JPH01147639A - マルチプログラミング・デバッグ装置 - Google Patents

マルチプログラミング・デバッグ装置

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Publication number
JPH01147639A
JPH01147639A JP62306160A JP30616087A JPH01147639A JP H01147639 A JPH01147639 A JP H01147639A JP 62306160 A JP62306160 A JP 62306160A JP 30616087 A JP30616087 A JP 30616087A JP H01147639 A JPH01147639 A JP H01147639A
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JP
Japan
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task
break
cpu
dispatch
multiprogramming
Prior art date
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Application number
JP62306160A
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English (en)
Inventor
Rika Yabui
藪井 里佳
Hajime Sakuma
肇 佐久間
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Publication of JPH01147639A publication Critical patent/JPH01147639A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、制御が逐次に流れる通常のプログラムと異な
り、複数のプログラムが同期をとりながら並列に流れる
マルチプログラミング・システムに対するデバッグ機能
に関するものである。
従来の技術 従来の逐次処理プログラムに対するデバッグ機能につい
て、第3図に示す従来のデバッグ装置の第7図から第9
図に示すフローチャート1〜3を参照しながら説明する
第3図に示すように、−船釣なデバッグ装置は、デバッ
グ機能をつかさどるためのCPU (以下ホストCPU
と呼ぶ)、メモリ、周辺回路などを具備しており、デバ
ッグの対象となるCPU (以下、ターゲラ)CPUと
呼ぶ)の動作をモニタしながら、デバッグ機能を実現し
ている。
また、従来のデバッグ装置は、メモリ操作やブレーク・
ポイントの設定など、ターゲツトCPU側のアプリケー
ションプログラムに依存しない汎用性のある機能のみを
実現している。
ここでは、アドレスブレーク機能とレジスタ表示機能に
ついて、その動作説明を行なう。第3図において、デバ
ッグ装置30は、点線で示しである。
図示のデバッグ装置30は、ホス)CPU100と、ホ
ストプログラムが常駐するホストプログラムメモリ10
6と、ブレーク・ポイントを登録しておくブレークメモ
リ 104と、このブレークメモリに登録されたブレー
クポイントと、ターゲットCPU101のアドレスとを
逐一比較して一致信号103−1及び選択信号103−
2を出力する比較部103と、選択信号103−2によ
ってデータバス切り換えを行なうゲートA 113−1
とゲー) B 113−2とを備えている。
ブレーク処理プログラム107、データ部108、ステ
ータス部109、及び動作指定部110は、ターゲット
CPUl0IとホストCPU100の双方からアクセス
可能なメモリで、ブレークが発生した時の制御に必要と
なるメモリである。
ここで、ホストCPU100は、アドレスバスとデータ
バスを介してブレークメモリ104とホストプログラム
メモリ部106とブレーク処理プログラムメモリ120
とに接続され、また、ターゲットCPUl0Iは、アド
レスバスとデータバスを介してユーザプログラムメモリ
102と比較部103とブレーク処理プログラムメモリ
120とに接続されている。さらに、比較部103は、
ブレークメモリ104にアドレスバスを介して接続され
る。また比較部103は、一致信号103−1をターゲ
ットCPUl0Iに出力すると共に、比較部103とタ
ーゲラ)CPU 102間のデータバス上にあるゲート
A 113−1と、ターゲットCPUl0Iとユーザプ
ログラムメモリ102間のデータバス上にあるゲー) 
B 113−2のそれぞれに対し、選択信号103−2
とその選択信号のインバータで反転された信号を出力す
るよう接続されている。
ブレークが発生した時の制御をフローチャート1〜3に
そって説明する。ブレークアドレスはホストCPU10
0により、ブレークメモリ104に既に設定されている
。比較部103はターゲットCPU 101から出力さ
れるアドレス情報とブレーク・メモリ104に登録され
ているブレーク・ポイントとを逐一比較して、いづれか
のブレーク・ポイントと一致した場合、ターゲラ)CP
UIOIへ一致信号103−1を出力する。
フローチャート2に示すように、ターゲットCPU10
1は、比較部103からの一致信号103−1を割り込
み信号として受付け、ユーザ・プログラムを中断し、そ
の時点のアドレスを保持し、割り込み処理プログラムの
スタートアドレスの読み出し動作を行なう。比較部10
3はこのタイミングで、選択信号103−2を出力し、
同時にブレーク処理プログラム107へのスタートアド
レス情報を出力する。選択信号103−2は、ゲートA
 113−1を開き、ゲー) B 113−2を閉じる
ことで比較部103例のデータバスをターゲラ)CPU
 1旧へ接続する。ターゲラ)CPUIOIは、比較部
103より出力されたアドレス情報を読み込み、ブレー
ク処理はプログラム107へ制御を移す。
次に、フローチャート3に従ってブレーク処理プログラ
ム107の動作を説明する。ブレーク処理プログラム1
07はターゲットCPUl0Iのプログラムとして動作
し、データ部108にブレーク時点のレジスタ情報をセ
ーブし、ステータス部109をアドレスブレーク発生の
状態にし、動作指定部110にホストCPU100から
各ブレークなかの動作が指定されるのを待つ。
次に、ホストCPIJ100の動作を、フローチャート
1に従って説明する。まず、ステータス109がブレー
ク発生中を表わす状態の場合、コマンド受付は状態とな
る。コマンドがレジスタ表示コマンドであった場合、デ
ータ部108にセーブされたブレーク・レジスタ情報を
読み出しホストCPU100管理の表示装置105に表
示する。他のコマンドが人力されたら、各々のコマンド
に従った処理をする。コマンドがブレーク再開コマンド
の場合、ステータス109をブレーク再開状態にし、動
作指定部110にブレーク再開の動作を指定する。ブレ
ーク処理プログラム107は、格納されたブレーク再開
コマンドに従い、復帰処理した後、ブレークアドレスか
ら実行を再開する。
以上、従来のデバッグ機能におけるブレーク・ポイント
の処理について記述したが、本従来例のようにアドレス
をブレーク・ポイント情報としたものが一般的であり、
ブレーク発生の方法も上記した従来例が一般的方法とな
っている。
発明が解決しようとする問題点 まず、第4図、第5図を参照しながら、従来の技術によ
る問題点を説明していく。第4図および第5図は、複数
のプログラムが同期をとりながら、一つのプログラミン
グシステムを構築している例である。このようなプログ
ラミングシステムはマルチプログラミング・システムと
呼ばれ、その制御形式は、オペレーテング・システム(
以下O8と呼ぶ)の種類によって、多少違いはあるが、
本例は事象駆動方式のO8では一般的と考えられる。
マルチプログラミング・システムを構成している個々の
プログラムはタスクと呼ばれ、1タスクがなんらかの事
象の発生を待つ藺にできるCPUの空き時間を利用し、
実行の起動がかかるのを待っている他のタスクの中から
1つタスクを選び出し、実行状態にする。このようにタ
スクを入れ替える処理をディスパッチングと呼び、ディ
スパッチングは、割り込みやO8に対して発行されるシ
ステムコールと呼ばれる命令群を発行することによって
起きる。
従って、こうしたマルチプログラミング・システムにお
いて、デバッグ上で特に重要となってくるのは、いかに
この状態遷移を監視し、追跡していくかという点にある
ことが理解される。
ここで、第4図、第5図を用いて、従来゛の技術で問題
になる点について説明する。
第4図の例1、例2は、共にタスクA1タスクBの2タ
スク構成のマルチプログラミング・システムの制御の流
れ図である。例1のプログラムでは、タスクA上のアド
レス2000番地を実行する迄に、タスク八からタスク
Bへ、またタスクBからタスクAへと、状態遷移が起こ
るが、例2のプログラムでは、同アドレスを実行する迄
に状態遷移は起きない。これは、ディスパッチングによ
って、処理の流れが変わってしまう為である。このよう
に、マルチプログラミングでの実行の流れは画一的では
なく、そのマルチプログラミングの制御の予測は困難で
ある。従って、従来のアドレスブレーク機能のみを有す
るデバッグ装置では、以下のような問題が起きて来る。
即ち、例1、例2のプログラムに対しては、それぞれの
プログラムの、タスクA上のアドレス2000番地に、
同様に、ブレーク・ポイントを設定して、従来のアドレ
スブレークを発生させても、そこから得られる情報だけ
では、マルチプログラムの制御の流れまでは掴み切れな
いという点である。
また、第5図の状態遷移は、タスクA、タスクB1タス
クC1タスクDの4タスクで構成されたマルチプログラ
ミングの流れ図である。このような、多彩なシステムコ
ール命令を用い、多数のタスクで構成された複雑な制御
の流れを持つマルチプログラミング・システムに対して
、例えば、タスクA上のアドレス2000番地にブレー
ク・ポイントを設定し、従来のアドレスブレークを発生
させても、その制御の流れを把握することは、ますます
困難になって来る。
このことから、マルチプログラミング・システムに対す
るデバッグに、従来のアドレスによるブレーク機能を用
いる場合は、そのマルチプログラミング・システムの制
御の流れが充分に予測可能ということの前提に立たなけ
ればならないにも拘らず、実際にはマルチプログラミン
グ・システムの制御の流れは複雑で予測が困難であるた
め、従来のアドレスによるブレーク機能だけでは、あま
り効果的なデバッグ機能を有しているとは言い難い。
最近では、こうしたマルチプログラミング形式のものが
広く浸透して来つつあるが、従来の技術によるデバッグ
機能は、通常の逐次処理のプログラムに関しては一応の
効果を期待できるが、次々とタスクを切り換えるマルチ
プログラミング・システムに関しては、アドレスによる
ブレークだけのデバッグ機能だけでは、その実行状態を
掴み切れないという欠点を有していた。
問題点を解決するための手段 本発明によるならば、プログラムデバッグを目的とした
専用のCPUと、デバッグの対象となるCPUとを備え
たデバッグ装置において、該デバッグ装置において、該
デバッグの対象となるCPU上で動作するオペレーティ
ングシステムの管理下で、複数のタスクの中から1つの
タスクを選択する処理の実行後に、該実行結果に基づい
た信号を、前記デバッグの対象となるCPUの外部に出
力する第1の手段と、前記選択されたタスクを識別する
ための情報を前記デバッグの対象となるCPUの外部に
出力する第2の手段とを備え、前記第1の手段と第2の
手段により、マルチプログラミング・システムの動作中
、タスクが切り換わった時点を捉え、該時点の情報を基
にマルチプログラミング・システムのデバッグを行なう
ことを特徴とするマルチプログラミングデバッグ装置が
提供される。
作用 上述した従来のデバッグ装置に於けるアドレス情報によ
るブレーク主体のデバッグ機能に対して、本発明による
マルチプログラミングデバッグ装置は、ディスパッチン
グのタイミングを捉えて、ディスパッチング直後にブレ
ークをかけるディスパッチ・ブレーク機能、あるいは、
次々とディスパッチし、切り替わるタスクの履歴をとる
ディスパッチ・トレース機能を可能としている。かかる
機能によって、従来の技術では捉えることのできなかっ
た、マルチプログラミングシステムの状態遷移のトレー
スを容易に実現できる。
更に詳述するならば、ディスパッチ管理部は、ターゲッ
トCPUよりディスパッチしたことを通知するディスパ
ッチ信号とタスクの切り換えを通知するタスク切換信号
を入力すると、(1)該ターゲットCPUによりデータ
バス上に出力されたタスクIDと予めタスクIDメモリ
に登録されているタスクIDとを比較し、一致した場合
においてはブレーク信号を割り込み信号として前記ター
ゲラ)CF’Uに対し出力することにより該ターゲット
CPUを割り込み状態にし、同時に選択信号をターゲッ
トCPUとユーザプログラミングメモリ間のデータバス
上のゲートに出力し該データバスを非接続状態にするこ
とによって、アドレスブレークと同様な形でターゲット
CPUによるユーザプログラムの実行を中断するか、あ
るいは(2)該ディスパッチ管理部内部に設けられたタ
スクIDを読み込んだことを示すフラグをONにし、タ
ーゲラ)CPUによりデータバス上に出力されたタスク
IDをトレースメモリに記憶させる。こうして本発明は
、従来のデバッグ装置におけるアドレス情報によるブレ
ーク主体のデバッグ機能の他に、(1)予めタスクID
メモリに登録されているタスクIDと同一なタスクID
を捉えて、ターゲラ)CPUを割り込み状態にするディ
スパッチングブレーク機能、あるいは、(2)次々に発
行されるディスパッチングによるタスクIDの履歴を実
時間でトレースするディスパッチングトレース機能を実
現する。
実施例 以下、添付図面を参照して本発明によるマルチプログラ
ミング・デバッグ装置の実施例を説明する。
実施例1 本発明のマルチプログラミング・デバッグ装置の実施例
1を、第1図に示すマルチプログラミング・デバッグ装
置のブロック図と第10図がち第12図に示すフローチ
ャート4〜6を参照しながら説明する。
マルチプログラミングの各タスクの状態遷移は、プログ
ラム中のO8に対して発行されるシステムコール命令を
実行し、ディスパッチすることによって起こる場合が大
半である。実施例1は、ディスパッチの実行、タスクの
切り換えの状態を捉えて、ブレークする機能を備えた、
マルチプログラミング・デバッグ装置に関して説明する
第1図において、第3図に示す装置の要素と同様な要素
に同一の参照番号を付している。第1図に示す本発明の
実施例1におけるマルチプログラミング・デバッグ装置
10は、第3図に示した従来のデバッグ装置に加えて、
ディスパッチ状態によるブレーク機能を実現する為に、
ターゲラ)CPUより出力される、ディスパッチングし
たことを通知するディスパッチ信号101−1とタスク
の切り換えを通知するタスク切換信号101−2を捉え
、また、データバス上に出力されるカレントタスクの識
別(以下タスクID)を捉えるディスパッチ管理部11
5と、ホストCPU100により指定されたブレークす
るタスクのIDを記憶しておくタスクIDメモリ114
と、データバスを切り換えるゲー)C113−3とを備
えており、更に、ターゲットCPUl0IとホストCP
U100の双方からアクセス可能なディスパッチ・ブレ
ーク処理プログラム111を具備している。
ディスパッチング後、指定したタスクへの切り換えをす
ることによるブレークが発生した時について、その処理
をフローチャート4〜6にそって説明する。ブレークさ
せたいタスクのIDは既にホストCPU100によって
、タスクIDメモリ114に登録されているものとする
。ターゲットCPU101の処理をフローチャート5に
従って説明する。
まず、ターゲラ)CPUIOIはユーザ・プログラム実
行中に、ディスパッチすると、その直後にディスパッチ
信号101−1と、さらにタスクの切り換えが行なわれ
るとその直後にタスク換信号101−2をディスパッチ
管理部115に送る。また、ターゲラ)CPUIOIは
、前記信号を出力した次のタイミングで切り換わったカ
レントタスクのIDをデータバス上にのせ、ディスパッ
チ管理部115は、常に、データバス上をモニタして、
タスクのIDを判読し、タスクIDメモリ114に、既
に登録されているタスクIDと逐一比較する。その結果
、いづれかのタスクIDが一致した場合、ブレーク信号
115−1を出力する。
ターゲラ)CPU 1旧はディスパッチ管理部115か
らのブレーク信号115−1を割り込み信号112とし
て受は付け、ユーザ・プログラム102を中断して、そ
の時点のアドレスを保持し、割り込み処理プログラムの
スタートアドレスの読み出し動作を行なう。ディスパッ
チ管理部115はこのタイミングで、選択信号115−
2を出力し、ゲートC113−3を閉じることで、ユー
ザプログラムメモリ102側のデータバスをフローティ
ング状態にし、ターゲラ)CPUIOIから切り離し、
同時にディスパッチ・ブレーク処理プログラム111へ
のスタートアドレス情報をデータバス上へ出力する。タ
ーゲラ)CPUIOIはディスパッチ管理部115から
出力されたアドレス情報を読み込み、ディスパッチ・ブ
レーク処理プログラム111へ制御を移す。
フローチャート6はディスパッチ・ブレーク処理プログ
ラム111の内容で、ターゲラ) CP UIOIがユ
ーザ・プログラム102の命令を実行し、ディスパッチ
ングする度に制御を切り換えるプログラムで、ターゲッ
トCPUl0Iのプログラムとして動作する。ディスパ
ッチ・ブレーク処理プログラム111はブレーク時のレ
ジスタ情報をデータ部108にセーブし、ステータス部
109をディスパッチ・ブレーク状態にし、動作指定部
110にホストCPU100から各ブレーク中の処理コ
マンドが入力されるのを待つ。
次に、ホストCPU100の動作を、フローチャート4
に従って説明する。まず、ステータス部109がディス
パッチによるブレーク発生中を表わす状態の場合、コマ
ンド受は付は状態となる。コマンドがレジスタ表示コマ
ンドであった場合、データ部108にセーブされたブレ
ーク・レジスタ情報を読み出し、ホス)CPU100が
管理する表示装置105に表示する。他のコマンドが入
力されたら、各々のコマンドに従って処理をする。コマ
ンドがブレーク再開コマンドの場合、ステータス109
のディスパッチ・ブレーク状態を解除し、動作指定部1
1Oにブレーク再開の動作指定を行なう。ディスパッチ
・ブレーク処理プログラムは、指定されたブレーク再開
指示に従い、復帰処理を行なう。
復帰処理後、ユーザプログラム102はブレークアドレ
スから実行を再開する。
以上、実施例1のデバッグ機能におけるディスバッチ・
ブレークの処理について記述したが、従来のアドレスを
ブレーク・ポイント情報としたブレーク機能に対して、
実施例1におけるディスパッチ・ブレーク機能は、ディ
スパッチングし、指定したタスクへの切り換え直後に実
行を中断し、ディスパッチ・ブレーク中断中もアドレス
・ブレーク同様、中断中のレジスタ表示コマンドやその
他のデバッグ用コマンドの人力を可能にし、ブレーク再
開コマンドによって、ディスパッチ・ブレーク中のユー
ザ・プログラムを再実行させることを可能にするもので
ある。
実施例2 実施例2のマルチプログラミング・デバッグ装置は、タ
スク間の状態遷移を監視する機能を、ディスパッチの履
歴をトレースすることで実現する。
以下、実施例2を、第2図のマルチプログラミング・デ
バッグ装置のブロック図と第13図に示すフローチャー
ト7を参照しながら説明する。なお、第2図において、
第3図に示す装置の要素と同様な要素に同一の参照番号
を付している。
第2図に示すように、本発明の実施例2におけるマルチ
プログラミング・デバッグ装置20は、ディスパッチ・
トレース機能を実現する為に、ディスバッチ管理部11
5とトレースメモリ116を有する。
まず、ディスパッチのトレース処理について、その全体
の処理の流れを説明する。まず、ターゲットCPUl0
Iはユーザプログラムを実行中、ディスパッチングした
直後にディスバッチ信号101−1をディスパッチ管理
部115に出し、その次のタイミングでデータバス上に
切り換わったタスクのIDを出力し、再びユーザプログ
ラムメモリ102のプログラムを読み出し実行を続ける
。ディスパッチ管理部115は、ディスバッチ信号10
1−1を受は取るとデータバス上に出力されたタスクの
IDを読み込み、タスクIDをターゲラ)CPUIOI
より読み取ったことを示すフラグをONにする。
ホス)CPU100は、常にディスパッチ管理部115
の前述フラグを監視しており、フラグがONになるとデ
ィスパッチ管理部115に取り込んだタスクのIDをト
レースメモリ116へ格納する。この間にトレースメモ
リ116がメモリオーバーフローすると、篩情報から順
にメモリから消されていく。
次に、上記処理で蓄積されるディスバッチパトレース情
報の表示及びディスパッチトレース処理の解除方法につ
いて説明する。ユーザ・プログラム102の実行中にア
ドレスブレークが発生すると、従来同様、ブレーク処理
プログラム107によってステータス部109はアドレ
スブレーク発生中を表わす状態になり、ユーザ・プログ
ラム102の処理は中断され、ホス)CPU100の処
理に切り換わる。続くホストCP Ulooの処理を、
フローチャート7にそって説明する。ホストCPU10
0は、トレース表示コマンドの入力を受は付けると、現
アドレスブレーク時点迄にトレースメモリ116に蓄積
され残されている最新のタスクID情報を表示装置10
5に表示する。その他の処理に関しては、前述したフロ
ーチャート4の動作と同様である。
また、タスク切換信号を利用して、タスクの切り換わり
によるタスクの状態遷移なども知ることができる。
発明の詳細 な説明したように本発明は、マルチプログラミング・デ
バッグ装置において、実施例1では希望するタスクID
でのディスパッチによるブレークを、実施例2ではディ
スバッチタスクの履歴トレー、スを実現することを可能
にする。
以下、第4図、第5図のマルチプログラミング・システ
ム、及び第6図の例1を参照しながら、その発明の効果
について説明する。
まず、第6図の簡単な説明を行なう。第6図の表示の中
で′〉° はコマンドの入力を促進する記号を、この記
号の後に記された文字はコマンドを意味する。表示例で
のコマンドの種類としては、ブレーク再開コマンドの°
GO°、レジスタ表示コマンドの°RG DSY”、ト
レースメモリ表示コマンドの’TRDSY’があるが、
この他に従来のデバッグ用コマンドを用いことも可能で
ある。レジスタ表示コマンドは、レジスタ名とそのブレ
ーク中のレジスタ情報を表示するコマンドで、第6図の
例1で登場する°A=IFAO°以下は、その表示の1
例である。
トレースメモリ表示コマンドは、現在までにトレースメ
モリに蓄えられたタスクID情報を表示するコマンドで
、その表示例は、第6図の例2に示されている通りであ
る。
実施例1では、タスクIDを指定し、希望するタスクで
のブレークが可能になり、指摘タスクがマルチプログラ
ミング中において、いつ動作するのか、何度、動作する
のかなどをディスパッチ・ブレーク時点で、第6図の例
1にしめすように、レジスタ表示コマンドや、その他の
従来のデバッグ用コマンドなどを用いれば、ブレークさ
せたタスクの状態などを知ることができる。また、タス
クIDを指定せずに、単にタスクの切り換え時点でのブ
レークや単にディスパッチング時点でのブレークも可能
である。以上のような機能を利用し、詳細な状態遷移す
るタスクの状況するを知る手掛かりとなる。
第6図の例2は、実施例2における、第5図のマルチプ
ログラミング・システムに対して、従来のアドレスブレ
ーク処理と、ディスパッチ・トレース処理を合わせて実
行した場合の表示例である。
R初に、第5図のマルチプログラミング・システムに対
して、予め、アドレスブレーク・ポイントにタスクA上
の2000番地を登録しておき、プログラムの処理を開
始すると、まず、第6図の例2が示す通り、アドレスブ
レークが2000番地で起きる。
次に、この時点で、トレースメモリ表示コマンドを入力
すると、ブレーク・ポイン) 2000番地実行までに
ディスパッチングの都合、トレースメモリに蓄えられた
タスクIDの情報が、その遷移の順に表示される。この
ように、実施例2では、プログラムの実行をそのまま継
続しながら、より複雑なマルチプログラミング・システ
ムにおける状態遷移の追跡を、実行と並行に行なうこと
を可能にする。また、ディスパッチ・トレース処理機能
は、タスク切換点でのタスクIDのトレースも可能であ
る。さらに、ディスパッチ・ブレーク機能とディスパッ
チ・トレース機能を組み合わせれば、指定タスクでのブ
レークが可能であり、ブレーク時点までのタスクの状態
遷移を知ることなどができる。従って、本マルチプログ
ラミングデバッグ装置は、以上のような技術をユーザに
提供することにより、従来のアドレスによるブレークだ
けのデバッグ機能のみでは、掴み切れなかった、次々と
タスクを切り換えるマルチプログラミングシステムに関
する実行状態を把握し、マルチプログラミングのデバッ
グ効率を著しく向上するという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明によるマルチプログラミング・デバッ
グ装置の実施例1の全体構成図、第2図は、本発明によ
るマルチプログラミング・デバッグ装置の実施例2の全
体構成図、第3図は、従来のマルチプログラミング・デ
バッグ装置の全体構成図、 第4図および第5図は、マルチプログラミングクシステ
ムの状態遷移図、 第6図は、ディスパッチ・ブレーク処理表示例を示す図
、 第7図は、従来のマルチプログラミング・デバッグ装置
におけるホス)CPUの処理を示すフローチャート、 第8図は、従来のマルチプログラミング・デバッグ装置
におけるターゲラ)CPUの処理を示すフローチャート
、 第9図は、従来のマルチプログラミング・デバッグ装置
におけるブレーク処理プログラムの処理を示すフローチ
ャート、 第10図は、本発明の実施例1によるマルチプログラミ
ング・デバッグ装置におけるホス)CPUの処理を示す
フローチャート、 第11図は、本発明の実施例1によるマルチプログラミ
ング・デバッグ装置におけるターゲットCPUの処理を
示すフローチャート、 第12図は、本発明の実施例1によるマルチプログラミ
ング・デバッグ装置におけるディスパッチ・ブレーク処
理プログラムの処理を示すフローチャート、 第13図は、本発明の実施例2によるマルチプログラミ
ング・デバッグ装置におけるホストCPUの処理を示す
フローチャートである。 (主な参照番号) 100・・ホストCPU 101・ ・ターゲットCPU 101−1・・ディスパッチ信号 101−2・・タスク切換信号 102・・ユーザ・プログラム・メモリ103・・比較
部 103−1・・比較部の一致信号 103−2・・比較部の選択信号 104・・ブレーク・メモリ 105・・表示装置 106・・ホスト・プログラム・メモリ107・・ブレ
ーク処理プログラム 108・・データ部  109・・ステータス部110
・・動作指定部 111・・ディスパッチ・ブレーク処理プログラム11
2・・割り込み信号 113−1・・データバス切換ゲートA113−2・・
データバス切換ゲートB113−3・・データバス切換
ゲートC114・・タスクIDメモリ 115・・ディスパッチ管理部 115−1・・ディスパッチ管理部のブレーク信号11
5−2・・ディスパッチ管理部の選択信号116・・ト
レースメモリ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. プログラムデバッグを目的とした専用のCPUと、デバ
    ッグの対象となるCPUとを備えたデバッグ装置におい
    て、該デバッグ装置において、該デバッグの対象となる
    CPU上で動作するオペレーティングシステムの管理下
    で、複数のタスクの中から1つのタスクを選択する処理
    の実行後に、該実行結果に基づいた信号を、前記デバッ
    グの対象となるCPUの外部に出力する第1の手段と、
    前記選択されたタスクを識別するための情報を前記デバ
    ッグの対象となるCPUの外部に出力する第2の手段と
    を備え、前記第1の手段と第2の手段により、マルチプ
    ログラミング・システムの動作中、タスクが切り換わっ
    た時点を捉え、該時点の情報を基にマルチプログラミン
    グ・システムのデバッグを行なうことを特徴とするマル
    チプログラミングデバッグ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05197586A (ja) * 1991-02-27 1993-08-06 Fuji Xerox Co Ltd 分散型情報処理システムのデバッグ方式
US5739596A (en) * 1995-04-06 1998-04-14 Seiko Epson Corporation Power supply for an electronic device and power delivery method therefor

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05197586A (ja) * 1991-02-27 1993-08-06 Fuji Xerox Co Ltd 分散型情報処理システムのデバッグ方式
US5739596A (en) * 1995-04-06 1998-04-14 Seiko Epson Corporation Power supply for an electronic device and power delivery method therefor

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