JPH0114516B2 - - Google Patents
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- JPH0114516B2 JPH0114516B2 JP8619188A JP8619188A JPH0114516B2 JP H0114516 B2 JPH0114516 B2 JP H0114516B2 JP 8619188 A JP8619188 A JP 8619188A JP 8619188 A JP8619188 A JP 8619188A JP H0114516 B2 JPH0114516 B2 JP H0114516B2
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- tube
- flat
- heat pipe
- spring coil
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- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、偏平状ヒートパイプの製造方法の改
良に関するものである。
良に関するものである。
一般にヒートパイプは断面円形状の金属管(丸
型管)例えば銅管、アルミニウム管、ステンレス
管等の内部に金網等のウイツク、を挿着し、水、
フレオン等の作動液を注入して、作動せしめてい
るものである。
型管)例えば銅管、アルミニウム管、ステンレス
管等の内部に金網等のウイツク、を挿着し、水、
フレオン等の作動液を注入して、作動せしめてい
るものである。
然しながら断面円形状のヒートパイプは半導体
をとりつける際ヒートパイプの表面に直接取付け
ることが出来ず、Al型材等のブロツクを介して
いた。従つてヒートパイプを放熱に利用する場合
に温度性能の点で不利であると共にブロツクの費
用も必要とするものであつた。
をとりつける際ヒートパイプの表面に直接取付け
ることが出来ず、Al型材等のブロツクを介して
いた。従つてヒートパイプを放熱に利用する場合
に温度性能の点で不利であると共にブロツクの費
用も必要とするものであつた。
従つて断面角型状の如きヒートパイプも出現し
ている。然しながら角型ヒートパイプは両端をか
しめるように押しつぶすか或はエンドキヤツプを
挿着した後、TIG溶接又はろう付接合するため、
両端をおしつぶす場合は封じ切り部は長くなり、
これに伴つて溶接部又はろう接部も長くなる。両
端をかしめるように押しつぶすか、又はエンドキ
ヤツプを装着したのち、TIG溶接又はろう付接合
する場合ともに煩雑な手数を要し、製造コストは
必然的に高くなる。又溶接又はろう付を行う場
合、常時信頼性のものを得ることが困難であつ
た。
ている。然しながら角型ヒートパイプは両端をか
しめるように押しつぶすか或はエンドキヤツプを
挿着した後、TIG溶接又はろう付接合するため、
両端をおしつぶす場合は封じ切り部は長くなり、
これに伴つて溶接部又はろう接部も長くなる。両
端をかしめるように押しつぶすか、又はエンドキ
ヤツプを装着したのち、TIG溶接又はろう付接合
する場合ともに煩雑な手数を要し、製造コストは
必然的に高くなる。又溶接又はろう付を行う場
合、常時信頼性のものを得ることが困難であつ
た。
更に断面角型状の素管を得るには特殊なプラ
グ、ダイスを必要とし角状の銅パイプを押出法に
より製造しようとすると相当厚肉のものしか製造
出来ない。又引抜法により角状の銅パイプを製造
する場合にもその製造コストは断面円形状のもの
に比し、約2倍の費用を要する。しかも角型パイ
プはパイプに方向性があるため、ヒートパイプに
するためにはその取扱い並びに自動化に困難を生
ずるものであつた。
グ、ダイスを必要とし角状の銅パイプを押出法に
より製造しようとすると相当厚肉のものしか製造
出来ない。又引抜法により角状の銅パイプを製造
する場合にもその製造コストは断面円形状のもの
に比し、約2倍の費用を要する。しかも角型パイ
プはパイプに方向性があるため、ヒートパイプに
するためにはその取扱い並びに自動化に困難を生
ずるものであつた。
又丸型の素管をプレス又はロール等により押圧
して偏平状のヒートパイプにすることも考えられ
るが、この場合偏平部の表面においてどうしても
その中央部に凹部、例えば0.1mm以上のへこみを
生じヒートパイプとしての特性を著しく阻害する
と共に商品価値が著しく低下するものであつた。
して偏平状のヒートパイプにすることも考えられ
るが、この場合偏平部の表面においてどうしても
その中央部に凹部、例えば0.1mm以上のへこみを
生じヒートパイプとしての特性を著しく阻害する
と共に商品価値が著しく低下するものであつた。
本発明は、かかる現状に鑑み鋭意研究を行つた
結果、表面平滑で寸法精度の良好な偏平状ヒート
パイプの製造方法を開発したものである。即ち本
発明は丸型金属管の内部に、該金属管の内径より
も小さい外径を有するスプリングコイルを挿入し
た後、作動液の注入、脱気、その封止を行つてヒ
ートパイプとし、次いで該ヒートパイプを偏平加
工することを特徴とする偏平状ヒートパイプの製
造方法である。
結果、表面平滑で寸法精度の良好な偏平状ヒート
パイプの製造方法を開発したものである。即ち本
発明は丸型金属管の内部に、該金属管の内径より
も小さい外径を有するスプリングコイルを挿入し
た後、作動液の注入、脱気、その封止を行つてヒ
ートパイプとし、次いで該ヒートパイプを偏平加
工することを特徴とする偏平状ヒートパイプの製
造方法である。
本発明において、寸法精度の優れた偏平状金属
管を得るには内部にスプリングコイルを挿入する
ことが必要であり、予め所定の大きさの丸型管の
内部にこの丸型管の内径よりもやや小さい径の丸
状の例えば燐青銅の如きスプリングコイルを挿入
しておき、これをロール又はプレスにより押圧す
るか或は引抜きにより所定型状を有する偏平状に
するものである。
管を得るには内部にスプリングコイルを挿入する
ことが必要であり、予め所定の大きさの丸型管の
内部にこの丸型管の内径よりもやや小さい径の丸
状の例えば燐青銅の如きスプリングコイルを挿入
しておき、これをロール又はプレスにより押圧す
るか或は引抜きにより所定型状を有する偏平状に
するものである。
なお、この場合スプリングコイルの外径は、丸
型管の内径より、僅かに小さくし、0.2mm以上小
さくすることが望ましい。この理由は、スプリン
グコイルの丸型管への挿入作業性を容易にするた
めである。又スプリングコイルの最小の外径は、
ヒートパイプを偏平にしたときの偏平部の内側高
さ(偏平部高さ−管の肉厚×2)より、僅かに大
きくする必要がある。このスプリングコイルが偏
平部の寸法精度に関与するからである。又このス
プリングコイルは、丸型管を押圧して偏平状のヒ
ートパイプにする場合、該金属管内に予め注入せ
る作動液が飛び出さないようにする作用もなす。
型管の内径より、僅かに小さくし、0.2mm以上小
さくすることが望ましい。この理由は、スプリン
グコイルの丸型管への挿入作業性を容易にするた
めである。又スプリングコイルの最小の外径は、
ヒートパイプを偏平にしたときの偏平部の内側高
さ(偏平部高さ−管の肉厚×2)より、僅かに大
きくする必要がある。このスプリングコイルが偏
平部の寸法精度に関与するからである。又このス
プリングコイルは、丸型管を押圧して偏平状のヒ
ートパイプにする場合、該金属管内に予め注入せ
る作動液が飛び出さないようにする作用もなす。
又本発明における金属管の材質は、銅管、アル
ミニウム管、ステンレス管等からなるものであ
り、その偏平管の端部Rの外径については、特に
限定するものではないが、元の丸型管の外径の少
くとも1/2以上に押圧することが好ましい。
ミニウム管、ステンレス管等からなるものであ
り、その偏平管の端部Rの外径については、特に
限定するものではないが、元の丸型管の外径の少
くとも1/2以上に押圧することが好ましい。
なお、本発明における元の丸型管は、その内面
に溝を設けたグループ付パイプを使用してもよ
い。
に溝を設けたグループ付パイプを使用してもよ
い。
又本発明において、スプリングコイルは偏平金
属管内の全長に設けてもよいが、一部でもよい。
又スプリングコイルは、丸型管を押圧又は引抜き
して偏平状にする場合に凹部を形成しやすい該偏
平状管のほぼ中央部に設けるのみでもよい。
属管内の全長に設けてもよいが、一部でもよい。
又スプリングコイルは、丸型管を押圧又は引抜き
して偏平状にする場合に凹部を形成しやすい該偏
平状管のほぼ中央部に設けるのみでもよい。
なお本発明における偏平状ヒートパイプの端部
は、偏平にする前の状態即ち丸型管の状態でTIG
溶接又はろう接を行うため、作業性が極めて容易
である。
は、偏平にする前の状態即ち丸型管の状態でTIG
溶接又はろう接を行うため、作業性が極めて容易
である。
次に本発明の実施例について説明する。第1図
に示す丸型管の銅管1〔管の一端に、図示しない
封止部を有する〕(外径15.88mmφ×0.4mmt×300
mm)の内部に燐青銅からなるスプリングコイル
2(外径12.0mmφ×線径0.6mmφ×ピツチ2mm×
280mm)を挿入する。即ち銅管1とスプリング
コイル2との間には3.08mm(片側1.54mm)の間隙
部を有するものである。次に管の他端を絞つて小
径とし、開口部を溶接で閉じた。
に示す丸型管の銅管1〔管の一端に、図示しない
封止部を有する〕(外径15.88mmφ×0.4mmt×300
mm)の内部に燐青銅からなるスプリングコイル
2(外径12.0mmφ×線径0.6mmφ×ピツチ2mm×
280mm)を挿入する。即ち銅管1とスプリング
コイル2との間には3.08mm(片側1.54mm)の間隙
部を有するものである。次に管の他端を絞つて小
径とし、開口部を溶接で閉じた。
この銅管を焼鈍して軟質にした後者の一端の封
止側より、作動液を注入、脱気後封止を行つて丸
状のヒートパイプを製作した。次いでこの管をロ
ールにて押圧して厚さ6mmにまで偏平加工を行つ
て第2図に示す表面平滑な断面偏平状の銅管3の
内部にスプリングコイル2を密着せる偏平状ヒー
トパイプを得た。このヒートパイプの偏平部の寸
法は、両端、中央部で均一であつた。又作動液の
封入も容易であつた。
止側より、作動液を注入、脱気後封止を行つて丸
状のヒートパイプを製作した。次いでこの管をロ
ールにて押圧して厚さ6mmにまで偏平加工を行つ
て第2図に示す表面平滑な断面偏平状の銅管3の
内部にスプリングコイル2を密着せる偏平状ヒー
トパイプを得た。このヒートパイプの偏平部の寸
法は、両端、中央部で均一であつた。又作動液の
封入も容易であつた。
又、第3図は上記と同様な方法で断面偏平状銅
管3の長手方向に沿つて、偏平部のほぼ中央部に
スプリングコイル2を設けて偏平状ヒートパイプ
を得たものである。
管3の長手方向に沿つて、偏平部のほぼ中央部に
スプリングコイル2を設けて偏平状ヒートパイプ
を得たものである。
以上詳細した如く本発明の製造方法によれば、
表面が平滑で、寸法精度の優れた偏平状ヒートパ
イプを容易に製造することが出来又作動液を封入
しやすい等顕著な効果を有する。
表面が平滑で、寸法精度の優れた偏平状ヒートパ
イプを容易に製造することが出来又作動液を封入
しやすい等顕著な効果を有する。
第1図は本発明方法において、断面円形状金属
管内にスプリングコイルを挿入する状態の概略説
明図、第2図及び第3図は本発明方法によつて製
造した偏平状ヒートパイプの一例を示す断面図で
ある。 1……円形状金属管、2……スプリングコイ
ル、3……偏平状金属管。
管内にスプリングコイルを挿入する状態の概略説
明図、第2図及び第3図は本発明方法によつて製
造した偏平状ヒートパイプの一例を示す断面図で
ある。 1……円形状金属管、2……スプリングコイ
ル、3……偏平状金属管。
Claims (1)
- 1 丸型金属管の内部に、該金属管の内径よりも
小さい外径を有するスプリングコイルを挿入した
後、作動液の注入、脱気、その封止を行つてヒー
トパイプとし、次いで、該ヒートパイプを偏平加
工することを特徴とする偏平状ヒートパイプの製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8619188A JPS63267891A (ja) | 1988-04-07 | 1988-04-07 | 偏平状ヒートパイプの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8619188A JPS63267891A (ja) | 1988-04-07 | 1988-04-07 | 偏平状ヒートパイプの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63267891A JPS63267891A (ja) | 1988-11-04 |
JPH0114516B2 true JPH0114516B2 (ja) | 1989-03-13 |
Family
ID=13879883
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8619188A Granted JPS63267891A (ja) | 1988-04-07 | 1988-04-07 | 偏平状ヒートパイプの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63267891A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0972680A (ja) * | 1995-09-05 | 1997-03-18 | Akutoronikusu Kk | 多孔扁平管の構造とその製造方法 |
JP2006138538A (ja) * | 2004-11-11 | 2006-06-01 | Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd | 偏平伝熱管および該伝熱管を組込んでなる多管式熱交換器並びに多管式熱交換型egrガス冷却装置 |
JP2009024996A (ja) * | 2008-08-21 | 2009-02-05 | Toshiba Home Technology Corp | ヒートパイプの製造方 |
CN109940343B (zh) * | 2019-02-13 | 2021-01-01 | 中国电子科技集团公司第十六研究所 | 一种扁平型热管的封装方法 |
-
1988
- 1988-04-07 JP JP8619188A patent/JPS63267891A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63267891A (ja) | 1988-11-04 |
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