JPH0114730Y2 - - Google Patents

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JPH0114730Y2
JPH0114730Y2 JP1983010865U JP1086583U JPH0114730Y2 JP H0114730 Y2 JPH0114730 Y2 JP H0114730Y2 JP 1983010865 U JP1983010865 U JP 1983010865U JP 1086583 U JP1086583 U JP 1086583U JP H0114730 Y2 JPH0114730 Y2 JP H0114730Y2
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JP
Japan
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tail tube
muffler
tail
welded
decorative member
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JP1983010865U
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JPS59116522U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車等の排気系に取り付けられる
マフラーに於ける尾端部の仕上構造に関するもの
である。
〔従来の技術〕
通常、自動車等の排気系に取り付けられるマフ
ラーに於ては、マフラーが車両後端のトランク下
部に配設されている。この種の自動車は、後方か
ら見ると、マフラー及びこのマフラーに固着され
て後方に突出するテールチユーブが見えることに
なる。
マフラーとテールチユーブとは、溶接接合され
ているため、マフラー及びテールチユーブにアル
ミニウムメツキ材等の耐蝕材を使用していても、
その溶接部には錆が発生して、仕上りの見栄えが
悪く、商品的価値を低下させる要因となる。
そこで、従来は、第3図に示す如く、マフラー
1とテールチユーブ2との溶接部3の外表面全面
に適宜の耐熱塗料を塗布して錆の発生を防いでい
た。
〔考案が解決しようとする課題〕
然し乍ら、この方式では、マフラー1とテール
チユーブ2の溶接後に組付時点で上記耐熱塗料を
塗布しなければならないため、刷毛塗りとなり、
作業性が悪く、工数も掛かるという不具合があつ
た。
又、マフラー1とテールチユーブの材料の表面
色と同色の耐熱塗料がないため、塗装後の塗装部
と地色とが異なつて、やはり見栄えが良くない状
態であつた。従つて、マフラー1の後尾側のエン
ドプレート1aの全面とテールチユーブ2の全面
にも上記耐熱塗料を塗布しなければならない場合
も生じ、益々作業性が低下していた。
更に、耐熱塗料自体がコストが高いものである
ため、全体的にもコスト高となる欠点があつた。
尚、テールチユーブ2には、従来、第4図に示
す如く、その後部2aの外周に略円筒形等適宜形
状のフイニツシヤー4を圧入装着して、体裁を整
えるようにする例も多かつたが、この例に於ても
マフラー1とテールチユーブ2との溶接部3につ
いては未処理のままで、同様の問題を抱えていた
(例えば実開昭56−159618号公報参照)。
本考案は斯かる従来の問題点を解決するために
為されたもので、その目的は、簡単な構成により
上記溶接部の周りの見栄えを良好とし、組立時の
作業性を向上させ、上記溶接部の補強の役割をも
果たすことができるマフラー尾端部の仕上構造を
提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案に係るマフラー尾端部の仕上構造は、マ
フラーのエンドプレートに溶接され、このエンド
プレートから突出するテールチユーブに、テール
チユーブ側からこのテールチユーブよりも長い装
飾部材を圧入、固定し、上記エンドプレートとテ
ールチユーブとの溶接部を被覆したものである。
〔作用〕
本考案に於ては、装飾部材をテールチユーブ側
から圧入すると、その先端部がマフラーのエンド
プレートとテールチユーブとの溶接部を覆つて、
その溶接部が外部から見えないように被覆し、且
つ装飾部材がテールチユーブよりも長いためにテ
ールチユーブ全体を覆つて、テールチユーブ及び
その後端部が外部から見えないように被覆する。
〔実施例〕 以下、本考案の代表的な実施例を図面に基づい
て詳細に説明する。
第1図及び第2図は本考案の一実施例に係るマ
フラー尾端部の仕上構造を示すもので、5はテー
ルチユーブ2よりも長い装飾部材を表す。
この装飾部材5は、マフラー1のエンドプレー
ト1aとテールチユーブ2との溶接部3を覆える
ように先方に向かつて拡径する略円錐台形状を為
すコーン部51と、このコーン部51の先端部に
位置し、マフラー1のエンドプレート1aに当接
する環状部52と、コーン部51の後方に位置
し、テールチユーブ2の外周を覆うように圧入さ
れるテールチユーブ2の後端部2bよりも長い圧
入部53とで構成されている。
次に、斯くして構成された本実施例の作用効果
を説明する。
マフラー1のエンドプレート1aとテールチユ
ーブ2とを溶接接合して溶接部3を形成した後、
テールチユーブ2の後端部2bから、コーン部5
1を先にして装飾部材5を圧入し、コーン部51
の先端に設けた環状部52がエンドプレート1a
に当接した時点で停止する。
斯くして、第2図の如く、装飾部材5のコーン
部51が溶接部3を覆つて、その溶接部3が外部
から見えないように被覆され、且つ装飾部材5が
テールチユーブ2よりも長いためにテールチユー
ブ2全体を覆つて、テールチユーブ2及びその後
端部2bが外部から見えないように被覆する。
以上の如く、本実施例によれば、錆の発生し易
い溶接部3を外方から見えないように被覆するこ
とができるので、従来の如く耐熱塗料を塗布する
必要がなくなり、耐熱塗料を塗布しないでも、体
裁良く化粧仕上げが可能となる。
又、装飾部材5をエンドプレート1a及びテー
ルチユーブ2と同材質にすることにより同一色と
なり、装飾部材5を装着しても目立たない。
更に、装飾部材5を圧入するだけで装着作業が
完了するので、耐熱塗料の塗布に比べ工数が掛か
らず、コスト的にも安価に提供し得る。
更に又、装飾部材5に於ける圧入部53がテー
ルチユーブ2よりも長く、テールチユーブ2の後
端部2bより突出しているので、テールチユーブ
2の後端部2bが外部から見えないようにするこ
とが可能となり、装飾部材としての機能が倍加す
る。又、装飾部材5は、その先端の環状部52が
エンドプレート1aに当接し、圧入部53がテー
ルチユーブ2の略全域に圧入されているため、溶
接部3に外力が加わつた場合には、これらが補強
体として機能し、溶接部3の破損を防止する。
〔考案の効果〕
以上の如く、本考案は、マフラーのエンドプレ
ートに溶接され、このエンドプレートから突出す
るテールチユーブに、テールチユーブ側からこの
テールチユーブよりも長い装飾部材を圧入、固定
し、上記エンドプレートとテールチユーブとの溶
接部を被覆したので、耐熱塗料の塗布作業を不要
とし、作業性良く、安価に溶接部の化粧仕上げが
可能となり、且つ、溶接部の強度を向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るマフラー尾端
部の仕上構造に於ける装飾部材の取付状態を示す
要部斜視図である。第2図は本考案の一実施例に
係るマフラー尾端部の仕上構造に於ける装飾部材
を取り付けた状態を示す要部断面図である。第3
図は従来のマフラーとテールチユーブとの取付構
造を示す要部斜視図である。第4図はテールチユ
ーブにフイニツシヤを装着した従来例を示す要部
断面図である。 主要な部分の符号の説明、1……マフラー、1
a……エンドプレート、2……テールチユーブ、
2b……後端部、3……溶接部、5……装飾部
材、51……コーン部、52……環状部、53…
…圧入部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. マフラーのエンドプレートに溶接され、このエ
    ンドプレートから突出するテールチユーブに、テ
    ールチユーブ側からこのテールチユーブよりも長
    い装飾部材を圧入、固定し、上記エンドプレート
    とテールチユーブとの溶接部を被覆したことを特
    徴とするマフラー尾端部の仕上構造。
JP1983010865U 1983-01-28 1983-01-28 マフラ−尾端部の仕上構造 Granted JPS59116522U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983010865U JPS59116522U (ja) 1983-01-28 1983-01-28 マフラ−尾端部の仕上構造

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983010865U JPS59116522U (ja) 1983-01-28 1983-01-28 マフラ−尾端部の仕上構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59116522U JPS59116522U (ja) 1984-08-06
JPH0114730Y2 true JPH0114730Y2 (ja) 1989-04-28

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ID=30142296

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JP1983010865U Granted JPS59116522U (ja) 1983-01-28 1983-01-28 マフラ−尾端部の仕上構造

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2512797Y2 (ja) * 1992-09-09 1996-10-02 株式会社三五 自動車用マフラのテ―ルパイプ

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5884319U (ja) * 1981-11-30 1983-06-08 マツダ株式会社 消音器のアウトレツトパイプ構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59116522U (ja) 1984-08-06

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