添加後、これに同じ緩衝液を流し
て通過してくる液を集めて得られた未吸着画分を濃縮し
た。この濃縮について同様の操作を3回くり返し未吸着
画分の濃縮液を得る。この濃縮液は次いで、陰イオン交
換体例えばPo1y buffer交換体でクロマトフ
オーカシング処理をし、pH9,0〜9.4の溶出画分
を得る。
クロマトフオーカシング処理としてはDEAE交換体処
理で得られた濃縮液を25mM)IJエチルアミン塩酸
緩衝液(pH11)に対して透析し、同緩衝液で平衡化
した Po1y  buffer TX  交換体PB
E  118カラムに添加後、pH10,5から7.0
までの直線型pH勾配により緩衝液(例えば、2.5v
/v%フォルマライト10.5〜8など)を流してカラ
ムからpH9,4から9.0で溶出される活性画分を得
る。
次いでゲル濾過処理をして、活性蛋白画分を得る。
ゲル濾過処理としてはPo1y buffer交換体P
BE 118力ラム溶出画分を分子量1万カツトの限外
濾過膜(例えばPM−10”M:アミコン社)によって
高分子画分を分取・濃縮して、0.15M塩化ナトリウ
ム含有0.1M!jン酸緩衡液緩衝H7,0)で平衡化
したゲル濾適用カラム(分画可能分子量1万〜30万程
度例えば、TSKGEL3000および200 OSW
カラムを用いたHPLC)によりゲル濾過を行い、分子
量4万前後の活性を伴った蛋白ピークを回収する。
次いで活性画分について逆相HPLC(高速液体クロマ
トグラフィー)を行い純品を得る。処理は活性画分を集
め、逆相用カラム(例えば、RP−304、Cosmo
sil  5C4−300、Bakerbond  W
ide  Pore  Btxtyl  (c4)など
)を用いた逆相HPLC(クロマト条件として例えば、
A液を0.1%トリフルオロ酢酸、B液を80%アセト
ニトリル含有A液A液、A液からB液へ、直線勾配で溶
出させる)により行われる。
■ 本発明物質の特性 本発明の腫瘍細胞障害因子は、糖蛋白質であり、以下の
性質を有する。
(a)分子量:還元および非還元化におけるSDSを含
むポリアクリルアミドゲル を用いる電気泳動法により38゜ 000±2.000ダルトンの単 一バンド (b)等電点:9.0〜9.4 (c)コンカナバリンAとの結合性:吸着(d)N末端
アミノ酸配列: (Xは未同定) (e)アミノ酸組成(5μg中) pmo Il      % Asp       5053    10.8Glu
       4087     8.7μmo 1 
        % Ser         2987       6.
4Gly         3425      7.
3His        1502      3.2
Arg         1898       4.
 0Thr         2522       
5.4Ala         3950      
 8.4Pro         3013     
  6. 4Tyr         1584   
    3.4Val         2739  
     5.8Met          623 
      1.3Cys            N
D         −11e         22
30       4.8Leu         5
907     12. 6Phe         
1891       4. 0Trp       
     ND         −Lys     
    3498       7.5ND:未同定 (f)アミノ糖分析(5μg中) pmo Il      % ガラクトサミン    471    13.7合  
 計       3438     100.0(g
)生理活性:少なくともKB細胞(鼻咽腔癌由来:AT
CCCCL−17)、 HeLa細胞(子宮頚部癌由来二 ATCCCCL−2)に対し て増殖抑制作用を有する。
(h)交叉反応性:抗TNFモノクローナル抗体、抗イ
ンターフェロンのα、β、 Tの各々モノクローナル抗体、 によって中和されない。
(効果) かくして得られた細胞障害性物質は、以下に示す特性か
ら新規物質であり、生化学用、薬理学用の試薬として用
いてもよく、また、医薬品として用いる場合には医薬品
製造の通例技術にしたがって、要すれば滅菌・除菌処理
、製剤化を行えばよい。かくして新規な腫瘍細胞障害性
物質を含有する医薬が提供される。
(実施例) 本発明をより詳細に説明するために実験例・実施例を挙
げるが、本発明はこれらによって何ら限定されるもので
はない。
実験例 (a)活性の測定 96穴マイクロプレートを用いて本発明物質(以下FT
X)サンプルを2倍段階希釈した(5QpR/we 1
1) 。これに10 X 10 ’Ce1ls/mlの
KB細胞(ヒト鼻咽喉癌由来:ATCCCCL−17,
50μA’/we ? ?)またはHeLa細胞(子宮
頚部癌由来:ATCCCCL−2,50Atl/We 
11)を加え37℃5%C02以下で7日間培養した。
培養後、上滑をすて0゜05%クリスタルヴアイオレッ
ト染色液で残存細胞を染色し生細胞にとり込まれた色素
量を、マルチスキャン(タイターチック製)を用いて5
90nmでの吸光度により測定した。そして未処理細胞
の吸光度に対するFTXサンプル処理細胞の吸光度の割
合を求めて、これを増殖率とし50%増殖抑制を示すF
TXサンプルの希釈倍数をFTX活性量 (U/mn)
としてあられした。
(b)SDS−PAGE 逆相HPLCから得られたFTXの蛋白ピークを回収し
、約37℃で減圧濃縮・乾固した。これに、2%SDS
、0.3Mシヨ糖含有0.0625M1−リス−HCl
バッファー、pH13,8あるいは、同バッファーに2
%2−メルカプトエタノールを含んだバッファーを添加
し、溶解して、室温で約30分間放置(前者バッファー
処理:非還元SDS処理)あるいは、100℃で3分間
加熱(後者バッファー処理:還元SDS処理)後、5D
S−PAGEに供した。泳動は、0.1%SDS含有1
5%ポリアクリルアミドゲル(1mmmmラスラブゲル
用い、Laemmliの方法[Nature、227.
680 (1970)コに準じて行った。また、5DS
−PAGE  Ph−ast  Get  Gradi
ent8−25を用いたPhast  System(
ファルマシア製電気泳動装置)でも実施した。泳動後、
蛋白バンドは銀染色(銀染色キット、和光製)により検
出した。分子量マーカーとして、ホスホリラーゼB(9
4K)、 ウシ血清アルブミン(67K)、オバルブミ
ン(43K)、カルボニックアンヒドラーゼ(30K)
、トリプシンインヒビター(20゜1K)、そして、α
−ラクトアルブミン(14゜4K)を用いた。
その結果、FTXは、分子量38にダルトンの位置に単
一の蛋白バンドとして検出され、このバンドは、還元処
理を施しても変化しなかった(第4図)。
(c)等電点 バイオケミ力・バイオフィジカ・アクタ(Bio−ch
em、Biophys、 Acta、 )  194.
335  (1969)、アクタ・ケミカル・スカンジ
ナビア(Acta。
Chem、5cand、) 、20.820  (19
66)によッテ焦点電気泳動法[Preparativ
e flat−bed el−ectrofocusi
ng (KLB) ]によって等電点を求めたところ、
本発明FTXはpI9.0〜9.4であった。
(d)アミノ酸組成及びアミノ糖の確認本発明FTXの
5μgについて、6N−塩酸20時間処理により加水分
解後、P ICo−TAGTMmethodによりアミ
ノ酸組成を決定した。
pmol       % ASp      5053    10.8Glu 
      4087    ’  8.7Ser  
     2987     6.4Gly     
  3425     7.3His       1
502     3.2Arg       1898
     4.0Thr       2522   
  5.4A l a       3950    
 8.4−  Pro       3013    
 6.4Tyr         1584     
  3. 4Val         2739   
    5.8emo !!         % Met          623       1.
3Cys            ND       
  −11e         2230      
 4. 8Leu         5907    
  12. 6Phe         1891  
     4. 0Trp           ND
         −合   計     46910
    100.OND:未同定 また、同FTXの5μgについて4N−塩酸4時間処理
により加水分解後、上記同様の方法によリアミノ糖の分
析を行ったところ、グルコサミンおよびガラクトサミン
が検出された。この結果から本発明のFTXが糖蛋白質
であることを確認した。
pmo 1         % ガラクトサミン    471    13.7合  
計       3438    100.0(e)ア
ミノ酸配列の決定 本発明FTXの10μgについて、還元・アルキル化機
アプライドバイオシステムズ社のGa5−Phase 
Protein 5equencer Model  
47 Q Aを使用した自動エドマン分解法によりN末
のアミノ酸配列を決定した。この結果、本発明は従来既
知の抗腫瘍物質とはその配列を異にする新規な物質を提
供するものであることを確認した。
Thr−Cys−Ala−11e−Arg−(配列中、
Xは未同定であることを意味する)(f)生物活性 本発明F T X ハ、ML−1細胞(7)NBT還元
能に影響を及ぼさなかったので、分化誘導能を示さない
FL−シンドビスウィルスの系でウィルス増殖を抑制せ
ず、L細胞に対する障害作用は示さなかった。
(g)既知物質に対する抗体との反応性抗TNFモノク
ローナル抗体、抗IFNα、β。
γモノクローナル抗体によりKB細胞に対する増殖抑制
作用は中和されなかった。
表1.FTXの既知リンホカイン抗体との反応性U/m
 I FTX + Medium            4
5FTX + Anti IFN−a、  β、  r
本51FTX + Anti TNF(284)本$ 
       43* Anti IFN+α(10,
0OONIJ/ml)+ Anti IFN−β(10
゜00ONU/ml) + Anti IFN−7(4
,00ONIJ/ml)**  Anti  TNF 
 (2H4,10,0OONIJ/ml)1)粗FTX HKG細胞(ヒト腎由来線維芽細胞)を0.05%〜0
.1%ヒト血清アルブミン含有modifi−edウェ
イマウス培地で37℃2〜3日間培養し、ソノ培養上清
(FTX活性5〜IOU/mjりに0.12Mリン酸バ
ッファー(pH5,5)で平衡化したCM−セファデッ
クスを添加して未吸着画分を粗FTX (FTX活性?
、3U/mJ、比活性1.60/mg蛋白)とした。
2)FTXの精製 ■DEAEセファロースクロマト 粗FTX 100 fヲペリコンカセットシステム(限
外ろ過膜システム、分画分子量1万)を用いて50mM
)リスーHCj!バッフy −p H7に溶媒交換する
と共に1.710ml1にまで濃縮した。
そして予め同バッファーで平衡化したDEAEセファロ
ースFF(ファルマシア製)カラム(10X20cm)
に添加し、通過してくる液を集めた(゛)。
活性回収率は119%、比活性は160倍に上昇した。
■クロマトフオーカシング DEAE−セファロースクロマトステップから得られた
両分をペリコンカセットシステム及び2M10膜(限外
ろ過膜、分画分子量1万)を用いて、58m1にまで濃
縮し、25mM)リエチルアミンーHCβpH11に対
し透析した。そしてその半量を予め平衡化したパリバッ
ファー交換体PBE118(ファルマシア製)カラネ(
26X35cm)に流速200mβ/時間で流した。続
いてカラム体積の約1.5倍量の平衡化バッファーを用
いて洗浄後、吸着蛋白の溶出は、カラム体積の約10倍
量の2.5%(V/V)ファルマライ)10.5〜8 
(ファルマシア製)  pH7(HClで調整)を流す
ことにより形成される直線型pH勾配及びこれに続<I
MNaCj!により行った。
分取は20mji!/fr、で行い、各フラクションに
ついてA280 、  pH及び活性の測定を行った。
pH10,5から7.0までのpH勾配で溶出したとこ
ろ、約65%の活性がpH9〜9.4の間に認められた
。このFTX画分の前ステップ(DEAE−セファロー
スカラマド)からの活性回収率は約22%であった(第
1図)。
■TSKgelG3000−2000SWゲルろ過HP
LC クロマトフオーカシングステップから得られた活性フラ
クションプール液をPMIO膜により濃縮し、予め0.
15M塩化ナトリウム含有0.1M’lン酸バッファー
、pH7で平衡化したTSKgelG−3000−20
003WカラA (7゜5mmx60 cm、2本、東
洋ソーダ製)に注入した。溶出は流速1mj!/min
で行い、各フラクションは2m1i分取とした。また同
カラムは、グルタメート・デヒドロゲナーゼ(290k
)。
ラクトース・デヒドロゲナーゼ(142k)、 エノラ
ーゼ(67k)、アデニレート・キナーゼ(32k)及
びチトクロームC(12,4k)により分子量曲線を作
成した。溶出液はA 2 B (3による蛋白吸収と活
性によりモニターした。その結果、活性は分子量約4万
付近に単一ピークとして検出された(第2図)。
■Cosmosil  5 C4−300逆相HPLC
TSKgelG3000−2000SWゲルろ過HPL
Cステップから得られた活性フラクションプール液を予
め0.1%トリフルオロ酢酸、pH2で平衡化したCo
smosil  5 C4−300カラム(4,6X2
50mm、半井化学製)に注入した。溶出は、0〜80
%アセトニトリル含有0゜1%トリフルオロ酢酸、pH
2を用いた60分間の直線型濃度勾配で行い、流速1r
rl/分で1m1分取した。溶出液は、A2.6による
蛋白吸収でモニターすると共に各フラクションは、減圧
乾固後活性測定した。
その結果、リテンションタイム48分の位置に活性と一
致するシャープな蛋白吸収ピークを得た。
■Bakerbond Wide Pare Buty
l (c4)逆相HPLC TSKg e IO2000’−2000SWゲルろ過
HPLCステップから得られた活性フラクションプール
液を予め0.1%トリフルオロ酢酸、pH2で平衡化し
たBakerbond  WidePore  But
yl  (c4,5μm、4,6x250mm、J、T
、Baker製)に注入した。
溶出は0〜80%アセトニトリル含有0.1%トリフル
オロ酢酸、pH2を用いた60分間の直線型濃度勾配で
行った。
流速は、1m11分とし、Lm1分取した。溶出液は、
A 21 Bによる蛋白吸収でモニターし、蛋白ピーク
を回収した(第3図)。
【図面の簡単な説明】
クロマトフオーカシングによる本発明FTXの溶出パタ
ーン。−〇−はFTX活性を、−一一一はA211!1
  (蛋白質による吸収)を示す。 第2図 TSKゲル3000〜2000 SWによるF’rXの
ゲル濾過パターン。口はFTX活性パターンを示し、点
線は蛋白質による吸収を示す。 第3図 04カラムを用いた逆相HPLCパターン。FTXは、
本発明物質を示す。 第4図 FTX□)SDS/PAGE!、:よる1気泳動ハター
ンを示す。 第  1  図 Fraction No、(101m)/rJ第  2
  図 Re+eJion Time  (今)第  3  図 第  4  図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ヒト由来の線維芽細胞の培養上清から得られる糖
    蛋白質であり、以下の性質を有する腫瘍細胞障害因子。 (a)分子量:還元および非還元化におけるSDSを含
    むポリアクリルアミドゲル を用いる電気泳動法により38, 000±2,000ダルトンの単 一バンド (b)等電点:9.0〜9.4 (c)コンカナバリンAとの結合性:吸着 (d)N末端アミノ酸配列: 【遺伝子配列があります。】 (Xは未同定) (e)アミノ酸組成(5μg中) ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ND:未同定 (f)アミノ糖分析(5μg中) ▲数式、化学式、表等があります▼ (g)生理活性:少なくともKB細胞(鼻咽腔癌由来:
    ATCCCCL−17)、 HeLa細胞(子宮頚部癌由来: ATCCCCL−2)に対し て増殖抑制作用を有する。 (h)交叉反応性:抗TNFモノクローナル抗体、抗イ
    ンターフェロンのα、β、 γの各々モノクローナル抗体、 によって中和されない。
JP62305744A 1987-12-04 1987-12-04 腫瘍細胞障害因子 Pending JPH01148197A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0460910A2 (en) * 1990-06-06 1991-12-11 Taisho Pharmaceutical Co. Ltd Tumor cell growth inhibitor
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