JPH01145146A - 印刷機のインキ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、印刷機のインキ装置に関するものである。

（従来の技術） 従来のオフセット印刷機では、１印刷ユニツト（１版胴
）当たり１個のインキ溜め装置を設け。

インキ、即ち１色を変える場合には、印刷機の運転を停
止して８インキ溜め装置或いはインキ元ローラに残った
インキを箆でか掻き取った後、ウェス等により清掃し、
その後、新しいインキをインキ溜め装置に入れるように
している。

（発明が解決しようとする問題点） 前記従来のオフセット印刷機では、インキ、即ち１色を
変える場合には、印刷機の運転を停止して、インキ溜め
装置或いはインキ元ローラに残ったインキを箆でか掻き
取った後、ウェス等により清福し、その後、新しいイン
キをインキ溜め装置に入れるようにしているので、イン
キ溜め装置を清掃する間、印刷機を稼動できなくて、稼
動率を低下させていた。

（問題点を解決するための手段） 本発明は前記の問題点に対処するもので、それぞれがイ
ンキ元ローラ及びインキ溜めを有する複数個のインキ供
給装置と、同各インキ供給装置を使用位置と待機位置と
に移動可能に支持スるレバーとを具えていることを特（
衣としている。

本発明の目的とする処は、印刷機の稼動率を向上できる
改良された印刷機のインキ装置を供する点にある。

（作用） 本発明の印刷機のインキ装置は前記のように構成されて
おり、一方のインキ供給装置が使用位置にあり、他方の
インキ供給装置が待機位置にあるときに、レバーを回転
して、一方のインキ供給装置を待機位置に移動させ、他
方のインキ供給装置を使用位置に移動させる。このとき
、待機位置に移動した一方のインキ供給装置で清掃を行
う。

（実施例） 次に本発明の印刷機のインキ装置を第１図乃至第６図に
示す一実施例により説明すると、第１図の（１）　（２
）が印刷機のインキフレーム、（９）が同インキフレー
ム（１）　（２）上に設けた軸受、　（１０）が同各軸
受（９）により回転可能に支持された回転軸、　（３）
　（４）が同回転軸（１０）に嵌合、固定したレバーで
。

同レバー（３）　（４）が上記回転軸（１０）を中心と
した回転を可能に支持されている。また第１，２図の（
５ａ）　（６ａ）及び（５’ｂ）　（６ｂ）が一方及び
他方のサイドフレーム、　（８）　（Ｂ）が同一方のサ
イドフレーム（５ａ）　（６ａ）に固定したピン、　（
１５）　（１５）が同他方のサイドフレーム（５ｂ）　
（６ｂ）に固定したビンで、同各ビン（８）　（８）が
上記レバー（３）　（４）の一端側に設けた長孔（７）
　（７）に摺動自在に嵌合し、上記各ビン（１５）が上
記レバー　（３）　（４）の他端側に設けた長孔（１６
）　（１６）に摺動自在に嵌合している。また（１２）
　（１７）が上記サイドフレーム（５）　（６）に固定
した横梁で、この横梁（１２）　（１７）のうち、一方
の横梁（１２）にインキ溜め（ｌｌａ）　とインキ元ロ
ーラ（ｌｌｂ）　　とを有する一方のインキ供給装置（
１１）が取付けられ、他方の横梁（１７）にインキ溜め
（１８ａ）　とインキ元ローラ（１８ｂ）　とを有する
他方のインキ供給装置（１８）が取付けられている。

また第２図の（１９）がインキ呼出ローラ、　（２０）
がインキ往復ローラである。

次に前記第１図乃至第６図に示す印刷機のインキ装置の
作用を説明する。第２図は、一方のインキ供給装置（１
１）が使用位置にあり、他方のインキ供給装置（１８）
が待機位置にある状態を示している。

この状態から一方のインキ供給装置（１１）を待機位置
に、他方のインキ供給装置（１８）、を使用位置に移動
させる場合には、まず第３図に示すように一方のインキ
供給装置（１１）のサイドフレーム（５ａ）　（６ａ）
に固定したピン（８）　（８）をレバー（３）　（４）
に設けた長孔（７）　（７）に沿い上昇させて、同一方
のインキ供給袋！（１１）を上昇させ１次いで第４，５
図に示すようにレバー（３）　（４）を回転軸（１０）
を中心に矢印方向に１８０・回転して、一方のインキ供
給袋！（１１）を待機位置に移動させ、他方のインキ供
給装置（１８）を使用位置に移動させる。このとき、サ
イドフレーム（５ａ）　（６ａ）及び（５ｂ）　（６ｂ
）がピン（８）　（８）及び（１５）　（１５）を中心
にレバー（３）　（４）に対し相対回転して。

一方のインキ供給装置（１１）のインキつぼ（Ｉｌａ）
　及びインキ元ローラ（１ｆｂ）と、一方のインキ供給
袋ｆｆ１（１Ｂ）のインキつぼ（１８ａ）及びインキ元
ローラ（１８ｂ）とが第２図の状態に引き続き保持され
る。また第５図に示すように他方のインキ供給装置（１
８）が使用位置に移動したら、第６図に示すように同他
方のインキ装置（１８）のサイドフレーム（５ｂ）　（
６ｂ）に固定したビン（１５）　（１５）をレバー（３
）　（４）に設けた長孔（１６）　（１６）に沿い下降
させて、同他方のインキ供給装置（１８）をインキ呼出
ローラ（１９）及びインキ往復ローラ（２０）付近まで
下降させる。またこの状態になったら、待機位置に移動
した一方のインキ供給装置（１８）で清掃を行う。

また第７図は、ブランケット／ブランケット型オフセッ
ト輪転機への適用例で、裏刷りインキ装置の切り換え状
態を示している。なお表刷りインキ装置の構成は、前記
第１図乃至第６図と同じである。

また第８図は、３個のインキ装置（１１）　（１８）　
（２１）を有する他の実施例である。

（発明の効果） 本発明の印刷機のインキ装置は前記のように一方のイン
キ供給装置が使用位置にあり、他方のインキ供給装置が
待機位置にあるときに、レバーを回転して、一方のイン
キ供給装置を待機位置に移動させ、他方のインキ供給装
置を使用位置に移動、させる。このとき、待機位置に移
動した一方のインキ供給装置で清掃を行うので１色を変
える場合。

前記従来のように印刷機の運転を停止して、インキ溜め
装置或いはインキ元ローラに残ったインキを箆でか掻き
取った後、ウェス等により清掃し。

その後、新しいインキをインキ溜め装置に入れる必要が
なくて、印刷機の稼動率を向上できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案に係わる印刷機のインキ装置の一実施例
を示す斜視図、第２図は一方及び他方のインキ供給装置
とレバーとの部分を拡大して示す側面図、第３図乃至第
６図はその作用説明図、第７図は他の実施例を示す側面
図、第８図はさらに他の実施例を示す側面図である。 （３）　（４）・・・レバー、　（１１）　　・・・一
方のインキ供給装置、　（ｌｌａ）・・・インキ溜め、
（ｌｌｂ）・・・インキローラ、　（１８）　　・・・
他方のインキ供給装置、（１８ａ）・・・インキ溜め、
　（１８ｂ）・・・インキローラ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. それぞれがインキ元ローラ及びインキ溜めを有する複数
   個のインキ供給装置と、同各インキ供給装置を使用位置
   と待機位置とに移動可能に支持スるレバーとを具えてい
   ることを特徴とした印刷機のインキ装置。